解体作業当日の早朝、木製窓屋内側のトリムボードを取り外しました。久しぶりに繋ぎを着てやる気満々の施主。
幅広のトリムボードは再利用するかもしれないので、できるだけ綺麗に取り除こう。
上げ下げ窓上方の大きな隙間はログハウス特有のセトリングスペース。建築後、30年近くも経過しているので、これ以上丸太の重みでログウォールが下がることはありません。
2021年3月19日追記:このセトリングスペースに換気扇のダクトを通す方法もありました。
構造用合板を張って塞ぐ予定の北側の窓もトリムボードを取り外そうとしていたら、施工初日の作業チームが到着。北側の窓は解体作業終了後に取り外すことになりました。
初日の工事車両は合計3台、1台はお借りしたお向かいさんの駐車場に。
出入口から浴室への動線に養生シートが敷かれました。Cat ISONは2階に避難。
今日の主役は主に解体作業を担当するFさん。
ただ力づくで壊せば良いというものではなく、慎重かつ素早く安全第一に作業する必要があります。
タイルと下地のモルタルなどの瓦礫は、システムバスを床下から支える土間コンクリートの下地材として再利用します。瓦礫は産業廃棄物として廃棄すれば、廃棄費用が高くなるそうです。
構造用合板を含む廃材は薪ストーブで燃料になります。
先にシャワーユニットが撤去されました。
元々、シャワーユニットの下は洗い場でした。左のタイル壁に古いシャワー用の給水、給湯管がありました。こんな状態で毎日、入浴していたら、シルログが水浸し。我々が入居した築9年の時点ですでにシルログとタイル下の構造用合板が腐朽していたと思われます。
腐朽の進行を止めるためにシャワーユニットを導入した次第です。
大きなバスタブを撤去して搬出。
撤去したバスタブはカーポート西側に。
ここから先は私が解体して分別する予定です。
蛇口を取り外そうとしているのは配管職人のN君。頭にタオルを被っているのが建築会社、ライフアーキテクト社長のAさん。お二人は高校の同級生で最強のコンビを形成しています。
この構造用合板の上にバスタブが設置されていました。
根太は東西に取り付けられています。
10時の休憩時刻の頃には撤去したバスタブ下の構造用合板に大きな穴が空けられ、ここから床下に瓦礫を落としています。作業開始からわずか2時間でここまで解体しました。私が単独で作業すれば、何日もかかりそうです。
Bathroom Remodel — Part 15へと続く。
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