Google Maps Updated To Version 4.8.0

IMG_3145電車等交通機関の乗り継ぎ案内がより充実したGoogle Mapsを使って、JR湖西線おごと温泉駅まで車でルート案内させてみました。道は熟知しているので、途中で渋滞もしていないのに細い迂回路を案内されても無視していつもの道を進むと、出発点での到着予想時刻ぴったりに駅前に到着しました。

目的地到着時に表示される画面がこれまでとは異なり、Wikipediaからリンクした「おごと温泉駅」の名称変更に関する情報と共に、JR湖西線の直近時刻表が表示されており、少々驚きました。車から電車に乗り継いで移動しようとしている人には利便性が高いと思います。駅まで送迎に来た人も、この直近時刻表が遅延情報も含めてリアルタイムで表示されるのであれば、かなり便利に使えます。

目的地到着時の画面には2008年3月15日に駅名が「雄琴駅」から「おごと温泉駅」に変わったことが書いてありました。この地は元をただせば田舎の歓楽街ではなく、由緒ある温泉地なのだということを知ってもらうための名称変更であったと思われます。

大津市歴史博物館の学芸員の方が書かれたブログ「学芸員のノートから」に以下の記載があります。

大正12年1月に開催された雄琴村議会では、温泉開発の問題が議案としてあがっていました。温泉のある土地の地上権を村が借り受け、その土地を開発業者に賃借する議案で、これについて村長は「温泉場設置計画ニ付大津市奥村房吉ヨリ交渉ノ次第之有、本村発展上有望ノ事業ニ付各員ニモ屡々協議ヲ煩ハシ今日茲ニ提出シタルモノナリ」と説明しています。(「雄琴村会決議録会議録編冊」)

雄琴村議会が交渉した相手、大津市の奥村房吉は京町で造り酒屋を営みながらこの地に温泉を掘り当てた、相当モノマニアック(偏屈)な人物であったと聞いています。温泉を掘り当てた房吉は私の実の祖父ですから、私にもそのモノマニアックな血が流れているようです。

AppleCare+ for iPhone, iPad, etc.

iPad mini with Retina display Wi-Fi + Cellular Space Gray 16GB

AppleCare+ for iPhone, iPad, iPod, Apple Watch, Apple Watch Sportの規約が変更になり、これまでは、3. 対象範囲 3.1 ハードウェアサービスで「電源を維持する対象デバイスのバッテリーの能力が正式な製品仕様の50%未満しか発揮できなくなったこと…」でしたが、50%未満から80%未満に変更になったようです。

iPhone 5の時はAppleCare+ for iPhoneの期限が切れた使用開始2年後に製品仕様の50%未満の能力にはならなかったのを覚えています。80%未満へと規約が変更になると、使用開始2年後に交換対象となる可能性が大幅に高くなると思います。

今年の12月で購入後2年となるiPad mini with Retina display Wi-Fi + CellularにもAppleCare+を購入しているので、バッテリー性能80%未満によるバッテリー交換(製品交換?)が適用されるかもしれません。

2台のiPhone 6は来年10月で使用開始2年になります。こちらもAppleCare+に加入済みなので、バッテリー交換になる可能性が高いと思いますが、その頃になれば、iPhone 7を入手しているかもしれません。

追記: 新しい規約は2015年4月9日以降にAppleCare+を購入した場合に適用されるとの記載が米国のサイトにあります。2015年4月10日より前にAppleCare+を購入した場合は、これまで通り50%未満が判断基準になるようです。しかしながら、AppleCare+の規約は国や地域により、異なるので、日本の場合、どのように適用されるのか不明です。

VoLTE (Voice over LTE)

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iPhone 6のiOSバージョンを8.3 (12F70) にアップデートしたら、キャリアのバージョンも自動的にKDDI 19.1にアップデートとなりました。このバージョンでVoLTE (Voice over LTE) に対応したということで、早速、Settings > Cellular > Enable 4Gから”Voice & Data”が選択できるようになりました。これまで音声通信には3Gを使っていたそうですが、今後はVoice & Dataを選択しておけば、より高音質な4G (LTE) で音声通信ができるとのことです。また、auの場合は、音声通信とデータ通信が同時にできるようになります。

Something’s Wrong with My iPhone 6 Location Services

IMG_2307iOSを8.1.3にアップデートした頃からGoogle Mapsで正しくルート案内ができなくなりました。GPS・位置情報サービスが正しく機能していないことが原因だと思われます。湖周道路を通行しているのに現在位置が琵琶湖の中になったりします。GPSの精度が数百メートルになってしまっていて、これではルート案内ができなくなるのは当然。

先日、30年ぶりに訪れた亀岡から自宅に戻ろうとして、道に迷い、Apple純正Mapsを立ち上げて、ルート案内してみたところ、ますます道に迷い、住宅街の奥の方へ。案内してくれないナビは諦めて、勘を頼りに国道9号線に出ることができました。

Google Maps、Apple純正Maps共に正常に機能しないということは、問題の原因が位置情報サービスか、iOSにあると思い、Settings > General > Reset > Reset Location & Privacyをリセットしてみました。効果はなかったので、次にiTunesを使って、iPhone 6を工場出荷状態に初期化してからバックアップしておいたデータを復元させました。それでも問題の解決には至りません。

Apple Premium Resellerの親しい人に相談すると、それは恐らくハードウェアの問題なので、交換してもらった方が良いでしょうとのアドバイスを受けました。早速、Apple Supportに連絡して状況を説明すると、「原因追求のために一通りのことはされておられるようですから、エクスプレス交換サービスで新しいiPhoneと交換させていただくことになりそうです。しかし、その前にもう一つ、試していただきたいことがあります。」とのこと。iPhoneを初期化した後に、バックアップしたデータを復元するのではなく、「新しいiPhone」として登録して再度、検証して欲しいとのことでした。新しいiPhoneに交換してもらっても、バックアップしているデータに原因があるのなら、問題は解決しません。尤もなアドバイスです。

一旦、電話を切って、再度、iPhoneを初期化してバックアップしたデータを復元せずに、位置情報サービスが正常に機能するかどうか、試してみました。Wi-Fiに繋がっている状態では正しい現在位置になりますが、外に出てナビとして使おうとすると、やはり正常に機能しません。現在位置を示す青い円が直径数百メートルにもなります。

再び、Apple Supportに連絡して検証結果を伝えると、エクスプレス交換サービスによる新品交換となりました。AppleCare製品の保証対象になっている私のiPhone 6はエクスプレス交換サービスの料金(¥3,300)が免除されますが、クレジットカードによる¥87,800の承認枠が必要になります。承認枠となる交換機代金が64GBの場合で¥87,800ということは、新品同様の製品ではなく、新品であると思われます。不正改造していたり、ユーザーの過失による損傷が認められたような場合は有償での修理となるので、この承認枠はそのための担保のようなものです。

2月27日追記:エクスプレス交換サービスを申し込んでからおよそ24時間後にヤマト運輸で新しいiPhone 6が届けられました。その場でGPS、位置情報サービスに不具合がある、使用開始後半年もしないiPhone 6と交換しました。エクスプレス交換サービスは混んでいて予約が取れないGenius Barに持ち込むよりも、ずっと便利なサービスです。

iTunesでバックアップしておいたデータを新しいiPhoneに復元して、ナビとしてGoogle Mapsを使用してみました。結果、位置情報サービスが正しく機能し、以前のようにナビとしてiPhoneを使用できるようになりました。GPSは不具合がなかった頃の古いiPhone 6よりも精度が高いように思います。

Leather Wallet Case for iPhone 6

leatherwalletcase

高品質な植物タンニンの本革製iPhone 6用ウォレットケースがオランダのブランド、Mujjoから販売されています。去年の10月にiPhone 6を入手した時は、このケースは製造が間に合わず、年末頃までずっと入荷待ちの状態でした。Mujjoのサイトで現在は在庫ありになっています。

2年ほど前にMujjo Originals CollectionのiPhone 5(s) 用のスリーブを購入しました。今は使用していませんが、布製の内張りの一部が剥がれてしまいました。iPhone 6用のウォレットケースは、サイトの説明を読むと、内張りには植物タンニンレザーのスエードが使われているようです。

デザインが素晴らしいMujjoのサイトで見積もりすると、通常配送の送料込み、税込で¥6,780.06でした。Amazonではタンカラーが¥7,849で1〜3ヶ月待ちになっています。純正のiPhone 6レザーケースが税別¥4,800であることを考えると、Mujjoのウォレットケースは送料を加えると割高に感じます。

AP Fabric Sleeve Cable (AP320536)

Fabric Sleeve Cable (AP320536)
Fabric Sleeve Cable (AP320536)

MFi認定を受けていないアストロプロダクツ製の布スリーブ充電ケーブル。iOS 8.1をインストールしたiPhone 6にケーブルを繋いだら、画面に警告メッセージが一度だけ表示されました。二回目からは表示されないし、充電だけではなく、データ転送も可能です。

別のiPhone 6に繋いでも警告表示はありません。試しに最新のiOS 8.1をインストールしたiPod touchにも繋ぎましたが、なぜか警告表示はなく、充電とデータ転送が可能でした。今後、iOSをアップデートしたらどうなるかは不明です。私は充電専用ケーブルとして車載して使用する予定です。

SEIWA Adhesive Base for Suction Disc (W762) — Part 2

SEIWA W762 (Adhesive Base for Suction Disc)

Subaru R1にもSEIWAの「吸盤サポートアダプターM」を斜めになったダッシュボードに貼り付けました。シボ加工されたダッシュボードは、エアコン吹き出し口の上辺りなら曲面にはなっていないけれど、斜面になっているので、AmazonBasics GPS Dashboard Mount(座布団)が運転中にずれることがよくありました。

SEIWA W762 (Adhesive Base for Suction Disc)

運転席から見るとこんな感じ。

iPhone 6 Wi-Fi Speed

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802.11ac通信規格をサポートした初めてのiPhoneであるiPhone 6は、Wi-Fi接続が最大3倍速くなるということで、私の自宅でも実際に最大3倍も速くなったのかどうか、調べてみることにしました。結果は上の画像の通り、RBB SPEEDでは下り166.38Mbps、上り228.93Mbps、4Gmarkでは下り117.19Mbps、上り217.21Mbps。iPhone 5の時は速い時でも50〜75Mbpsでしたから確かに3倍近く速くなっているかもしれません。

使用したベースステーションはAirPort (AirMac) Extreme 802.11ac (2013)で、5GHzのネットワークに接続しました。iPhoneとベースステーションとの距離は1.5メートルぐらい。5GHzのネットワークであれば、速さと距離は忠実に反比例するようなので、高速通信を実現するにはベースステーションからの距離はできる限り近く、障害物がない方が有利になります。(2.4GHzのネットワークの場合は距離がそれほど大きな影響を及ぼすことはないと思います。)

POWER SUPPORT AFP crystal film™ set for iPhone

POWER SUPPORT AFP crystal film™ set for iPhone

iPhone 6の液晶保護フィルム、ケースを装着しておけば不要かなあと思っていましたが、万一液晶面を下に落下した時に砂利で傷つく恐れもなきにしもあらずということで、直営店Apple Storeでも扱っているPower SupportのAFPクリスタルフィルムを貼ることにしました。本製品はフィルム2枚入りなので、2台のiPhone 6に貼れば、1台当たり800円ぐらいとお得です。

POWER SUPPORT AFP crystal film™ set for iPhone

ガラスのエッジ部分が曲面になっているiPhone 6用の保護フィルムはどの製品も若干、小さくなっていて、端が浮かないように工夫されています。本製品に関しては幅が両サイドで液晶ディスプレイの幅よりも0.5mmほど小さくなっています。光沢表面処理を施したこのフィルムは、作業に慣れているプロフェッショナルな方に綺麗に貼っていただきました。自宅で作業すれば、Cat ISONが邪魔しに来るに違いないし、失敗するかもしれません。

フィルムはツルツルで滑りが良く、快適にiPhoneが使用できます。

iPhone 6 Leather Case

iPhone 6 Leather Case Black

直営店のApple Storeでは10月25日の時点で、iPhone 6用のケースはApple純正品の”iPhone 6 Leather Case”のみが販売されていました。iPhoneが正式に発売される前に入手した図面を元に製造したと思われる他社製品は、直営店では扱わない方針のようです。

iPhone 6 Leather Cases

iPhone 5ではMujjoのスリーブを使用していましたが、落下の危険性が高いiPhone 6にはフレーム部分と背面を覆い包む本革製のApple純正ケースを選びました。シルバーのiPhone 6にはブラックのケース、スペースグレイのiPhone 6にはミッドナイトブルー。(シルバーの本体にはブラックのケースが似合います。紺色の方は色のネーミングが気に入りました。)

iPhone 6 Leather Case Black

ケース内側にはマイクロファイバー製のライニングが施してあります。iPhoneを装着させると内側は見えなくなりますが、裏地の色も外側の色に合わせるという拘りが感じられます。

iPhone 6 Leather Case Black

周縁部分はiPhone本体のガラス面からおよそ2mmほど高くなっており、運悪く液晶画面を下向きにして落下させたような場合でも、ケースの周縁部分がガラス面を保護してくれるのではないかと思います。ケースに入れている限り、液晶保護フィルムは不要ではないかと考えています。

iPhone 6 Leather Case Black

Apple純正品にのみ許されたロゴマークが安心感をもたらします。iPhoneをケースに入れることにより、しっかりと握ることができるので、落下の危険性が大幅に低下したように思います。

AppleCare+ for iPhone

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三井アウトレットパーク、ジャズドリーム長島を経由してアップルストア名古屋栄店へ。同行者が買い物中に私は車の中で休憩。像面位相差検出方式のオートフォーカス機構が採用されたiPhone 6はiPhone 5と比べて、オートフォーカスの精度が上がったように思います。フォーカスの速さはそれほど変わらないかもしれません。

Apple Store Nagoya Sakae

SIMフリーのiPhone 6 (Plus) やジニアスバーの予約をした人、新しいiPadを買い求める人で、夕方のApple直営店は大混雑していました。2階のジニアスバーではなく「ジニアステーブル」と化した製品展示テーブルでAppleCare+ for iPhoneを2台分、契約しました。iPhone 5の時はこの延長保証のおかげで幾度となく製品丸ごと交換してもらっているので、今回も迷わず加入することにしました。加入時にiPhoneのシリアル番号と氏名、メールアドレスを尋ねられます。Apple IDとしても使用している@mac.comのアドレスをいつものように入力すると、驚かれました。若いスペシャリストはこんなアドレスがあることすら知らないかもしれません。

製品購入後、30日以内なら、Apple StoreでAppleCare+ for iPhone(税込¥10,152)に加入することができ、操作上の不慮の事故に対する修理などのサービスを、1回につき税込7,800円のサービス料で最大2回まで受けることができます。(iPhone 5の時は1回につき4,400円のサービス料でした。)

iPhone 6 Leather Cases

MUJJOのLeather Wallet Case for iPhone 6をAmazonで購入しようとしたら在庫なしで、「通常1〜2ヶ月で発送」になっており、MUJJOのサイトから直接個人輸入する場合も、初回製造分が品切れで次回の出荷は11月2週目以降とのことで、第2候補のApple純正レザーケースを直営店で品定めしてから購入することにしました。

16GBシルバーにはブラック、64GBスペースグレイにはミッドナイトブルーを選びました。Apple純正iPhone 6用レザーケースのレビューは後日。

iMac with Retina 5K display

ついでにと言うか、Apple Store訪問の三つ目の目的でもある、iMac with Retina 5K displayの展示機をチェック。Macユーザーの間では話題のiMac新製品ですが、直営店では展示機の周囲にほとんど人がいないことに驚きました。iOSデバイスは飛ぶように売れてもMacは売れていないのか、あるいは革新的な5Kディスプレイを搭載した新製品が展示されていることに気づいていないのか、またはそもそもデスクトップ機に関心がないのか、展示機をほとんど独り占めすることができました。

iMac Retina 5Kディスプレイモデルは税別¥258,000から入手可能ですが、この価格は5Kディスプレイを買ったら本体がただで付いてきたと思わせるような価格設定です。DELLのUltraSharp 27 Ultra HD 5Kは推定$2,500ですから。

斜めからディスプレイを撮影したにも関わらず、反射もなくて精細な写真が撮れました。現在の愛機、27″ iMac (Mid 2010) がYosemiteでも好調であり、先立つものもないので、買い替えの検討すらしていませんが、状況が変われば是が非でも入手したくなること、間違いありません。

iPhone 6 (Model A1586) 16GB Silver

iPhone 6 (Model A1586)

町のauで予約していたiPhone 6が入荷したとの連絡を受け、その翌日に16GBシルバーのiPhone 6を引き取りに行きました。64GBスペースグレイの方は家電量販店で入手しましたが、16GBシルバーの方は指名したくなるほど愛想が良い店員さんがおられるお店で購入することにしました。iPhone 6の化粧箱はiPhone 3Gのボックスと同様、蓋が立体的になっています。箱の中身(製品本体)は下取りプログラムで手放すかもしれませんが、このボックスだけはコレクションとして手元に置いておきたくなります。

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もし、32GBのモデルがあれば、容量アップしていたかもしれませんが、64GBも不要なので、iPhone 5の時と同じ16GBを選びました。写真や動画をたくさん撮影し、MacにバックアップしてからiPhone内のファイルを削除しないと、容量が不足しがちです。Macにバックアップできる環境があるにもかかわらず、そうした作業を怠ると、iPhoneが容量不足になり、iOSのアップデートもiPhone本体でできなくなります。(iTunes経由なら容量不足でもアップデート可能)

iCloud Photo Libraryベータ版がiOS 8.1で公開されています。ローカルのデバイスには最適化した小さな画像(動画)ファイルだけを保存し、大きなオリジナルファイルはiCloud Driveに保存することにより、ローカルのデバイスが容量不足になることを防ぐことが可能です。iPhone本体の容量が16GBであっても、iCloud Driveの容量(5GBまで無料)も使えるので、写真や動画を頻繁に撮影する人には便利な機能です。但し、iCloud Driveが無料の5GBのままなら、今度はそちらの方が容量不足になるかもしれません。そのような場合は、月額100円でiCloud Driveの容量を20GBにアップグレードできるサービスが用意されています。2年間で2,400円を支払えば、16GBのiPhoneが36GBのiPhoneとして利用できると捉えられなくもありせん。

iCloud Driveの容量をアップグレードする前提で、iCloud Photo Libraryを利用するか、あるいは定期的にMacBookに画像と動画ファイルをバックアップしてiPhoneのスペースを確保するか、現在検討中です。Mac用のPhotos appが公開され、iCloud Photo Libraryが製品版になるまで様子を見た方が良いかもしれません。

iPhone 6 (Model A1586)

iPhone 5の時はその初期ロットの製造工程に問題があり、フレームに小さな傷がある製品が多くありましたが、iPhone 6にはそのような問題はなく、非常に完成度が高い製品になっていると思います。ディスプレイを保護するガラスの周縁部にも丸みをもたせてある継ぎ目のないデザイン。ガラス自体が丸みを帯びているので、保護フィルムなどを貼る際は位置合わせをしっかりしないと周縁部が浮いたり、段差ができてしまう恐れがある。

iPhone 6 (Model A1586)

円から細長い楕円に変更されたボリュームボタン。

iPhone 6 (Model A1586)

カメラレンズの突起はやはり気になりますが、ケースを装着すれば、

iPhone 6 Leather Case Black

突起ではなくなり、逆に凹んでいます。iPhone 6本体と同時に発売されたiPhone 6レザーケースとシリコンケースを装着することをある程度、前提にしているのかもしれません。

iPhone 6 (Model A1586)

継ぎ目のないシームレスデザインは、手にした時に引っかかりがないことを意味し、落下の危険性が付きまといます。iPhone 5の時はスリーブに入れていました。実際に使用する時はスリーブから取り出して裸の状態でした。iPhone 6はスリーブではなく、ケースを常時装着した状態で使おうと考えています。AppleCare+ for iPhoneはApple Storeで購入する予定です。

mineo Is Incompatible with iOS 8 and Later

K-Opticomが提供する、au回線を利用した格安SIMであるmineoは残念ながら、iOS 8及びiOS 8.1で利用不可との発表がありました。mineoユーザーサポートのお知らせページに以下の記載があります。

お客様各位

平素はmineoサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

さて、iOS 8での対応について弊社で検証を続けてまいりましたが、mineoサービスではiOS 8 利用不可との検証結果となりましたことを、お知らせいたします。

また、本日リリースされましたiOS 8.1におきましても、ご利用いただけないことを確認しておりますので、あわせてお知らせいたします。

本事象については、弊社での構成プロファイル等での対策が難しい状況のため、弊社として今後のiOS 8への対応の予定はございません。 しかしながら、Apple社に対して、mineoサービスがiOS 8およびiOS 8.1で利用できるように引き続き要望してまいります。

お客様には、ご不便をおかけし、大変申し訳ございませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

iOS 8以降が利用不可であるのはApple側にその主な原因があると明言しています。本当だろうか?何れにしてもK-Opticomでは自社でこれ以上の対策はしないとのことですから、SIMフリー及びau版のiPhoneやiPad Wi-Fi + Cellularのユーザーは、新OSを使いたい人は、au回線を利用する格安SIMの選択肢は現時点でないと考えておくべきでしょう。

iPhone 5s/5cならiOS 8以降にアップデートしなければ良いのかというとそうでもないところが問題となっています。SIMフリーまたはau版のiPhone 5s/5cを新たに入手してmineoを利用しようとします。工場出荷状態のiPhone 5s/5cに搭載されているiOSは7.0であり、mineoは対応していません。mineoが対応しているのはiOS 7.1.2なので、7.0からアップデートしようとすると、最新のiOS 8.1になってしまい、またmineoが対応しなくなります。これではmineoはAndroid端末専用の格安SIMと捉えるべきでしょう。

5月15日〜6月2日の期間中にmineoを先行予約した人は、月額基本料相当額(980円)が申し込んだ翌月から6ヶ月間割引になっていました。SIMカードのみ、シングルタイプ1GBコースであれば、半年間は無料ということです。しかし、この契約には利用開始翌月から1年間の縛りがあるので、有料となる7ヶ月目以降、12ヶ月目までに解約すると税込10,260円の違約金が発生します。使えないSIMに半年分の使用料を払い続けるか、違約金を支払って解約するか、どちらにしてもiPhone、iPadユーザーには酷い対応です。ケイ・オプティコムはiPhone、iPadユーザーに対し、何らかの救済策を提示すべきかと思います。

iPhone 6 (Model A1586) 64GB Space Gray

iPhone 6 (Model A1586)

au版iPhone 6 (64GB) を京都駅前の家電量販店で入手しました。色はスペースグレイ。

予約していたau加盟店からの入荷連絡を待ちながら、量販店のサイトで在庫状況を確認すると、希望する機種が在庫ありになっていたので、すぐに車で駅前の量販店に向かいました。自宅を出発する前に家電量販店でも機種変更する人向けのクーポン(税込¥16,200)が利用できることなど、町のau加盟店とほぼ同じ条件で購入できることを確認済み。量販店で機種代を一括払いで購入する場合は、クーポンなどの割引額を引いた支払金額に対して5%のポイントも付くのでその分がお得になります。

iPhone 6 (Model A1586)

機種変更による契約期間延長を決める直前まで、Apple StoreでSMフリー版のiPhone 6を購入して、通話もできる格安SIM(IIJmioの「みおふぉん」またはK-Opticomのmineo)を挿して2年間の縛りなしで使おうと計画していました。しかしながら、mineoはiOS 8に対応しそうにないし、IIJmioの回線はMVNOの中では品質が優れているようですが、大手キャリアのサービスや通信回線の品質と比較すると大きな隔たりがあり、MVNOのSIMは私にとって時期尚早であると判断しました。2年後にはキャリアがSIMロック解除に応じてくれるだろうとの期待もあります。

iPhone 6 (Model A1586)

iPhone 6を一括で購入し、電話カケ放題とデータ定額(2GB)の新料金プランを契約すると、毎月割(¥2,410 x 24)とauスマートバリューによる割引(¥1,008)を差し引いて、2年間で毎月の費用は下限が¥3,605になります。(最大2年間無料の「テザリングオプション」は使っていなかったので外しました。これを外しておかないと、毎月540円の上乗せになります。)MVNOのサービスにはない電話カケ放題も魅力的に感じました。いつ誰にかけても定額ならiPhoneから電話する機会が増えるだろうと思います。固定電話は受信専用となり、発信には使わなくなるかもしれません。

iPhone 6 (Model A1586)

厚みは6.9mmですが、この数値にはiSightカメラレンズの突起部分0.6mmも含まれるので、4.7″ Retina HDディスプレイを保護するガラス部分を含めた筐体の厚みはおよそ6.3mmと驚異的な薄さ。これ以上、薄くすると強度面で問題が発生するかもしれないギリギリの薄さではないでしょうか。例えば、ジーンズのフロントポケットに入れて、前方に体重をかけながら作業する場合など、注意が必要かもしれません。

802.11 ac規格のWi-Fiに対応した初めてのiPhoneということで、ネットワークの通信速度がどの程度、高速になっているのかを計測してみました。AirPort (AirMac) Extreme 802.11 acをベースステーションとして、RBB TODAY Speed Testで計測すると、下りが146.83Mbps、上りが232.07Mbpsでした。Mbpsの単位で3桁は初めて。より詳しく精確にスピードを計測できると思われる4GMarkでは下りが115.08Mbps、上りが176.01Mbpsでした。少し前の光ファイバー有線接続時よりも高速な数値となりました。

iPhone 6 (Model A1586)

iPhone 5sで初めて搭載されたホームボタン兼Touch IDセンサー。これまでパスコードを設定していなかった私にとっては便利な機能です。登録できる指紋の数は最大5までだそうです。

iPhone 6 (Model A1586)

Lightningケーブル差込口の両側にあるのはApple製品特有の五角形のPentalobeネジ。iPhoneの場合は0.8mmのTS1。この特殊な工具と部品さえ用意できれば、1810 mAh、3.82Vのリチウムイオン・ポリマー・バッテリーの交換はDIYでできそうです。(iFixitのサイトで54 Bit Driver Kitが$24.95で売っています。iPhone用P2 Pentalobeスクリュードライバー単品なら$7.95。iPhone 6用の交換バッテリーは$24.95。)

iPhone 6 (Model A1586)

気になるカメラの突起。カメラ性能を維持したまま技術的に可能であれば突起はない方が良いけれど。iPhone 6 Plusのような光学式手ブレ補正機構は省かれていますが、この8メガピクセル、f/2.2のカメラには位相差検出方式のオートフォーカス機構が採用されています。

Time To Get A New iPhone? — Part 4

主要キャリア3社の代理店でiPhone 6 (64GB) の見積もりをしてもらっているうちに混乱してきたので、表にまとめておきます。価格はすべて税込で、auのiPhone 5 (32GB) を下取りに出した場合を想定しています。事務手数料やユニバーサルサービス料は含まれません。

iphone6au

まずは、auで機種変更した場合。機種変更限定のファストクーポン、¥16,200とauスマートバリュー、¥1,008の値引きが効いているのか2年間の総支払額が¥122,568と最も安くなっています。25ヶ月目以降も、auスマートバリューの分がSoftBank、docomoと比べて安くなっています。特筆すべきはMNPで他社に乗り換えるよりも安くなるということです。下取価格は来月になれば¥7,000分下がってiPhone 5 (32GB) で¥26,000になります。

10月18日追記:10月31日までに予約し、11月30日までに機種変更すると、iPhone 5などの10月31日までの下取価格が延長適用されるそうです。但し、差額分の¥7,000は来年2月下旬にau WALLETカードへのキャッシュバックになるとのこと。

iphone6docomo

docomoに乗り換えた場合は2年間の総支払額が¥140,400とSoftBankに乗り換えた場合と同額であり、auで機種変更する場合と比べて¥17,832高くなります。docomoへのMNP乗り換えでは「おかえりボーナス」を適用してあります。

iPhone6sb

SoftBankに乗り換えた場合は2年間の総支払額が¥140,400とdocomoに乗り換えた場合と同額ですが、iPhone 5 (32GB) の下取価格を端末代金初期費用から差し引くことはできないようです。「のりかえ下取りプログラム」として24ヶ月の分割で機種代金から割り引かれます。また、「のりかえ割」は¥1,080 x 10ヶ月分なので、11ヶ月目から24ヶ月目までは¥1,080の割引が適用されません。毎月の費用が最初の10ヶ月分だけ安くなるので、一見すると騙されそうになりますが、2年間の総支払額はdocomoに乗り換えた場合と同額です。

iphone6mio

SIMフリーのiPhone 6 (64GB) をApple Storeから一括または24回分割で購入し、格安SIMのIIJmioの通話もできる「みおふぉん」を契約した場合の2年間総支払額も計算してみました。音声通話機能付きSIMカードである「みおふぉん」は12ヶ月以内に解約した場合、(12ヶ月-利用開始月を0ヶ月とした利用月数)x ¥1,000(税別)の違約金が発生します。また、¥3,240のパッケージ価格(初期費用)が別途必要になります。

2年間総支払額がau機種変更の場合よりも若干、高くなりますが、25ヶ月目以降はSIMロックの場合と比べると1/3以上も安くなります。2年も先になれば、ケイ・オプティコムのmineoが、iOS 8には対応しているでしょうから、auで機種変更したiPhone 6が、ロックを解除しなくてもmineoに乗り換えて使用できそうではあります。また、その頃には主要キャリア3社がiPhoneのSIMロック解除をしてくれそうな気もします。

10月16日追記:IIJmioやmineoなどMVNO (Mobile Virtual Network Operator) が提供するサービスと主要キャリアのサービスとではその内容に何が違うのかを調べていて、一つ、懸念事項となるような違いがあることがわかりました。それは、MVNOが提供するサービスではA-GPSが対応していないということです。iPhoneをカーナビとして頻繁に使用している私にとって、主要キャリアのA-GPSが利用できないとなると、現在位置の測位に時間がかかり、カーナビとして快適に使えそうにありません。IJjmioのサポートQ&Aには以下のような回答があります。

地図アプリ等のGPS機能を使うアプリの場合、以下の点にご注意ください。

  • NTTドコモのスマートフォンの場合、SPモードによる接続以外からはアクセスできないSUPL(A-GPSのためのアシスト情報を提供するサーバ)が標準で設定されているため、IIJmioによる接続の場合A-GPSが機能しません。そのため、測位に時間がかかったり、測位に失敗する場合があります。
  • インターネット上に公開されているSUPLを利用することでA-GPSが利用できる場合があります。詳しくはSUPLの提供者にご確認ください。なお、SUPLの設定を変更することができない端末も数多く存在します。SUPLの設定方法については弊社はサポートいたしません。
  • 弊社にてSUPLを提供する予定はありません。

MVNOの格安SIM利用時は主要キャリアの場合と比べて、回線速度が概して遅くなる傾向があるようですが、価格が安い分、致し方ないと思います。また、格安SIMには通話定額プランもないけれども、LaLa Callなどの050 IP電話AppやFaceTime audioを併用すれば、通話料金は安くすることもできます。キャリアメールを全く使っていない私にとってはそのようなサービスがなくても大丈夫です。しかし、A-GPSが使えないとなると、これはSIMフリーiPhone検討時に大きなデメリットになります。