Kit Garage “Huron” Staining — Part 1

Kit Garage "Huron" Repainting

施工後、ちょうど10年を迎えたガレージの再塗装に着手しました。ガレージドアがある南側のトリムボードが一部、腐朽していて、北側と母屋に面する西側の壁にはカビが目立つようになりました。

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施工直後はトリムボードにはオリンピック・オイルステインのアウトサイドホワイト、壁は同じオリンピック・オーバーコートのマホガニーを塗布しました。(上の写真は2004年6月撮影)問題となったのは白い塗料を塗ったトリムボードの部分。施工2年後にアクリルシリコン系の合成樹脂塗料、ハピオパワーで再塗装し、すぐに塗膜が剥がれたので、その2年後に今度はアサヒペンの油性スーパーコートのティントベージュで再塗装しました。いずれも塗膜を形成するタイプの塗料です。2008年以降は塗膜が剥がれた状態でずっと放置していました。

塗膜が剥がれたトリムボードはこれ以上、放置できないし、カビが目立つ外壁も見るに耐えられない状況なので、今回はトリムボードの部分のみではなく、建物全体を再塗装することにしました。

Kit Garage "Huron" Repainting

腐朽した部分は、再塗装ではなく、木材ごと撤去。不要なコーキングは削り落としています。再利用できる木材はできる限り古い塗膜を取り除きます。ブラシやへら、カッター、サンディングペーパーを使っても剥がすことができない場合は、一旦、木材を取り外して、電気鉋で削り落とした方が効率的。傷が付いた木材は、薪にして、新しい木材に取り替えます。今回、使用する塗料は塗膜を形成しない浸透性の油性塗料なので、古い塗膜が残っていると綺麗に再塗装できません。

Part 2へと続く。

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