PFEILRING Letter Opener and Scissors

ドイツ、ゾーリンゲンにある1896年創業の老舗ブランド、PFEILRINGのレターオープナーとハサミのセットが義父のところから届けられました。

刃の部分がおよそ12cmもある長いハサミ。製造年は不明ですが、恐らく第二次世界大戦前だと思います。刃を開いてから閉じた時に心地よい金属音が聞こえます。切れ味を音で表しているかの如く、紙片がスパッと真っ直ぐに切れます。

こちらはレターオープナー。保存状態が優れているのか、かなりの美品。

IKEA FABIAN

IKEA FABIAN

奥行24cm、幅70cm、厚み1.7cmのスプルース無垢材を使用したIKEAの棚を取り付けました。製品にはスチール製のブラケットと板を固定するビス4本が付属します。壁面に固定するビスは付属しません。

IKEA FABIAN

本来はこのような取り付け方ではなく、吊り下げるようにしてブラケットと棚板を固定するようです。アイデア次第でいろんな使い方ができるのが、IKEA製品の魅力ではないかと思います。この棚はIKEA鶴浜店で¥699でした。

作業の難易度:5段階で1

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P — Part 4

Mazda RX-8

DIYで取り付けた触媒のボルト、ナット、スタッドに緩みがないかどうか、チェックしました。今日はリジッドラックをサイドシルに架けました。AP製リジッドラック付属のゴムパッドが車の荷重で裂けました。専用の溝付き交換用ラバークッションゴムがあるそうなので、次回、Astro Productsのお店訪問時に入手しよう。

Mazda RX-8

マフラー側フランジのスタッドボルトには緩みはなし。

Mazda RX-8 Rear Heated Oxygen Sensor

O2センサーのメス側コネクター(ハーネス)を固定する部分が、取り外す時に破損し、被覆付きのワイヤーで固定しました。この部分も問題はなさそう。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

意外なことにエキマニ側フランジのナットが若干、緩んでいたので増し締めしました。上の4枚の画像はすべて、iPhone 5で撮影しました。

作業の難易度:5段階で2

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P — Part 3に戻る。

Replacing Spark Plugs

Mazdaディーラーのお勧めに従い、点火プラグを新品に交換しました。使い古したNGK純正プラグから新しいNGK純正相当プラグ(RE7C-L2本とRE9B-T2本)への交換になります。新品プラグはパッケージと品番が米国仕様になっているだけで、製品自体は同じものと思われます。

今回は英文整備マニュアルを入手したので、マニュアル記載の正しい手順を参考にしながらスパークプラグの交換を行いました。整備士用マニュアル記載の手順とは下記の通り。

  1. エンジンカバーを取り外す。(すでに取り外してありました。)
  2. バッテリーカバーを取り外す。
  3. バッテリーのマイナス側端子の接続を切る。(普段、これはやっていません。)
  4. プラグケーブルのスパークプラグ側端子を取り外す。
  5. プラグレンチを用いてスパークプラグを取り外す。
    注意:白の塗料で印したスパークプラグをリーディング側に取り付け、青の塗料で印したスパークプラグをトレーリング側に取り付ける。
    注記:一部のスパークプラグは車両下方から作業した方が取り外しやすい。
  6. 取付時は取り外した時の逆の順。
    締付トルク値は12.8〜17.7 N•m
Mazda RX-8 Battery

上記手順は整備士用の手順であり、サンデーメカニックである私にはもっと詳しい手順が必要です。

  1. エンジンフードを開けてエンジンカバーを取り外す。
  2. バッテリーカバーを取り外す。
  3. バッテリーのマイナス側端子の接続を切る。
  4. ジャッキアップして左前輪を取り外す。
  5. 左前輪タイヤハウジング内にあるゴム製ガードの片方を外す。
  6. トレーリング側プラグケーブル2本を手前に引き抜くようにして外す。
  7. 21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント+全長250mmのエクステンションバー+全長265mmのT型ハンドルを用いてトレーリング側の古いスパークプラグ2本を取り外す。
  8. 21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント+全長250mmのエクステンションバー+プリセット型トルクレンチを用いてトレーリング側の新しいスパークプラグ2本を規定の締付トルク値(12.8〜17.7 N•m)で締め付ける。
  9. トレーリング側プラグケーブルを元に戻す。
  10. リーディング側プラグケーブル2本を手前に引き抜くようにして外す。
  11. 21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント+全長250mmのエクステンションバー+全長265mmのT型ハンドルを用いてリーディング側の古いスパークプラグ2本を取り外す。
  12. 21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント+全長250mmのエクステンションバー+プリセット型トルクレンチを用いてリーディング側の新しいスパークプラグ2本を規定の締付トルク値(12.8〜17.7 N•m)で締め付ける。
  13. リーディング側プラグケーブルを元に戻す。
  14. 左前輪タイヤハウジング内にあるゴム製ガードを元に戻す。
  15. 取り外した左前輪を元に戻す。
  16. バッテリーのマイナス側端子を接続する。
  17. バッテリーカバーとエンジンカバーを元に戻す。
  18. DSCが適切に作動するように、ステアリング・アングル・センサー初期化の手順を実行する。

ステアリング・アングル・センサー初期化の手順は以下の通り。

  1. マイナス側バッテリーケーブルを接続する。
  2. イグニションスイッチをONにする。
  3. DSC表示が点灯し、DSC OFFが点滅するのを確認する。
  4. ステアリングホイールを右にロックするまで回し、その後、左にロックするまで回す。
  5. DSC OFFの表示が消えるのを確認する。
  6. イグニションスイッチをOFFにする。
  7. イグニションスイッチを再度、ONにしてDSC表示が消えるのを確認する。
Mazda RX-8 Replacing Spark Plugs

スパークプラグを取り外す時に使用したハンドツール。左から21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント(TONE BJ30)+150mmのエクステンションバー(Koken 3763-150)+100mmのエクステンションバー(Snap-on FXK4)+全長265mmのT型ハンドル。

Mazda RX-8 Replacing Spark Plugs

スパークプラグを取り付ける時に使用したハンドツール。左から21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+150mmのエクステンションバー(Koken 3763-150)+100mmのエクステンションバー(Snap-on FXK4)+東日製作所モータースポーツ用プリセット型トルクレンチ。

Mazda RX-8 Replacing Spark Plugs

締付トルク値は規定内の15.5N•mで締め付けました。かなり、緩めです。

1月2日からおよそ3ヶ月が経過し、漸く溶損した触媒とO2センサー、点火プラグの新品交換作業が完了しました。点火プラグの交換後、エンジン始動は一発、エンジン不調が発覚した時の前の状態と言うより、数年前の快調な状態に戻ったような感じがします。

プラグを新調してからの新しい触媒の印象はどうかと言うと、音が静かになったような気がします。新車の頃の音に近いかもしれません。壊れた純正触媒と比較するのも適切ではありませんが、カラカラ音がなくなり、マフラーからボッ、ボッ、ボッの音もなくなりました。5,000 rpmを超える高回転はまだ試していませんが、外からのエンジン排気音がより静かになった分、車内に置いてあるもの(iPad用のホルダーなど)が干渉する音や、タイヤの音が目立つようになりました。

改めてエンジン不調の原因を考えてみると、Mazdaディーラーの担当整備士が言われていた通り、根本的な原因は車外品のレーシングプラグとその使い方にあったようです。濡れたプラグの失火を起因として、未燃焼の混合気が触媒内部で燃えていたということになります。車両火災には至らなかったものの燃えては行けないところで燃えていたわけですから、危険な状態にあったはずです。事実、エンジンルームから白煙が上がっていたわけで、火災の一歩手前だったかもしれません。

作業の難易度:5段階で3

NGK Spark Plugs for Mazda RX-8 LA-SE3P

NGK RE7C-L & RE9B-T

Mazda純正(NGK)点火プラグと同等品と思われる、NGKの点火プラグ4本が楽天カメハウスからメール便で届きました。リーディング側RE7C-Lとトレーリング側RE9B-T各2本の合計4本。パッケージにはどこにも日本語の表記がないので輸出用か逆輸入品かもしれません。送料込みでRX-8一台分の合計は¥9,200でした。Mazdaディーラーで純正品を取り寄せてもらうと¥15,645。

NGK RE7C-L & RE9B-T

左がトレーリング側RE9B-T、右がリーディング側RE7C-L。スレッドリーチがトレーリング側とリーディング側のプラグで若干、異なります。NGK USサイトの仕様表によるとRE9B-Tが19mmであるのに対し、RE7C-Lは21mm。

NGK RE9B-T
NGK RE7C-L

また、リーディング側のプラグには十字スリット(切り欠き)があるのに対し、トレーリング側のプラグにはありません。エンジン不調の原因となったDENSOレーシングプラグ(リーディング側IRL01-27)には十字スリットがありません。

Mazda RX-8の古い英文整備マニュアルを見ると、リーディング側スパークプラグの指定はNGK RE7A-L(またはRE6A-L)となっています。NGK RE7A-LはRX-8で不具合があり、2006年のMazdaサービスキャンペーンで、コンピューターの書き換えと同時に十字スリットがある新品のRE7C-Lに無償交換になりました。リーディング側のDENSOレーシングプラグには切り欠きがない。これが被りやすくなる原因の一つなのでしょうか。純正指定プラグと比べて熱価も高いので、車をガレージから出してすぐにエンジンを切って洗車するなど、誤った使い方をしていると被りやすくなるのも当然かと思います。

Cyberview Resort & Spa

2014年第2戦となるF1マレーシアGPは今週末に開催されますが、クアラルンプールにF1チームクルーが到着する前に、消息を絶っているマレーシア航空MH370便の家族がホテルから追い出されるという騒動があったようです。そのホテルとはScuderia Ferrariが今週末に予約していたCyberview Resort & Spa。セパンサーキットからも比較的近い(クアラルンプール国際空港からおよそ27km、車で30分)このホテルはFerrariの定宿になっているのでしょうか。他のチームもこのホテルに宿泊するのかもしれません。

我々はマレーシアGPにも行ってみようかと思い、別のホテルを一時的に予約していました。しかし、Cat ISONをできるだけ留守番させたくないことと、観戦資金不足を理由に、今年のマレーシアでの現地観戦は断念し、すでにホテルはキャンセル済みです。マレーシア航空の飛行機が消息を絶つと言う、このような事態が発生するとは思いもしないことでした。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P — Part 3

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

溶損したMazda RX-8の純正触媒を取り外してからおよそ1ヶ月が経過し、車外品の新しい触媒と取り付け部品を漸く入手して、触媒の取付作業をDIYで行いました。作業手順は試行錯誤しながら実施したので、記憶が曖昧な部分があり、実際の手順や整備士が行う正しい手順とは異なる可能性があります。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

マフラー側フランジの取付作業から開始しました。車は1ヶ月前から4頭の馬(リジッドラック)に載せたままの状態であり、バッテリーのマイナス側端子は2ヶ月以上前に外してあります。HKSメタルキャタライザーキットに付属する球面ガスケットを装着して、マフラー側フランジに2本のスタッドボルトとスプリング、ナット左右で各2個を仮締めしました。前方の触媒本体は小さな脚立の上に載せてあります。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

次にラバーハンガーにパイプをぐいぐいと押し込みながら挿しました。

exhaust system

そして、車前方のエキマニ側に移動し、力づくで2枚のフランジを合わせようとしましたが、どうにもこうにもサイズ(触媒の長さ)が合わない。手順を二つ前、最初のステップ(マフラー側フランジの取付作業)に戻します。実はこの時、スプリングを2枚のフランジの間に入れていました。上の整備マニュアルの図を見ると、スプリングは中間パイプ④側に取り付けるようになっています。(溶損した純正触媒を取り外したのが1ヶ月も前のことであり、すっかり元の状態をうかつにも忘れていました。)

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

マフラー側フランジのスプリングを正しい位置に戻すと、エキマニ側のフランジは無理な力を入れなくてもぴったり収まりました。2枚のフランジの間にはメタルキャタライザーキット付属の新しいリングガスケットを挟んであります。この部分はキットに付属するボルト3本とナット3個、プレーンワッシャー6個、スプリングワッシャー3個を使用します。本締め時の締付けトルク値は40±5 N•m。トルクレンチはエキマニ側のナットに使いました。

DSCF2980

右手に東日製作所のモータースポーツ用プリセット型トルクレンチ、左手にSnap-onのコンビネーションレンチを持ち、ナットを本締め。締付けトルク値は52±8 N•m。ナットの溝を破損させ、締めたり緩めたりの試行錯誤が続きました。作業中は気にはなりませんでしたが、就寝時に首が痛くなるほど無理な姿勢でした。暗くて細かな部分が見えず、遠近両用の眼鏡を外すと頭を対象物に近付けなければなりません。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

エキマニ側も規定のトルク値(40±5 N•m)で本締め。触媒本体の銘板が輝いています。ジャッキアップして車の下に潜らなければ見えないところに立派な銘板があるのは、メーカーの拘りが感じられます。

Mazda RX-8 Rear Heated Oxygen Sensor

BAHCOのモンキーレンチを使って、新しいO2センサーを取り付けました。規定の締付けトルク値は21±3 N•mですが、専用工具を持っていない私は手ルクレンチでそれほど力を入れずに締め付けました。純正触媒はO2センサーが下の方に取り付けてあり、プロテクターが必要でしたが、HKSメタルキャタライザーの場合はセンサー取り付け穴が上の方にあるので、路面と干渉する可能性が低いのか、プロテクター取り付け穴はありません。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

上の画像、左上方に緑の被覆が少し、見えています。これは何かと言いますと、ハーネス(コネクター)を固定する部分がO2センサーを取り外した時に破損したので、被覆付きのワイヤーで固定させているためです。Mazdaディーラー整備士の方に相談したところ、タイラップで結束しても問題ないでしょうとのことでした。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

最後に2枚の純正メンバーを整備マニュアル規定のトルク値(フロント:18.6~25.5 N•m、リア:17.6~26.4 N•m)で取り付けてDIY作業を終了しました。

触媒とO2センサーの取付作業が完了し、車を1ヶ月ぶりに馬から降ろして2ヶ月半ぶりにバッテリーを接続。エンジンがかかるかどうか不安でしたが、一発でエンジン始動。アイドリング時に5分ぐらい、マフラーから水蒸気らしい白っぽい煙が出ていましたがこれはいつものこと。近所を一回りした後、バイパスでエンジン回転数を5000近くまで回しましたが、特に異常はなく、排気音も正常な純正触媒の時と違いがわからないほどでした。アイドリングも安定していて排気系から異音は聞こえません。

最初、DSC OFFの表示が点灯したままでしたが、一旦、エンジンを切って、再び始動させると、警告表示は消えました。電気系統が自動的にリセットされたのでしょう。

後日、スパークプラグを新しいものと交換する予定です。現在、一時的に使い古した純正プラグが装着してあります。点火プラグを新品と交換すれば、新しい触媒の印象も変わると思います。

今回の一連の作業に要したMazdaディーラーでの技術料、部品と費用、私が使用した工具を下にまとめておきます。

  • エンジン不調診断 ¥3,150
  • RE圧縮圧力点検 ¥7,400
  • RX-8 LA-SE3P/13B-MSP前期用HKSメタルキャタライザー33005-AZ001 ¥84,000
  • B31R40584 スタッド、フランジ2個 ¥1,238
  • N3H318861B センサー、O2 ¥10,500
  • 999161000 ナット2個 ¥188
  • NGKイリジウムプラグRE9BT RX8 SE3P (RE9BT) 2個 ¥4,500
  • NGKイリジウムプラグRE7CL RX8 SE3P (RE7CL) 2個 ¥4,500
  • 2T超低床ガレージジャッキ
  • AP 3-Tonリジッドラック4脚
  • Snap-onコンビネーションレンチSOEXM17
  • Snap-onコンビネーションレンチSOEXM14
  • Snap-onコンビネーションレンチSOEXM12
  • 東日製作所モータースポーツ用プリセット型トルクレンチMTQL70N
  • BAHCO 9071C 8″モンキーレンチ
  • Snap-on FSM14(3/8″dr.14mmのソケット)
  • Snap-on FSM17(3/8″dr.17mmのソケット)
  • Snap-on FXK4 9.5sq.エクステンションバー
  • AP @3/8DRスピンナーハンドル245mm
  • AP @3/8 21mmプラグソケット
  • AP 3/8DR T型ハンドル
  • AP 3/8エクステンションバー10″
  • TONE BJ30 3/8″ボールジョイント
  • KURE CRC5-56
  • APスリップルブ

もし、触媒をMazda純正品を使い、すべての作業をディーラーで行えば、見積費用は¥195,689になります。屋根付きガレージと工具類があればという前提はありますが、エンジン不調診断とRE圧縮圧力点検以外をDIYで行うと、HKSの触媒込みで¥115,476で済みます。

作業の難易度:5段階で4

Part 4へと続く。

総走行距離:40,126 km

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P — Part 2

Mazda RX-8 Rear Heated Oxygen Sensor

Mazdaディーラーで、触媒に取り付ける純正O2センサーを取り寄せていただきました。パーツ品番はN3H318861B。エキマニ側にもO2センサーはありますが、品番が異なる別部品のようです。

Mazda RX-8 Rear Heated Oxygen Sensor

左が故障したと思われる古いO2センサー、右が今回、購入した新しいO2センサー。

P3214141

合わせてマフラー側フランジに取り付けるスタッドボルト2本をディーラーで購入。純正触媒のフランジ部分に固着して取り外すことができなかったボルトです。品番はB31R40584。溝が短い方が触媒側、長い方がスプリングと共に取り付けるマフラー側になります。

P3214143

スタッドボルトの溝が短い方に取り付けるナット2個もディーラーで取り寄せてもらいました。品番は999161000。このナットの片方がスタッドボルトに取り付ける際に破損したので、純正触媒のエキマニ側フランジを取り付けていたナットを流用しました。

Mazda RX-8 Catalytic Converter
HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

上が純正触媒、下がHKSメタルキャタライザーのマフラー側フランジ。フランジの厚みが全然違います。HKS触媒のフランジはスタッドボルトを通す穴に溝が切ってあります。触媒側のナットは純正品を(再)使用した場合、ナットの溝は半分ぐらいしか使わないところで規定の締付けトルク値(52±8 N•m)に達します。フランジ自体に溝が切ってあるので、ナットはそれほど重要ではないと判断しました。

Part 3へと続く。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P — Part 1

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

金曜の夕方にKAZOONカー用品楽天市場店に注文したHKSメタルキャタライザーキットが、メーカー代理店直送で水曜の夜に到着しました。SUS304ステンレス製φ60の「中間パイプ」一体型の触媒。触媒は左側、「中間パイプ」は右側。

exhaust system

(Mazda純正部品としては「中間パイプ」は触媒⑦後方、サイレンサー③手前のパイプ④のことを言うそうです。)

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

純正触媒がセラミック製であるのに対し、HKSメタルキャタライザーはその名が示す通り、メタル製150セル触媒。こちらの方が機械的強度が高いそうです。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

購入したサイトやメーカーのサイトでは何が付属するのか不明でした。付属品は以下の通り。

  • メタルキャタライザー 1
  • リングガスケット 1(Mazda純正品N3H1-40-305)
  • 球面ガスケット 1
  • ボルトM10 L=40 3(エキマニ側のフランジに取り付けるボルト)
  • ナットM10 3
  • スプリングワッシャーM10用 3
  • プレーンワッシャーM10用
  • 取扱説明書 1
  • 取付説明書 1
  • 排ガス試験成績書の写し
Mazda RX-8 Catalytic Converter

最も気になっていたのがマフラー側フランジに取り付けるスタッドボルトですが、残念ながら付属しません。溶損した純正触媒に固着した状態で、あらゆる外し方を試してみてもこのスタッドボルトとナットは触媒から取り外すことができません。メタルキャタライザーの取付説明書によると、スタッドボルトとナット、スプリングは純正品のものを再使用するとのことです。(ガスケットは再使用せず付属のものを使用。)

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

付属品リストにあるボルトとナット、ワッシャーはエキマニ側のフランジに取り付けます。(こちら側のボルトとナットは取り外すことができたので、私としては再使用可能なのですが。)

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

Mazdaディーラーに連絡し、マフラー側フランジに取り付ける純正のスタッドボルト2本(B31R40584)とナットを本日、注文しました。スプリングは再使用します。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

純正O2センサー(N3H318861B)も同時に発注。明日にはお店に届くそうです。O2センサーはパイプ側の穴に取り付けます。サイズを確認するため、故障した純正O2センサーを取り付けてみたところ、問題なく取り付けることが可能であることがわかりました。O2センサーのプロテクターは取り付ける穴がないので、使わないようです。

Part 2へと続く。

Lack of Noise

F1マシンは今シーズンから大幅に規則が変更となり、官能的なエンジン排気音が聞こえなくなったことが問題となっているようです。我々が現地観戦するようになった2006年から2013年までは、2.4リッターの自然吸気V8エンジンが使われていました。それが今シーズンから1.6リッターのV6ターボエンジンになり、音量と音質共に、予想通りにつまらないものになってしまったようです。市販車のようなエンジン排気音というか、レーシングカーらしくない音であることは、テレビ観戦していてもわかります。

F1マシンにとってエンジン排気音は最も重要な要素の一つであると考えるF1界のボス、Bernie Ecclestone氏は、The Ageによると、次のように言ったそうです。

I was not horrified by the noise, I was horrified by the lack of it.
(音質にぞっとしたのではなく、音がないことにぞっとした。)

エクレストン氏のこの一言で、現在の状況がわかります。レーシングカーらしい音に戻すことが可能なのかどうかはわからないけれど、シーズン最終戦までは待てないので、何とか解決策を考えようとのことです。今年のマシンはエンジン回転数が最高で15,000 rpmになっているそうですが、実際には改造市販車レベルの10,000 rpmと少しぐらいだとか。時間当たりの燃料流量制限(100kg/h)を考えると回転数を上げることができない状況を何とかすべきかと思います。

IKEA KASSETT

彗星ISON(C/2012 S1)が消滅しそうになっていた頃に迷い込んで来た猫(Cat ISON)の推定年齢は一歳ぐらい。屋内で飼っていると、いろいろなものを倒したり、どこかに持って行ったり、破いたり、爪研ぎの対象にしたりします。食卓テーブルや机の上、箪笥や棚の上にものを置いておくと、次の日には床の上に転がっていたりします。いたずらの被害に遭わないよう、小物類はすべて蓋付きのボックスや引き出しの中に収納する必要があり、使った後は片付けておかなければなりません。

そこで重宝するのがIKEAのカセットシリーズの蓋付きボックス。上のボックスは幅16cm、奥行26cm、高さ15cm。CDが22枚収納できます。セール中のこちらのボックスは2個セットで¥199でした。ラベルホルダーを上下逆に取り付けると、ラベルが落下するので組み立て時に注意が必要。(数年前に組み立てたボックスは上下逆になっていました。これでは「請求書を探しているときに、昔のラブレターが見つかるかもしれない。」)

こちらは一回り大きく、幅21cm、奥行26cm、高さ15cm。2個セットで倉庫店での価格は¥499でした。

IKEAのサイトに次のような面白い説明文があります。そのままコピーして貼り付けておきます。


なんでも収納できるクラシックなボックス

DVDやデスクアクセサリーから写真や雑誌まで、イケアのKASSETT/カセット ボックスシリーズで整理・収納できないものはないといっても過言ではありません。デスクやシェルフがかたづくだけでなく、ワークスペースにクラシックなスタイルを演出できます。どのボックスもラベルホルダー付きなので、中に何が入っているのかをラベルに書いておけます。請求書を探しているときに、昔のラブレターを見つけたなんてことはもうありません。

下にAmazonへのリンクを張っておきますが、IKEAの商品は倉庫店で購入した方が安くなっている場合が多いです。

IKEA EKTORP JENNYLUND

猫(Cat ISON)の爪研ぎ被害に遭ってもカバーを交換することができるアームチェアをIKEA鶴浜で入手しました。引越シーズンで消費税増税前のこの時期は入場制限が必要なほど、週末のIKEA倉庫店は混み合っていますが、閉店間際の時刻は比較的、空いています。先々週に訪問した時に一人掛け用アームチェアはEKTORP JENNYLUNDが自宅リビングに似合いそうだと思いましたが、その時は車がSubaru R1だったので、載らないかもしれないので、購入を控えました。

しばらくの間、イギリス製のウィングチェアを安全な部屋に避難させて、このNY Chair Xを使用していました。背もたれ部分の角度が爪研ぎには向かないのか、この折り畳み式のアームチェアは一度も爪研ぎ被害に遭いませんでした。しかし、座面高が低く、常時使用するアームチェアとしては適していないということになりました。

この日の車はSuzuki Jimny JB23W-6。後部座席を倒してフラットにすれば、EKTORP JENNYLUNDは余裕で載せることができます。運転時はサイドミラーしか見ていない私は、ルームミラーが使えなくても大丈夫。去年、二人掛け用のEKTORPを購入した時は、車に載らなかったのでIKEA鶴浜の宅配サービスを利用しました。その時の宅配代金は¥7,370。今回は車に載せることができたので、ETC非搭載のJimnyで高速道路を往復し、燃費を足してもそんなに費用はかかりません。

自宅に持ち帰り、開梱するとほぼ同時にお留守番していたCat ISONが念入りに検品。アームチェア自体よりもビニールに興味があるようです。

脚部の素材はビーチ無垢材にクリアラッカー塗装。脚部はスペーサーを挟んで回転させて締め付ける仕様になっています。こちらからダウンロードできる組立説明書PDFとは組み立ての仕様が異なるようです。

脚部は正しい向きになるように固定できれば良いのですが、なかなか向きが合ったところで固定できないので取り付けるのに苦労しました。IKEAサイトからダウンロードできる仕様の方が改良版だと思われます。

交換可能なカバーは、ビーヴィーク・マルチカラーを選びました。このカバーとの組み合わせでFOB Tsuruhama価格は¥28,900。カバーの素材は綿100%で洗濯可能。

カバーを被せたEKTORP JENNYLUND。退避させているウィングチェアの1/3の価格ですが、見栄えは価格以上のものがあります。シートクッションの素材はポリエステル綿とポリウレタンフォーム(35kg/立方メートル)となっています。二人掛けのEKTORPソファと比べると、固めですが、長く坐っていても快適です。

Cat ISON用に購入したようなものですから、爪研ぎしてもらっても構いません。ビーヴィーク・マルチカラーの場合、別売りカバーのみで¥6,900。

背面左下にマジックテープとジッパーがあります。Amazonへのリンクを下に張っておきますが、IKEA倉庫店に買いに行った方が安く購入できるようです。

FUJI TV NEXT smart — Part 2

2014年度F1グランプリ開幕戦と同時に始まったフジテレビNEXT smartが外出時に快適に視聴できるかどうか、iPad mini Retinaで試してみました。先ずはMyスカパー!IDを取得し、パスワードを入力してスカパー!オンデマンドにログイン。SafariでフジテレビNEXT smartを選んで視聴開始。

australiagp

ちょうどオーストラリアGPのP3が始まるところでした。視聴期間中、auの電波はほとんどLTEの圏内でしたが、およそ1時間のストリーミング放送受信時に一度も音声と画像が途切れることなく、自宅のテレビで観ているかの如く快適に視聴できました。パケットをどのくらい消費しているのかは不明。約一時間の視聴でバッテリーは100%から90%に減りました。

IKEA PAPPIS Box with Lid

IKEAで見つけた組み立て式のペーパーボックス、1個¥99でした。決して捨てることはないApple小物製品のパッケージや確定申告用書類をこのボックスに詰めて整理中。A4サイズの書類が収納できるこの箱の大きさは幅25cm、奥行34cm、高さ26cm。組み立て前は幅82cm、長さ113cmの一枚のペーパーボードであり、持ちにくいので、駐車場まで持ち運ぶのに一苦労しました。

ボックスは3個、買って来ましたが、全然足りません。