Apple Store Shinsaibashiでau版iPhone 5 White & Silver 16GBを一括で購入し、その場でKDDIと2年間の契約を済ませました。予めMNP予約番号とauスマートバリュー申請に必要な書類をプリントアウトしていたので、手続きに要する時間は20分ぐらいでした….
と言いたいところなのですが、実はその3倍近くも時間を要してしまいました。それは3回、同じ手続きを繰り返したからです。手続きが一通り、終わった時点で、iPhoneが入っているパッケージを開封し、nano-SIMを挿して動作確認と言うか、実機の傷などの有無を確認しました。前回は購入時に見逃した大きな傷があったので、今回は慎重にチェックしました。一台目には液晶ディスプレイ保護フィルムに気泡があったので、怪しいと思いながら、念入りにチェックすると、フレームの周囲に汚れた部分が数カ所あり、その時点で却下。二台目にはフレームに小さな傷があったので、それも却下。一台目は傷ではなく、単に汚れているだけかもしれないので、そちらでお願いしますとこちらが妥協したのですが。(どちらかを選べるということだったので。)
店から外に出て一服してから戻ると、三台目のパッケージを開封しているところでした。担当したスペシャリストによれば、au版iPhoneの場合、一度、初期不良ということで受け取りを却下した製品を、再度購入することはできないそうなのです。機種代金をクレジットカードで三回も支払うことになりました。もちろん、初めの二回分は支払が無効になります。その三台目は保護フィルムに気泡もなく、傷や汚れが(ほとんど)ないものでした。
担当してくれたスペシャリストが持っていたiPhone 5にもフレームに傷がありました。初めから傷はあったそうで、「なぜ、交換してもらわなかったのですか?」と尋ねると、「お客さんの手元に行かなくて良かった。私は傷はあまり気にしないので。」と模範とも言える応答でした。「高価なお買い物ですからお客さんには満足して買っていただきたい。」とも。
auショップでiPhone 5 Black & Slateを契約した時は、不要なもの(auスマートパスなど)まで契約させられ、わかり切ったことの説明を長々と聞かされたりしましたが、Apple Storeでは不要な契約を抱き合わせ販売することなく、Apple Care+の加入すら勧めることはありませんでした。(Apple Care+にはこちらから加入をお願いしました。)こちらが必要としていたことだけをてきぱきとスペシャリストはこなしてくれました。アドレス帳をdocomoの携帯電話から購入したiPhone 5に移行するといったサービスもApple Storeでやってくれます。Apple StoreはauとSoftBankの代理店でもあるわけですから、両社が行っている各種キャンペーンや割引サービスも適用されます。
不要なサービスを半ば強要する携帯電話販売店で購入するよりも、iPhoneはApple StoreやApple Premium Resellerで購入するのが賢明であることを今回、再確認しました。
先日、第5世代iPod touch用として入手したMujjoのウォレット型ケースは、サイズがぴったりなiPhone 5用として使用することにしました。