Touch-Up Paint — Part 1

Toyota Aquaの助手席側ドア下方部分とサイドシルの小さな傷をタッチアップペンを使用して修復します。小さな傷は数カ所あり、凹んでいる部分や塗膜が剥がれて錆が見えている部分もあります。それなりに仕上げようとすると、見かけ以上に難易度が高そうな作業になりそうです。

凹んでいる部分はパテで埋めようとしましたが、手元にあった厚もりパテがあまりにも古くて使用期限切れ。TOYOTA純正タッチアップペイントも残量が少なすぎるので、作業を中断しました。

不足する材料を調達すると同時に自動車の傷補修方法を調べました。上の動画、めちゃくちゃ面白い。

塗料メーカー(ソフト99)のサイトでは正統法を詳しく解説しています。上の動画は「ソフト99ボディのへこみキズ補修Step 1 パテ埋め」

こちらが「ソフト99ボディのへこみキズ補修Step 2 塗装」

そして最後に「ソフト99ボディのへこみキズ補修Step 3 磨き仕上げ」

Touch-Up Paint — Part 2へと続く。

Water-Supply Pipe Damaged — Part 3

呼び径13ミリのHI-VP(水道用耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管)を丸鋸で切断し、面取りした後、HITSエルボ2個に挿入して仮組みしました。早朝に降った雪で少し、白くなっています。

仮組みの段階では塩ビ管が継手の奥までは入ってないので、接着剤で固定する段階で少し短くなることを考慮に入れて、採寸する必要があります。

順序を間違えると、固定しづらい。

HI専用の接着剤は潤滑剤としても機能するので、規定の標線までしっかりと奥まで入ります。接着時は30秒間、保持して固定しました。この後、30分以上待ってから、水圧をかけない通水試験を実施しました。結果、水漏れはないようです。圧力をかけた試験は24時間後に実施する予定です。(12月24日追記: 圧力をかけた試験、実施しました。漏水は解決したようです。)

今夜から底冷えがしばらく続くようなので、20キロの砂二袋分を使って埋め戻しておきました。

11立米の水が漏水した原因は、浅い地中に埋められた塩ビ管の接着不良だと思います。凍結した水が膨張して横方向に力が加わり、塩ビ管がすっぽ抜けた。その接着不良の原因は、塩ビ管の接合部を面取りしていないことだと思います。(上の画像参照)塩ビ管表面に塗布した接着剤が奥の方に追いやられた結果、適切に接着できていなかったのではないか?面取りしていない接合部分はここだけなら良いのですが。

埋設した水道管破損の修復作業難易度:5段階で2

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Water-Supply Pipe Damaged — Part 2

赤いラインの辺りでパイプを切断して修理することにしました。浅いとは言え、地中に埋設した塩ビの水道管が損傷して漏水するケースは稀だと思います。原因はパイプの長さが不適切であることと、接着不良だと思われます。

近くのホームセンターで呼び径13ミリのHI-VP(水道用耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管)とHITSエルボ2個とHITSソケット1個を買って来ました。(ソケットは多分不要)店員さんに尋ねるまではHIの付かないグレーのVP管と継手、ソケットを購入しようとしていました。上の一枚目の画像を店員さんに見せて相談すると、地中に埋める水道用配管の場合はHIが付いた黒っぽい方にすべきと教えてくれました。確かに現場の配管も黒っぽい。

調べるとHIはHigh Impactの略で耐衝撃性の意味だそうです。また、TS継手のTはTaperを意味するようで、先細で奥に行くほど細くなっているらしい。

使用すべき接着剤もHI専用のものがあり、価格は二倍ほど。早速作業に取りかかろうとしましたが、雨が降ったり止んだりで強風が吹いているので作業は明日以降に。

こちらの動画が参考になります。

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Water-Supply Pipe Damaged — Part 1

今朝の寒気の影響か、道を挟んだお向かいさん別荘宅の敷地内給水管から水漏れしているとの知らせが寄せられました。

元栓で止水して近寄って観察すると、PVC(塩ビ管)の継手(赤い矢印の方)辺りから漏水していたことがわかりました。給水管内の水が凍結して継手が破損したのだろうか?

元栓を開けて、漏水場所を特定しました。

パイプと継手自体は破損していないように見えます。容易にパイプが外れたと言うことは接着不良が原因?呼び径を調べると給水管の規格はHIVP13のようです。呼び径13ミリの細い給水管が継手の根元に届いていないように思われます。この状態で接着しても、また外れる可能性があります。

Water-Supply Pipe Damaged — Part 2へと続く。

Magnet Door Stopper

義父母宅の玄関ドアにドアストッパーを取り付けました。元から付いていたストッパーが経年劣化でビスが緩んでいて、グラグラしていたので古いものを取り外しました。

ドアはスチール製だったので、マグネットが効いています。アルミドアの場合は製品付属の両面接着テープを使うと固定可能。

Installing A Handrail

集合住宅に住む義父母宅の和室に縦型の手摺を取り付けることになりました。現場で私が採寸したわけではないので、このぐらいかなと予想しながら下地となる板を切断しました。この下地材は端材置き場に転がっていた集成材の端材で、厚み15ミリ、幅80ミリ。卓上スライド丸鋸を使い、長さを790ミリに切断しました。切断後の木口は塗装済み。

35ミリ径、長さ600ミリのタモ集成材丸棒とブラケット、エンドキャップは近くのKOMERIで調達。

トリマーテーブルを使えば、角材を丸棒に加工できるとの情報を得て、コロ付きボーズ面のビットを取り付けて、試してみました。手元にあるビットはR3.0、R4.5、R6.0、R9.0ミリなので、最も大きいR9.0ミリのビットを使用。4回に分けて切削すると、18ミリ径の丸棒ができますが、これでは直径が小さすぎる。R18.0ミリのビットがあれば、直径32ミリの丸棒ができるということになります。しかし、こんな大きなビットがあったとしても価格があまりにも高いだろう。

ブラケットは35ミリ径の直受けBT-03Gを2個選択。

エンドキャップは左のスチールキャップを2個選択。

こういうときは、自宅にいながら必要となる部材の店頭在庫や価格を調べられるKOMERI Appが便利。ブラウザーからならKOMERI.COMにアクセス。

義父母宅の和室に取り付けようとしたら、補聴器を使う義母は増幅された騒音が気になるらしく、近隣住人に挨拶に行くべきと言い出したので、作業を中断しました。

HUSTLER荷台に置いた高さ調整用の台が作業台として機能する。

近くのホームセンター駐車場に車を停めて、ブラケットとエンドキャップを丸棒に取り付けて、下地材に下穴を空けて付属のビスで仮留めしました。

義母宅に戻って縦型の手摺を和室に取り付けました。この位置なら下地材を使わずに壁面に直付け可能でしたが、騒音対策の一環として下地材を使うことにしました。

手摺取り付け作業の難易度:5段階で3

Making Landing Nets — Part 3

ランディングネットを編む作業工程はあまりにも腰が重くて足踏み状態にあります。渓流用タモの編み方はいろんなサイトやYouTubeで公開されています。フレームの方から編む方法以外に底から編む方法もあるようで、私が製作しようとしているランディングネットの場合は果たしてどの方法が最適なのか?三次元の立体把握を大の苦手とする私の頭の中はこんがらがる一方。私は二次元でも方角を間違えることが頻繁にあります。一度、硬く縛りながら編んだネットは修正不可能だそうで、一発で編み進める必要があるようです。こんな情報を仕入れるとますます腰が重くなる。

製作済みのフレームはAyaブランドのランディングネットを参考にしたティアドロップ型です。そのAyaネットの編み方を解説するサイトがあり、そのサイトを熟読すると、ネットはフレーム側から編んでいるようです。幅が20ミリ(大)、18ミリ(中)、15ミリ(小)の3種類のコマを使って編むと書いてある。これまでに18ミリ幅(中)と15ミリ幅(小)のコマを竹材から製作しました。

サイトの解説書を読むと、どうやら編み始めは20ミリ幅(大)のコマを使うらしい。と言うことで、20ミリ幅(大)のコマも竹材を使って製作しました。3種類のコマの厚みはすべて2.5〜3.0ミリぐらい。

15ミリ幅の網針2本に染色したクレモナ糸を巻いてありますが、これは継ぎ目なしで編む方法を解説した別の方のサイトを参考にしました。Ayaネットを参考にした編み方を解説するサイトでは糸を継ぐ方法も説明されており、網針に巻いた糸は少なく、1本の網針を使って編んでいるようです。糸が不足すれば継ぐ方法。果たして、2本の網針に1本のクレモナ糸を巻いた状態で、編み始めることが可能なのかどうかもわからない。

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Making Landing Nets — Part 2

ネットを編む針のことを網針(あばり)と言うそうで、樹脂製の市販品を当初、Amazonから購入したものの、どうやらサイズが合っていない。肉厚の竹材が手元にあるので自作することにしました。長さ278ミリ、幅15ミリ、厚み3ミリの網針を製作しました。切削作業にはグリップ製作時にも使用した糸鋸盤を使いました。

染色したクレモナ糸を網針に巻こうとしたら、危惧した通りに糸がこんがらがりました。バス釣りでバックラッシュしてこんがらがったラインを解くのは慣れているとはいえ、こんがらがったクレモナ糸を解くのは難易度が高く、半日以上の時間を要しました。

また、桧の丸太に解いたクレモナ糸を巻いて、丸太の中心部に挿した丸棒に糸を巻きました。

大体、同じ長さになるように計算しながら2本の丸棒に巻いています。

製作した2本の網針にクレモナ糸を巻きました。

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Bathroom Protection — Part 3

腐朽したカウンター部分の下地(合板と防水シート)と下地を支えるフレームを製作し直しました。フレームは桧とWRCなど、耐水性がある木材を使用。

防水シートの上にインスタントセメント(モルタル)をお隣さんが塗りました。左官作業は初めてだそうですが、妙に手付きが慣れている。

タイル用目地剤を間違って接着剤として使ってしまったので、目地剤がなくなりました。成分を確かめると同じなので、接着剤を目地剤として代用。

下地のモルタルが乾燥する前にタイルを接着剤で貼ろうとしているので、垂直部分はタイルが下がってくる。乾燥するまで、スペーサーを目地の部分に挟んでいます。

垂直部分にも接着剤を目地に塗布してこの日の作業を終えました。

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Bathroom Protection — Part 2

斜めお向かいさんの別荘宅で浴室の水漏れ修理作業を続けます。前回時の予定では、今回は床下の腐朽した合板を補強することでしたが、床下での作業は後回しにして、浴槽に接するカウンター部分を修理することになりました。既設のタイルを剥がすと下地材が腐っていました。このカウンター部分からもタイルの隙間から水漏れしていたことになります。

後からわかったことですが、水漏れした原因はタイルの施工不良です。この部分にタイル用の目地剤を使わずにモルタルで固めてあったので、モルタルが水を吸って下地材を濡らしたことが原因です。施工したアメリカ人ビルダーがこの部分には水はかからないと、特に意識することなく考えたのだと思われます。そもそも欧米の浴室には洗い場というものが存在しないので、防水機能がある目地剤をこの部分に使わなかったものと思われます。

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Making Landing Nets — Part 1

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塗装と乾燥を繰り返しながら、Amazonから購入した3号のクレモナ糸を染める準備をします。3号で直径0.75ミリですが、渓流釣り用ランディングネットとして使用するにはこの番手が標準のようです。参考にするAya製ランディングネットも糸の直径が0.75ミリであると思われます。

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クレモナ糸は300メートル分ありますが、渓流用ネットを編むのに必要な長さは50メートルぐらいだそうです。今回はランディングネット2個を同時に製作するので、100メートル分を染めれば良いことになります。桧の丸太の直径が80センチなので、丸太に130周巻けば良い。巻きやすくするため、丸太断面の中央に8ミリの穴を空けて、8ミリ径の丸棒を挿しました。

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ちょうど55周目で糸の結び目が現れました。55周だと44メートルになり、ネットは恐らく継がなければなりません。Amazonのレビューで結び目があることを書いておられる方がいましたが、私が入手したものも同様です。

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1本目は55周で44メートル。

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2周目は75周で60メートルのところで切断しました。

#3(0.75ミリ径)のクレモナ糸をDYLONマルチ(衣類・繊維用染料)のゴールデングローで染めます。染料を使って衣服や繊維を染めるのは初めての体験なので、添付の説明書を隈なく読みました。

説明書には染料一袋(5グラム)で250グラムの繊維を染めることができると書いてあります。クレモナ糸2束の質量はおよそ40グラムなので、染料は1/5で良いことになります。1グラム単位で測量できる秤が手元にないので、袋から染料を取り出し、目分量で5等分にしました。

先ずは100 ccのお湯を沸かしてステンレス製ボールに入れ、染料1グラムを投入。泡立て器で30秒ぐらい混ぜて溶かしました。

溶かした染料100 ccに80ºCのお湯1.2Lと塩を小さじ1杯(1グラム)を加えて、20分間のもみ洗い。80ºCの熱湯は熱いので軍手の上にビニール手袋を着用しています。Tシャツの場合はもみ洗いでしょうけれど、糸を染色する際にもみ洗いしたら、束ねた糸が絡みそうになるので、金属製の泡立て器でそっと混ぜる方が良い。

さらに20分間の浸け置きをしてから冷水で色落ちしない程度まで濯いで完成。

軽く絞って余分な水分を落とした後、ガレージで乾燥。ラーメン色に染まりました。

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Making Landing Net Frames and Grips — Part 10

ランディングネットのフレームとグリップ部の塗装を終えました。20回以上、ウレタンクリアで重ね塗りすると、フレームの強度が増して、ギラギラ輝くようになりました。

刻印に使ったのは細い水性のペン。5回目の重ね塗り時に刻印を入れました。塗料が油性なので、油性ペンを使うと重ね塗りした際に文字が滲みます。

シリアルナンバーもフレームの内側に印しました。

ランディングネットのフレームとグリップ製作作業の難易度:5段階で4

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Persimmon Drying 2022 — Part 1

隣地の柿の木をお隣さんが伐採された時に収穫した渋柿を干し柿にします。どれも小さい柿ですが、61個の柿の皮剥きに1時間以上、要しました。2個の柿に麻糸を結んで、煮沸消毒しました。作業時は雑菌が繁殖しないように使い捨てビニール手袋を着用。

木製カーポート内に吊るしました。アルコール度数25%の焼酎を散布してカビの繁殖を抑えます。柿を吊るすのは2016年以来のことなので、6年ぶりになります。

Making Landing Net Frames and Grips — Part 9

240番のサンドペーパーで表面を滑らかにした後、ポリウレタン樹脂クリアーを塗布しました。当地に引っ越して来た時に別荘として使用していたログハウスの前オーナーが一斗缶(約18L)の「外部用ウレタンクリヤー」と書かれた大日本塗料製の塗料を階段下の収納室に置いて行きました。当時はバンブーロッドを将来、製作しようと計画していたので、その際に使う塗料としてちょうど良いと考えていました。

中国製の安価なバンブーロッドには敵わないと思い、バンブーロッド製作の計画は頓挫しました。バンブーロッドの代わりにランディングネットを製作しようということです。

ウレタンクリアーは4対1ぐらいの割合でシンナーで薄めました。今の時期、塗料は2時間ほどで上塗りできる程度に乾きます。まだヒートンは入手していないので、代わりに細い釘を穴を空けてからグリップ底部に打ち、ロッキングプライヤーで釘を咥えています。

乾燥時はロッキングプライヤーごとF型クランプで馬に固定。

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Making Landing Net Frames and Grips — Part 8

二種類の棒ヤスリとナイフ、100番〜120番のサンドペーパーを使って、プロトタイプ22のフレームとグリップ部を荒削りしました。

左:プロトタイプ21、右:プロトタイプ22

見比べると、右のプロトタイプ22のグリップが幅広になっている。

罫引と糸鋸を使ってフレームの外側に溝を切りました。溝の深さは1.5ミリ〜2.0ミリぐらい。続いて我楽多市で入手した曲線定規を使って35個の穴を等間隔で空ける位置にマーク。1.5ミリのドリルビットを使い、35個の穴を貫通させました。グリップを貫通するところは特に慎重に。ワークベンチに取り付けた大型のクランプが役に立ちます。

次回は塗装の工程に進みます。

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