Broken Chimney Pipe — Part 4

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再び傾いた薪ストーブ用煙突の修理を工務店に再度、依頼しました。今回は針金の一部が完全に切れています。幸いにも煙突パイプの凹みは限定的であり、補修すれば再利用できるとのことです。

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工務店は母屋購入時に仲介した不動産会社担当者に紹介していただきました。親しくしているその担当者の後輩のお父さんが経営する工務店であり、在来工法を得意としておられます。今回の積雪による雪害は各所で多発しているようで、不動産会社事務所の庇も被害を受けたそうです。

その工務店に所属する大工さんが、私と同じように車好きで、作業しながら会話の内容は車の話が中心。デザインの好みも似ています。

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切れてしまった針金はより太いものに交換し、今回はフラッシングにビス留めしてもらいました。例年の積雪ならこれで大丈夫だろうと思われるほど、頑丈になりました。

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Broken Chimney Pipe — Part 3

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先週、修復してもらったばかりの煙突が、さらなる大雪の影響を受け、また傾いてしまいました。ドーマー屋根に積もった雪が徐々に滑り落ちて煙突を直撃するという根本的な原因を解決できていないので、記録的な大雪が降れば、雪害の影響を受けます。

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国道は立ち往生する車があり、何時間も前から動かない状態です。四半世紀に一度の大雪に耐えれるように、屋根と煙突の構造及び設置方法を豪雪地域に対応した仕様にするか、雪害を受ければその都度修復するか、いずれかの選択になりますが、私なら後者を選びます。

Broken Chimney Pipe — Part 4へと続く。
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Heavy Snow

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2001年の初夏に当地に引っ越して来て以来、これだけの積雪は初めてかもしれません。アスファルトシングルを葺いたガレージはガンブレル屋根の上に雪がとどまっていますが、ガルバリウム鋼板の母屋は雪が滑り落ちています。

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確実に膝上まで積もっているので歩行も困難な状態です。

Broken Chimney Pipe — Part 2

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雪が融けたら自分で屋根上に登って、破損した煙突を修理しようと考えていましたが、素人による高所での作業は危険極まりないということで、屋根葺き替え工事を依頼した工務店の大工さんを指名して来ていただくことになりました。

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作業中の職人さんを見学していて気づきました。プロと素人の大きな違いは身のこなし方とその場で状況に応じて機転を利かせることができるかどうかではないかと思います。高所で作業される大工さんは危なかしいところが何一つないので、下から見ていて安心できます。来ていただいた大工さんは、薪ストーブの煙突を修復するのは初めてだと思いますが、破損状態を確認し、破損した原因を瞬時に察すると、これまでの3点固定ではなく、4点固定にしようと計画されました。ステンレスのワイヤーとワイヤーを母屋に固定する金具、コーキング剤を調達してくると言って現場から離れました。お昼の休憩も兼ねておられます。

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凹んだパーツは修復不可能なので、屋根上の煙突パーツは一つだけ使用することにしました。屋根上の高さがこれまでの半分になりますが、元々必要以上に高いと思っていたので、半分の高さになっても問題はないでしょう。仮置きの状態なので、煙突は少し傾いています。

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ワイヤーはレインキャップの部分で張り具合を調整し、水準器を使用しながら煙突が垂直に立つように確認されていました。スカートのような形状のストームカラー(Storm Collar)は、凹んだパーツから取り外して再利用しました。そのストームカラーとフラッシングの部分にコーキング剤を打ち、作業完了。

最後に薪を焚いて試験運転しました。断熱材がないレインキャップの部分は高温になりますが、煙突の屋根上部分は素手で触れても熱くはないそうです。レインキャップ下の部分は網状になっていますが、長年、熱と風雨にさらされた結果、腐食して穴が空いていました。穴から小鳥が侵入しないよう、余った針金でぐるぐる巻いてもらいました。

Broken Chimney Pipe — Part 3へと続く。
Broken Chimney Pipe — Part 1
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Broken Chimney Pipe — Part 1

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この週末に積もった大雪の影響で、薪ストーブの煙突が屋根上で破損しました。煙突はレインキャップに結んだワイヤー(ステンレスの針金)を3点で固定していましたが、そのうちの1本が屋根上を滑り落ちる雪の重みで外れ、フラッシングから上の部分が倒れました。

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煙突が破損した時、薪ストーブを使用中でした。2階の屋根から落下したと思われる雪の塊が煙突を直撃したのでしょう。大きな音と共に煙突の屋内部分が大きく揺れました。

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破損した煙突のパイプ部分を降ろしてみると、パイプは全く同じサイズと構造の二つのパーツからできていることがわかりました。下の方にあったパイプは直撃した雪の重みで大きく変形しています。煙突は二重構造であり、重量のある断熱材が詰まっているのか非常に重い。1本で10キロ近くはありそうです。

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凹んだパイプを元に戻すことは不可能かもしれません。

Broken Chimney Pipe — Part 2へと続く。

Replacing A Damaged Trim

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2年前から気になっていた浴室窓の屋外側トリムボードを交換しました。この傷に気付いたのは屋根の葺き替え工事の時。恐らく、板金屋さんが足場を移動させようとした時にできた傷だと思われます。

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傷が付いたトリムボードを取り外しました。トリムボードは頭が小さい5本の釘で窓のフレーム部分に固定してありました。トリムボードが外れると、網戸も同時に外れました。つまり、トリムボードは網戸の枠としても機能しているということです。

セトリングを考慮して、ログではなく、フレームに固定することで、トリムボードが窓といっしょに下がるような仕組みです。フレームとログの間に隙間があり、いろいろな虫が侵入しようとした痕跡がありました。

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そうした痕跡を取り除き、隙間には断熱材を詰めました。セントラルエアコンのダクト撤去時に出たWRCの廃材を使って、同じ大きさと形状のトリムボードを製作し、頭が小さい釘5本を再利用して元の位置に固定しました。WRC材は板の厚みが同じでした。

次回は窓上のトリムボードも取り外してみよう。恐らく、セトリングスペースが残っていると思います。

作業の難易度:5段階で2

ELPA LED Sensor Light ESL-SS401AC

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AC100VコンパクトLEDセンサーライトを母屋東側に取り付けました。これまで使用していたハロゲン電球のセンサーライトは、取り付け位置を変更してポーチ南側階段を照らすようにし、新たに取り付けたLEDセンサーライトは出入り口ドアとポーチ北側階段を照らすようにします。

消費電力は約2.6W(待機時約0.5W)で白色4WのLED1灯ですが、明るさは約145ルーメンと、適度に明るい。AC100V電源なので、電池交換の必要がありません。

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こちらは取り付け位置を変更したハロゲン電球のセンサーライト。ハロゲンなので、かなり明るいです。できるだけ遠くを照らすように向きを調整しました。

Protecting Log Notches — Part 2

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これ以上、酷くならないようにトタンを巻いて保護した母屋北西側のノッチ部分を金属面にも使用できる塗料で塗装しました。

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隙間に断熱材廃材を埋めてからシーリング材でコーキング。

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ガルバリウムの雨樋を養生してから、トタンを塗装しました。

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決して根本的な解決にはなっていませんが、北西側ノッチ部分の腐朽がこれ以上、進行しないことを願います。

作業の難易度:5段階で2

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Installing A Foundation Vent

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セントラルエアコンを撤去した後に北側の布基礎にできた大きな穴を板で隙間なく塞ぎましたが、床下換気のことを考えると、通気口は北側にもあった方が良いだろうということで、板に通気口を設けることにしました。上から二枚の2×6材を取り外して断熱材と板を切断しました。

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WRC端材を再利用して木枠を組み、幅6mmの溝切り用ビットを取り付けたトリマーで、木枠に深さおよそ7mmの溝を掘りました。

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5.5mmの網押さえゴムを掘った溝に入れてみると、溝の幅が広すぎましたが、分厚くて丈夫なPet Defenseを溝に挟み入れると、ぴったし固定できました。幅6mmの溝と5.5mmの網押さえゴムの組み合わせが適合するサイズのようです。

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この木枠に蝶番を取り付ければ木製網戸になります。手持ちの道具を使えば、木製網戸が製作できることがわかりました。木枠の接合部はそれぞれ釘2本で留めてあります。木枠を組み立ててから溝切りした方が角の部分が作業しやすいです。

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開口部に木枠を固定して作業完了。

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通気口のサイズは縦210mm、横348mmで規格サイズの通気口よりも大きくなりました。南側に人が出入りできる大きな点検口があるので、床下の空気の流れが南北にほぼ直線になり、換気効率が良くなるだろうと期待しています。布基礎東西には規格サイズのより小さな通気口があります。

作業の難易度:5段階で2

Removing Another Air Conditioner Duct — Part 2

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キッチンにあったセントラルエアコンのダクトに引き続き、リビングのダクトとカバーも撤去しました。カバーのWRC材はセトリングを考慮して床の上に置いてあるだけなので、簡単に取り外すことができました。ダクトを撤去するには床下に行って、粘着テープを取り外す必要があります。

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床下のダクトはすでに撤去済み。径の大きなダクトは5メートルほどありました。3つの主要パーツに分解して床下に仮置きしてあります。

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リビングのダクトを取り外せば、床に開口部ができるので、板で開口部を塞ぐ必要があります。リビングルームの床材は無垢のオーク材が使われており、下地用合板の厚みを足すと、およそ40mm。オーク材の端材は手元にないので、SPF 2×10材の端材を使って開口部を塞ぎます。

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2×10材は厚みが38mmなので、2mmの端材を使って厚みを調整しました。塞いだ開口部はリビングルームの隅の方にあり、上に物を置けば、見えなくなるので、この状態と見栄えで妥協します。

作業の難易度:5段階で2

Protecting Log Notches — Part 1

母屋の北西側ノッチ部分が腐朽菌による被害で下から5、6本の丸太の一部が腐っています。 2001年に引っ越して来た当時から北西側は木材が弱っていました。防腐剤入りの塗料を何度も塗装していますが、日当たりが悪い北西側はどうしても腐朽菌の攻撃対象になります。母屋西側の土地が雑木林となっており、風が強い日は防風林となってくれますが、普段は西陽を和らげています。それでも日当たりが悪いことに変わりはなく、雨水がログに浸水するとなかなか乾かない状況です。木材が弱ると、クマバチがやって来て、巣を作るために木材に穴を空けることもあります。

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まずは、母屋北側の雑草を抜き、カビが生えていた部分を水とブラシで綺麗にしてからノッチ部分の保護を考えました。廃材を再利用しながらノッチの出っ張り部分を保護する方法はないか?熟慮の末、思い付いた方法が上の画像。撤去したセントラルエアコンのダクトの径がちょうどマシンカットの丸太の径に近い。ダクトをディスクグラインダーと板金鋏で切断し、ノッチの出っ張り部分に巻いて、耐食性があるコーススレッドで留めました。

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ノッチの根元部分は高さおよそ40mmの三角としました。ノッチ根元部分でサイズを合わせてから、ダクトを取り外して、出っ張り部分先端で長さを調節。このダクトの素材は、表面がブリキのバケツに似ているので、ブリキだろうと思っていましたが、調べてみると、「ブリキのバケツ」はあり得ないそうです。ブリキとは錫をめっきした鋼板のことで、表面に傷がついて鉄が露出すると、鉄の腐食が進行します。ブリキだと思っていたバケツは実はトタンのようです。トタンは鉄より腐食しやすい亜鉛をめっきした鋼板であり、先に亜鉛が腐食するので結果としてトタンは錆びにくい素材とのことです。

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最下部でログウォールを支える半円状のシルログを除いて、下から5段目までのノッチ出っ張り部分東側を再利用のトタンで巻きました。これまでの画像はすべて東側から撮影しています。西側は公開できないほど無残。「夢のログハウス」という言葉があるように、ログハウスは今でも人気がある建築物です。腐朽したログの画像を公開すれば、夢と現実のギャップに戸惑われる方が多くおられるかもしれません。作業の難易度が上がればやる気が出る私も、北西側のログノッチ部分の腐朽に関しては、これまでお手上げ状態でした。

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こちらが西側から撮影した様子。下から4段目が特に酷いので、セントラルエアコンのダクトを覆っていたWRC材廃材を加工して出っ張り部分を塞ぎました。

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接近すると隙間をより少なくするための小細工が見えます。高さおよそ40mmの三角形を同じWRCの板から切り出して板に取り付けてあります。後は塗料を塗って、コーキング材で隙間を埋めれば応急処置は完了します。

今回の作業は腐朽菌の被害に遭ったログを修復したわけではなく、腐朽の進行を抑止するための保護としてトタンを被せました。この状態で数年は維持できると思いますが、いずれは腐朽したログを新材と交換する修復作業が必要になるでしょう。

作業の難易度:5段階で4

Part 2へと続く。

Foundation Door — Part 2

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作業現場で扉を実際に取り付ける前に蝶番をガレージ内で柵状のWRC角材に取り付けました。蝶番には背押しの有無で二種類あるそうですが、入手した2個セット税別¥358のカラー蝶番(ゴールド)は背押しがあるタイプのようです。背押しありの方が切り欠きを施さない場合に隙間が少なくなるようです。しかし、想定していた隙間(5mm)以上に隙間ができ、扉の横幅を短くする必要が生じました。

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自宅から車で2分ほどの作業現場に行き、WRC 2×4の側板を取り付けました。自宅布基礎に取り付けられた扉を参考に、側板をコンクリート面に取り付けます。上側は2×6の土台に長めのコーススレッド2本を斜め打ちして固定しますが、下側はコンクリート面に振動ドリルで2個の穴を空けて、アンカーを打ち込み、コーススレッドで側板を固定します。予め、側板にコーススレッドの径に合った下穴を貫通させておき、コンクリート面にガムテープを二枚重ね貼りして、ドリルビットの先端で穴の位置をマーキング。この方法を思いつくのに一晩、要しています。

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BOSCHの振動ドリルでコンクリート面に穴を空けたら、ガムテープを取り外してアンカーを打ち込みます。コンクリート用ドリルビットは5mmのものを使用。穴の深さは、使用するコーススレッドの長さから側板の厚みを引いた値になります。

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写真がわかりづらいですが、扉を側板に取り付けてみると、扉の横幅が、7mmほど長すぎて扉を閉めることができません。原因は蝶番取り付け部に切り欠きを施さなかったことでしょうか。扉の左右に5mmの隙間を設けるつもりが、隙間はゼロというかマイナス7mm。

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自宅布基礎に設けられた同様の開口部と比べてサイズが若干小さいこと以外にも違いがあると、Part 1で追記しましたが、その違いとは地面の高さから少し、せり出た汚水枡が扉を全開した時の半円内にあることです。干渉する汚水枡は大小二つあります。干渉しないようにするには、蝶番の取り付け位置を上げるか、柵状の角材を上下で短くするか、あるいはその両方を実施するかです。汚水枡の上に小石があれば干渉するので、両方実施の案でこの問題を解決することにしました。

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扉を持ち帰り、蝶番を取り付けていない方の角材と縦方向のフレームを取り外し、横方向のフレーム二本を7mmほど切断して横幅を調整。さらに、柵状に取り付けた角材を上下でそれぞれ5mmほど丸ノコで切断して高さを調整。

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車で2分の作業現場に戻り、蝶番取り付け位置を思い切って10mmほど上げました。(実は5mm上げを二回繰り返しています。)扉のフレームは一旦、取り外して再度、同じコーススレッドで組み立てようとすると、接合部に意図しない隙間ができてしまったので、再組み立て時はより長いコーススレッドで固定しました。

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最後に打掛を取り付けて作業完了。扉と側板の間の隙間は上の方で10mmほどあります。これだけの隙間があれば、木材が湿気を吸水して膨張しても側板と干渉することはないでしょう。

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下は5mmほど。こちらは木材が膨張したら干渉するかもしれません。扉のフレームの横幅は上下で同じであり、直角も出ているので、曲がっているのは布基礎に設けられた開口部ということにしておきましょう。(寸分狂わずに施工したつもりの人が自分自身を納得させるための言い訳)扉下の方も全開時に汚水枡の蓋と干渉しなくなりました。干渉していた原因は、汚水枡を取り付けた上下水道配管業者の施工ミスということにしておきましょう。(施工した配管業者は私がお薦めした業者なので、これも言い訳)

隙間をできる限り少なくして施工しようとしたのは、溝切りした扉のフレームに防虫ネットを取り付けようとしたからです。手元にあった網押さえゴムの径とトリマービットの径が適合しないので防虫ネットの取り付けは諦めました。フレームにネットを取り付けても扉の上下左右には木材膨張時に対応する隙間があるし、汚水枡との干渉を防ぐための隙間もあり、開口部全面に防虫ネットを張って、床下への害虫の侵入を防ぐことは不可能という結論に達しました。布基礎と土台の隙間や、床下換気口など、虫の侵入経路は他にもあります。

今回の布基礎開口部の扉製作作業のために新たに購入した材料は蝶番と打掛のみであり、材料費合計は¥689です。木材(WRC)はすべて、自宅にあった端材と施主様にいただいた廃材を再利用しています。コーススレッドや塗料も手元にあった余材を使いました。親しくさせていただいているご近所の施主様は、代金を請求してくださいと言われています。前回のウッドデッキ撤去と階段製作時は材料費に材料費の1/2を工賃として加えた金額を施工代金としていただきました。同じ計算式を用いると、¥1,033になります。この金額では他のDIY代行作業を依頼しづらくなるとおっしゃっています。どうしよう。

余談:BREEのバッグ(Simply)の中にはiPad mini 4が入っています。iPad mini 4のPhotos Appで自宅布基礎の扉の画像を現場でチェックしながら作業しました。

作業の難易度:5段階で3

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Foundation Door — Part 1

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ご近所さんのログハウス布基礎に設けられた床下点検用開口部には扉がなく、以前から扉を設置しようとされていましたが、途中で断念されたようです。

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我々の自宅のものと同じもので良かったら製作しますということで、私がDIY代行することになりました。開口部を採寸すると高さ700mm、横幅800mmで、我々の自宅布基礎に設けられた開口部より少し小さいことがわかりました。(開口部のサイズ以外にも違いはありましたが、この時点ではまだ気づいていません。)

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自宅に戻り、WRC余材と廃材を再利用して木製扉と側板を製作しました。先ずは扉のフレームをWRC 2×4材で製作。フレームの横幅は、左右の側板(38mm x 2)と隙間(5mm x 2)の分を差し引いて、714mm。蝶番を取り付ける部分は切り欠きを入れない予定です。フレームの高さは644mm。フレームに使用したWRC 2×4材は縦方向に切断してあります。それぞれの接合部は2本のコーススレッドで固定すると、自然と直角が出ます。1本で留めると不安定になり、直角にならないことがあります。

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たくみのチョークラインが活躍しています。柵状にフレームに固定するWRC角材の長さは668mmとし、上下に16mmずつ隙間を設ける予定です。(下側16mmの隙間では足りないことが後でわかります。)

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側板2枚と扉をアサヒペンウッドガード(ダークオーク)で塗装。

Part 2へと続く。

Removing Central Air Conditioner Outdoor Unit — Part 3

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セントラルエアコン室外機を撤去した後にできた大きな開口部を2×6加圧注入材廃材で塞ぎました。去年1月に実施したご近所さんのセントラルエアコン撤去時は、WRC 2×2角材を開口部左右の布基礎に直接固定しました。その時はコンクリート布基礎に空ける穴の位置合わせに苦労したので、今回はL字型のシンプソン金具を使用することにしました。一枚の金具に付き4つの穴をBOSCHの振動ドリルを用いて空けました。空けた穴にアンカーを打ち込みます。コンクリートに穴を空ける作業には振動ドリル必須です。

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コンクリートに含まれるちょっと大きめの小石にドリルビットが当たると、ビスの長さ分の穴を空けることができないので、穴は3つになることもありましたが、強度的には問題ないでしょう。2×6加圧注入材廃材を固定すれば見えなくなるよう、金具は内側に取り付けました。

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半分に切断した2×6加圧注入材廃材を開口部の左右に取り付けました。2本のダクト用開口部は布基礎設置後に空けてあり、幸いにも地面まで達していないので、木材を地面に接地させたり、隙間を設ける必要はありません。床下ダクトの径が大きい方(右側)は、布基礎からせり出ていたので、HITACHIのディスクグラインダーで10cmほど、切断しました。半パンで作業していたら火の粉が飛んで熱いので、ジーンズに着替えて作業を続行。ブリキ?板は薄いので、板金用鋏でも切断できたかもしれません。

撤去した室外機のカバーに手書きで96と書いてありました。1996年を意味すると思いますが、このログハウスの建築は1992年と聞いています。施工後、4年が経過してからエアコンを取り付けたのか?あるいは4年後にエアコンを取り替えたのか?その辺りのことはよくわかりません。

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2×6加圧注入材廃材の下に断熱材(スタイロフォーム)を挟みました。害虫の侵入を防ぐ機能も期待しています。

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長さおよそ1196mmの2×6材を3枚半、隙間なく受け材に固定し、仕上げにアサヒペンウッドガード(ダークオーク)で塗装しました。

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上を向いた受け材の木口を雨水から保護するために、端材を横に渡して笠木としました。笠木は3mmほどオーバーハングさせてあります。

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作業が終わり、後片付けしていると、予定よりも一日早く、リサイクル業者の方が解体撤去したエアコンその他、廃品を回収に来られました。ご近所さんのセントラルエアコンを撤去した一年半前の前回は、キログラム当たりの単価が¥120だったそうで、合計80kgほどあったので、一万円近くの利益があったそうです。部品の種別や材質によっても異なりますが、現在は平均単価が¥70ぐらいに値下がりしているそうです。前回は、軽トラックをエアコン設置場所に横づけできたので、解体せずに大きな室外機を軽トラックの荷台に載せました。今回は車を横づけできないので、小さなパーツに私が解体して、道路脇まで運びました。その工賃として財布から5千円札を取り出して、私に支払おうとされました。平均単価70円で重量が80kgとすれば、京都からのガソリン代などを考慮すると業者の方は赤字になってしまいます。単価まで教えてくれる正直な方です。解体撤去の工賃は受け取らずに回収してもらいました。

作業の難易度:5段階で3

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Removing Central Air Conditioner Outdoor Unit — Part 2

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セントラルエアコン室外機を解体し、撤去しました。庭が一時的に粗大ゴミ置き場になっています。小さなパーツに分解しながら解体、撤去したので、作業時間は半日を要しました。解体した室外機はリサイクル業者の方に回収してもらう予定です。

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セトラルエアコン室外機を撤去すれば、布基礎にダクト用の大きな穴が丸見えです。床下換気を考えるとこのままにしておくのが良いかもしれませんが、見栄えが悪いので、この大きな開口部は2×6加圧注入材廃材を再利用して塞ぎます。床下に吊り下げてあるダクトは後日、取り外す予定です。

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