Bathroom Remodel — Part 23

午後は「お掃除ラクラクカウンター」の取り付けから始まりました。

窓の開口部がある壁パネルも。

木製上げ下げ窓が出窓のようになります。

スッキリドア開き戸が取り付けられます。

最後に浴槽エプロンを取り付け、コーキングを打って、システムバスの組み立て作業が終わりました。

次回は配管、リモコン設置とドア枠、間仕切り壁製作作業に続きます。

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Bathroom Remodel — Part 22

午前8時前にはTOTOシステムバス(サザナHTシリーズNタイプ)一式を搭載した軽トラックが現場に到着しました。

続いてシステムバスを組み立てる職人さん二名が到着され、荷下ろしされました。

壁パネルは4面共にこだわりのビスクトラバーチン。

容量242Lのクレイドル浴槽。ネーミングとデザインが良い。

ドアは「スッキリドア開き戸」、W800 x H2,000のホワイト。

電球色の半球型照明器具はLED。加齢と共に暗い所が黒潰れするようになったので、少しでも明るい昼光色が良いかと思いましたが、お風呂にお勧めは癒し効果がある電球色ということでした。抗菌仕様のコーキング材も組み立てキットに付属するようです。

浴槽の梱包に使われている発泡スチロールは外さずに断熱材として使用します。

当初、これが魔法瓶浴槽かと勘違いしていました。

洗い場の方から先に組み立てられるようです。

この時点ですでに洗い場の床(タイル調ベージュの「お掃除ラクラクほっカラリ床」)は設置完了しているようです。

ガレージ内では壁パネルの採寸中。

わずか二時間の作業でここまで組み立てられました。

車に壁パネルを立てかけて、ディスクグラインダーで開口部を空けています。集塵機が繋いであるので、火花も吸い込まれます。

壁パネルは厚みが2、3ミリはありそうな金属と石膏ボードでできているようです。金属シートは何か間に挟んであるようにも見えます。

昼の休憩前には小物部品の取り付けが始まりました。

点検口と換気扇の開口部がある天井も昼前に取り付け完了。

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Bathroom Remodel — Part 21

初日の浴室解体工事以来、初めて床下の状況を確認しました。気になった箇所が何点かあります。脱衣場の床下補強と根太の高さ調整を目的に使われた105ミリ角の桧を支える束柱が新設した土間コンクリートの端っこに載っています。採寸ミスでしょうか?

別の桧補強材を支える束柱も束石の端っこに載せてありますが、この束柱は宙ぶらりんで、ぐらぐらして浮いています。給水/給湯管と排水管を固定するという役目しか果たしていない。

宙ぶらりんの束柱に謎めいた板がビス1本で留めてあります。四隅が斜めにカットしてあるこの板は一体何だろう?

斜めにカットした木片が束柱の隙間を埋めるスペーサーとして使われている。

別の角度から見ると、既設の束柱に重ねた板の上に桧補強材を載せようとしたが、桧補強材の長さが20ミリ以上も不足しているのがわかります。この重ねた板自体も高さが短くて隙間があるので、スペーサーで隙間を埋めているのだろうか?目に見えない部分も丁寧な仕事をすると言ってたライフアーキテクトによる施工の実情はこんなもんでしょうか?

強度的に問題がないのであれば、このままの状態でも構わないはずです。しかし、普段は目に留まらない部分が異常に気になるモノマニアック(偏執狂)な施主ですから、頃合いを見て、修復可能な箇所は修復または補強します。

2021年1月19日追記:床下の気になる部分を修復、及び補強しました。

宙ぶらりんだった束柱と四隅をカットした謎めいた板を撤去し、新たに加工した束柱を取り付けました。

周囲にコンクリートが打設された束石は移動させていませんが、柱は少し束石の中央寄りに移動させると垂直になりました。ということは施工時は垂直ではなかったということになります。

長さが短すぎる桧補強材を支えるWRC 2×4の板を追加しました。スペーサーは不要なので、撤去。

2021年3月19日追記:

新設した大引きを支える束柱にも隙間を埋めるスペーサーが見つかりました。この束柱も可能であれば、取り換える予定です。しかし、酷い工事です。わざと手抜きしているとしか思えない。

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Bathroom Remodel — Part 20

洗面所と脱衣場の間にある間仕切りの一部に赤松(パイン材)の壁を張ります。

写真撮影時期が前後しますが、このタイル壁はログハウス施工当時に洗い場のシャワーが取り付けてあったので、止水済みの給水、給湯管が壁の中から出ていました。壁のタイルは一枚ずつ丁寧に取り外して、給水、給湯管の出っ張りをディスクグラインダーで切断して表面を均す必要があります。

ログの8段目ぐらいまで、タイルを取り外しました。

赤松壁材の下地には構造用合板の端材を使います。

配管の開口部を覆い隠すようにして下地をビス留め。

下地に木工ボンドを塗布して、

一枚目の壁板を頭の部分に凹みがあるフロアー釘で固定。この凹みにポンチを当てて、釘の頭を埋め込みます。

実の部分に下穴を空けておかないと、パイン材が割れます。

最後の一枚は慎重かつ大胆に上から叩き入れました。

床材の二度塗りにはローラーを使いましたが、気泡ができるので、スポンジで泡を消しながら均しました。

次回はいよいよシステムバスがやって来ます。

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Bathroom Remodel — Part 19

北側の窓は塞いでしまうので、屋内側のトリムボードを取り外しました。

窓に貼ってあったフィルムを外してセトリングスペースに断熱材を入れて、

余った構造用合板で窓を完全に塞ぎました。

OSMO #3032フロアクリアー(3分つや)をシルバーウォルナットの床に塗装します。

説明書には無垢材を塗装する場合、#180のサンディングペーパーをかけてから塗装するようにと書いてありますが、床材の表面はすでに研磨済みだったので、表面が粗いと感じた一部分のみ#240のペーパーでサンディングしました。

床の場合、刷毛よりも硬めのスポンジを使った方が塗りやすい。OSMOの塗料は車用のワックスのように伸びるので、全然減らない。

この角度から見ると塗装前後の様子がよくわかる。亜麻仁油ベースの塗料とは異なり、クリアでも塗った感があります。

予想通りの仕上がりに満足。24時間経過後に二度塗りします。

撥水性に優れているOSMOの塗料なら液体をこぼしてもシミにならない点が良い。実際、19年前に塗装したトイレと洗面所の床に目立つシミはありません。劣化したウレタン塗装のキッチンの床はシミがあちこちに。

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Bathroom Remodel — Part 18

システムバスを縁の下から支える束石を土間コンクリートの上に設置します。

ミキサーでコンクリートを練って、

バケツに入れて運びます。

合計8本の脚を支える、穴の空いた束石にコンクリートを入れて固めます。床下が標準的な高さであれば、このような束石は不要です。

土間コンと束石が硬化するまでの間に、床板を塗装し、壁張り作業に取り掛かります。

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Bathroom Remodel — Part 17

昨日、移設したプロパンガス給湯器はわずか一日で取り外し、追い焚き機能が付いた新しい給湯器を取り付けてもらいました。

TOTOに発注したシステムバス(サザナHTシリーズNタイプ)は追い焚き用の配管をしてもらうことになっていました。これまで使っていた給湯器は8年前に新調したもので、まだまだ現役で使えそうでしたが、いずれ追い焚き機能付きのものと交換する予定でした。その時に設置費用が別途発生するので、いっそのこと、今回のリフォームで追い焚き機能付きの給湯器に入れ替えようと考えを改めました。

プロパンガス屋さんに尋ねると、追い焚き機能付きの20号給湯器なら20万円近く要するとのことでしたが、Amazonで調べると、マルチリモコン付きのRinnai RUF-205SAW(A)が送料込みで¥59,800。この価格なら今、買うしかないだろうと思い、Amazonで購入しました。給湯器の設置と配管は配管職人のN君に。

洗い場があった部分のシルログが腐朽しています。ログウォールが露出した洗い場だったので腐るべくして腐ったように思います。恐らく設計時は洗い場ではなかったところにタイル張りの洗い場を後から作ったのではないかと思われます。腐朽シルログの補修は困難なので幅木で隠す予定です。

今日は脱衣場の床張りと配管工事、システムバスを支える束石を設置します。断熱材の上に捨て張り中。床下では配管職人のN君が給湯器と洗濯機の配管作業中。

昼休みまでに一枚目のフローリングが張られました。当初の計画では、床板は私が施工する予定でしたが、洗濯機排水管の穴を空ける前に床張り作業を終える必要があり、私の施工スピードでは日が暮れるので、プロフェッショナルにお願いしました。

最強コンビは仕事が速い。

卓上スライド丸鋸を洗面所に置いて床材を切断。

私もエアネイラーを用意していましたが、初めて使用する工具でこのスピードにはついて行けそうにありません。

これが洗濯機排水管を床下に通すための穴。

塩ビの排水管が床下から頭を出しました。

良い感じにシルバーウォルナット無垢材の床が仕上がりました。この後、床を養生して束石を設置します。

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Bathroom Remodel — Part 16

浴室解体作業を実施した翌日、システムバスを組み立てる業者が取り付け場所の確認に来られました。

レーザー光線水準器が便利そう。

窓の取り付け位置を確認されているようです。ここはマスクは不要ですが…

この日はプロパンガス屋さんが給湯器移設工事に来られました。

入社2年目の担当者が上司の指示を受けながら、慣れない手つきで給湯器移設工事をされました。

ボンベから延長するガス管は屋外配管。給水管とキッチン給湯管の延長工事も無償でやってもらいたかったのですが、それはリフォームを実施するそちらの業者さんにやってもらってくださいとあっさり断られました。

ガス管にはシーリングテープは使えないのですね。

ガス漏れがないことを専用計測器で確認して作業終了。

脱衣場を支える根太の一部を大胆に切断したのは床の高さを調整するためですが、荒削りになっていた意味が判明しました。削った既存の根太に張り合わせた補強材で床の高さを調整するようです。合板一枚分(およそ20ミリ)ぐらい、削れば良かったようにも見えます。20ミリ削れば済むのなら補強材は不要ではないかという気もします。

この補強材の上に床用根太と厚み12ミリの捨て張り合板を載せ、その上に厚み15ミリの床材を張るので、脱衣場とシステムバスの床の高さから補強材の上端は、27ミリ+床用根太の厚み分、下になるはず。

システムバス取り付け位置を確認すると同時に床の高さを調整する段取りだったのです。

腐朽していない既存の根太をここまで削り落とす必要はなかった?重ねるように張り合わせた補強材の高さになる分だけ、既存の根太を削れば良かったことになります。施工ミスというよりやけっぱち作業?

2021年3月19日追記:ビスの打ち損ないが何ヵ所も見つかりました。これもやけっぱち?どうせ見えないところだから手を抜いたのでしょう。ライフアーキテクトの施工はこんなもんでしょう。

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Bathroom Remodel — Part 15

土間コンクリートと束石に使う砂利が搬入されました。

元洗い場と洗面所の仕切りは慎重に撤去。一時的に取り外して加工中の木製ドアはこの部分に戻す予定です。ここにドアがないと、洗面所のドアを開ければリビングルームから脱衣場が丸見えになります。

ドアが当たって止まる部分、欠けてますが…

昼前には構造用合板がすべて撤去されました。瓦礫は床下に落として土間コンクリートの下地材として再利用し、

西側の窓から放り出された廃材は薪ストーブで燃やします。

根太を切断する前に補強する大引きとして、古材を再利用することになりました。

親しくしている建築士Aさんが木取りして、切断は施主が実行。

午後からの作業ですぐに大引きを取り付けるので、昼休みの間に2400-2ミリで古材を切断するよう、命じられました。

1ミリ未満の精度で切断しました。

床下に運ばれた大引きは根太に留めたビス数本でぶら下がっている状態。後から束柱を立てるこんな方法もあるのか。

手前2枚の根太の上方が大胆に削られました。この部分は脱衣場兼洗濯機置き場になります。洗面所の床と同じ高さにするために削ったのは理解できますが、削り方が荒っぽい。私なら丸鋸で縦挽きしますが。何か意味がありそうです。

床下で19年間、眠っていた断熱材を脱衣場の床下に使用することになり、カッターで切断するよう命じられました。

奥から2枚の根太切断中。この部分にシステムバスが入ります。

亡き父が若い頃に勤務していた駿遠林業(現、株式会社スンエン)から桧の角材が運ばれてきました。どこに使うのでしょう。

土間コンクリートの高さを確認しているのでしょうか。

転圧機を扱う配管職人のN君、重機の運転もします。左手シルログの下に切断された根太が少し残っています。これちょっと気になります。何らかの補強をしておかないと、横揺れ地震でログウォールが動いた時に根太が倒れそう。

墨線が引かれた位置までコンクリートを打設します。

いつの間にか、大引きを支える束柱が立っています。

床下から見ると天井が高い。およそ3.5メートル。

コンクリート基礎に穴を空けて鉄筋を敷設。

サイコロを置いて鉄筋を少し浮かせてあります。

ミキサーで練ったコンクリートをバケツに入れて運びます。

生コンを敷設するのはFさん担当。施主も重い生コンバケツを運びました。

墨線の位置までコンクリートを打設し、長い一日が終わりました。今日からお風呂もシャワーもないので、温泉通いになります。

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