Pre-release: OS X Update Beta 10.10.2 (14C94b)

古いiPod(iPod 5GとiPod nano 6G)がiTunesで認識されないという問題を抱えていた前回のOS X Update Beta 10.10.2 (14C81h) は、一旦削除して正式版の10.10.1にダウングレードして使用していましたが、先日、新しいプレリリース版(build 14C94b)がOS X Beta Program参加者に公開されたので、試用してみることにしました。

前回のプレリリース版で問題となっていたiTunesはどうなったのか、興味があり、ベータ版をインストール後、すぐにiPod nano 6GをiMacに繋ぎました。問題なく認識しました。より古いiPod 5Gは?こちらも問題なく認識し、同期も可能。

iWatchz ELEMETAL

古いiPodは最新のOS Xで切り捨ててしまうのかという危惧がありましたが、今回のbuild 14C94bで問題が修正されているということは、バグであったと思って良いでしょう。昨日は15年も前のApple純正キーボードが最新のOSで何の問題もなく使えることがわかりました。アクセサリー類に関してはUSBやFireWire、Bluetooth、Wi-Fiに互換性があれば、最新OSで使えるという理解で良いのかもしれません。

Pre-release: OS X Update Beta 10.10.2 (14C81h)

OS X Beta Programは、Yosemite 10.10正式版のリリース以降もプログラムに参加している、開発者ではないユーザーはベータソフトウェアを試用することができます。1週間ほど前、App StoreのSoftware Updateにプレリリース版の10.10.2(build 14C81h)がダウンロードできる状態となったので、メインマシンであるiMacにインストールしました。

iPod 5G

しばらく何の問題もなく使っていましたが、本日、古いiPod(iPod 5GとiPod nano 6G)を久しぶりにiTunesと同期させようと、USBケーブルでiMacに繋いだところ、iTunes(12.0.1.26)にデバイスが表示されないという事態が起こりました。iPod nano 6Gはデスクトップに表示されるもののiTunesには表示されないので同期や復元ができない状態であり、iPod 5Gはデスクトップに一瞬、現れた後、消えるという有様で、iTunesには表示されません。困った時はAppleのサポートページということで、こちらのページを参照しながら、問題解決を図ったものの、問題解決には至らず。

どうやらiPod自体には問題はなさそうなので、今度はiTunesをインストールし直しました。しかし、状況は同じ。次に疑うべきはOS X。幸いにもMacBook (Late 2008) にはベータ版の10.10.2はまだインストールしていなかったので、そちらに古いiPodを繋いでみたら、iTunesに問題なく表示されました。

古いiPodがiTunesに適切に表示されない問題の原因は、プレリリース版のOS X Beta 10.10.2にあることがわかりました。Command + Rを同時に押しながらRecovery ModeでiMacを再起動し、OS Xの再インストールを試みました。ベータ版の10.10.2が再インストールされると、問題解決には至りませんが、幸いにも正式版の10.10.1が再インストールされ、古いiPodがiTunesに適切に表示されるようになり、データを同期することが可能になりました。

追記:USのApple Support Communitiesで、古いiPodがOS X 10.10.2 (Beta)のiTunesで認識されない問題が報告されています。

iWatchz ELEMETAL Stainless Steel

iWatchz ELEMETAL

こちらのApple Premium Resellerに注文しておいたiWatchzの第6世代iPod nano専用のオールステンレス製ウォッチバンド、ELEMETALが入荷したとの連絡を受け、その日のうちに引き取りに行きました。

iWatchz

iWatchzのパッケージングはApple専門店での陳列を考慮したパッケージデザインです。下段にある商品の化粧箱と比べれば一目瞭然。こんなの置くなよと言いたい所ですが、そこはお店の事情があってそう言うわけにも行かないのでしょう。

バンドの長さを調整する時は先ず、vimeoで公開されている”How to Adjust the Elemetal Band”を観て調整方法を確認しておいた方が宜しいかと思います。文章がないイラストのみの説明図を見ただけでは簡単にはピンの着脱ができないかもしれません。最後にピンを押し込む時も付属の調整ツールではなく、ビデオで解説されているように傷が付いても構わない平坦な金属面の上で押し込んだ方が良いと思います。

iWatchz ELEMETAL Link Pin

バンドリンクはスプリング式ではなく「リンクピン」と呼ばれる、髪の毛を留めるピンに似た形状のものが使われています。

iWatchz ELEMETAL Alignment Tool

バンドの長さを調整する際は、製品付属の調整ツールを使用して不要なバンドリンクを取り外します。私の場合は上の方から一つ、下の方から二つ、合計三つのバンドリンクを取り外しました。(バンドを腕に通してパチッと締める折り畳み部分で長さを微調整することはできません。)

バンドリンクを一直線になるように注意して調整ツールに置き、調整用チップを回転させながらリンクピンを押し出します。バンドリンクを傷つけないようにするには、調整用チップの先端が確実にリンクピンの位置に合っていなければなりません。リンクピンは矢印の位置から少しずれているので注意が必要。

iWatchz ELEMETAL

バンドの長さを調整したELEMETALにiPod nanoをスライドさせて装着したら、これはもうApple製腕時計以外の何ものでもない気がします。iPod nano搭載OSがiOSなら時計のデザインにより多くの選択肢があるのですが。

iWatchz ELEMETAL

iPod nanoはアルミ、ELEMETALはステンレスなのでこの腕時計はすべて金属パーツになりました。iPod nanoを装着した状態で重さを計量するとおよそ120gありました。腕に通してしまえばそれほど重くは感じません。

一応、リンクを張っておきますがAmazonよりもkitcutで購入した方がお得です。

iWatchz Elemetal Stainless Steel Collection

日本でも発売になったようです。第6世代iPod nano専用のステンレス製ウォッチバンド。クリップの部分もステンレスで、付属のツールでピンを抜けばバンドの長さを調節できるそうです。こちらでは¥7,480。実物を見たら欲しくなりそうな予感。

6th Generation iPod nano 8GB (PRODUCT) RED and iWatchz Carbon — White Stitching

iPod nano 8GB (PRODUCT) RED

東京からやって来る甥の就職祝いにプレゼントすることになった第6世代iPod nano 8GB (PRODUCT) REDが届きました。

6th Generation iPod nano 8GB (PRODUCT) RED

お祝いを兼ねて宿泊したホテルモントレ京都で開梱。ケースがG4 Cubeのようにも見えます。中にはApple EarphonesとDockコネクタ用USBケーブル、クイックスタードガイドが付属。

Hotel Monterey Kyoto

ホテルの立体駐車場係員の方は最低地上高をメジャーで調べ、車体に傷が付かないことを確認してくれました。係員の方は元マツダの社員だそうで、ロータリーエンジンのマツダ車にはとりわけ親切に誘導してくださいます。

iWatchz Carbon — White Stitching

iPhoneユーザーの甥はiPod nanoを腕時計として使うだろうと思い、(PRODUCT) REDに似合いそうなiWatchz Carbon (White Stitching)も急遽、駅前の量販店で入手しました。クリップ部分の素材はアルミの艶消し塗装、バンド部分は表がカーボンファイバー、裏がレザー調?になっています。

iWatchz Carbon — White Stitching

なかなか格好良い。しかし、バンド部分をよく見ると、

iWatchz Carbon — White Stitching

曲がっています。上下共に右の方に弧を描くように曲がっています。こんな「まがい物」ではなく「曲がり物」をお祝いにすることはできないので、駅前の量販店で交換してもらうことにしました。

6th Generation iPod nano 8GB (PRODUCT) RED

翌日、ホテルで豪華なバイキング(Buffet)スタイルの朝食を済ませてから、駅前の量販店を再び訪問し、もう一つあった同じ色の商品と交換してもらおうと、封を開けてもらうと、バンドがもっと曲がっている。ひょっとしたら腕にバンドが沿うように意図してあるのかもしれないと言うことで、その場でメーカーに確認してもらいました。結果は二つとも不良品ということで、同じiWatchzのQ Collectionのブラックに交換していただきました。

Hotel Monterey Kyoto

烏丸三条にあるホテルモントレ京都、最上階に会員制のスパ(天然温泉)があり、宿泊ビジターは¥1,725で利用できます。京都市内のホテルに宿泊した記憶がないので、今回が初めての体験かもしれません。

6th Generation iPod nano (8GB Silver) — Part 3

iwatchz Q Collection Grey

久しぶりに訪れたApple Store Nagoya Sakae来店記念としてiWatchz Q Collectionのグレーを入手。第1世代iPod nano交換プログラムで現行モデルを入手した人が大挙してウォッチバンドを買い求めているのか、色の選択肢は白とグレーのみでした。Q CollectionはiWatchzシリーズ中、もっとも廉価なウォッチバンドであり、カラーバリエーションが豊富。アップルストアでは¥2,480でした。シリコン製やレザー製のバンドは消耗品と考えれば、色に飽きた頃に別のものをまた買い直せば良いかと考えています。

iwatchz Q Collection Grey

iWatchzではiPod nanoをスライドさせて取り付ける、半透明ポリカーボネート製の部分をクリップと呼んでいるそうです。この部分も強度を考えると耐久性はどうなのか?と思いますが、クリップを含めてバンド全体が消耗品と考えれば、それほど慎重に扱う必要もないかという気がします。iPod nanoの裏面クリップ部分を押さえながらスライドさせて取り付けます。

iwatchz Q Collection Grey
裏側はこんな感じ。リンゴマークが常時、肌に接するので文字通りApple製品を肌身離さず持ち歩くことになります。

iwatchz Q Collection Grey

第6世代iPod nanoはApple製の腕時計以外の何ものでもないような気がします。これはAppleが再発明した腕時計なのだろうか。長袖着用時、左手にバンドを付けるとイヤフォンのケーブルが干渉します。腕時計で音楽は聴かないので構わない。音楽を聴くならiPhone。

Apple Store Nagoya Sakae

日曜日閉店間際のApple Store Nagoya Sakaeは、ご覧の通り、店内には数人しか人がいません。今年になってから東京、名古屋、大阪にあるApple Store 4店を制覇しています。

6th Generation iPod nano (8GB Silver) — Part 2

6th Generation iPod nano (8GB Silver)

前面プラスチック、背面ステンレスの第1世代iPod nanoと比べると、アルミとガラスで覆われた第6世代iPod nanoはずっと高級感が漂っています。上部に音量を調整する円形のプラスとマイナスのボタン、楕円形のボタンはスリープ/スリープ解除ボタン。

6th Generation iPod nano (8GB Silver)

背面にはAppleロゴマーク入りの大きなクリップ。下部にDockコネクタとイヤフォンジャックが見えています。

6th Generation iPod nano (8GB Silver)

イヤフォンジャックにAtomic Floyd MiniDartsのプラグを挿してみました。特に違和感もなくすっきり収まっているように思います。

6th Generation iPod nano (8GB Silver)

18種類のクロックフェイスからお好みのデザインを選ぶことができます。

iwatchz Q Collection Grey

Disneyキャラクターを採用したデザインも面白い。Mickey Mouseの腕が長針と短針になっている。私には似合わないけれど。

iWatchzのElemetal Collection – Silver、格好良いです。日本では未発売でしょうか。

3月18日追記:Apple Premium Resellerのkitcutで取り扱いが始まったようです。

6th Generation iPod nano (8GB Silver) — Part 1

iPod nano (1st generation)交換プログラムにより、年末に届いていたiPod nanoをiMacのiTunesに同期させました。およそ1ヶ月も放置していたのは、新品の現行製品になって戻ってきた嬉しさよりも、思い入れがあった第一世代iPod nanoを手放してしまった寂しさが勝っていたからではないかと思います。

交換プログラムに要するであろうコストを考えると、旧製品の生産ラインを再び組むよりも、現行製品を配布した方がずっと安上がりなのは理解できます。プログラムに申し込む時に交換品は現行製品になることを明確にしておくべきではなかったのかとも思います。

しかしながら、6年も前のiPodのバッテリーが交換されたとしても、容量は2GBと少なく、液晶も如何にも旧製品の品質だし、実際に使いたいと思うかと言えば、???やはり、現行の新製品が戻ってきて良かったのかもしれません。これなら腕時計として使いたいと思うし、FMラジオも聞いてみようかという気になります。

第一世代iPod nanoの思い出はLevi’sのフロントポケット(小さい方)にそっと戻しておきます。

iPod nano (1st generation) Replacement Program

iPod nano (1st Generation)

6年前の2005年9月、発売直後に購入した第1世代iPod nanoが、バッテリー発熱問題で製品を交換するプログラムが開始になりました。新製品発表会でSteve Jobsがジーンズのフロントポケット(小さい方)から誇らしげに取り出したiPod、今でも鮮明に記憶しています。

iPod nano (1st Generation)

iPod miniに代わる製品として発売されたiPod nano、私が買い求めたのは2GBのブラックモデル。塗装面に擦り傷が付きやすいということで、すぐに保護フィルムを前面と背面に貼りました。

iPod nano (1st Generation)

専用のDockも購入しましたがほとんど未使用の状態。

iPod nano (1st Generation) and Piel Frama Leather Case

それとこのスペイン製(Piel Frama)の専用レザーケース。こちらは今でも使っています。Appleのサイトで交換プログラムに申し込んだので、回収される前に記念撮影してみました。iPod nanoをAppleに送付するための梱包箱と返送手順書が送られて来るそうです。宅配業者の時刻を指定することができたので指定しました。しかし、その時刻を過ぎても宅配業者はまだお見えではありません。

11月16日追記:3日経っても宅配業者は回収に来ないし、このままだといつまで待っても来そうにないのでサポートセンターに連絡してみました。案の定、サーバーエラーが原因で指定したはずの宅配業者訪問日時が正しく登録されていなかったらしく、再度、日時を指定しました。

11月18日追記:本日、再指定した時刻に宅配業者(クロネコヤマト)がお越しになり、第一世代のiPod nanoを回収されました。裸のまま本体のみを用意されていた袋に入れて手渡しました。専用の梱包箱を切らしていたそうで、箱がAppleから届き次第、発送するとのことでした。

11月20日追記:本日、宅配業者がまた来られました。もう、交換品が届いたのかと思ったら、そういうことではなく、手違いでまた回収に来たそうです。12日にウェブサイトから申し込んだのと、電話で再申し込みしたのがどうやら二重になっていたようです。Appleサポートセンターの対応が珍しく、混沌としているようです。

Watch the Keynote live.

今夜(太平洋時刻午前10時、日本標準時午前2時)のスペシャルイベント、Steve Jobsの基調講演がビデオのライブストリーミングで配信されるようです。イベントを主催するAppleが自らストリーミング配信するのは初めてのことでしょうか。私の記憶にありません。Apple USサイトに既にバナーが見えます。ストリーミング開始時刻になると、クリックできる状態になると思われます。

iPhone 4発表時(WWDC 2010)にサーバーに大きな負荷がかかり、基調講演の進行に支障を来したという事態が発生しました。ブログで基調講演の内容を配信する人に対して、MiFiベースステーションやWi-Fi機器の電源を切り、MacBookは片付けるように指示していました。今回のライブストリーミングは、そうした事態が発生しないように配慮した結果なのかもしれません。

わくわくしながら、深夜に噂系サイトが配信する文字と画像ベースのストリーミングを読み、起床すれば、Appleのサイトに公開されたQuickTimeビデオを視聴するという、これまでの楽しみ方が変わりそうです。会場にいる報道関係者と同じようにリアルタイムでSteve Jobsの基調講演に参加できるようになります。iPhone、iPod touch、iPadでも観れるそうですから、ソファでくつろぎながら、あるいはベッドで横になりながら視聴することができます。

(9月2日午前追記)もうすぐ始まるライブストリーミングは、新しい巨大データセンターの負荷テストを兼ねているそうです。今日、発表されるであろう$0.99のテレビ番組レンタルサービスは、このデータセンターから配信されるそうで、今日のライブストリーミング自体がその新しいサービスのデモになるとか。現在、各国のオンラインストアは”We’ll be back soon.”になっています。

ライブストリーミングが始まりました。Eric ClaptonがBGMで流れています。

(9月2日午後追記)ソファーで横になり、SHUREのカナル型イヤホンをiPadに挿し、今回のiPod新製品発表基調講演を視聴しました。途中で数回、映像と音声が途切れることがありましたが、生放送の緊張感と会場の臨場感を楽しむことができたのではないかと感じます。

ハードウェア新製品に関する私なりの雑感をいくつか書いてみます。
iPod shuffle: 第2世代に戻ったようなデザインで、新鮮味に欠ける分、お値段は¥5,800から¥4,800に大幅ダウン。本体にコントロールパッドが復活しましたが、先代のものと比べて18%大きくなって、操作が容易になったそうです。shuffleはオンラインストアで無料刻印サービスを利用し、さりげなく贈るギフトとしては最適な製品ではないかと思います。

iPod nano: shuffleよりも少し大きな正方形に近い長方形(H38.5 x W40.9 x D8.78mm)でタッチパネルになりました。小さくなったけれど、ドックコネクターは健在。黒いフレームが目立つ、Appleらしくないデザイン?カメラ非搭載で、動画撮影機能が割愛。

iPod touch: 月々の基本使用料が発生しない、契約不要のiPhone 4という表現がわかりやすい。iPhone 4と同じRetina Displayが搭載されました。FaceTime用の前面カメラの性能は、iPhone 4と同じようです。(そこは差別化しては行けない部分かもしれません。)しかし、背面カメラの静止画撮影機能に関してはiPhone 4が5メガピクセルに対し、iPod touchは960 x 720と差別化しているようです。(厚みを考えるとiPhone 4と同じ裏面照射センサーが搭載できなかったのかもしれません。)さらに、LEDフラッシュもiPod touchには非搭載です。

来年春に契約期間が満了するまでiPhone 3Gを使い続け、その代わりにiPod touch新製品を購入しようかと密かに考えていました。しかし、性能、機能面でiPod touchがiPhone 4に対して劣っている部分はあっても優れている部分が何もないとすれば、再検討しなければなりません。iPod touchがiPhone 4に対して優れていると私が思うのは、背面が鏡面仕上げステンレススチールであるという点と、厚みがより薄いということでしょうか。(iPhone 4の厚みが9.3 mmであるのに対し、iPod touchは7.2 mm)

Apple TV: 日本では$0.99のレンタルサービスが提供されないようなので、何もコメントすることがありません。

今回のスペシャルイベントで最も革新的であると私が感じたのは、iPadで視聴できるライブストリーミングです。(若干の皮肉が込められています。)