Leonids Tonight

2001年の流星雨を見過ごして以来、しし座流星群についてはあまり良い記憶がないので、最近は観察すらしていません。IMOの予測によると、ZHRは極大時刻(JST18日午前7時)で15ほど。7月末のみずかめ座δ南流星群と同程度。最適な条件でプロフェッショナルな方々がカウントできる出現数が15ほどと言うことは、条件に恵まれない普通の人なら、明日の薄明が始まる前に一時間に多くて複数個、見れればラッキーな程度です。

木星の近くにある放射点が東の空に昇るのは日が変わる午前0時頃。そのおよそ2時間後に輝度21%の下弦の月が昇ります。昨夜11時半頃にギャンブレル屋根の上から撮影した上の画像にはまだ放射点は見えていません。屋根の上なら換算16mmの超広角レンズで東の空が見渡せます。

11月18日追記:昨夜は天気予報に反して曇り時々雨で、稲妻は見えても星はひとつも見えない状況でした。しし座流星群とは相性が今ひとつのようで、よろしくない記憶がまた一つ増えました。

Rain Gutter for Garage Back Door — Part 2

Rain Gutter for Garage Back Door

エアコン配管化粧カバー製の自作軒樋が機能することがわかったので、「試作の軒樋」を一旦、取り外して見栄えを改良することにしました。鼻隠し板を別の少し長めの1×4材に交換して、見栄えが悪い自作の止水キャップを覆い隠す化粧板(ボロ隠し板)が鼻隠し板の両端に取り付けられるようにしました。また、エアコン配管化粧カバーは止水キャップと共にグレーのスプレー式速乾性塗料で塗装しました。

Rain Gutter for Garage Back Door

水勾配を左右逆にして、エアコン配管化粧カバー製軒樋を交換した鼻隠し板にビスで直付けしました。六角形の「ボロ隠し板」は鼻隠し板の木口に2本の釘で固定。この板は雨水に濡れるので、2、3年で腐るかもしれませんが、腐れば交換すれば良いと考えています。

Rain Gutter for Garage Back Door

満足できる程度に見栄えを改良することができました。人工的に大雨を降らせて自作の軒樋が機能していることを確認。縦樋として再利用するドレンホースの内径は15mmほどですが、軒樋に落ちた水は溢れたり、漏れたりすることなく、ドレンホースに排水されています。

Rain Gutter for Garage Back Door

止水キャップとドレンホース接続部分にはたっぷりと防水コーキング材を充填してあります。短い軒の出ではありますが、これで跳ね返った雨水が勝手口ドアとドア枠を濡らすことがほぼなくなったので、NORD製木製ドアの耐久性が大幅に向上したと思います。廃材を有効利用することもできました。

9月3日追記:縦樋として使用しているエアコン用ドレンホースですが、厳冬期にホース内の水が凍結すると膨張してホースが破れるかもしれません。冬に様子を見ながら結果をまたレポートします。

作業の難易度:5段階で3

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Rain Gutter for Garage Back Door — Part 1

Garage Backdoor

ガレージ勝手口の木製ドア下の方が腐朽して、今年4月にドアを取り外して修復しました。原因は雨水に濡れていたことだったので、ドアの修復直後に念願の庇を設置しました。母屋の屋根葺き替え工事に来ておられた大工さんに庇のことについて相談すると、庇は軒の出 x 3までの部分を雨水から保護すると教えていただきました。

Eaves for Garage Backdoor

そんなことは露も知らずに機能性よりもデザインを優先させたので、私が製作した庇は短めの軒の出となりました。大工さんは内心、これでは短すぎると思われていたことでしょう。

Rain Gutter for Garage Back Door

日照時間が極めて少なく、雨ばかりとなった今年の夏は、木製ドアとドア枠の下の方が湿気で膨張し、とうとう、ドアが閉まらなくなりました。これまでも梅雨の時期は木が膨張したので、鉋で膨張した部分を削っていました。冬になり、乾燥して木が縮むと隙間ができてしまうという問題もありました。

Rain Gutter for Garage Back Door

今回はドアではなくドア枠の下の方を取り外して、膨張した部分を鉋で削りました。これでドアは閉じれるようになりましたが、木材が腐朽するという問題の根本的な解決ではない。雨水でドアとドア枠の下の方が濡れる限り、いつかまた木材が腐朽するという事態が再発しそうです。

雨が降った後にドアの下の方を観察すると、砂がコンクリート基礎やその上に載っている土台、さらに上にあるサイディングやドア枠に細かな砂が付着していることがわかります。空から降って来る黄砂ではないことは一目瞭然。雨水が砂や土といっしょに跳ね返っているのです。これを防ぐには軒の出を極端に長くするか、雨樋を設けること以外に方法はありません。

Rain Gutter for Garage Back Door

母屋から取り外した古い軒樋はほぼすべて、小屋の軒樋として再利用したので、手元にあるもので軒樋として使えそうなものは…? エアコン配管の塩ビ製化粧カバーなら7〜8メートル分ぐらい廃材として余っていて、いずれは廃棄処分しなければと思っていました。これは使えそうということで、ガレージ勝手口のドア用庇に軒樋を製作することにしました。

先ずは軒樋を固定する鼻隠し板を庇に取り付ける必要があります。鼻隠し板は1×4材を使用しますが、固定する垂木の面が小さいので、2×4材を三角に切断して2本の垂木にそれぞれ2本のビスで固定しました。

Rain Gutter for Garage Back Door

止水キャップはトタン板を加工して、エアコン配管化粧カバー製軒樋の左右の端に取り付け、防水アルミテープ(ブチル)で固定しましたが、見た目が酷い。人工の雨を降らせてみて、配管化粧カバー製軒樋が雨樋として機能しているかどうかをチェックしました。水勾配も問題ないようで、縦樋代わりのエアコン用ドレンホースに水が排水されます。

Rain Gutter for Garage Back Door

雨樋として機能し、跳ね返った水がドアを濡らすこともないので、これで完成としたいところですが、見栄えが悪くて私としてはこれでは満足できません。

Rain Gutter for Garage Back Door — Part 2へと続く。

SKY PerfecTV Antenna SP-AM400M Reinstalled

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SKY PerfecTV用のBS・CSアンテナをガレージ正面に移設しました。これまでは、母屋の南側ログウォールのノッチ部分に取り付けていましたが、足場が邪魔になっているのか、受信感度が低下していました。足場がない時でも、南西方向にある高い木が干渉していたのか、天候条件が悪いと受信感度が著しく低下することがありました。

同軸ケーブルを引き直しました。母屋の床下換気口から出したケーブルを、捨てようと思っていた散水ホース(1メートルぐらい)に通し、地中に埋設。ケーブルの端子は一旦、取り外す必要がありました。アンテナへと繋ぐケーブルをガレージ壁面を貫通させて、ガレージ内を這わせた後、ガレージ正面の壁に空けた穴から再び、外に出しました。ガレージ壁面に空けた二つの穴は、散水ホース側が口径15mm、正面側が10mm。散水ホースごと、壁を貫通させるつもりで15mmの穴を空けましたが、穴径が小さくて貫通できなかったので、隙間はパテで埋めました。ホースを固定する金具は土台に取り付けました。電線などのケーブルを地中に埋設する場合、本来はCD管を使用すべきです。

SKY PerfecTV Antenna  SP-AM400M

壁面取付用アンテナマストのベース部分は横幅が長く、壁裏側(屋内側)にある2×4材の幅よりも広いので、木製ベースを製作しました。これでしっかりと壁面に固定できました。

SKY PerfecTV Antenna  SP-AM400M
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アンテナの方角合わせなど大まかな設定は、スカパーのサイトを参考にしました。このサイトによると、アンテナの仰角は44.8º。衛星アンテナの場合は少しでも向きや仰角がずれていると、受信感度0となり、設定はかなり厳しい。

微調整は、iPod touchとiPhoneのFaceTimeを使って、行いました。受信感度最大値95を達成するには仰角の微調整も必要でした。アンテナを取り付けた壁面が垂直ではないためと思われます。

作業の難易度:5段階で3

Building Exterior Wood Steps — Part 2

Building Exterior Wood Steps
May 28, 2005

(WRCは4×4の角材しか近くのホームセンターで入手できなかったので、)増設した柱は105mm角の米松。地面に設置したコンクリート基礎まで伸びるこの柱は、ポーチの構造的には不要ですが、仕上がった時の見栄えを考えて取り付けました。側板は2×8のACQ加圧注入材を二枚重ね。ポーチ幕板との接合部分は切り込みを入れています。

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

補強目的の中央の板は2×10材。この時点で増設した柱二本と両サイドの側板にはキシラデコールのビニーを塗装しました。中央の板は完成後にほとんど見えなくなるので、安価な防虫、防腐塗料、「クレオトップ」を塗布。

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

5段の階段にしましたが、4段でも良かったかな?と思案中。今から段数を減らすとなると、一からやり直すことになるのでこのままで行こうということになりました。(ポーチの床表面からコンクリート基礎までの高さは948mm。)

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

キシラデコール、ビニーで塗装したWRC 2×4材を乾燥中。2×4材は踏み板に使用します。

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

最上段の踏み板3枚をステンレス製の釘で側板に留めました。一部にビスを使っているのはなぜなのか、理由を忘れました。左右の側板外側までの幅は790mm。

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

水捌けを良くするために蹴込み板(踏み板間の垂直部分)は取り付けていません。

Building Exterior Wood Steps
June 5, 2005

コンクリート基礎に接する側板の最下部に、ゴム製プレートを挟んでから錆びないシンプソン金具とコンクリート用のビスを用いて、基礎に固定しました。

ポーチからガレージ勝手口へと通ずる木製の階段が完成。これで母屋とガレージ間の動線が短くなります。ポーチとガレージの間にある狭い通路は不要になりました。

作業の難易度:5段階で4

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Building Exterior Wood Steps — Part 1

Building Exterior Wood Steps
May 14, 2005

ガレージ勝手口へと通ずるポーチの階段を再塗装しました。この階段はガレージ施工後一年が経過した2005年5月に製作しました。もともとポーチの北側には階段がなく、母屋からガレージ勝手口へは南側の階段を経由し、ポーチとガレージの間にある狭い通路を利用していました。9年前の製作時の記憶を頼りに、木製階段の製作過程を紹介します。

Building Exterior Wood Steps
May 21, 2005

先ずはプロの大工さんが施工したウェスタンレッドシダー製ポーチ北側の柵を解体。

Building Exterior Wood Steps
May 21, 2005

軸組在来工法を得意とする大工さんの仕業。雨水が浸水すると、木組みの部分は水はけが悪いので、こういう所から木材は腐朽します。耐水性が優れたWRCでなければ、もっと酷いことになっていたと思われます。

Building Exterior Wood Steps
May 15, 2005

コンクリート基礎はこのとき、初めて打設。砂利、砂、セメント、合板、船、左官コテ、水糸、杭など、必要な材料と道具を揃えました。

Building Exterior Wood Steps
May 15, 2005

コンクリート基礎を設置する部分に水糸を張りました。地面はできるだけ水平になるように均してあります。

Building Exterior Wood Steps
May 15, 2005

コンクリートを打ち込む部分に合板で製作した型枠を設置。型枠は杭を打って固定しています。型枠の内側にコンクリート基礎の高さを印しました。

Building Exterior Wood Steps
May 15, 2005

砂利6と砂3、セメント1をよく掻き混ぜてからと水を加えて…

Building Exterior Wood Steps
May 15, 2005

コンクリートを打設。

Building Exterior Wood Steps
May 17, 2005

角の部分にもコンクリートがまんべんなく届いているかどうか気がかりで、完全に硬化する前に型枠を撤去してしまいました。案の定、角の一部が型崩れしたので杭を使って補強中。

Building Exterior Wood Steps

完全に硬化したコンクリート基礎。いびつな仕上がりになりましたが、初めての左官作業としては上出来。

Building Exterior Wood Steps
May 24, 2005

増設する柱の基礎もコンクリートで製作しました。こちらの方を後から施工したので材料の配合比がより適切になっています。

Building Exterior Wood Steps — Part 2へと続く。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 8

Kit Garage "Huron" Repainting

ガレージ西側トリムボードの再塗装が完了しました。西側に一つだけある窓のトリムボードは一旦、取り外して電気鉋で古い塗膜を削り落としました。1×4材4枚のうち、1枚に割れが発生していたので新しい板と交換してからキシラデコールのチークで塗装。

Kit Garage "Huron" Repainting

インターホンと郵便受けが取り付けてあるWRC 2×4材は取り外してから再塗装しました。

作業の難易度:5段階で2

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Kit Garage “Huron” Staining — Part 7

Kit Garage "Huron" Repainting

母屋に面するガレージ西側外壁の再塗装が終了しました。ガレージ外壁の再塗装はガレージドアがある南側から始めて反時計回りに東側、北側へと進み、最後が足場設置中の西側でした。外壁部分にはアサヒペン、ウッドガードのダークオークを使用しましたが、予想したより塗料が少なくて済み、7L缶の半分ぐらいしか使っていません。サイディング自体に下塗りがあり、施工直後に塗装した時の塗料(オリンピックのオーバーコート)を剥がさずに上から塗ったためかもしれません。

勝手口ドアのトリム部分は塗膜が剥がれていないので、この部分だけ白を残しておこうかと考えています。ソフィットと窓のトリムボードはキシラデコールのチークを塗装する予定です。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 8へと続く。
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Kit Garage “Huron” Staining — Part 6

Kit Garage "Huron" Repainting

ガレージ北側の壁とトリムボードの再塗装が完了しました。壁面はアサヒペン、ウッドガード(ダークオーク)塗り立ての状態なので、半乾きの部分と濡れている部分が混ざっています。古い塗料(オリンピックのオーバーコート)と比べて、光沢があります。

LP-wood-siding2

壁に使われているサイディングは、Handy Home Productsの2003年版カタログをみると、SmartSideというLouisiana Pacific Corporationの登録商標が使われています。さらに古いカタログでは、EZPanel Sidingという登録商標も用いられています。現在は、メーカー名を採用したLP SmartSideになっているようです。

この厚み10mmの木製合板パネルは使用する塗料によっては無垢の米杉の板のように見えますが、本物の板よりも耐久性があり、10年前に一度しか塗装していないにもかかわらず、表面にカビは生えても腐朽していません。割れや反りもないし、米国で長期保証されているのも頷けます。

無垢の米杉を使ったベベルサイディングであれば、塗装する時に大量の塗料を吸収しますが、表面のエンボス加工のおかげか、このサイディングは塗料の消費量が少なくて済みます。開口部がない北側の壁(幅3,635mm x 高さ2,100mm + ギャンブレル屋根の部分)を再塗装するのに使用した塗料は1L以下。

後は母屋に面する西側の壁面とトリムボードが残っています。現在、足場の上で板金屋さんが作業中であり、物が落ちて来ると危険なので、西側壁面の再塗装は板金屋さんの作業終了後に実施します。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 7へと続く。
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Kit Garage “Huron” Staining — Part 5

Kit Garage "Huron" Repainting

5角形の板はエンドキャップと言いますが、北側の2枚は余ったサイディングを合板に張り合わせて新たに製作しました。

Kit Garage "Huron" Repainting

左が古い塗膜のエンドキャップ、右が余材を張り合わせて製作したエンドキャップ。

Kit Garage "Huron" Repainting

北東側コーナー部分のトリムボードは、6’のSPF 1×4材で製作しましたが、長さが不足するので継ぎ足してあります。化粧板ですから構造的には何ら問題はありません。

Kit Garage "Huron" Repainting

ギャンブレル屋根切妻部分と北側壁面のつなぎ目を隠すトリムボードも木材が弱っていたので新しいものと交換しました。新しい1×4材を取り付ける時に判明したことが一つ。元通りに取り付けようとすると水平にならない。確か、この部分はパーツが欠品していて、ガレージを購入したセカンドハウスのスタッフが後から取り付けたものです。木工作業には素人のスタッフであり、ノコギリで木材を切断する際に指に怪我されたのを覚えています。水準器を使わずに、取り付けたのでしょう。

Hydrangea

紫陽花は毎年、この時期に開花しますが、足場の下で咲くのは今年だけ。

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Kit Garage “Huron” Staining — Part 4

Kit Garage "Huron" Repainting

カビが生えている北側壁面とトリムボードの再塗装に取りかかりました。先ずは、高圧洗浄機でカビを落とそうとしましたが、洗浄機の調子が悪く、デッキブラシを使って、上下左右にゴシゴシ。エンボス加工が施されたこの木製サイディングは、見た目よりも丈夫。施工後10年が経過しましたが腐朽している部分はほとんどありません。

Kit Garage "Huron" Repainting

切妻部分のトリムボードは一旦、取り外してから、Ryobiの電気鉋で古い塗膜を削り落としました。裏と表を逆にして左側にあった板を右側に取り付けるという方法もあります。

Kit Garage "Huron" Repainting

釘も再利用しています。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 5へと続く。
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Kit Garage “Huron” Staining — Part 3

Kit Garage "Huron" Repainting

今日は東側壁面とトリムボードの再塗装。鼻隠しに相当する1×4材とその下の板は取り外すことなく、古い塗膜をできる限り落としてから油性浸透性塗料であるキシラデコール(#103チーク)を上から塗布しました。この木製輸入キットガレージにはPella製の木製上げ下げ窓が東側に二つと西側に一つ取り付けてあります。そのトリムボードは取り外してから、傷み具合を確認後、電気鉋で古い塗膜を削り落としてから再利用しました。傷ついた板や腐朽していたものは新しいSPF 1×4材に取り替えてから、キシラデコール(#103チーク)で塗装。窓のアルミフレームの部分は白のまま。コーキング材は再充填していません。

壁面はアサヒペン、ウッドガード(ダークオーク)で上塗り。比較的小さな刷毛で塗装したら、手のひらにまめができました。施工直後の塗装時はローラーを使用。壁面は表面が凸凹しているのでローラーよりも刷毛の方が凹部に塗料が浸透しやすいため、今回は刷毛で塗装しています。

Kit Garage "Huron" Repainting

ガレージドアがある南側正面と東側のトリムボードと壁面の再塗装が完了しました。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 4へと続く。
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Kit Garage “Huron” Staining — Part 2

Kit Garage "Huron" Repainting

ガレージドアがある南側から再塗装しています。ガレージドア上に張ってあった6フィートの1×6材、2枚は1×4材、2枚に変更しました。

Kit Garage "Huron" Repainting

トリムボードは塗膜を形成する白の塗料から浸透性のキシラデコール、#103チークに変更しました。古い塗膜を剥がすのに苦労しました。壁面はアサヒペン、ウッドガードの「ダークオーク」に変更。「ダークオーク」は母屋のログウォールに使用したキシラデコールの「パリサンダ」に似た焦げ茶。油性ウッドガードは初めて使いましたが、キシラデコールと同様、サラサラしていて塗りやすいと感じました。キシラデコールと比べて臭いも少なめ。

Kit Garage "Huron" Repainting

南側の再塗装がほぼ完了しました。トリムボードは木目を隠す白という固定観念がありましたが、木目を生かす浸透性塗料の方が、木製ガレージであることをより強調できて良いと感じました。油性の浸透性塗料なら塗膜が剥がれて汚くなることもありません。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 3へと続く。
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Kit Garage “Huron” Staining — Part 1

Kit Garage "Huron" Repainting

施工後、ちょうど10年を迎えたガレージの再塗装に着手しました。ガレージドアがある南側のトリムボードが一部、腐朽していて、北側と母屋に面する西側の壁にはカビが目立つようになりました。

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施工直後はトリムボードにはオリンピック・オイルステインのアウトサイドホワイト、壁は同じオリンピック・オーバーコートのマホガニーを塗布しました。(上の写真は2004年6月撮影)問題となったのは白い塗料を塗ったトリムボードの部分。施工2年後にアクリルシリコン系の合成樹脂塗料、ハピオパワーで再塗装し、すぐに塗膜が剥がれたので、その2年後に今度はアサヒペンの油性スーパーコートのティントベージュで再塗装しました。いずれも塗膜を形成するタイプの塗料です。2008年以降は塗膜が剥がれた状態でずっと放置していました。

塗膜が剥がれたトリムボードはこれ以上、放置できないし、カビが目立つ外壁も見るに耐えられない状況なので、今回はトリムボードの部分のみではなく、建物全体を再塗装することにしました。

Kit Garage "Huron" Repainting

腐朽した部分は、再塗装ではなく、木材ごと撤去。不要なコーキングは削り落としています。再利用できる木材はできる限り古い塗膜を取り除きます。ブラシやへら、カッター、サンディングペーパーを使っても剥がすことができない場合は、一旦、木材を取り外して、電気鉋で削り落とした方が効率的。傷が付いた木材は、薪にして、新しい木材に取り替えます。今回、使用する塗料は塗膜を形成しない浸透性の油性塗料なので、古い塗膜が残っていると綺麗に再塗装できません。

Part 2へと続く。

A Shelf In The Attic — Part 3

A Shelf In The Attic

西側の床材が薄く、物を載せると撓みがあったので、梁を増やして補強しました。

A Shelf In The Attic

東側も床材を追加して釘で固定しました。

A Shelf In The Attic

ガレージ建築後、ちょうど10年が経過し、ガレージドア上方の空きスペースが物置スペースとして生まれ変わりました。棚の製作には余財がないので、シンプソン金具を含めてすべて余材を使用しました。製作直後はこんな感じで空いていますが、一年、二年と経過すると、縦方向にも物がいっぱいになり、今にも落下しそうになるかもしれません。北側の屋根裏収納スペースはすでにそういう状態になっています。

作業の難易度:5段階で3

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