New Year’s Visit To Apple Store

今年も初詣はApple Store Kyoto。初売りの二日、午後6時前に到着したら、ギフトカードが貰える製品を買う人の長蛇の列が店外にできていました。セッティングなどに時間を要するiPhone、iPad、Macなどを購入する人のみ、列に並ぶ必要があったようです。

福袋(鬱袋)目当てに並ぶのはわかりますが、ギフトカード(実質値引き販売)目当てに並ばなければならないのは困ったものです。実際に買うかどうかもわからないのに寒い屋外で長時間待たされるのは決して良い体験には繋がりません。

屋外で並んでいる人の多くは中国などからやって来た旅行者です。免税価格でしかも実質値引きが適用されたApple製品を買って帰り、転売するのでしょうか?

日本国内に発送先を指定できる人ならオンラインのApple Storeで注文すべきではないかとも思います。ある意味、店頭で並ばなければ購入できない旅行者たちを隔離しているようにも見えます。時代は変わりました。

初売りの日、私が興味を示したApple製品はApple TV HDと4K。自宅には4Kテレビがないので、新しいテレビを購入するまでは4Kは不要なのか?と思い、店内に展示されていなかったHDとの違いを店員さんに尋ねてみました。「違いは対応する解像度が1080pか4Kだけですか?」と同じ質問を繰り返しましたが、「はい、解像度だけが違います。」4KテレビがなければHDモデルを買っても意味がないと言った内容の返答でした。店内の在庫は残りわずかですが、今日はこの場では販売できないので、1階のレジ前で並んでくださいと案内されました。

Steve Jobsを意識したジーンズに丸い眼鏡をかけた初老の親父を相手に何てことを言う店員だと内心、思いながらApple TVはどちらのモデルも購入することなく、すぐに店を出ました。

帰宅後、調べるとHDと4Kモデルは、外面は修理サービス用のUSBポートの有無を除き、ほとんど同じではありますが、中身は対応する解像度の違いだけではなく、使用パーツが全く異なる別製品であることがわかりました。

主な違いを下表にまとめておきます。

 Apple TV HD (A1625)Apple TV 4K (A1842)
Video Output1080p2160p, Dolby Vision and HDR10
Audio FormatsHE-AAC (V1), AAC (16 to 320 Kbps), protected AAC (from iTunes Store), MP3 (16 to 320 Kbps), MP3 VBR, Audible (formats 2, 3 and 4), Apple Lossless, AIFF and WAV; Dolby Digital 5.1 and Dolby Digital Plus 7.1HE-AAC (V1), AAC (up to 320 Kbps), protected AAC (from iTunes Store), MP3 (up to 320 Kbps), MP3 VBR, Apple Lossless, FLAC, AIFF, and WAV; AC-3 (Dolby Digital 5.1) and E-AC-3 (Dolby Digital Plus 7.1 surround sound)
Photo FormatsJPEG, GIF, TIFFHEIF, JPEG, GIF, TIFF
Video FormatsH.264 video up to 1080p, 60 frames per second, High or Main Profile level 4.2 or lower. H.264 Baseline Profile level 3.0 or lower with AAC-LC audio up to 160 Kbps per channel, 48kHz, stereo audio in .m4v, .mp4 and .mov file formats. MPEG-4 video up to 2.5 Mbps, 640 by 480 pixels, 30 frames per second, Simple Profile with AAC-LC audio up to 160 Kbps, 48kHz, stereo audio in .m4v, .mp4 and .mov file formats.H.264/HEVC SDR video up to 2160p, 60 fps, Main/Main 10 profile, HEVC Dolby Vision (Profile 5)/HDR10 (Main 10 profile) up to 2160p, H.264 Baseline Profile level 3.0 or lower with AAC-LC audio up to 160 Kbps per channel, 48kHz, stereo audio in .m4v, .mp4, and .mov file formats, MPEG-4 video up to 2.5 Mbps, 640 by 480 pixels, 30 fps, Simple profile with AAC-LC audio up to 160 Kbps, 48kHz, stereo audio in .m4v, .mp4, and .mov file formats
ProcessorApple A8Apple A10X Fusion
Processor Speed1.4 GHz2.3 GHz
Built-in Memory2 GB LPDDR33 GB LPDDR4
Audio/Video1 - HDMI 1.41 - HDMI 2.0a
Ethernet1 - 10/100BASE-T1 - 10/100/1000BASE-T
Wi-Fi802.11ac with MIMO802.11ac with MIMO; simultaneous dual band (2.4GHz and 5GHz)
BluetoothBluetooth 4.0Bluetooth 5.0
PowerBuilt-in 11-watt power supplyBuilt-in 13-watt power supply

もし、逆の立場で私が店員なら、4Kテレビがあるかないか、また第3世代モデルを所有しているかどうかに関わらず、HDと4Kモデルの違いは多々あるので今、買うなら4Kモデルだと応えるでしょう。レジ前で並ばなくても今日中ならオンラインで注文しても3,000円分のギフトカードが貰えますと付け加えます。こんな店員さんだったら、その場でiPhoneのApple Store Appで4Kモデルを発注していたかもしれません。

Tomorrow is just another day.

一つの文”Tomorrow is just another day that you’ll never forget.”ではなく、一つの文と一つの不完全な文というか節に分けてありますが、これはデザイン上の理由で、深い意味はなさそうです。それよりも、時計が四つしかない。なぜLondonと一時間の時差があるParisなどヨーロッパの時計がないのか?時計の数に意味があるとすれば、The Beatlesが今回の発表の一部として関係があるような気もします。

これまでにない異例のティーザー広告ですから、マカーとしては本当に忘れられない火曜日(日本は水曜日早朝)になるはずです。The Beatlesの楽曲がiTunes Storeで発売になるというだけではこれだけの大掛かりな広告はないでしょうから、他に何が考えられるのでしょうか?年末までに完成すると言われているあの巨大データセンターと、一つのハードウェア製品としての売上だけでは採算が合わないと思われるTVを日本とヨーロッパでも低価格で大量に販売開始したことと何らかの関係があるように思います。

発表はこのページでと言うことですから、トップページでライブストリーミングという形で配信されるのではないかと思います。私にはこれ以上の想像はできません。ただ、確実に言えることは、「明日、いつもと同じ一日が、仕事が手に付かない一日になります。」困ったことにすでにそのような状況になっております。アメリカでは定刻通りに職場に着かない一日になりそうです。

Tomorrow is just another day.
When you’ll never get to work.

Apple HDMI to HDMI Cable

PB134302

Apple TVとHDTVとを繋ぐHDMIケーブルはApple純正ケーブルが良さそうです。Apple TV本体側面と同じピアノブラックで、他社製のHDMIケーブルと比べて、端子部分が薄くて、ケーブルも細いです。

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HDMIポートの下にMicro USBポートがありますが、大きな端子だと同時に繋ぐことができないかもしれません。(同時に接続することはないかもしれませんが。)国内での販売価格¥1,800は、純正HDMIケーブルとしたら高くはないと思います。Apple TVと同時購入される人が多いのか、家電量販店やApple専門店では品薄のようです。

Watch the Keynote live.

今夜(太平洋時刻午前10時、日本標準時午前2時)のスペシャルイベント、Steve Jobsの基調講演がビデオのライブストリーミングで配信されるようです。イベントを主催するAppleが自らストリーミング配信するのは初めてのことでしょうか。私の記憶にありません。Apple USサイトに既にバナーが見えます。ストリーミング開始時刻になると、クリックできる状態になると思われます。

iPhone 4発表時(WWDC 2010)にサーバーに大きな負荷がかかり、基調講演の進行に支障を来したという事態が発生しました。ブログで基調講演の内容を配信する人に対して、MiFiベースステーションやWi-Fi機器の電源を切り、MacBookは片付けるように指示していました。今回のライブストリーミングは、そうした事態が発生しないように配慮した結果なのかもしれません。

わくわくしながら、深夜に噂系サイトが配信する文字と画像ベースのストリーミングを読み、起床すれば、Appleのサイトに公開されたQuickTimeビデオを視聴するという、これまでの楽しみ方が変わりそうです。会場にいる報道関係者と同じようにリアルタイムでSteve Jobsの基調講演に参加できるようになります。iPhone、iPod touch、iPadでも観れるそうですから、ソファでくつろぎながら、あるいはベッドで横になりながら視聴することができます。

(9月2日午前追記)もうすぐ始まるライブストリーミングは、新しい巨大データセンターの負荷テストを兼ねているそうです。今日、発表されるであろう$0.99のテレビ番組レンタルサービスは、このデータセンターから配信されるそうで、今日のライブストリーミング自体がその新しいサービスのデモになるとか。現在、各国のオンラインストアは”We’ll be back soon.”になっています。

ライブストリーミングが始まりました。Eric ClaptonがBGMで流れています。

(9月2日午後追記)ソファーで横になり、SHUREのカナル型イヤホンをiPadに挿し、今回のiPod新製品発表基調講演を視聴しました。途中で数回、映像と音声が途切れることがありましたが、生放送の緊張感と会場の臨場感を楽しむことができたのではないかと感じます。

ハードウェア新製品に関する私なりの雑感をいくつか書いてみます。
iPod shuffle: 第2世代に戻ったようなデザインで、新鮮味に欠ける分、お値段は¥5,800から¥4,800に大幅ダウン。本体にコントロールパッドが復活しましたが、先代のものと比べて18%大きくなって、操作が容易になったそうです。shuffleはオンラインストアで無料刻印サービスを利用し、さりげなく贈るギフトとしては最適な製品ではないかと思います。

iPod nano: shuffleよりも少し大きな正方形に近い長方形(H38.5 x W40.9 x D8.78mm)でタッチパネルになりました。小さくなったけれど、ドックコネクターは健在。黒いフレームが目立つ、Appleらしくないデザイン?カメラ非搭載で、動画撮影機能が割愛。

iPod touch: 月々の基本使用料が発生しない、契約不要のiPhone 4という表現がわかりやすい。iPhone 4と同じRetina Displayが搭載されました。FaceTime用の前面カメラの性能は、iPhone 4と同じようです。(そこは差別化しては行けない部分かもしれません。)しかし、背面カメラの静止画撮影機能に関してはiPhone 4が5メガピクセルに対し、iPod touchは960 x 720と差別化しているようです。(厚みを考えるとiPhone 4と同じ裏面照射センサーが搭載できなかったのかもしれません。)さらに、LEDフラッシュもiPod touchには非搭載です。

来年春に契約期間が満了するまでiPhone 3Gを使い続け、その代わりにiPod touch新製品を購入しようかと密かに考えていました。しかし、性能、機能面でiPod touchがiPhone 4に対して劣っている部分はあっても優れている部分が何もないとすれば、再検討しなければなりません。iPod touchがiPhone 4に対して優れていると私が思うのは、背面が鏡面仕上げステンレススチールであるという点と、厚みがより薄いということでしょうか。(iPhone 4の厚みが9.3 mmであるのに対し、iPod touchは7.2 mm)

Apple TV: 日本では$0.99のレンタルサービスが提供されないようなので、何もコメントすることがありません。

今回のスペシャルイベントで最も革新的であると私が感じたのは、iPadで視聴できるライブストリーミングです。(若干の皮肉が込められています。)