AA To C Battery Adapter

AA to C Battery Adapters

単3のエネループが余っていたので単2サイズに変換するスペーサーを入手しました。本来はSanyo eneloopブランドのスペーサーが良かったのですが、購入したヨドバシマルチメディア京都ではeneloopブランドのスペーサーが在庫切れだったので、代わりにKenko ENERGブランドのスペーサーを買って来ました。白の背景に青い文字はエネループそっくり。

単3形eneloopの電圧は1.2V、単2形アルカリ乾電池の電圧は1.5Vと、電圧は異なりますが、アラジン自然通気形開放式石油ストーブで試用してみたところ、問題なく機能しています。

ケンコー ENERGシリーズ 単3形充電池用 単2スペーサー U-#20-2B
Lensbaby (2010-08-04)
売り上げランキング: 24,292

A Naked-Eye Comet in March 2013

NASAがまとめたPan-STARRS (C/2011 L4)の動画がわかりやすい。オランダの天文学者、Jan Hendrik Oortに因んで名付けられた「オールトクラウド」から放物線軌道に乗ってやって来た彗星、当初は金星に近い明るさになるだろうと期待されていましたが、今では明るさが下方修正されて、北斗七星に近い明るさになるだろうと予想されています。

しかしながら、太陽に接近するのは初めてのことなので、その熱と重力の影響を受けて、彗星に何が起こるかは誰にもわからないとのこと。近日点通過時に分裂するかもしれないし、大量のガスを放出して長い尻尾を見せてくれるかもしれない。予測することが困難だからこそ、彗星の観察や撮影は面白いのだと思います。

Push notification is not working for an iCloud email account — Part 5

本日、再度、Appleサポートセンターの担当シニアアドバイザーの方から連絡がありました。特定のiCloudアカウントでPush通知が正常に機能していない問題は、iOS 6.1.2でも依然として解消されなかったとのことです。他にも同様の問題を抱えているユーザーが多数、おられるそうです。本国の開発チームがこの不具合に関する情報を集約しているとのこと。次回は、日本のサポートセンターではなく、米国の開発チームから電話、またはメールで連絡があるそうです。

問題となっているiCloudアカウントは、Push通知をオフにしてFetchに設定することにより、対処しています。これまではFetchの間隔を15分にしていましたが、電池消耗の問題もあり、間隔を30分に変更しました。

IKEA RAST — Replacement Knob

IKEA KOBE Customer Service

組み立て中に破損した木製ノブ(つまみ)の交換部品をIKEA KOBEカスタマーサービスより、宅配便で配送していただきました。破損したノブは自分で修復することができたので、交換部品は次回の来店時まで取り置きしてもらおうと思っていたのですが、そうしたことはできないらしく、無償で配送していただくことになりました。

自分で修復したノブはまた壊れる可能性もあるので、今回、送っていただいたノブは予備部品として大切にとっておきます。迅速且つ丁寧な対応をしていただけるIKEAのカスタマーサービス、今回の件でますますIKEAブランドに対する忠実度が上がりました。

Nikon Binoculars 7×50 7.3º IF WP Tropical

Nikon Binoculars 7x50 7.3º IF WP Tropical

1970年代に京都四条通りにあった某カメラ店で買ってもらったNikonの双眼鏡。天体観測用の双眼鏡ならNikonかFujinon製で、できるだけ対物レンズの口径が大きく、倍率は控えめが良いと、当時、参加していた天文同好会の先輩会員から聞いて、選んだものです。去年の金環日食、金星の日面通過観察時は対物レンズに自作フィルターを装着して活躍してもらった双眼鏡。40年近くの年月が経過しましたが、プロフェッショナル仕様の防水性能のおかげで、カビや曇りはありません。特に保管方法に気を遣った記憶はありませんが、ほとんど経年劣化がありません。この時代の日本製双眼鏡は造りが非常に良いと思います。

Nikon Tripod/Monopod Adapter

三脚アダプターも去年、新調しました。双眼鏡本体はずっしりとしていて、手持ちで星が見られるのは数分が限界なので、長時間の星観察には三脚は必須です。対象物の高度が高いと三脚固定では姿勢に無理がありますが、薄明時の彗星観察なら問題ありません。

Nikon Binoculars 7x50 7.3º IF WP Tropical

クラシックなポロプリズム式。フォーカスは左右を別々に合わせるIF式。星しか見ないので、一旦、焦点を合わせると滅多にさわることはありません。

Nikon Binoculars 7x50 Tropical

対物レンズの口径は50mmで集光力が優れているのか、微光星もよく見えます。しかし、この前の小惑星、2012 DA14はなぜ確認できなかったのでしょう? 倍率がもう少し高い方が良かったのかもしれません。来月のPan-STARRS (C/2011 L4)と年末の大彗星、ISON (C/2012 S1)は7×50のこの双眼鏡が活躍してくれるはず。

今でもこの双眼鏡(L字スケール入り)の後継モデルが販売されています。


こちらはL字スケールなしのモデル。

天体観測用としてはNikonは7×50 SPの方を推奨していますが、性能差はそれほどでもないと思います。

三脚アダプターは専用品をお勧めします。

March 13, 2013

18:45 MAR 2013

2013年3月13日(水)午後6時45分00秒、日没後44分31秒後の西の空をSkySafariでシミュレートしたのが上の画像。Pan-STARRS (C/2011 L4)の高度は+05°34’、すぐ右上にある輝度2.6%の三日月と共に地平線に沈もうとしています。彗星が完全に沈むのは午後7時15分なので、高度0°の地平線まで見える理想的な観察地の場合、6時45分頃から30分間ぐらいが勝負の時間帯になります。実際には彗星はこんなに明るくはならないだろうし、尻尾もこんなに長くはならないと予想されます。この日の薄明終了時刻は午後7時26分24秒なので、シミュレート後に理想的な色合いになるように補正した上の画像のようには暗くはならないと思われます。薄明時ですから双眼鏡は必須かもしれません。

観察、撮影候補地として現在、考えているのが国道305号線沿いの越前海岸。ここまで北上すれば、遥か西にある丹後半島が視界を遮ることもないでしょう。(水平線までの距離はおよそ4.5kmだそうで、もっと南でも丹後半島はもともと水平線の下かもしれません。)Google Mapsのストリートビューでさらに詳しく調べてみると、露天風呂日本海がある国民宿舎かれい崎荘の辺りが理想に近い観察、撮影地であることがわかりました。

「越前海岸+星空」で検索すると、App Storeで「星空時景」や「星空のある風景写真集」を販売されておられる方のブログが真っ先にヒットしました。太陽が若狭湾に沈んだ後にC/2011 L4が三日月のすぐ下に見えると良いのですが。彗星が期待したように明るくならなくてもこのような星空や夕陽の写真が撮れれば、それだけで満足しそうな気もします。

Push notification is not working for an iCloud email account — Part 4

iOSが6.1.2 (10B146)にアップデートされた一昨日、Appleサポートセンターの担当シニアアドバイザーの方から、再度、連絡がありました。iOSをアップデートして問題が解消されないかどうか、検証してみるとのことでした。試験的にiCloudアカウントを使って検証することを予告する連絡だったようです。

私の方でも後からiPod touchを6.1.2にアップデートして試験メールを別のiCloudアカウントから送信してみました。結果は残念ながら、問題の解決には至りませんでした。特定のiCloudアカウントでPush通知が正常に機能しないという問題は、もともと、iOSのバージョンには関係なく発生していたので、特に期待はしていませんでした。

まだ暫くはこの不便な状態が続きそうです。”iCloud”、”mail”、”push”のキーワードで検索してみると、本国のApple Support Communitiesのスレッド、”Push email does not work (iCloud)“などがヒットします。この問題は2011年の秋から発生していることがわかりました。2年前の秋といえば、ちょうど、iCloudのサービスが始まった頃です。同じ問題を抱えている、ディスカッション参加者の中にはDot MacやMobileMeから移行した人など、古くからのMacユーザーが多くおられるようです。問題の原因はAppleのiCloudサーバーにあると思われますが、中でも古くからアカウントを維持している人のサーバーの一部に問題があるような気がします。

さらにネットで同じキーワードを使って調べていると、ちょうど去年の今頃、ドイツでiOS機器のiCloudプッシュ機能を停止したニュースがヒットしました。Motorola Mobility Holdingsとの特許訴訟に負けたAppleは、裁判所からの禁止命令を受けてドイツ国内でのPush機能を停止したとするニュースです。上でリンクを張ったスレッドには、Find iPhoneをインストールして、問題が発生しているアカウントでサインインすれば、この問題が解決すると言う人がいます。その裏技のような解決策を試してみると、確かに一時的ではありますが、Push通知が再開しました。この裏技的且つ一時的解決策から憶測できることは、問題となっているiCloudアカウントを登録したiOS機器がドイツ国内には存在しないことをサーバーに意図的に知らせるとで、Push通知が再開されるのではないかということです。しかしながら、この問題が発生しているのは2011年の秋からなので、ドイツでのサービス停止時期とは時期が異なります。

問題解決は遥か遠い先のように思えてきました。Pushが機能しないだけではなく、Pushをオンにしていれば指定した時間でFetchもしないようなので、Pushをオフにしてみました。15分間隔でFetchするようにしておけば、少しは便宜性が改善されます。問題が解決されるまでは、Pushはキャリアメール、iCloudは15分間隔のFetchで対処しようということになりました。尚、iCloudのPush通知再開の有無がすぐに確認できるよう、同じiCloudアカウントを設定しているiPod touch (5G)はPushをオンにしておきます。

IKEA RAST — Fixed The Broken Knob

IKEA RAST

組み立て中に真っ二つに割れて、マッシュルームのようになってしまった木製ノブに応急処置を施しました。ノブの割れた面に木工用セメダインを塗布して48時間以上、放置。完全に乾いたところで、マスキングテープを何重にも巻いて、柔らかい木製ノブを保護。バイスで固定させながら、塞がってしまった下穴を電動ドリルで再び、空けました。

割れた原因は付属の木ネジが必要以上に長いことと、下穴が適切に空けられていなかったことと思われます。従って、修理に使う木ネジは少し短めのものを使うことにしました。下穴も木ネジの長さに合わせて少し短め。

IKEAのカスタマーサポートセンターにウェブサイトのフォームを使って、問い合わせると、すぐに返事がありました。破損した部品は交換してくれそうなのですが、また来店しないといけないような感じです。木製ノブ一つのためにわざわざ出かけるのも面倒なので、在庫があれば、取り置きしてもらおうかと考えています。2月22日追記:取り置きはできないそうです。カスタマーサポートセンターと何回かメールのやり取りをした結果、組み立て中に破損した木製ノブ(つまみ)の交換部品は無償で自宅に配送していただくことになりました。

IKEA RAST

木工用セメダインで接着した木製ノブには若干の段差があったので、サンディングペーパーをかけました。少し短めの木ネジを引き出しの内側から締めてノブを固定。修復したノブは最下段の右側ですが、指摘しなければ誰にも気付かれないほどの仕上がり。電動ドリルが使用できるほどですから、接着の強度に問題はなさそうです。応急処理のつもりがほぼ完全に修復できてしまったので、交換部品のことはどうでも良くなってきました。

撮影場所の照明器具が異なるので、下の画像は塗装したように見えますが、未塗装です。無垢集成材(パイン材)の3段引き出し付きのチェスト、高級感が漂っていますが、購入価格は¥3,990です。組み立て前のFOB Kobeの価格ですから、FOB自宅で工賃込みならその二倍の価値はあると思います。

IKEA RAST (Three-Drawer Chest)

IKEA RAST

IKEAの3段引き出し付きのチェスト、RASTを組み立てました。パッケージの大きさは幅62cm、高さ7cm、長さ71cm。

IKEA RAST

いつもながら感心する、無駄が一切ない梱包。

IKEA RAST

ネジやボルト、木ダボ、木製ノブ、釘などの同梱物を床の上に並べて確認。六角穴付ボルト用のレンチは使いません。代わりに差込角1/4″のミニラチェットと4mmのヘックスビットを使用します。

IKEA RAST

先ずは側板にプラスチック製の引き出し用レールを取り付けます。組立説明書には当て木を使ってハンマーで叩いていますが、手で軽く押すだけでレールを取り付けることができました。

IKEA RAST

天板内側にある3つの穴に木ダボを挿します。木工ボンドは使いません。

IKEA RAST

これがそのAstro Products製ミニラチェットハンドル。意外と木工作業などで出番があります。

IKEA RAST

引き出しの部分を組み立て中。プラスチック製のボルトを使うという発想は自動車の組み立てからヒントを得たのでしょうか。

IKEA RAST

箱もの家具の製作は難易度が高いので、設計段階も含めて自分で一から組み立てたことがありません。

DSC03108

背板は20本の釘で留めます。釘を留める位置が印されていなかったので、自分で間隔を決めて印を付けました。ここは見えない部分なので、釘〆を使って釘の頭を叩き、ボード面と面を合わせる必要はありませんが、拘りがあります。

IKEA RAST

スウェーデンにも「勿体ない」の発想があるのでしょうか。一般的に木製家具には死節がある材は使用しません。埋木をするのも手間がかかるので、死節がある部分は切断して使用しないのが慣例です。左の節は生節。右は死節をくり抜いて、埋木をしたもの。使用されている材はパイン材だそうですが、北欧の松ではなく、恐らく生産拠点がある中国産の松だと思われます。非常に柔らかく、傷が付きやすいので、組み立て後はワックスなどを塗布して保護した方が良いかもしれません。

IKEA RAST

木製ノブがこのチェストの特徴ですが、6個のうち、1個が取り付け時に割れてしまいました。

IKEA RAST

これがその証拠物件。下穴が適切に空けられていなかったことと、内側から締める木ネジが必要以上に長いことが破損の原因ではないかと思います。

IKEA RAST

引き出しのストッパー、取り付ける向きが間違っています。この状態では引き出しがチェストに入りません。

IKEA RAST

こちらが正しいストッパーの取り付け方。引き出しをレールに通した状態で、内側から取り付けます。

IKEA RAST

組み立て完成と言いたいところですが、木製ノブが一つ、不足しています。割れたノブについてはIKEAのカスタマーサポートセンターに問い合わせる予定です。

FlickrでGalleryを作ってみました。無垢集成材の木目がきれいなのはやはり、ワックスのクリアー塗装でしょうか。

IKEA FLÖRT

IKEA FLÖRT

リモコンの置き場所としてはぴったりのアイデア商品、IKEAのFLÖRT(リモコンポケット)。サイズは長さ93cm、幅32 cmで、メタルウェイトがある方をEKTORPのマットレスパッドに敷くようにして使っています。4つあるリモコン用ポケット裏側にも新聞や雑誌を挟むポケットがあります。

Record-Setting Asteroid Flyby — Part 4

2月16日、午前2時頃、吹雪の中を晴れ間を求めて高速道路を西へと向かいました。地球に接近する大きさおよそ45mの小惑星を眼視で確認できるかもしれないという、一生に一度あるかないかのチャンスです。自宅周辺の天候条件が悪ければ、条件が良い所に移動して観察すれば良い、またその価値は十分にある珍しい現象です。小さな車に撮影機材一式を積み込んで、天気予報が好ましい大阪から神戸、三田方面を目指して出発しました。

大阪北部は晴れていましたが、光害の影響で暗い天体は見えないだろうから、吹田のジャンクションから中国自動車道に入り、三田方面を目指しました。金曜の午前から一睡もせずに、神戸三田プレミアムアウトレット周辺の暗くて西の空が開けている所に到着したのは午前4時過ぎ。

急いで設置したポータブル赤道儀(Vixen POLARIE)にNikon D7000を取り付け、西南西の空にカメラを向けました。装着したレンズは普段、星の撮影には滅多に使わないNikkor 35mm f/2D。ISO1600、露光30秒、F2.2で追尾しながらインターバル撮影。15枚、撮影する度にカメラを少しずつ西へずらしました。自動撮影中は、別の三脚に固定したNikonの双眼鏡(7×50 7.3° IF WP HP Tropical)で移動する暗い天体を探し続けました。iPadにダウンロードしておいた小惑星の軌道予想チャートを参考にしながら、探し続けましたが、一向にそれらしきものが見つからない。小惑星が最も明るく見えるのは午前4時半頃。時計はすでに午前5時を回っている。どんどん暗くなるので時間と寒さとの戦いです。

McDonald's Kobe Kouzudai

ここまで画像が一枚もないのはなぜ?カメラの設定に問題はなかったのですが、レンズの向きが… 思っていたよりも換算52mmのレンズはずっと画角が狭く、予想軌道を大きく外していました。すべての写真に小惑星は写っていません。高速で移動する明るい人工衛星なら双眼鏡で追尾し、写真にも写っていましたが、目的とした小惑星ではありません。赤道儀で追尾するということは、いくら時間をかけて連写したとしても、フレーム内に被写体が入っていなければ、目的とした被写体を記録することはできません。写真撮影に失敗したことに気付いたのは、建物がアメリカンなマクドナルド神戸上津台店で朝食中のこと。NASAが予測した2012 DA14の軌道は本当は大きくずれていて、前日にロシアに落下したあれではないのかと疑っていました。

ヨーロッパでは前日ではなくて同じ日に起こった現象です。こういう滅多にない偶然は一体なんなのでしょう。最近、火球の目撃情報も異常に多い気がします。今年は大きな隕石(=小惑星)が空から降って来たり、地球の軌道と交差しそうになったり、記録的な明るさの大彗星が太陽をかすめたりする、そんな珍しいことが連続して発生する宇宙を実感する年なのでしょうか。

Kobe Kita Poka Poka Onsen

気分転換を兼ねて、iPhone 5のカーナビ(Google Maps)で近くの「温泉」を検索。ヒットしたのがグリーンガーデンモール内にあるこの北神戸ぽかぽか温泉。雪がちらつく寒い朝でしたが、午前8時の開店と同時に入浴すれば、冷えきった身体はぽかぽか。露天風呂は有馬温泉と似た黄金の湯。高品質療養泉だそうで、眠気も飛んで疲労回復したので、神戸三田プレミアムアウトレットに立ち寄ってから、午後から三宮方面へ。そしてポートアイランドのIKEAを経由して、帰路についたのは太陽が西の空に沈む少し前。

小惑星の眼視での確認と写真撮影には失敗しましたが、来月の彗星撮影の良い練習になったと思っています。快適な温泉を見つけることもできました。

Push notification is not working for an iCloud email account — Part 3

Appleサポートセンターの担当シニアアドバイザーの方から、約束されていた通り、昨日、連絡がありました。アメリカ本部の方で検証してみた結果、iOSのバージョン、iOSディバイスの種類に関わらず、問題となっているiCloudアカウントは、Push通知ができていないことを確認したそうです。他の一部のiCloudアカウントでも同じ問題が発生していることを確認済みとのこと。問題の修正にはまだ時間がかかるそうで、「申し訳ございませんが、もう少しお待ちください」とのことでした。

問題が発生している状況をさらに詳しく知りたいということで、それは3G接続時のみに発生しているのか、Wi-Fi接続時に発生しているのか、あるいは接続先に関わらず発生しているのかを尋ねられました。3G (LTE)でもWi-Fi接続時でも関係なく、問題が発生していることを伝えておきました。そして、同じアカウントを登録しているiPod touch (5G)でも発生していることも付け加えておきました。初代iPad Wi-Fi + 3Gでは問題が発生していないのはなぜか?尋ねてみると、再起動やiOSのアップグレードなどを行うと、同様の問題が恐らく発生するので、問題なくPushしているのならiPadの方はそのままお使いくださいとの返答でした。

それと、問題となっているiCloudアカウントがDot Macの頃から使用している古いアカウントであることは承知済みのようでした。

Record-Setting Asteroid Flyby — Part 3

Asteroid 2012 DA14

天気予報によると明日、土曜日は残念ながら曇り。小惑星2012 DA14が地球に最接近する午前4時26分頃の西の空をSkySafariでシミュレートし、Previewでキャプチャーした画像に予想される軌道を描いてみました。Heavens Aboveで生成したチャートをもとに、直線軌道を描いています。東経135°辺りから見た予想軌道及び時刻ですが、東経140°nの東京から見た場合であってもそれほど変わりはありません。最も暗い星で7.7等星。

この極めて珍しい現象を観察できるのは北半球では東ヨーロッパから東アジアにかけての地域。アメリカ大陸から西ヨーロッパにかけての地域は昼間になるので見えません。日本にいる我々にとっては絶好の機会となりますが、すべては天候次第。

最接近時でも7等星ぐらいと暗いので、観察するには暗い星が鮮明に見える双眼鏡や望遠鏡必須となります。双眼鏡を使用する場合であっても三脚に固定した方が見つけやすいと思います。難易度は相当、高くなりそうなので、前日にでも予想される軌道を確認する練習が人によっては必要。写真撮影する場合は予想チャートを参考に待ち構えるようにしてカメラを準備しておくのが宜しいかと思います。赤道儀があれば、恒星モードで追尾しながらインターバル撮影すれば、小惑星が高速で移動する様子を捉えやすいのではないかと考えています。

画像はFlickrからリンクしていますので、オリジナルサイズの画像をiPadなどにダウンロードすれば便利に使えるはずです。またとない機会なので、土曜の早朝は晴れ間を探しながら移動するかどうか思案中です。

The Best Starlit Sky In The World

SanDiskの「世界でいちばんの星空に会える場所」と題されたタイムラプス・ビデオ、これを観て撮影地のニュージーランド南島のTekapoに行ってみたくなりました。キャンペーンに応募しておきましょう。

この動画をよく観ると、低位置に設置したインターバル撮影中のカメラボディーがゆっくりとドリーの上を動いているのがわかります。DAKOTALAPSE.COMで使われているカメラボディーを微速度で移動させるあのレールが使われているようです。低位置に設置するドリーを使用する限り、ローアングルでの撮影になるのでしょうか。

テカポがあるマッケンジー盆地はIDSR (International Dark Sky Reserve)に指定されているそうです。動画に写っている湖はテカポ湖でしょうか。近くにはMt. Johnがあり、そこには世界最南端の天文台があるようです。この山にも登ってみたい。

テカポリバーでは50cmオーバーのブラウントラウトがドライフライで狙えるそうです。朝と夕暮れ時はフライフィッシング三昧、夜は満天の星空、想像するだけでもワクワクします。

C/2011 L4 Pan-STARRS As Seen From Down Under

Image Linked To “Ice in Space” Forum (Courtesy of von Tom)

期待されたようには増光していないC/2011 L4 Pan-STARRSですが、オーストラリアのブリスベンで昨日の朝、撮影された上の画像を見る限り、二つの方向に伸びる尻尾がくっきりと写っていて、近日点通過までにまだまだ増光しそうな勢いです。撮影時に肉眼ではよく見てなかったので確認はできなかったそうです。

Image Linked To “Ice in Space” Forum (Courtesy of von Tom)

カメラ(EOS 600D = EOS Kiss X5)は、f/3.5、10秒露光の設定で、200mm望遠レンズを用いて撮影したというこちらの写真をもとにSkySafariで他の星と比較しながら光度を推定してみると、画像右上のインディアン座アルファ星と同じぐらい明るい。アルファ星の視等級は+3.10等です。急速に増光しているのでしょうか。これは期待できそう。

上の二枚の画像は、共にVixen Polarieで追尾しながら撮影したそうです。一枚目はf/3.5、10秒露光で撮影した複数の画像をおよそ6分間分、RegiStaxを用いてスタックしたものをクロップして拡大しているそうです。二枚目のクロップしていない画像は同じ設定で合成もしていないそうです。

南の方から放物線を描きながら太陽に向かっている彗星、C/2011 L4 Pan-STARRSは、近日点を通過する来月上旬まで北半球からは観察できません。