Backyard Firewood Shed — Part 22

90ミリ角の棟木と桁の間に2×4材の垂木を載せます。屋根勾配は6ºになるように柱の高さを調整してあります。垂木の切り欠き部分と長さの計算に関しては、いつもはblocklayer.comの計算機兼自動製図の機能にお世話になっています。今回もSkillion Lean-To Roof(片流れ屋根)の製図機能を利用する予定でした。サイトを開く前に5寸法師を桁の上に置いてみたら、現物合わせが可能であることに気付きました。

垂木はSPF 2×4の6’を使用します。6尺の波板に合わせて少し切断して短くしました。

五寸法師を使って、垂木に切り欠きを入れました。

桁と棟木の間に渡した垂木の本数は合計6本。ガルバリウム波板とその下地材となる角材は未入手なので、これから調達します。短辺側に筋交を取り付けた時点で、柱が垂直となり、同時に南北方向の揺れが収まりましたが、垂木を取り付けるとさらに強度が増しました。

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Backyard Firewood Shed — Part 21

西側の柱AとCが垂直ではないことに気付きました。二本の柱はいずれも最も高い位置で10ミリほど北に傾いている。「疲れる性格」の私にとって、10ミリは許容範囲を大きく超えていて、決して見て見ぬ振りはできません。

仮に取り付けた2×4材を取り外して、二本の柱を垂直にしようと試みましたが、また元に戻る。

一晩考えた挙句の解決策が功を奏しました。元々、補強を目的に取り付けようと考えていた筋交の長さを調整することで、柱を力づくで垂直にするという一石二鳥の解決策です。筋交を床面と柱の間に45ºの角度で取り付けると、直角二等辺三角形となり、柱は床面に対して垂直に立つはずです。

45ºの角度で筋交となる2×4材を切断するのは簡単。直角二等辺三角形であれば、三平方の定理を利用して筋交となる材の斜辺の長さを計算する必要もない。床面の長さを柱に移して印を付け、実測すれば斜辺の長さがわかります。床面が水平であれば、X形状の筋交2本が正方形を形成して二本の柱が垂直になります。南側に傾いていた二本の柱が垂直に立つと同時に、南北方向の揺れが完全に収まりました。

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Backyard Firewood Shed — Part 20

薪小屋の床張り作業を続けます。

床材の隙間はおよそ5ミリ。

お隣さんによると、私は疲れる性格だそうです。端部のビス打ちは木材の割れを防ぐために、下穴を空けています。

1×4の床材は38ミリのコーススレッドビスで根太に固定。

捻れた木材は補正しながら、一定の間隔を維持。

コメリブランドのこのコーティングビス、安価な割りに「ステンレス(SUS410)より錆びにくい」そうで、私のお気に入りとなっています。

後、一枚。自分で製作した床に腰掛けて。

最後の一枚は丸鋸で縦挽きして一定間隔となるよう、幅を調整しました。

床張り作業を完了しました。

床を張ったことにより、短辺側の南北方向の揺れがかなり少なくなりました。

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Backyard Firewood Shed — Part 19

今日は根太を取り付けます。

幕板が2×6材であるのに対して根太は2×4の再利用材。幕板に取り付けた2×2の根太受けにビスを斜め打ちしました。

根太は合計8本としました。

床材はSPF 1×4材を使用します。

床材を並べてみたところ、5ミリの間隔を取れば、4枚不足します。

コーナー部分は柱の周囲に切り欠きを入れて。

不足分の1×4材は車載できるよう、6’のものを8枚、入手しました。

ビスは仮止めです。頭の部分が沈んで床面と面一になるタイプのビスに交換します。

北東側のコーナーも。

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Backyard Firewood Shed — Part 18

ツールマスターズ工具市で巻尺を入手しました。

ベルトに取り付けるクリップが付属するので、便利です。

6本目の柱Fが腐朽していた部分があったので、別の古材を丸鋸で縦挽きして製材しました。

そして根太受けとなる幕板を柱Cを基準に取り付けます。

根太受けは30年近く前に加工された2×6加圧注入材。

新調した巻尺は自動でロックします。

同じ工具市でSHINWAの600ミリのレベルも入手しました。

水準器は大は小を兼ねるというものではないので、サイズ違いのものが必要になります。

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Backyard Firewood Shed — Part 17

5本目の柱Eと6本目の柱Fを束石の上に載せて棟木と桁の下に差し込みました。

柱の高さは長めに切断した後、微調整しながら深さおよそ7ミリの切り欠き部分に横から叩き入れました。

この時点ではまだ短辺側の南北方向に押せば揺れます。長辺側の東西方向は方杖を取り付けたことで揺れは収まっています。

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Backyard Firewood Shed — Part 16

一輪車でセメントと砂、水適量を混ぜて、モルタルを作ります。経験豊富なプロは目分量で配合するようですが、私は計量カップを使って、セメント1に対し、砂2.5ぐらいの配合比で混ぜます。

水を適量、加える前にセメントと砂をしっかりと混ぜておくことが大事。モルタルを練る時は砂利を加えないので、それほどでもありませんが、水を加えてから混ぜようとすると、腕の筋肉が疲れます。

これでは水が少ない。

私はいつもこのぐらいは水を加えます。

羽子板の中心が下げ振りの真下になるように束石を設置。水平方向の調整は束石の下に敷いたモルタルの量で行います。指でモルタルを押し込みながら調整する繊細な作業です。

仮に載せた柱。

こちらは南側の束石。下げ振りは一つしかないので、移動させました。

今日の作業はここで終了。

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Backyard Firewood Shed — Part 14

先ずは南側の方杖2本を端材を使って加工し、コーナー部分に取り付けました。柱と棟木には65ミリのビス4本斜め打ちで固定。方杖の取り付け角度は45º。

木製カーポート建築時と同様、この段階では仮の筋交を外すと前後左右に揺れます。

北側は少し、短めの方杖を取り付けました。長辺(東西)方向の揺れは少し治まりました。

コーチボルトはボルト長さ2/3ぐらいの下穴を空けてから19ミリのソケットを取り付けたラチェットレンチで羽子板に締め付けました。

下穴が長すぎたり、径が太すぎるとボルトが空転するので要注意。空転した場合はより長いボルトに交換する必要があります。

今日は5個目と6個目の束石設置はできずに作業を終えました。

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Backyard Firewood Shed — Part 13

今日は予定通りに作業が捗ると、南西側の柱Cと南東側の柱Dを立てて、二本の柱の上に棟木を載せる予定です。

午前中に二本の柱を立てることができました。二本の柱は屋外で28年ほど経過した米栂の4×8加圧注入材を縦挽きしたもの。

上の画像はiPhone 11の超広角レンズで撮影。構造物や建築物の全体像を撮影するには広角レンズがやはり適しています。

加工した杉90ミリ角の棟木を二本の柱の上に載せたところ、ほぼ水平で許容範囲。

木製ガレージHuronの北側はそろそろ再塗装の時期です。棟木の中央下側に柱F用の深さ7ミリの切り欠きを入れてあります。

次回は方杖4本を取り付け、柱Eと柱Fを載せる束石を設置する予定です。

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Backyard Firewood Shed — Part 12

北側の桁を加工し、柱Aと柱Bの上に載せます。枘穴は緩めに。

載せた桁は3年ほど前に入手した90ミリ角、3メートルの生の杉材。木製カーポートの屋根裏に保存していましたが、乾燥していないのか、まあまあ重い。

桁は微調整することなく、ほぼ水平でした。水準器下方の深さ7ミリの切り欠きは柱Eを後付けするためのもの。

明日は南側に柱Cと柱Dを立てて、棟木を載せる予定です。

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Backyard Firewood Shed — Part 11

北側の柱2本を自作の束石の上に立てます。

垂直を確認して仮の筋交で自立させました。最初に立てた北西側の柱はAと名付けよう。

2本目に立てる北東側の柱Bを卓上丸鋸で切断。柱Aと同じ高さになるよう、若干のゆとり(4ミリぐらい)をみて長めに切断しました。

長めのはずが微調整不要でした。柱Aと柱Bは共に数十年前の杉の古材を再利用しています。

今日の作業はこの辺りで終了。

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Backyard Firewood Shed — Part 10

天気予報は曇りだったので、モルタルを練って自作の羽子板付き束石を4か所に固定しました。セメントと砂の配合比は1:2:5ぐらい。

凸凹がある束石表面ではなく、一時的に載せた柱の上面で水平を出しました。

手前の西側2個を固定し、東側2個のモルタルを練っている時に激しい雨が…

ビニールシートと船で一輪車を覆い、雨が止むのを待機。雨が止んでから練り終わったモルタルを穴底に敷こうとしたら、穴の中に水が溜まっている。排水してから、モルタルを敷き、束石の位置と水平を確認しながら、モルタルが硬化する前に土を埋め戻しましたが大丈夫だろうか?

雨が降っている間にガレージ内で柱の刻み作業を始めました。今回も手鋸は使わず、丸鋸と鑿で柱2本の枘を加工しました。

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Backyard Firewood Shed — Part 8

北側に束石を埋める穴を二カ所に掘り、自作のタコで底を固めて砕石を敷きました。

交差する水糸の高さで束石の位置調整ができるよう、短い柱の端材を一時的に羽子板に固定しています。

後日、砕石の上にモルタルを載せて、束石の位置を微調整します。相変わらず、暑いので作業が捗りません。

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