Singapore GP 2014 — Practice 1

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P1はBay Grandstand深緑、シンガポールフライヤー側の端っこにある自席から観戦しようとスタンド席の下に入ると去年まではなかった大きなスクリーンが複数、設置してありました。

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金曜午後6時から始まるP1の開始前は、まだ仕事をしている人が多いのか、ベイグランドスタンドはがら空き状態。

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自席から撮影した様子。金網と柵が視界を遮らない数少ない良席です。今にも雨が降り出しそうなどんよりとした空ですが、その分、暑くはないので快適に観戦+撮影できそうです。

金網がないのでカメラはオートフォーカスに設定。ISOは上限3200のオート(シャッタースピード1/30秒)に設定しましたが、P1の前半はシャッタースピード1/320秒〜1/400秒でISOは500から1250ぐらいになります。

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この角度では流し撮りはできないので高速シャッタースピードでの撮影になります。

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去年までは金網に近い場所なら耳栓必須でしたが、今年は耳栓不要で、場内放送もよく聞き取れます。

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 置きピンではなく、オートフォーカスで撮影していると、こんな失敗もあります。

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白飛びしやすいWilliamsの白いマシンも露出がアンダー気味なので偶然にもうまく撮れています。

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ライン取りがドライバーによって微妙に異なります。

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 P1から出場できて良かった小林可夢偉選手。

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T18を曲がり切れずに真っ直ぐエスケープゾーンに進むドライバーが毎年、いますが、今年は若いドライバーも確実にトンネルを潜っています。

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P1でこの埋まり具合ということは、ベイグランドスタンドもほぼ完売でしょうか。7時50分から始まるMasters Historic Formula One Practiceとその直後に開催される予選をラリードライバーのご夫婦と共にダンカンのところで観戦+撮影するため、7時過ぎに自席を離れてパダンの方に向かいました。

Kappa Cygnids 2014

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8月18日(UT)に極大となるはくちょう座κ流星群に属する流星を捉えました。天頂付近からゆっくりとした速度で降ってきたので間違いないと思います。かなり、明るい流星でした。

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久しぶりに満天の星空が空一面に。自宅敷地内で30分ほど、撮影した中の一枚に捉えられたのは幸運でした。はくちょう座κ流星群はIMOによれば、極大日でもZHRは1です。しかしながら、火球クラスの流星が現れることもあるそうです。

Perseids 2014 — Part 2

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最高の条件で多数の流星が見れた去年と比べると、今年のペルセウス座流星群は極大日が晴れていたとしても満月(しかもスーパームーン)に近い明るい月が一晩中、輝いていたし、天候条件を含めた観察条件は最悪でした。結局、一つも確認できなかったのですが、今夜10時頃は晴れていたので、軒下にカメラをセットしてインターバル撮影を行いました。

Perseids 2014

ISO 1000、露光20秒間でインターバル撮影した100枚の画像の一枚に、奇跡的にガレージの屋根から母屋の軒先に向かって雲の合間を流れた一本が写っていました。最初の10枚以降の残り、およそ90枚の画像は雲で覆われていました。暫くすると、雨が降り始めたので、カメラと三脚は撤収。

Biwako Fireworks 2014 — Part 2

Biwako Fireworks 2014

比叡山ドライブウェイ夢見が丘駐車場からびわ湖大花火大会を撮影しようと計画していましたが、通行料金¥840に加えて施設使用料¥5,000は高過ぎるので、比叡山には登らず、麓のとある公共施設で撮影することにしました。

Biwako Fireworks 2014

撮影場所には花火開始時刻の数時間前に到着し、三脚を設置。近くを散歩したり、コンビニに夕食を買いに出かけたりしながら待機しました。天候は曇りで時々、小雨が降る程度。天気予報によると、花火開始時には雨が止んで、曇りマークになっていました。

Biwako Fireworks 2014

ところが、開始時刻の7時半になると同時に雨が本降りになり、カメラとレンズを保護するために、最も撮影に適していると思っていた場所から機材を撤去せざるを得なくなりました。施設の軒下で雨宿りすることに。

Biwako Fireworks 2014

軒下からも花火は見えていたので、三脚を設置して撮影開始。本来はもっと広角で撮影したかったのですが、左の方に建物の庇が写ってしまい、花火の全体像を撮影することができません。

Biwako Fireworks 2014

不本意ながら望遠寄りで撮影せざるを得なくなりました。

Biwako Fireworks 2014

夢見が丘駐車場から撮影した去年の画像には湖面に反射する様子が写りましたが、雨宿りしながら軒下で撮影すると、この程度で精一杯。傘をさすことができれば、数時間前に確保した場所で、もっと満足できる写真が撮れていただろうと思います。

Biwako Fireworks 2014 — Part 1

びわ湖大花火大会が開催される本日は、比叡山ドライブウェイ夢見が丘・登仙台両駐車場付近は施設使用料として、通行料金とは別に車1台¥5,000を徴収するそうです。この日は緊急車両が通れないほど混雑するので、その対策として今年、初めて施設使用料を試験的に徴収し、駐車場以外での路上駐車も禁止にすることにしたそうです。詳しくはこちらのPDFに掲載されています。

これまで無料で開放されていたびわこボートレース場も今年は団体専用となり、入場にはチケットが必要となるそうです。

Fireworks On Lake Biwa

毎年、恒例となっている、すぐ近くで観れる大津志賀花火大会で写真撮影してきました。今年はAF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED(キットレンズ)一本で撮影しています。直線距離でわずか200〜300メートル沖合の湖上から打ち上げられるので、広角端の18mmでも全景を視野に収めることができません。

もう終わりかと思ったらまだまだ打ち上げます。以前よりも打ち上げ本数が増えているように思います。

びわ湖大花火大会と比べると規模は5分の1程度ですが、大きな渋滞もなく、同じ日に開催されるF1ハンガリーGPの予選に間に合うので我々にとっては大変便利な花火大会となっています。

Gion Matsuri Yoiyama 2014

祇園祭後祭の方にも写真撮影に行ってきました。

先祭宵々山の日と同じように、セカンドハウス東洞院通店で食事を済ませた後、150年ぶりに復活した大船鉾を見に行くため、新町通を南下しようとしたら鉾に近付くのに一時間待ちの行列。セカンドハウスでは割引クーポンが利用できることを思い出し、クーポンのページをiPhoneで見せたら、10%引きになりました。

大船鉾は諦めて、新町通を一直線に北上しました。

後祭宵山では一般露店の出店がなく、前祭と比べて見物客の平均年齢層が大幅にアップ。気温と湿度はこの前とさほど変わらないのに、周囲の見物客が我々の年齢層に近付くと不思議と体力を消耗しません。

北観音山では「京都祇園祭千年の謎」と題した番組の生中継中でした。出演者(栗山千明)の写真撮影は禁止とのことで…

北観音山と南観音山は大津祭の山と大きさが近いこともあり、私のお気に入りとなっています。

Starbucks三条烏丸ビル店での休憩時間も含まれますが、駐車時間は3時間を少し超えました。

この疲労度であればシンガポールGP、まだまだ歩け回れそうです。革製のカメラストラップを斜めがけしていると背中の一点が痛くなるので、これは何とかしなければなりません。

Gion Matsuri 2014

今年の祇園祭は宵々山に出かけました。去年の宵宵々山と同じように、東洞院通にあるケーキとパスタのお店、セカンドハウス東洞院店を一年ぶりに訪問。町家を改造したこのお店は中2階のダイニングエリアにある長いガラス窓が特徴的です。星の撮影に使っているTokinaの超広角ズームレンズで建物の中から一枚、撮影しました。

持参したレンズは超広角ズームレンズとAF Nikkor 50mm f/1.8Dの単焦点のみ。上のスパゲティーは「きのこあさりキムチたっぷり九条ネギ」(税込¥1,050)25年ほど前に東急ハンズ江坂店にあったセカンドハウス(FACTORY)で同じようなスパゲティーがメニューにあり、私は決まってそのスパゲティーを注文していました。当時のものはもっと強烈な味付けでした。今の方がずっと洗練された京都らしい薄味になっています。

絞り開放で撮影した「きのことベーコンのピザ」(税込¥1,250)

綾傘鉾の傘。

発光禁止モードで夜のポートレート撮影は非常に困難。背後に明るい提灯があれば白飛び必須。提灯で測光すれば、人物が真っ暗になります。上の画像はApetureで大幅に補正してあります。

湿気と熱気に包まれた夜の京都を一眼レフカメラを首にぶら下げて歩くのは、我々にとっては2ヶ月後に開催されるシンガポールGPナイトレースの予行演習となっています。今年は体力不足か、セカンドハウスを出てからわずか1時間ほどで四条烏丸南にあるStarbucksに避難。この調子では、熱帯夜のシンガポールを長時間、歩き回るのは到底無理なような気がしてきました。

Star-Filled Sky

母屋の屋根葺き替え工事用足場の設置中に満天の星空。梅雨真っ只中のこの季節としてはまたとない絶好のチャンスなので、写真撮影しました。街灯の明るい光が足場に反射しています。

再塗装が完成したガレージも前景に入れてみました。レベル補正、彩度、ホワイトバランスを大幅に調整してあります。

η-Aquariids 2014 — Part 2

昨夜は雨の後の曇り空だったので、今朝は午前2時過ぎに起床。みずかめ座エータ流星群の放射点が南東の空に昇ってから、三脚固定で撮影を開始しました。天気予報通り、空にはほとんど雲がありません。上の画像、右上の方から北斗七星の柄杓方向へ流れる軌跡の長い流星は、みずかめ座エータ流星群に属するものです。

縦方向の明るい光跡は人工衛星。別の流星群に属すると思われる光の筋が画像の上の方に写っています。

これも人工衛星。途中で増光しているのはイリジウムフレアでしょうか。午前2時半ごろから一時間半の間にインターバル撮影した229枚の画像のうち、その1/5程度に人工衛星が写っていました。

光害の影響がある南の空にカメラを向けてみました。左の方にうっすらと天の川が写っています。画像の中央、少し下方に軌跡が短い流星も捉えました。

放射点の方にカメラを向けると、携帯電話基地局のすぐ横に眩しいほど明るい惑星、明けの明星(金星)が姿を現しました。

この一時間半ほどの間に目視で確認できた流星は5個ほどでした。突発的に多くの流星が見られた去年と比べると、今年は流星の数は少ないと思います。

April Lyrids 2014

久しぶりの流星群(4月こと座流星群)の観察と撮影を試みました。極大時刻は午前3時頃の予測でしたが、午前1時を過ぎると東の空に半月が昇ってきたのでしばらくして退散しました。目視では4月こと座流星群に属すると思われる流星を4個、その他の流星を1個、確認できましたが、撮影はできていません。月が昇るまではほぼ快晴の空で、観察条件としては良好でしたが、防寒具を用意していなかったので、寒さに耐え切れずに極大時刻を前に撤収しました。

Comet Lovejoy (C/2013 R1) and The Geminids

Comet Lovejoy (C/2013 R1) and A Geminid Meteor - Cropped Version

彗星Lovejoy (C/2013 R1) と流星、そして地上の風景を同じフレームに収めたいと希望しながら、凍てつくいつもの流星観察地で観察と撮影を続けると、その希望が叶いました。時刻は12月14日午前5時過ぎ。画像の中央少し左下に尾が長くなっている彗星Lovejoy。ヘルクレス座にある球状星団M13も左端に写っています。レンズ焦点距離50mm(換算75mm)では年間三大流星群とは言え、同じフレーム内に収めるのは奇跡的。使用したレンズは彗星ISONを撮影することを意図して購入したAF Nikkor 50mm f/1.8D。絞り開放ではコマ収差が現れるので、2.8まで絞っています。

Comet Lovejoy (C/2013 R1) on December 14, 2013

Vixen POLARIEで追尾しながらインターバル撮影した6枚の元画像をStarStaXを用いてスタック(合成)すると、彗星の尻尾が判別しやすくなります。実はこの観察地から北東の低空がこんなに見渡せるとは思いもしなかったので、彗星の撮影を開始するのが少し遅れました。画像に写っている星を元にSkySafariでシミュレートしてみると、北東の空は高度6ºぐらいまで見えています。

Geminid Meteor and Orion - Cropped Version

この日の主な被写体はふたご座流星群に属する流れ星。冬を象徴する星座、オリオン座が山の向こうに沈む前にカメラを南西の空に向けました。この時、ふたご座流星群の放射点は天頂付近にあります。狩人オリオンに突き刺さるように天頂付近から明るい流れ星が降ってきました。

Geminids 2013

オリオン座が沈むと今度は北斗七星に平行して流れる流星を狙おうと、北の空にカメラを向けてインターバル撮影すると、何枚かに流星を捉えることができました。

A Bright Geminid Meteor - Cropped Version

これは間違いなく火球クラスの明るい流星ですが、残念ながら眼視で確認していません。ぼちぼちLovejoyが昇って来る頃だから双眼鏡を取りに行こうと車に戻っている時に流れたものと思われます。

Geminids 2013

放射点が山の稜線に近付いて来たので再びカメラを南西の空に向けました。眩しく感じるほど明るい星は木星。15秒露光のこの一枚の画像には放射点の左右に流星が二つ写っています。長い線は人工衛星。

今年もふたご座流星群は安定して多くの流星を見ることができました。次回の主な流星群、しぶんぎ座流星群は天候条件以外は最高の条件です。極大が日本時間で来年1月4日午前4時頃。月明かりはほとんど無視できるレベルです。

Comet Lovejoy (C/2013 R1) on December 9, 2013

Comet Lovejoy (C/2013 R1) on December 9, 2013

久しぶりに朝まで晴れていて空が澄んでいたので、今が旬の彗星Lovejoy (C/2013 R1) を撮影してみました。今朝の彗星は北東の低空、かんむり座にありました。上の画像はAF Nikkor 50mm f/1.8Dを装着したNikon D7000で撮影。コマ収差を軽減するためにf/2.8まで絞り、ISO 1000、三脚固定で15秒の露光。彗星が中央少し上に入るように若干、クロップしてあります。

Comet Lovejoy (C/2013 R1) on December 9, 2013

レンズをAF Nikkor 35mm f/2Dに交換して、ほとんど使われていないと思われる別荘を左に入れました。f/2.5、ISO 800、露光15秒。別荘が明るく写っているのは街灯の光を反射しているため。

Comet Lovejoy (C/2013 R1) on December 9, 2013 (1718_1722)

双眼鏡を持参するのを忘れたので眼視では確認していませんが、彗星は減光しているように思います。70mm(換算105mm)、f/4.5、15秒露光の画像を5枚スタックしてあります。Vixen POLARIEで追尾撮影。尾が左上方向に伸びています。

FLYING TIGER Gloves for Touchscreen

FLYING TIGER Gloves for Touchscreen

大阪アメリカ村にあるデンマークの100円ショップ、FLYING TIGERで入手したタッチスクリーン対応の手袋が使いやすい。ワンサイズの手袋ですが、指が長くはない私の手にはぴったりサイズ。タッチスクリーンに対応するのは親指と人差し指、中指の3本のみ。甲部と掌部の素材はアクリル90%、ポリウレタン10%。指先はポリエステル35%、綿35%、金属繊維30%。金属繊維がタッチスクリーンに対応した導電性の素材であると思われます。価格は普通の手袋よりも安い¥300でした。

冬季の星空撮影においてはレンズの結露対策用「巻きポカ」とタッチスクリーン対応の手袋、ヒートテックの下着、ハクキンカイロは必需品になっています。流星群の観察にはマフラーと帽子、ブランケットも必要になります。