南側テラス屋根上の足場が完成しました。2本しかない根太の上に足場板として代用する長さ4メートルのカフェ板を載せると、中央部が撓んで柱がないテラス屋根に荷重がかかりそうな状態でした。縦置きの2×4材2本を下に敷いても状況は大して変わらなかったのが、アルミの梯子を載せるとほとんど撓まないことに気付きました。発案者は梯子の扱いになれているお隣さん。横に置いた梯子の上にカフェ板を載せれば安全な足場が確保できます。
Category: DIY Projects
Exterior Stain — Part 8
外壁塗装作業の邪魔になりそうな、西側玄関前にある常緑広葉樹を枝打ちしました。脚立に登ってロープをかけるお隣さん。倒す樹木が建物の方に倒れないよう、建物とは逆方向にロープを張ろうとしていますが、伐採する位置に近いところにロープを掛けています。
脚立上でのチェンソー使用は危険なので、剪定用ノコギリ(シルキーめばえ)で直径20センチぐらいの太い幹を伐採します。一応、受け口のような切り込みを入れましたが、あまり意味はなかった。1センチぐらいのつるを残して脚立から降りました。
ロープを引っ張ると、意図した方向とは真逆の建物の方に倒れました。しかも幹が縦方向に裂けて小さな「床屋の椅子」ができている。幸いにも建物を傷つけずに済みました。倒れる前に危険を察知して脚立から降りたので、怪我しなくて済みましたが、教訓として肝に銘じるべき事例です。
ロープを掛けるのであれば伐採位置のずっと上でないと、意図した方向に倒れない。伐採位置に近過ぎると梃子の原理で、ロープを引っ張る方向とは逆方向に木は倒れる。伐採する人が近くにいれば、直撃する恐れがあるということ。
Exterior Stain — Part 7
東側の足場は計画を変更し、母家の土台の高さに製作することにしました。この高さでも長い二連梯子で切妻屋根壁面の最も高い位置に届きます。土台カバーに根太受け材とシンプソン金具(ダブルシェアハンガーLUS24)を取り付けて長い根太を4本直交させました。
4メートルの長い根太は修復するウッドデッキにも根太として使用する予定なので、切断せずにそのまま使用。4本の根太の上に長さ4メートルの杉カフェ板を2枚載せました。
さらに二連梯子のストッパーとして、根太として使用した同じ4メートルの防腐ヒノキを根太と直交するようにして固定しました。根太を下から支える大引きは90ミリ角の桧。束柱は解体した既設ウッドデッキの柱を再利用。
長い二連梯子を足場の上に載せてみます。
お隣さんの方が梯子の扱いになれています。
安全な規定の傾斜角度は75ºですが、まだ余裕あります。石橋を叩いて壊す私にとってもこのぐらいの角度なら安心感あります。
Exterior Stain — Part 6
ウッドデッキに使用するシンプソン金具を買いにホームセンタームサシ京都八幡店へ。この店は以前からシンプソン金具の在庫が豊富です。
今回入手したのはデッキ床の上に柵用の柱を立てる際に必要なポストキャップ(BC-40)、1個税込378円を7個。
帰りにアストロプロダクツ京都山科店でスパイラルウレタンエアホース10Mを3割引で入手。クーポンは頂いたもの。私のところにはなぜか送られて来たことがない。
Making Sawhorses — Part 3
ストレッチャーの一方は脚に加工した切り欠きのサイズがピッタリで貫通する枘穴が不要でした。もう一方は切り欠きサイズが大き過ぎて、接着剤のみでは固定できそうにないので、脚に空けた枘穴を貫通させました。その長い枘に切り込みを入れて、楔のサイズを調整。
加工する木材等を置く天板(馬でいえば背中の部分)をSPF 2×4材の端材を使って取り付けて三頭目がほぼ完成しました。思っていたより多くの時間がかかりました。
作業に長時間、要した原因の一つは背中を貫通する枘の向きが間違っていたこと。木材の繊維と直交するような形状の枘穴は、鑿を斜めに入れて加工するのが困難。繊維を断ち切るのに大きな力が必要になり、鑿の切れ味が悪いと木材の繊維を押し潰すことになります。38ミリの2×4材を貫通する枘穴一つ掘るのに30分以上も要しました。
四頭目に使用する材も脚部の枘は加工済みなので、枘の長さを短くするなど、一工夫が必要です。
Making Sawhorses — Part 2
枘に楔を打ち込むための切り込みを入れました。枘に貫通させた穴は、楔を打ち込んだ際に必要以上に縦に裂けないようにするため。これ、重要です。
いつの間にか足が出来てます。この足は小学校の古い跳び箱?の足を加工して再利用しました。かなり小さくなりましたが、重箱式養蜂箱に使用した廃材です。自作のクランプ、いくつあっても不足する。
あさりがないシルキーの大工用ノコギリなら、枘の余分を切断するとき、周囲の材に傷が付きにくい。
鉋掛けも不要なほど、切断面が綺麗。
2本の脚を接続する厚み45ミリ、幅80ミリに加工した杉角材をストレッチャーとして取り付けました。脚に刻んだ深さ10ミリの切り欠き部分にピッタリ収まるようにして固定。
本日はこの辺りで製作作業を終了。
Exterior Stain — Part 5
外壁塗装は南側から着手することにしました。90ミリ角、3メートルの桧2本をウッドデッキの上に垂直に立てて、上部を2×6材の根太にビス留めしました。根太は壁面に取り付けた2×6材の根太受け材の上に固定。桧の柱はアルミ製テラス屋根の桟に番線もどきで固定しました。
柱は動かないけれど、根太は2本しかないので、上に載せる4メートルの杉カフェ板が撓みそうです。2×4、4メートルの防腐ヒノキを根太の上に縦向きに載せましたがこれでも撓む。テラス屋根には柱がないので、屋根上に荷重がかけられない。安全な足場にするにはもう一工夫、必要です。
Making Sawhorses — Part 1
Exterior Stain — Part 4
Exterior Stain — Part 3
お隣さんの軽トラをお借りして長尺の木材をコメリパワー栗東で買ってきました。朝6時半開店だと勘違いして早めに行ったら、日曜は午前9時開店でした。
調達したのはショッピングリストと大体同じ長尺木材。
- 防腐ヒノキ 38x89x4,000 7本
- 桧GRモルダー 90x90x3,000 4本
- 杉カフェ板 30x200x4,000 4枚
- 米松G桟木 27x60x3,680 3本
杉足場板の在庫がなかったので、流行りの杉カフェ板を代替品としました。
Exterior Stain — Part 2
明日、足場とウッドデッキに使用する長尺の材料を調達する予定なので、今日はその下見に出かけました。
長尺の木材在庫が豊富なコメリパワー栗東を訪れました。この桧GRモルダー、90ミリ角の3メートルで税込1,800円は木材が高騰しているこの時期としては安い。
防腐ヒノキって初めて見ましたが、これも使えそう。38×89ミリは2×4のサイズ。4メートルで税込1,680円。ウッドショックで高騰した外材(輸入木材)と比べると、内地材が安く思える。
草津のDIO Worldにも寄りました。木材の価格はコメリの1.5〜2倍も高い。シンプソン金具(ダブルシェアハンガーLUS24)のみ適正価格で販売されていました。
在庫10個を全部入手。根太受け金具として使用します。
Exterior Stain — Part 1
道を挟んだお向かいさん別荘宅の全面外壁塗装を実施することになりました。南側1階部分の外壁修復作業を今年1月に終えたばかりですが、今度は建物全面の外壁塗装を検討して欲しいとのことでした。南側1階部分の出来具合に満足されていたことを知った私は、余った塗料を使って、2020年秋に製作した北側の木製フェンスを再塗装しました。真新しい塗装の木製フェンスに対し、道路に面する北側の外壁が建物建築後一度も再塗装していない状態が際立つだろうと思い、悪知恵を働かせました。南側1階部分の外壁修復作業完了直後に他の外壁も塗装を検討してと言われてはいましたが…
2階部分と破風下の三角形の妻壁部分も塗装するとなると、長い方の二連梯子でも届かない高所作業になり、足場が必須です。業者に依頼すれば足場の設置だけで二桁万円は要するかもしれません。業者に依頼した場合、足場の材料はレンタルなので、工事終了後は施主の所有物とはならない。
当初、レンタルの足場なしで長い方の二連梯子のみを使って、梯子が届かない妻壁部分以外を塗装しようと私は考えました。それでも高所作業に伴う危険性は無保険の素人が負担できるものではないと、同居人に反対されました。自宅での作業で怪我をしたとしても自業自得(アホやな)で済みますが、他人様所有の建物での危険な作業で怪我をしたら自業自得(アホやな)では済まないと。
私としては外壁塗装よりも、南側にあるウッドデッキを何とかしたいと思っていました。ウッドデッキに落ちる雪解け水や雨水が外壁及び外壁直付けの棚に跳ね返り、南側外壁を腐朽させる原因の一つになっていたからです。修復したばかりの外壁がまた短期間で腐朽するかもしれない。
そこで安全な足場を確保しつつ、割高な足場レンタル費用をゼロにする別の悪知恵(解決策)を考えました。木製足場を自作すれば良い。そして自作した足場の材料を足場解体後にウッドデッキの修復作業で再利用する。足場の費用をウッドデッキ修復費用として活かすという悪知恵です。この案を道を挟んだお向かいさんに伝えると、「悪知恵どころかそれは名案だ」とお気に入りの様子で、概算の見積額を伝えると、即答で正式受注となりました。
安全な木製足場が実際に製作できるかどうか、東側の外壁に足場の根太を受ける2×6材を取り付けてみました。一時的に取り付けた根太受け材は地面から高さ3メートルぐらいの位置にあります。この高さに足場を作るには12’の長い柱が少なくとも3本は必要となりますが、足場解体後はウッドデッキの根太や手摺、束柱として再利用できます。
ウッドデッキを一部解体したところ、外側の柱が腐朽していることがわかりました。

この部分が腐朽した原因は施工した人のミス。雨水に濡れるウッドデッキに枘加工はご法度です。適切に排水できずに枘の部分に水が溜まり、木材腐朽菌やシロアリの餌食になります。大引と根太が同じ高さというのも問題あり。
落ち葉の侵入を防ぐ金網が視界を遮っていてデッキ下の様子が見えなかったので、金網を取っ払ったところ、土間コン仕様となっていることがわかりました。母家に近い内側の束柱、束石、根太、土台は腐朽していない様子。根太の間隔が長過ぎるので、足場の材料を補強用の根太として再利用できそうです。
Chimney Downdraft — Part 6
お隣さんに手伝ってもらいながら、目詰まりを起こす煙突の自作鳥侵入防止ネットを改良します。
煙突の自作レインキャップを取り外すため、先日完成した安全な足場を利用して急勾配の屋根に登りました。
3点張りの太いステンレス針金を取り外して、自作レインキャップを外しました。
目詰まりを起こすネットを取り外し、ついでに雨除けの庇も新調します。
余った太いステンレス針金を蜘蛛の巣状に張り渡し、鳥侵入防止策としました。目詰まりが起きることはないでしょうが、小鳥は入って来るかもしれません。
庇はガルバリウム波板からブリキ板に変更。
改良したレインキャップを元に戻しました。

針金の固定方法を変えて、煙突の傾き具合を調整しました。
Chimney Downdraft — Part 5に戻る。
Chimney Downdraft — Part 1に戻る。
Scaffolding — Part 21
煙突メンテナンス用足場兼庇がほぼ完成しました。40º急勾配の屋根上に二連梯子や脚立を置く方法ですが、波板庇部分も勾配が15ºあるので、梯子や脚立が滑り落ちないようにストッパーを取り付ける必要がありました。
高騰中の厚み12ミリ構造用合板を奮発しました。3×6サイズの合板をホームセンターで、600ミリで縦挽きしてもらいました。その合板にストッパーを取り付けただけですが、これで安心かつ安全に急勾配の屋根に登ることができます。庇の上に乗った際に、荷重が一点に集中しないので庇の波板が凹むこともありません。
また、伸ばした脚立の上の方に乗った際に脚立の足部分が浮いてストッパーを飛び越えないよう、ストッパーはある程度の高さを確保しました。
幅が600ミリになるように切断したとはいえ、この大きな合板を一人で持ち上げるのに一苦労なので、メンテナンス実施後は二分割しても良いかと考えています。