Singapore GP 2014 Support Race — The FIA Masters Historic Formula One Championship and Masters HGP

シンガポールGPサポートレースとして毎年恒例となっているPorsche Carrera Cup Asiaに加えて、今年は初めて20台のヒストリックF1カーがMarina Bay Street Circuitのグリッドに並ぶそうです。FIA Masters Historic Formula One Championshipと北米のMasters HGPが合同でサポートレースを開催するとのことです。

1970年代から1980年代に活躍した3リッターエンジンを搭載するマシンがデモランではなく、レースするわけですから、これは楽しみです。

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8月26日追記:このサポートレースにClassic Team Lotus Japanの代表、久保田克昭氏がLotus 72Eで参戦するそうです。詳細はこちら

Bat Problems — Part 1

数年前から悩まされ続けている問題が解決できたかもしれません。バッタバッタやって来るコウモリが屋根裏に巣を作り、子育てしているようなのです。棟木に相当する太い丸太上方の隙間から屋内の屋根裏に出入りしており、糞が室内に落下して困っていました。

コウモリらしき生き物の存在に初めて気付いたのは、自宅敷地内で天の川の撮影をしている時でした。その時は、コウモリであるとは認識せず、大きな蝶蝶が珍しく夜中に複数で空を舞っていると勘違いしていました。まさか、それがコウモリであり、自宅の屋根裏に棲んでいるとは思いもしないことでした。

寝室で夜に聞こえて来るカサカサ音はネズミが走り回っている時に何かに接触している音だと思っていました。(今から思えば、あれはコウモリの羽が断熱材に接触している音。)しかし、カッカッカッという動物の鳴き声はネズミが発する泣き声とは思えないし、何だろう?と疑問でした。室内に落下している糞はネズミやカエルの糞とそっくりなので、多分、ネズミだろうと考えていました。

数年後、トイレの窓にある隙間にキイロスズメバチが巣を作るという困ったことが起こりました。危険なので、業者にスズメバチの巣を駆除してもらったのですが、その際に軒下に落下していた糞を見せて、これは何の糞ですか?と単刀直入に尋ねてみると、すぐに返ってきた答えはコウモリ。そのコウモリは保護されているので、駆除することはできませんと言われました。

棟木の丸太上方にある10〜20mmぐらいの隙間は、業務用二連梯子を用いて手の届く部分は、発泡スチロール製の充填材を埋めました。しばらくの間、入口すぐ前に落下していた糞がなくなり、問題解決かと思いました。しかし、カッカッカッというコウモリの鳴き声は時々、屋根裏から聞こえて来るので、別の隙間から浸入しているに違いない。ポーチの手摺や屋根葺き替え工事のために設置された足場にも糞が落下しています。恐らく、手が届かなかった、棟木先端の方にある隙間から浸入しています。

去年の秋にやって来たCat ISONは、人間の耳には聞こえないコウモリが発する高周波数の音に反応し、退治してやろうと、屋内側のログウォールをよじ登ろうとする問題も新たに発生しました。壁から落下したISONが27″ iMac (Mid 2010) のガラスパネルを割るという事故も起きました。

コウモリ忌避剤を屋内側の隙間から散布したこともありましたが、効果は全くなし。超音波を発する機器を設置しようかとも思いましたが、こちらの方の「我が闘争 コウモリ君追い出し作戦」によりますと、それも効果はないとのことで途方に暮れていました。

前置きが非常に長くなりました。ちょっとわかり辛いですが、上の一枚目の画像は、棟木上方の隙間を細い角材で塞いだ様子です。建築物の構造を熟知した大工さんにコウモリの浸入口となっている隙間を埋めてもらうようにお願いしました。

棟木上方の左右に細い角材を二本、釘で固定していただきました。角材は塗装までしてもらいました。

丸太先端部分の隙間には端材を入れてから板金処理。この大工さん、板金屋さんではないのに板金ばさみと金属板を折り曲げるツールも工具箱に忍ばせていました。決して比べては行けないことですが、外側の破風の板金は板金屋さんの仕事、丸太先端との隙間を埋める板金は大工さんの仕事です。大工さんは狭い場所でも対象物を傷つけることなく打てる、釘打機を使われていました。(板金屋さんも?)こんなところでハンマーを使うと間違いなく、対象物に傷が付きます。

これでコウモリの浸入口は完全にシャットアウトできたと思います。他にも屋根裏へと通ずる隙間があるかもしれませんが、少なくとも現在の浸入口は物理的に塞ぐことができました。

Log Home Reroofing — Day 13

一昨日に引き続き、昨日は母屋の屋根葺き替え工事13日目。北東、南東、南西側ドーマー壁面の杉板取り付け工事を二名の大工さんに実施していただきました。

下から見ていると最も低い位置の角材が微妙に短いのはなぜか?疑問に思っていました。足場に登って近くから見ると、角材の根元が斜めになっています。板金の水切り部分も勾配が設けてあります。なるほど、水勾配だったわけです。

光ファイバー取り付け部分にも工夫した痕跡が見受けられます。大工さんの善し悪しは腕があるかどうかではなく、経験と性格で決まるのではないかと思います。

普通の施主なら足場に登ってこんな細かなところをチェックすることはないでしょうけれど、モノマニアックで日曜大工を趣味にしている施主は、職人さん達の技術を参考にしようと、木材の取り付け方や使用している釘やビスのサイズ、材質まで入念にチェックします。

さぞかし、うるさい施主だなあと思われているかもしれません。しかし、今回、来ていただいた大工さんは性格や趣味が私と共通点があり、作業中にじっと見ていてもまるで気にしていない様子でした。

板金加工することになった鼻隠しの角材は、すでに塗装が終わっています。この状態でも金属素材のシルバーに木材の焦げ茶がアクセントカラーになって良いかなとも思いますが、数年経てば、木材の一部が腐るかもしれません。

Day 14へと続く。

Log Home Reroofing — Day 12

板金屋さんの屋根材敷設作業が一段落して、およそ40日ぶりに工務店の大工さんが仕上げ作業に来られました。北と南のドーマー部分壁材の張り替え工程となります。より正しくは、ウェスタンレッドシダーの既設壁材の上から杉板を重ね張りする工程であり、大工さんが実際に作業を始めるまで、防水シートを張ってその上から杉板を張る作業であることを知りませんでした。(説明を聞いていた私が理解していなかっただけ。)

ドーマー屋根鼻隠しの部分には雨樋を設置しないので、この壁は雨水のはね返しが当たる部分であり、浸水対策が重要となります。見積もりに来られた大工さん(現場監督)が最初にこの部分について指摘されていたのを思い出しました。

壁材に使われる厚み15mm、幅242mmの杉板。

この杉板を丸鋸で切断した後、見習い中の若い大工さんがキシラデコール、パリサンダをクロスを使って塗装しておられました。ログウォールの塗装に使っている同じメーカーの塗料、同じカラーです。

この日は北側ドーマーの西側壁材の取り付けが完了しました。

大工さんが帰った後に足場に登って近くから見ると、極めて精細な仕事をしておられることがわかります。使用している釘はステンレス製。角材は加圧注入材なので、耐水性が良好です。アスファルトシングルの時、大雪が降り積もると、この部分に雪が溶けずに残っていたので注意が必要です。

午後に工務店の現場監督が来られました。鼻隠しの角材をどうするのか?尋ねたところ、この部分もガルバリウム鋼板で覆うべきであるので板金屋さんに指示しておくとのことでした。一階の鼻隠しにも同じような角材が取り付けてありますが、雨樋を取り付けると目立たなくなるので、塗装だけにするという手もありますが、雨水が跳ね返ることを考えるとやはりガルバリウム鋼板で覆う方が良いとのことでした。

地デジ用アンテナを取り付けた時に、iPhone 5で撮影したこの画像は公開するのを躊躇していました。足場の最も高いところか、お隣の屋根上に登らない限り、見えない部分であり、雨水から建物を保護するという機能上は何の問題もありませんが、明らかに屋根材が傾いています。棟の部分でおよそ20cm、建物中央に向かって下がっています。棟包みが取り付けられる前に気付いていましたが、恐らく、ビス留めしていないだけで、棟包みを被せる時に板金屋さんが真っ直ぐにするのだろうと考えていました。あるいは、建物自体が傾いているので、どうしようもないのかもしれないと思っていました。

大工さんと現場監督によると、これは明らかに板金屋さんの施工ミスであるので、張り直しを指示するということになりました。私が自分で施工した小屋のガルバリウム波板も曲がってしまいましたがこんなに大きく傾いていません。谷の部分の処理もお世辞にも綺麗とはいえません。

Day 13へと続く。

Fireworks On Lake Biwa

毎年、恒例となっている、すぐ近くで観れる大津志賀花火大会で写真撮影してきました。今年はAF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED(キットレンズ)一本で撮影しています。直線距離でわずか200〜300メートル沖合の湖上から打ち上げられるので、広角端の18mmでも全景を視野に収めることができません。

もう終わりかと思ったらまだまだ打ち上げます。以前よりも打ち上げ本数が増えているように思います。

びわ湖大花火大会と比べると規模は5分の1程度ですが、大きな渋滞もなく、同じ日に開催されるF1ハンガリーGPの予選に間に合うので我々にとっては大変便利な花火大会となっています。

Log Home Reroofing — Day 11

猛暑の日に長袖のジャケットと手袋を着用して屋根の葺き替え作業を行う板金屋さん。ジャケットにはバッテリーで駆動するファンが付いていて、背中に保冷剤を入れておくと、上半身が涼しくなるそうです。見ている方は暑苦しいですが。

この日の作業は屋根全体の棟包みの施工と破風と鼻隠しの板金処理、そしてドーマー壁面の水切り加工。ということで、ガルバリウム鋼板を既存アスファルトシングルの上から葺く作業が、漸く終了しました。

破風と鼻隠しの板金処理に使われたステンレス製の釘。板金屋さんがエアコンプレッサーと釘打機を使用するのはこの日が初めてでした。

北側ベランダ(庇に改造済み)の板金加工とガルバリウム鋼板製の雨樋の取り付け作業を残すのみとなりました。板金屋さんの仕事は恐らく、後、一日で完了します。

Day 12へと続く。

Rebuilding Porch Steps — Part 5

Rebuilding Porch Steps

中央の側板をデッキの根太にシンプソン金具を用いてビス留めしました。しかし、この状態ではデッキに接する踏み板が干渉するので、金具とビスの頭の高さ分を切り欠きしなければなりません。

Rebuilding Porch Steps

外側の側板2枚をポーチの柱に長めのステンレス製ビスで固定し、内側の側板と張り合わせました。張り合わせに使ったビスは、錆びるけれども安価なビス。

Rebuilding Porch Steps

各段に2×4の踏み板を3枚ずつ、溶融亜鉛メッキの釘で固定しました。これで階段の組み立てはほぼ完成しましたが、左右で外側側板の取付角度が違い、下段の方が大きくずれています。これでは不格好なので、外側側板に笠木を取り付けることにしました。

最下段のみ、蹴込み板を取り付けましたが、腐朽しないようにコンクリート基礎から浮かせています。また、側板とコンクリート基礎の間にラバープレートを挟んであります。

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Gion Matsuri Yoiyama 2014

祇園祭後祭の方にも写真撮影に行ってきました。

先祭宵々山の日と同じように、セカンドハウス東洞院通店で食事を済ませた後、150年ぶりに復活した大船鉾を見に行くため、新町通を南下しようとしたら鉾に近付くのに一時間待ちの行列。セカンドハウスでは割引クーポンが利用できることを思い出し、クーポンのページをiPhoneで見せたら、10%引きになりました。

大船鉾は諦めて、新町通を一直線に北上しました。

後祭宵山では一般露店の出店がなく、前祭と比べて見物客の平均年齢層が大幅にアップ。気温と湿度はこの前とさほど変わらないのに、周囲の見物客が我々の年齢層に近付くと不思議と体力を消耗しません。

北観音山では「京都祇園祭千年の謎」と題した番組の生中継中でした。出演者(栗山千明)の写真撮影は禁止とのことで…

北観音山と南観音山は大津祭の山と大きさが近いこともあり、私のお気に入りとなっています。

Starbucks三条烏丸ビル店での休憩時間も含まれますが、駐車時間は3時間を少し超えました。

この疲労度であればシンガポールGP、まだまだ歩け回れそうです。革製のカメラストラップを斜めがけしていると背中の一点が痛くなるので、これは何とかしなければなりません。

Rebuilding Porch Steps — Part 4

Rebuilding Porch Steps

階段の側板(外側)二枚をSPF 2×8材を使って製作しました。未塗装の外側側板の上に塗装済みの内側の板を載せて直角になっているかどうかを確認。二枚の板は44mm、ずらして取り付けます。

Rebuilding Porch Steps

コンクリート基礎に接する最下段は踏み板が載る部分が短くなっています。この長さでは2×4材の踏み板が二枚しか載らない。外側側板の長さが不足していますが、この状態で罫書きして2×8材を卓上丸鋸で切断しました。小さなパーツを継ぎ足して延長するつもりです。この部分は最も腐朽しやすいので、木材が腐ったら、継ぎ足したパーツのみ容易に交換できるようにします。

Rebuilding Porch Steps

母屋側の側板を仮設置しました。コンクリート基礎に接する面はラバーシートを敷いています。雨水が滞留したとしても、木材が水に浸からないようにすることが目的です。補修したコンクリート基礎は、ポーチ側に向かって若干の勾配が設けてあります。

外側の側板に交換可能な延長パーツをビス留めしました。内側の側板が短くなっていますが、最下段のみ、コンクリート基礎には接しない蹴込み板を取り付けて、その上に3枚目の踏み板を載せることにしました。結局、大工さんが施工した以前の階段と比べて、大きな仕様変更はないことになります。

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Log Home Reroofing — Day 10

およそ3週間ぶりに板金屋さん二名がやって来て母屋の屋根葺き替え工事を続行。今日は北側ドーマー屋根の西側役物取り付けとアスファルトルーフィング葺き、及びガルバリウム鋼板の取り付けが完了しました。これで屋根全体のガルバリウム鋼板取付作業が漸く終了したことになります。板金屋さんの作業に関しては、後は改修した北側ベランダと棟包み、破風と鼻隠しの板金加工、そして新しい雨樋の設置が残っています。板金屋さんの仕事が終わると、工務店の大工さんによる仕上げ(ドーマー部分の壁材取り替え)へと進む予定です。

板金屋さんご本人の了解を得ましたので、3週間前に撮影した6分13秒の動画を再掲しておきます。日本語での検索でヒットしやすいように新たに日本語タグを付け加えました。

梅雨明け直後は特に寝苦しい熱帯夜が続くことがありますが、ガルバリウム鋼板の遮熱塗料による影響か、今年はエアコンどころか扇風機も不要なほど、涼しい夜が続いています。茶色のアスファルトルーフィングと比べると、シルバーのガルバリウム鋼板は見た目も涼しそうですが、実際に涼しいので省エネ効果もありそうです。

Day 11へと続く。

Rebuilding Porch Steps — Part 3

Rebuilding Porch Steps

中央と西側の側板(内側)を、雛形を元に罫書きして卓上丸鋸とBlack & Deckerの電動式ノコギリ/ジグソーを用いて切断。

Rebuilding Porch Steps

さらに細かな部分はノコギリで切断。デッキの幕板に固定する部分ですから、慎重に。

Rebuilding Porch Steps

側板(内側)3枚が完成しました。

Rebuilding Porch Steps

木材腐朽の原因となったと思われるコンクリート基礎に掘られた溝をモルタルで埋めて基礎を平らな状態にします。モルタルの施工前に水打ちしたら、溝に水が溜っています。基礎は手前が歪曲しているように見えます。レンズの歪曲ではなく、実際に大きく歪曲しています。このコンクリート基礎は左官屋さんではなく、大工さんが施工したものです。

Rebuilding Porch Steps

水を加えるだけの「日曜セメント」は、セメント4kgに対して水を800〜900 cc加えて掻き混ぜるだけでモルタルができます。(砂利を加えるとコンクリートになります。)

Rebuilding Porch Steps

誰でも簡単にモルタルが作れます。

Rebuilding Porch Steps

「日曜セメント4kg」の施工面積は10mm厚でおよそ400 x 500 mm、練ったモルタルはすべて使い切りました。開封したセメントは水を加える前の状態でも、長期間放置すれば、空気中の水分を吸って固まるので注意が必要。

Rebuilding Porch Steps

コテは進行方向に少し浮かせるのがポイント。

Rebuilding Porch Steps

完全に硬化するまで30時間要するとのことです。誰も来ないだろうと思って、養生しなかったら、自分の足跡がついてしまいました。

Rebuilding Porch Steps

モルタルが乾くのを待ちながら、階段の踏み板を切断し、側板も含めてクレオトップで全面塗装。側板外側と踏み板の表側は、階段に取り付けてからアサヒペン、ウッドガード(チーク)を上塗りする予定です。

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Rebuilding Porch Steps — Part 2

Rebuilding Porch Steps

母屋の出入口に通ずるポーチ南側階段を撤去し、一から製作することになりました。撤去した階段に使われていた木材は耐水性に優れたウェスタンレッドシダーですが、施工方法に問題があると水が滞留する部分で10年以上経過すれば腐ります。新しい階段には廉価なSPFを使用することにしました。クレオトップ(木材防虫・防腐剤)を組み立てる前に塗布し、腐ればまた交換すればよいという考えです。

側板には10’の2×8を半分に切断したSPFを使用します。2×4の踏み板を3枚載せるのが長い方、短い方が蹴込み板を取り付ける部分ですが、蹴込み板は水はけを良くするために取り付けません。

Rebuilding Porch Steps

東側の側板(内側)に罫書きをし、線に沿って卓上丸鋸で切断。節を避けながらの切断は容易ではありません。刃の厚みを考慮して1ミリ単位の精度で2×8のSPF材を切断して行きます。

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現場で水平になっていることを確認。

Rebuilding Porch Steps

基礎コンクリートに直に木材を置くと、溜った水を吸い上げる恐れがあるので、ラバープレートを敷く予定です。完成した東側側板(内側)を雛形にして、中央の板と西側の側板(内側)を製作します。

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Rebuilding Porch Steps — Part 1

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ポーチの南側階段を再塗装しようとして水洗いしている時に手摺の柱と階段側板、蹴込み板の一部が腐朽していることに気付きました。実は以前からコンクリート基礎に接する部分が黒ずんでいるので怪しいとは思っていました。

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母屋の出入口へと通ずる南側階段は、13年前にリフォームの一部として大工さんに施工してもらいました。コンクリート基礎と接する最下段のみ、蹴込み板が取り付けてあり、水はけが悪そうだと思っていました。

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ウェスタンレッドシダー製の蹴込み板を取り外してみると、コンクリート基礎の上に湿った土が現れました。多分、この13年間に溜った落ち葉が分解して土になったものと思われます。見えていれば掃除していたのですが…

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最下段の踏み板を取り外してみると、コンクリート基礎に接する側板が完全に木材腐朽菌にやられているのがわかります。

Rebuilding Porch Steps

なぜ、このような酷いことになったのか?原因はコンクリート基礎に掘られた溝だと思います。木材が面ではなく、点で支えるために掘られた溝であると推測されますが、勾配がないので、この溝に雨水が溜り、蹴込み板が水に浸かっている状態になっていたと思われます。

この状態で再塗装はできないので、南側階段を一から作り直すことにしました。コンクリート基礎の溝を埋めて平らな状態に戻してからの大掛かりな作業になりそうです。階段の仕様変更を伴うので、図面から引き直さなければなりません。

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Staining Porch Again

ポーチの北側階段に引き続き、手摺と南側階段、デッキ部分の再塗装を継続中です。今日は東側の手摺部分をアサヒペン、ウッドガード(チーク)でおよそ10年ぶりに再塗装しました。前回の再塗装時はキシラデコールのビニーを使用。

ポーチは東向きですが、すぐ前にガレージがあり、日当りは決して良いとは言えず、東側手摺は絶えず雨水に濡れる状態です。一部にカビが生えていたので、ブラシで洗ってから再塗装しました。

Gion Matsuri 2014

今年の祇園祭は宵々山に出かけました。去年の宵宵々山と同じように、東洞院通にあるケーキとパスタのお店、セカンドハウス東洞院店を一年ぶりに訪問。町家を改造したこのお店は中2階のダイニングエリアにある長いガラス窓が特徴的です。星の撮影に使っているTokinaの超広角ズームレンズで建物の中から一枚、撮影しました。

持参したレンズは超広角ズームレンズとAF Nikkor 50mm f/1.8Dの単焦点のみ。上のスパゲティーは「きのこあさりキムチたっぷり九条ネギ」(税込¥1,050)25年ほど前に東急ハンズ江坂店にあったセカンドハウス(FACTORY)で同じようなスパゲティーがメニューにあり、私は決まってそのスパゲティーを注文していました。当時のものはもっと強烈な味付けでした。今の方がずっと洗練された京都らしい薄味になっています。

絞り開放で撮影した「きのことベーコンのピザ」(税込¥1,250)

綾傘鉾の傘。

発光禁止モードで夜のポートレート撮影は非常に困難。背後に明るい提灯があれば白飛び必須。提灯で測光すれば、人物が真っ暗になります。上の画像はApetureで大幅に補正してあります。

湿気と熱気に包まれた夜の京都を一眼レフカメラを首にぶら下げて歩くのは、我々にとっては2ヶ月後に開催されるシンガポールGPナイトレースの予行演習となっています。今年は体力不足か、セカンドハウスを出てからわずか1時間ほどで四条烏丸南にあるStarbucksに避難。この調子では、熱帯夜のシンガポールを長時間、歩き回るのは到底無理なような気がしてきました。