Bathroom Remodel — Part 20

洗面所と脱衣場の間にある間仕切りの一部に赤松(パイン材)の壁を張ります。

写真撮影時期が前後しますが、このタイル壁はログハウス施工当時に洗い場のシャワーが取り付けてあったので、止水済みの給水、給湯管が壁の中から出ていました。壁のタイルは一枚ずつ丁寧に取り外して、給水、給湯管の出っ張りをディスクグラインダーで切断して表面を均す必要があります。

ログの8段目ぐらいまで、タイルを取り外しました。

赤松壁材の下地には構造用合板の端材を使います。

配管の開口部を覆い隠すようにして下地をビス留め。

下地に木工ボンドを塗布して、

一枚目の壁板を頭の部分に凹みがあるフロアー釘で固定。この凹みにポンチを当てて、釘の頭を埋め込みます。

実の部分に下穴を空けておかないと、パイン材が割れます。

最後の一枚は慎重かつ大胆に上から叩き入れました。

床材の二度塗りにはローラーを使いましたが、気泡ができるので、スポンジで泡を消しながら均しました。

次回はいよいよシステムバスがやって来ます。

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Bathroom Remodel — Part 19

北側の窓は塞いでしまうので、屋内側のトリムボードを取り外しました。

窓に貼ってあったフィルムを外してセトリングスペースに断熱材を入れて、

余った構造用合板で窓を完全に塞ぎました。

OSMO #3032フロアクリアー(3分つや)をシルバーウォルナットの床に塗装します。

説明書には無垢材を塗装する場合、#180のサンディングペーパーをかけてから塗装するようにと書いてありますが、床材の表面はすでに研磨済みだったので、表面が粗いと感じた一部分のみ#240のペーパーでサンディングしました。

床の場合、刷毛よりも硬めのスポンジを使った方が塗りやすい。OSMOの塗料は車用のワックスのように伸びるので、全然減らない。

この角度から見ると塗装前後の様子がよくわかる。亜麻仁油ベースの塗料とは異なり、クリアでも塗った感があります。

予想通りの仕上がりに満足。24時間経過後に二度塗りします。

撥水性に優れているOSMOの塗料なら液体をこぼしてもシミにならない点が良い。実際、19年前に塗装したトイレと洗面所の床に目立つシミはありません。劣化したウレタン塗装のキッチンの床はシミがあちこちに。

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Bathroom Remodel — Part 18

システムバスを縁の下から支える束石を土間コンクリートの上に設置します。

ミキサーでコンクリートを練って、

バケツに入れて運びます。

合計8本の脚を支える、穴の空いた束石にコンクリートを入れて固めます。床下が標準的な高さであれば、このような束石は不要です。

土間コンと束石が硬化するまでの間に、床板を塗装し、壁張り作業に取り掛かります。

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Bathroom Remodel — Part 17

昨日、移設したプロパンガス給湯器はわずか一日で取り外し、追い焚き機能が付いた新しい給湯器を取り付けてもらいました。

TOTOに発注したシステムバス(サザナHTシリーズNタイプ)は追い焚き用の配管をしてもらうことになっていました。これまで使っていた給湯器は8年前に新調したもので、まだまだ現役で使えそうでしたが、いずれ追い焚き機能付きのものと交換する予定でした。その時に設置費用が別途発生するので、いっそのこと、今回のリフォームで追い焚き機能付きの給湯器に入れ替えようと考えを改めました。

プロパンガス屋さんに尋ねると、追い焚き機能付きの20号給湯器なら20万円近く要するとのことでしたが、Amazonで調べると、マルチリモコン付きのRinnai RUF-205SAW(A)が送料込みで¥59,800。この価格なら今、買うしかないだろうと思い、Amazonで購入しました。給湯器の設置と配管は配管職人のN君に。

洗い場があった部分のシルログが腐朽しています。ログウォールが露出した洗い場だったので腐るべくして腐ったように思います。恐らく設計時は洗い場ではなかったところにタイル張りの洗い場を後から作ったのではないかと思われます。腐朽シルログの補修は困難なので幅木で隠す予定です。

今日は脱衣場の床張りと配管工事、システムバスを支える束石を設置します。断熱材の上に捨て張り中。床下では配管職人のN君が給湯器と洗濯機の配管作業中。

昼休みまでに一枚目のフローリングが張られました。当初の計画では、床板は私が施工する予定でしたが、洗濯機排水管の穴を空ける前に床張り作業を終える必要があり、私の施工スピードでは日が暮れるので、プロフェッショナルにお願いしました。

最強コンビは仕事が速い。

卓上スライド丸鋸を洗面所に置いて床材を切断。

私もエアネイラーを用意していましたが、初めて使用する工具でこのスピードにはついて行けそうにありません。

これが洗濯機排水管を床下に通すための穴。

塩ビの排水管が床下から頭を出しました。

良い感じにシルバーウォルナット無垢材の床が仕上がりました。この後、床を養生して束石を設置します。

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Bathroom Remodel — Part 16

浴室解体作業を実施した翌日、システムバスを組み立てる業者が取り付け場所の確認に来られました。

レーザー光線水準器が便利そう。

窓の取り付け位置を確認されているようです。ここはマスクは不要ですが…

この日はプロパンガス屋さんが給湯器移設工事に来られました。

入社2年目の担当者が上司の指示を受けながら、慣れない手つきで給湯器移設工事をされました。

ボンベから延長するガス管は屋外配管。給水管とキッチン給湯管の延長工事も無償でやってもらいたかったのですが、それはリフォームを実施するそちらの業者さんにやってもらってくださいとあっさり断られました。

ガス管にはシーリングテープは使えないのですね。

ガス漏れがないことを専用計測器で確認して作業終了。

脱衣場を支える根太の一部を大胆に切断したのは床の高さを調整するためですが、荒削りになっていた意味が判明しました。削った既存の根太に張り合わせた補強材で床の高さを調整するようです。合板一枚分(およそ20ミリ)ぐらい、削れば良かったようにも見えます。20ミリ削れば済むのなら補強材は不要ではないかという気もします。

この補強材の上に床用根太と厚み12ミリの捨て張り合板を載せ、その上に厚み15ミリの床材を張るので、脱衣場とシステムバスの床の高さから補強材の上端は、27ミリ+床用根太の厚み分、下になるはず。

システムバス取り付け位置を確認すると同時に床の高さを調整する段取りだったのです。

腐朽していない既存の根太をここまで削り落とす必要はなかった?重ねるように張り合わせた補強材の高さになる分だけ、既存の根太を削れば良かったことになります。施工ミスというよりやけっぱち作業?

2021年3月19日追記:ビスの打ち損ないが何ヵ所も見つかりました。これもやけっぱち?どうせ見えないところだから手を抜いたのでしょう。ライフアーキテクトの施工はこんなもんでしょう。

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Bathroom Remodel — Part 15

土間コンクリートと束石に使う砂利が搬入されました。

元洗い場と洗面所の仕切りは慎重に撤去。一時的に取り外して加工中の木製ドアはこの部分に戻す予定です。ここにドアがないと、洗面所のドアを開ければリビングルームから脱衣場が丸見えになります。

ドアが当たって止まる部分、欠けてますが…

昼前には構造用合板がすべて撤去されました。瓦礫は床下に落として土間コンクリートの下地材として再利用し、

西側の窓から放り出された廃材は薪ストーブで燃やします。

根太を切断する前に補強する大引きとして、古材を再利用することになりました。

親しくしている建築士Aさんが木取りして、切断は施主が実行。

午後からの作業ですぐに大引きを取り付けるので、昼休みの間に2400-2ミリで古材を切断するよう、命じられました。

1ミリ未満の精度で切断しました。

床下に運ばれた大引きは根太に留めたビス数本でぶら下がっている状態。後から束柱を立てるこんな方法もあるのか。

手前2枚の根太の上方が大胆に削られました。この部分は脱衣場兼洗濯機置き場になります。洗面所の床と同じ高さにするために削ったのは理解できますが、削り方が荒っぽい。私なら丸鋸で縦挽きしますが。何か意味がありそうです。

床下で19年間、眠っていた断熱材を脱衣場の床下に使用することになり、カッターで切断するよう命じられました。

奥から2枚の根太切断中。この部分にシステムバスが入ります。

亡き父が若い頃に勤務していた駿遠林業(現、株式会社スンエン)から桧の角材が運ばれてきました。どこに使うのでしょう。

土間コンクリートの高さを確認しているのでしょうか。

転圧機を扱う配管職人のN君、重機の運転もします。左手シルログの下に切断された根太が少し残っています。これちょっと気になります。何らかの補強をしておかないと、横揺れ地震でログウォールが動いた時に根太が倒れそう。

墨線が引かれた位置までコンクリートを打設します。

いつの間にか、大引きを支える束柱が立っています。

床下から見ると天井が高い。およそ3.5メートル。

コンクリート基礎に穴を空けて鉄筋を敷設。

サイコロを置いて鉄筋を少し浮かせてあります。

ミキサーで練ったコンクリートをバケツに入れて運びます。

生コンを敷設するのはFさん担当。施主も重い生コンバケツを運びました。

墨線の位置までコンクリートを打設し、長い一日が終わりました。今日からお風呂もシャワーもないので、温泉通いになります。

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Bathroom Remodel — Part 14

解体作業当日の早朝、木製窓屋内側のトリムボードを取り外しました。久しぶりに繋ぎを着てやる気満々の施主。

幅広のトリムボードは再利用するかもしれないので、できるだけ綺麗に取り除こう。

上げ下げ窓上方の大きな隙間はログハウス特有のセトリングスペース。建築後、30年近くも経過しているので、これ以上丸太の重みでログウォールが下がることはありません。

2021年3月19日追記:このセトリングスペースに換気扇のダクトを通す方法もありました。

構造用合板を張って塞ぐ予定の北側の窓もトリムボードを取り外そうとしていたら、施工初日の作業チームが到着。北側の窓は解体作業終了後に取り外すことになりました。

初日の工事車両は合計3台、1台はお借りしたお向かいさんの駐車場に。

出入口から浴室への動線に養生シートが敷かれました。Cat ISONは2階に避難。

今日の主役は主に解体作業を担当するFさん。

ただ力づくで壊せば良いというものではなく、慎重かつ素早く安全第一に作業する必要があります。

タイルと下地のモルタルなどの瓦礫は、システムバスを床下から支える土間コンクリートの下地材として再利用します。瓦礫は産業廃棄物として廃棄すれば、廃棄費用が高くなるそうです。

構造用合板を含む廃材は薪ストーブで燃料になります。

先にシャワーユニットが撤去されました。

元々、シャワーユニットの下は洗い場でした。左のタイル壁に古いシャワー用の給水、給湯管がありました。こんな状態で毎日、入浴していたら、シルログが水浸し。我々が入居した築9年の時点ですでにシルログとタイル下の構造用合板が腐朽していたと思われます。

腐朽の進行を止めるためにシャワーユニットを導入した次第です。

大きなバスタブを撤去して搬出。

撤去したバスタブはカーポート西側に。

ここから先は私が解体して分別する予定です。

蛇口を取り外そうとしているのは配管職人のN君。頭にタオルを被っているのが建築会社、ライフアーキテクト社長のAさん。お二人は高校の同級生で最強のコンビを形成しています。

この構造用合板の上にバスタブが設置されていました。

根太は東西に取り付けられています。

10時の休憩時刻の頃には撤去したバスタブ下の構造用合板に大きな穴が空けられ、ここから床下に瓦礫を落としています。作業開始からわずか2時間でここまで解体しました。私が単独で作業すれば、何日もかかりそうです。

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Bathroom Remodel — Part 13

二枚の板を貼り合わせて一昼夜が経過し、完全に接着してから丸鋸で縦挽きし、厚みが35ミリになるよう調整しました。その際に端部に傷が付いたので、端部を切断してから米杉の角材を取り付けました。

ドア下側に延長する板をビス留めしたところ、1ミリに満たない僅かな隙間が気になり、どうしたものかと思案していると、今回の浴室リフォームを施工してくれる建築士が貴重なアドバイスをくれました。

「隙間をもっと広げれば良い!」完全に隙間をなくすことはほぼ不可能なので、逆に隙間を広げて際立たせば、デザインの一部となる。流石に現場経験豊富な建築士さん。アドバイスに従い、トリマーで溝切りした結果が上の画像。

Bathroom Remodel — Part 14へと続く。
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Bathroom Remodel — Part 12

洗面所と浴室の間にあった木製ドア下側を延長します。

シャワーユニット側面のあら隠しに使われていた厚み22ミリの無垢板を加工してドアの厚み(35ミリ)と同じになるように二枚の板を木工ボンドで接着。

5本のクランプで固定し、一昼夜この状態で放置。

1階の床を支える根太の一部を切断するそうです。新しい浴槽は既存床の上に設置するのではなく、少し下げた位置に設置する予定です。床下工事を施工する建築士A氏によると、根太は恐らく撓んでいるとのことでしたが、根太の水平を確認したところ、問題ありませんでした。根太の腐朽やシロアリ被害もありません。柱がほとんどなく、角材を使わないログハウスや2×4工法による建物の構造を十分に理解していないと、不要な補強材を使おうとする傾向があります。

Bathroom Remodel — Part 13へと続く。
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Bathroom Remodel — Part 9

解体前の浴室を記念撮影しました。奥の扉がトイレ、奥の右に洗面所、床を撤去した元洗い場に設置してあるのがシャワーユニット。

シャワーユニット手前に見えるのがカナダ製のジャグジー付きバスタブ。シャワーユニット設置数年後はこの大きな浴槽は物置と化していました。

木製の西向き上げ下げ窓はシステムバス設置後も窓として再利用する予定です。屋内側のトリムボードは取り外します。

同じ構造のログハウスにお住まいのお隣さん宅はずっと前にTOTOのシステムバスにされましたが、再利用した木製窓の木枠が数年で腐食したそうです。システムバス導入前は周囲の丸太が湿気を吸収していたので、二重窓に結露が付着することはないそうですが、システムバスを導入すると湿気が木枠に集中するようです。木枠は塗装した方が良いかもしれません。

シャワーユニットの換気扇ダクト用の穴も再利用する予定です。直径20センチのマシーンカット丸ログに新たな穴を空けるのは容易ではありません。

洗面所と浴室の間にある擦りガラス入りの木製ドアも再利用する予定です。システムバスの床が10センチ以上、下がるので、この木製ドアも加工して下方向に延長する必要があります。再加工が困難な蝶番とノブの位置はそのままで。ドアは洗面所から見て外開きですが、内開きに変更する案も検討中。

残念ながら北側の窓は使用しなくなります。

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Bathroom Remodel — Part 2

システムバスは建築士Aさんお勧めのTOTOに即決しました。開店と同時にショールームに入店し、発注するモデルやオプションなどを選びます。

私はシステムバス自体にはあまり興味がなく、脱衣所兼洗濯機置き場となるユニット外側の壁や床に興味があります。今回の施工ではできる部分は自分でする予定なので、”Log Home Maintenance”のメインカテゴリーに加えて”DIY Projects”をサブカテゴリーにしています。

浴槽左の壁に窓あり

我々が選んだのはサザナHTシリーズNタイプ。浴槽はクレイドル、壁は4面同色のビスクトラバーチン、床は「お掃除ラクラクほっカラリ床」のベージュ、タイル調。お風呂で自分の体はまじまじと見たくもないし、髭を剃ることもないので鏡は外しました。バス水栓もなし、風呂蓋もなし、収納棚もなし。洗面器を使うかもしれないのでカウンターだけは付けました。それと特徴的なのは、スッキリドア開き戸を指定したこと。

TOTOが発行した見積書によると、税込希望小売金額は¥950,345也。(実売価格は大きくかけ離れています。)工賃は別途。

2021年3月19日追記:4ヶ月、使用してみてカウンターも要らなかったように思います。座って、シャワーを使う時にホースがカウンターと干渉して取り回しが悪くなり、イライラすることが多々あります。カウンターは施工した建築士のお勧めではありましたが、こんなに邪魔なものはないと思わせるぐらい、不要なオプションでした。

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Bathroom Remodel — Part 1

同居人が突然、自宅浴室をユニットバスにリフォームしてもらうと言い出しました。アメリカ人ビルダーが建てた、同じ仕様のログハウスに2年前に引っ越して来たお向かいさん宅の入居前改修工事を請け負った建築士A氏が、我々の浴室リフォームは?十万円でできますよと言われたのを覚えていて、親しくしているA氏に依頼しようということになりました。(追記:浴室リフォームに実際に要した費用は?十万円の2倍近くでした。)

我々が入居した19年前は、ジャグジー付きの大きなバスタブの外はタイル張りの洗い場になっており、浴室に関してはログハウス施工時に日本仕様に変更されていました。他にはない完全にアメリカンなログハウスを気に入ってこの物件を購入した我々は、和風の広い洗い場が気に入らず、入居後、2年が経過した頃にシャワーユニットをその洗い場に設置すると共に、無垢材の床材をタイルの上に施工してもらいました。シャワーユニットを設置した背景には、この妙に広い洗い場が冬季は異常に寒くなるという理由もありました。それと微量な水漏れによる、床下の湿気がシロアリ被害を誘発する恐れもあり、洗い場下の構造用合板とシルログの一部が腐食していました。

我々が入居する前は別荘として使用されていたこともあり、母屋のシロアリ被害は皆無でした。しかし、永住物件として毎日、お風呂を使うとなれば、床下の状況は一変します。

心配になった我々は、入居前にDuskin Terminixによる床下の薬剤散布を依頼しました。その際、縁の下のコオロギとも呼ばれる、カマドウマが浴槽周辺の床下から大量に出て来ました。カマドウマが住処にするということは、湿気があるということで、浴槽周辺や洗い場から水が漏れているに違いないと考えました。

このような経緯があってシャワーユニットを設置し、後付けの洗い場をなくしてから、浴槽は使わなくなりました。ジャグジーはすぐに飽きるので、数えられるぐらいしか使っていません。その大きな浴槽が今や物置と化していて、湯船に浸かりたい時は、近くの天然温泉に行くという生活を続けていました。

先日、いつもの公衆浴場のような天然温泉に行ったら、新コロ感染対策の人数制限をしていたためか、並ばないと温泉に入れないという事態になっており、入浴は諦めて、仕方なく自宅のシャワーに入りました。これが浴室リフォームを思い立ったきっかけだそうです。

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Garage Attic Storage — Part 9

15年ぶりに延長したガレージ屋根裏(ロフト)に収納物を置いてみました。まだまだゆとりがあります。

ご近所の建築士兼大工さんにロフト用の木製梯子をいただきました。置いておくだけで良い感じになりますが、ここに梯子を固定すると、車をジャッキアップする時に干渉しそうなので、普段は木製カーポートに吊るすことにしました。

木製カーポートにも梯子が似合います。

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Building Attached Wood Carport — Part 7

Before

お向かいさんの木製カーポートのケラバに水切り板金が取り付けられました。

After

こちらは入り口の西側。

After

こちらは後方の東側。

After

東側は一旦、取り外してあった母屋の雨樋が再び取り付けられました。今回で母屋に接する片流れ屋根の木製カーポートの大工作業がほぼ完了しました。木部の塗装は施主であるお向かいさんが実施される予定です。

入り口側にはなぜか軒樋を取り付けないようです。この状態では母屋から雨水が落ち、雪の塊が車の前に滑り落ちますが。

施工は母屋のリフォームも行なったライフアーキテクト

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Building Attached Wood Carport — Part 6

再利用材を用いてお向かいさんの木製カーポートにアプローチを製作します。木材の厚みが120ミリほどあったので、丸鋸で上下から二回に分けて切断しました。残った部分はチェンソーで削り落としました。

縦方向は専用の刃に交換して縦挽き。こちらの面は土間コンクリート側になるので、およそ8ºの角度で斜め切りしました。

加工した木材のスロープにお向かいさんが購入された樹脂製のスロープを延長するような形状となりました。木材は塗装すらしていないので、この状態でどの程度、腐朽せずに持つか不明です。クレオトップなどの木材保護塗料を塗布すれば、寿命を伸ばせると思います。

入庫するたびに愛車に傷が付くカーポート、明らかに設計ミスです。本来はコンクリート製のアプローチを施工すべきです。

所有されている車は車高が調整できる油圧式のサスペンションを装備したフランス車です。大きな段差があっても、車高を上げれば、問題なく後退で車庫入れできるだろうと高を括っていたら、フロントバンパーが切り株にヒットしてパーツを破損させてしまったとのことです。

車の形状を見ると、前輪の前に長いオーバーハング部分があり、車高を目一杯上げてもアプローチアングルが低い状態です。カーポートのアプローチをできる限り緩い勾配にすることで問題が解決できるはずです。

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