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Heavy Snow and Its Damages 2023 — Part 2

およそ40ºの急勾配である母屋の屋根をアスファルトシングルからガルバリウム鋼板に葺き替えて以来、薪ストーブの煙突が積雪被害を受けるようになりました。今回もこの有様で、しばらく薪ストーブが使えません。煙突は屋根上に載せてあるだけで、ワイヤー3本で支持しています。今回は北西方向に張ったワイヤーを固定するビスがすっぽ抜けていました。この状態での煙突修理作業は危険なので、雪が屋根から落ちるのを待ちます。

お隣のアルミ製カーポートも積雪による大きな荷重を受けて、煽り止めの支柱が折れ曲がっていたので、こちらを先に修理することにしました。およそ105 x 210ミリ、長さ2,400ミリの古材を縦挽きして2本の105ミリ角の柱とし、雪の荷重を支えると同時に煽り止めとして機能させます。

フレームの幅がおよそ65ミリだったので、上下を斜めに切断した柱上方の端部を両側から20ミリずつ落として、WRC 1×4材を柱に固定しました。フレームを1×4材で挟み、貫通させた穴に再利用のボルトを通してナットで締めました。

柱を煽り止めとしても機能させるには、地中に埋めてある金具と柱を固定する必要があります。私が考案した方法は、折れ曲がったアルミ製の角柱を下の方から30センチぐらいのところで切断し、長めのビスで柱と固定させるというもの。地中に埋められた金具の位置が元々、少しずれた位置にあったので、105ミリ角の柱を横に置いても柱はほぼ垂直になりました。

お隣のカーポート修理作業を終えて、次に煙突修理へと行きたいところですが、雪が屋根から落ちてこない。北西方向に張ったワイヤーを留めるビスは北側の元ベランダ(現在は庇)からアクセス可能なので、ウィンチを使ってワイヤーを張り直そうとしたら、今度は南東方向に張ったワイヤーと金具を繋いであったロープが切れました。

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Heavy Snow and Its Damages 2023 — Part 1

2週間ほど前から予報されていた通りに寒波襲来。当地では数年に一度の量の積雪となりました。50〜60センチぐらいは積もったでしょうか。

敷地に接する道路が市道となってからは、除雪車が入るようになりました。

除雪車が一度、通過するだけで道路上に降り積もった雪は取り除かれて、アスファルトが見えるようになります。

ガレージから道路までの数メートルは自ら除雪作業しなければなりません。かなりの重労働ですが、チェーンブロックで重い樹木を引き揚げる作業と比べれば、この程度の積雪なら大したことはありません。

この時点では煙突に大きな問題はなく、せっせと薪小屋から薪を運んで燃やしていました。外の気温は零下でも屋根裏部屋は20ºC以上にもなります。

今年で10歳になるCat ISONはホカホカの焼き芋が好物のようです。猫舌って誰が言い始めたのだろう。

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Firewood Collection 2023 — Part 12

3回目

朝から雪がちらついていましたが、積もるほどでもないので、小枝を回収に山へ。小枝はこれで3回目となり、Suzuki HUSTLERで運搬するのはこれが最後。

小枝の長さを揃えて切断し、薪小屋に積み上げました。小枝だけで薪小屋収納量の1/6ぐらいは埋まりました。

木工師匠に貰った謎の針葉樹を玉切りしました。

杉でも桧でもない良い香りがします。

木工師匠はヒバかもしれないと言われていましたが、芯材がこんなに赤いのかな?いずれにしてもこんな樹木を切断したのは初めてだと思います。

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Firewood Collection 2023 — Part 11

午前の部

昨日から伐採した樹木の運び出し作業に移行しました。短くて軽い幹と小枝を薪用バッグに包んで、車を停めた林道へと運びます。坂道を100メートルほど、5、6回に分けて往復しました。

午後の部

短くて軽いと思っていた幹も、何度も運ぶと重労働になるので、午後は小枝だけ。自宅に持ち帰った後、ガレージで薪ストーブに入る長さになるよう、卓上スライド丸鋸で切断します。

木工師匠は、玉切りした根元近くの桜の太い幹を椅子にするそうです。私は直径10センチ、長さ1メートルぐらいの幹を一本いただきました。ランディングネットのグリップ部分に加工したいと考えています。

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Firewood Collection 2023 — Part 10

土手上の道に引き揚げたヤシャブシの太い幹を運びやすい重さになるように玉切りしました。この幹だけで薪小屋の1/3ぐらいは占有しそうな量です。これだけの量の幹と枝を一日半で高低差3メートルの土手上まで引き揚げれば筋肉疲労になるのも頷けます。

玉切りの作業ばかりを連続して行うと疲労する原因となるので、小枝の処理と並行して実施しました。単独での作業なので、10分動いたら5分休憩します。広葉樹の薪集めを伐倒から伐採、玉切り、運搬、薪割りまですべて自分で行うということは莫大な時間と労力を要します。商品として売られているものを買えば高いはずです。玉切りした上の落葉広葉樹なら少なくとも2〜3万円の価値はあるはずです。

持ち運びやすいように小さく玉切りした薪を林道近くに置いておくと、たまに持ち去る人がいると師匠が言っていました。安易に持ち去ることができないよう、師匠はできるだけ重くしておき、林道から離れた場所に置いておくそうです。

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Firewood Collection 2023 — Part 9

年季が入ったチェーンブロック

今日は木工師匠も下の堰堤区間で、チェーンブロックを使った重労働に従事されていました。「代わりますか?」と言われましたが、遠慮しておきました。伐採師匠が決めたルールによると、河川敷で樹木を伐倒した人は責任を持って、土手の上まで倒した樹木を引き揚げなければなりません。

私が今、従事する作業は河川敷から引き揚げた樹木の細めの幹を120センチの長さに切断すること。今季の引き揚げ作業は終了しました。

エンジン式運搬機が通れるよう、切断した樹木は道の両側に。細くて短い幹や小枝は薪運搬用バッグを使って、車まで運ぶ予定です。

チェンソーの取扱説明書には使用後は毎回、メンテナンスすべき項目が列記してあります。プロではない素人は使用時間も限られているし、使用後の毎回メンテナンスは不要と考えていました。しかし、現在の使用状況を考慮すると、一般的な素人の作業とは言えないほど、チェンソーや鉈、ノコギリを酷使しています。そんな使い方ならやはり、使用後の毎回メンテナンスは必要。

チェンソーのメンテナンスで最も重要なのが、チェーン刃の目立てです。ガイドバーをバイスに挟んで棒ヤスリで目立てする作業にも慣れました。バイスに挟むこの方法が最も安定します。回数を数えながら内側から外側に一方向で研ぐと、均一に目立てができて切れ味も良くなります。

プロ用仕様ではないHusqvarna 236eは出力が1.4kWであり、特に太い幹を切断する際に馬力不足と考えていましたが、チェーン刃の目立てを適切にすれば、そんなに馬力不足を感じることもありません。

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Firewood Collection 2023 — Part 8

右横腹が痛くなった、チェーンブロックを使った作業の翌日にWells Lamont(ウェルズラモント)の牛革製作業手袋に穴が空いていることに気付きました。多分、ワイヤーを引っ張った時に貫通した穴だと思います。

細長い枝はおよそ120センチで切断します。師匠が所有するエンジン式運搬機のサイズに合わせて最大120センチ。自宅に持ち帰った後、薪ストーブに入るよう、さらに3分割します。

小枝はColeman製の薪用バッグで包んで、運びます。何かと便利なこのバッグは拡げれば、濡れた地面の上であっても座って休憩することも可能。

Coleman製の同じバッグは絶版になったのか、お店やネットで見かけなくなりました。Amazonを検索した時にそっくりなAstro Products製バッグがヒットしましたので下にリンクを張っておきます。

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Firewood Collection 2023 — Part 7

私が伐倒した樹木はすべて、石垣上の道に引き揚げたので、木製梯子は下の堰堤区間に移動させます。師匠は下の堰堤区間ですでに伐倒作業を続行中。

次は引き揚げた幹や枝を規定のサイズに切断し、不要な小枝は土手の奥の方に持ち運びます。しばらくは軽作業となるので体力を消耗することはないでしょう。

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Firewood Collection 2023 — Part 6

石垣上の道に引き揚げた幹と枝。二日連続で枝を引き揚げました。

腕よりも右横腹の筋肉が痛い、痛い。

チェーンブロックの使い方にも慣れたので、今後は単独且つマイペースでゆっくりと作業ができそうですが、これだけの薪があれば今季はもう十分のような気がします。

師匠は次の堰堤区間(上の画像のさらに下の堰堤区間)の伐倒作業に移行しています。

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Firewood Collection 2023 — Part 5

今日は師匠はお休みなので、晴れた日に朝からマイペースで快適に作業ができると思っていました。今季は1月中旬になっても一度も積雪がない暖冬です。当地に引っ越して来てから今年で22年になりますが、積もるほどの雪が降らない冬は記憶がありません。

残っていた細めのヤシャブシ2本を伐倒し、幹と枝をある程度の長さに短くして石垣近くに運びました。

移動した木製梯子の辺りから高低差2メートルはある、石垣の上に引き揚げる作業にチェーンブロックを使用するので、師匠に手伝ってもらう必要があります。

今日の作業はこれぐらいで終わろうかと考えていたら、予定を変更した師匠が現れました。チェーンブロックを石垣上の太めのヤシャブシに吊り下げて、石垣下に集めた伐採済みの幹や枝を引き揚げることになりました。チェーンブロックの使い方を荒っぽい方法で指導していただきました。師匠は石垣の下、石垣上の私はチェーンブロックを使って伐採した幹を引き揚げました。両腕となぜか横腹の筋肉が悲鳴を上げるほど痛い。ペースが早すぎるのです。

太めの幹はほぼすべて午後からの半日で引き揚げたので、後は細い枝だけ引き揚げれば良い。伐倒した樹木は石垣上で処理する小枝を除き、責任を持って、全部持ち帰れというルールがあります。体力を使い果たしているので、次の堰堤区間の伐倒は遠慮しようかな。

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Firewood Collection 2023 — Part 4

伐倒した数本の枝を落とし、太い幹は短めに切断して、石垣の近くに運びました。

ヤシャブシの実

これがヤシャブシの実。熱帯魚の水槽に入れた水をブラックウォーター(実際は茶褐色)にする際に使用できるそうです。

根元に近い太い幹には師匠に借りたロープを巻いて、引きずるようにして引っ張ると楽に石垣近くまで運べます。

水辺に細いヤシャブシがまだ数本残っていますが、すっきりしました。

今日、最後に根元近くで切断したヤシャブシは根元付近で直径25センチぐらいはありました。樹齢は30年ぐらいでしょうか。使用後は毎回、目立てするチェンソーは良く切れます。

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Firewood Collection 2023 — Part 3

昨日の午前に引き続き、今日も午前から伐採現場。堰堤に近い数本を私が単独で伐倒します。

超広角レンズで撮影しているので、実際よりも根元近くの幹が細く見えますが、右側のヤシャブシはまあまあ太い。

受け口を作らなくても自然と右方向に倒れそうではありますが、チェーンを挟まれないようにすることを目的で、受け口を作ってから伐倒しました。

届く範囲でできるだけ巻き付いた蔓を切断してから伐倒します。

思惑通りに右方向に倒れました。

ある程度、大きな木を倒すと景色が変わります。

倒すのは10分もかからないけれど、伐倒後に行う幹や小枝の処理に丸一日は要します。

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Firewood Collection 2023 — Part 2

午前に時間の空きができたので、河川敷の伐採現場へ。

この二本も私が伐採担当とのことでした。小枝は枯れていて全体的に弱ったヤシャブシです。

作業時間は2時間ほど。小枝の処理に多くの時間を要します。

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Firewood Collection 2023 — Part 1

obertonに借りた傘を返しに行ったついでに、スパナを持参。備え付けの棚を支える鋼製束が緩んでいたというか、まだ締められていなかったのが気になっていました。

左右の束が、備え付けの家具の天板上で平行になるようにメジャーを使っておられました。

持ち帰り用の温かいお薬(cafe latte)をいただいて、伐採現場を訪れました。桜の大木が石垣の上に揚げてありました。

雨が降って来たので、伐採作業をすることなく、自宅に引き返しました。

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Firewood Collection 2022 — Part 14

私が一日、お休みしている間に伐倒した桜の枝が護岸近くに集められていました。

玉切りした太い幹をチェーンブロックを使って石積みの護岸の上まで引き揚げるようです。

長いロープを使って、一気に引き揚げる作業を師匠は単独で。

私ならもっと小刻みに玉切りしますが、こんなに重量級の太い幹を20メートル近くも護岸まで引き摺って、そこから一気に高低差3メートルを引き揚げる。

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