Log Home Reroofing — Day 12

板金屋さんの屋根材敷設作業が一段落して、およそ40日ぶりに工務店の大工さんが仕上げ作業に来られました。北と南のドーマー部分壁材の張り替え工程となります。より正しくは、ウェスタンレッドシダーの既設壁材の上から杉板を重ね張りする工程であり、大工さんが実際に作業を始めるまで、防水シートを張ってその上から杉板を張る作業であることを知りませんでした。(説明を聞いていた私が理解していなかっただけ。)

ドーマー屋根鼻隠しの部分には雨樋を設置しないので、この壁は雨水のはね返しが当たる部分であり、浸水対策が重要となります。見積もりに来られた大工さん(現場監督)が最初にこの部分について指摘されていたのを思い出しました。

壁材に使われる厚み15mm、幅242mmの杉板。

この杉板を丸鋸で切断した後、見習い中の若い大工さんがキシラデコール、パリサンダをクロスを使って塗装しておられました。ログウォールの塗装に使っている同じメーカーの塗料、同じカラーです。

この日は北側ドーマーの西側壁材の取り付けが完了しました。

大工さんが帰った後に足場に登って近くから見ると、極めて精細な仕事をしておられることがわかります。使用している釘はステンレス製。角材は加圧注入材なので、耐水性が良好です。アスファルトシングルの時、大雪が降り積もると、この部分に雪が溶けずに残っていたので注意が必要です。

午後に工務店の現場監督が来られました。鼻隠しの角材をどうするのか?尋ねたところ、この部分もガルバリウム鋼板で覆うべきであるので板金屋さんに指示しておくとのことでした。一階の鼻隠しにも同じような角材が取り付けてありますが、雨樋を取り付けると目立たなくなるので、塗装だけにするという手もありますが、雨水が跳ね返ることを考えるとやはりガルバリウム鋼板で覆う方が良いとのことでした。

地デジ用アンテナを取り付けた時に、iPhone 5で撮影したこの画像は公開するのを躊躇していました。足場の最も高いところか、お隣の屋根上に登らない限り、見えない部分であり、雨水から建物を保護するという機能上は何の問題もありませんが、明らかに屋根材が傾いています。棟の部分でおよそ20cm、建物中央に向かって下がっています。棟包みが取り付けられる前に気付いていましたが、恐らく、ビス留めしていないだけで、棟包みを被せる時に板金屋さんが真っ直ぐにするのだろうと考えていました。あるいは、建物自体が傾いているので、どうしようもないのかもしれないと思っていました。

大工さんと現場監督によると、これは明らかに板金屋さんの施工ミスであるので、張り直しを指示するということになりました。私が自分で施工した小屋のガルバリウム波板も曲がってしまいましたがこんなに大きく傾いていません。谷の部分の処理もお世辞にも綺麗とはいえません。

Day 13へと続く。

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