PENTAX K-x Firmware 1.01 Released

PentaxのサイトからK-x用の新しいファームウェア1.01が公開されました。高感度での撮影に強いという、Pentax K-xは天体写真用のデジカメとして、私は購入検討の対象にしています。このファームウェアでニッケル水素充電池使用時のバッテリー残量表示精度が改善されていると良いのですが。新型eneloopならファームアップ前から問題ないと言うユーザーもいます。

Astrophotography and Digital Cameras

これまで簡易天体撮影にはOlympus E-520とOlympus PEN E-P1を使用してきましたが、高感度、長秒時露光での縞状の熱ノイズに対して、限界を感じるようになりました。二台のうち、どちらかと言えば、E-P1の方が高感度耐性が高いと思いますが、大して変わらないというのが実情です。E-P1の方がISOの設定が細かくできるので、有利なだけかもしれません。E-P1に17mmパンケーキを装着して三脚固定撮影した下の写真、横方向に縞状のノイズが現れています。ISO800ぐらいから醜いノイズが目立つようになります。

そこで主として天体撮影とF1ナイトレース(Singapore GP)流し撮りなどのモータースポーツ用(いずれも被写体としては極端に撮影が困難な例)にデジタルカメラを新調しようか、検討中です。現時点で候補に挙がっているのは、Canon EOS Kiss X3、Pentax K-7、Sony α550、Nikon D5000、Pentax K-xで、すべてオリンパス以外のカメラ。

Pentax K-x(2009年10月16日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 4.7コマ/秒の高速連続撮影
  • 1/6000秒高速シャッター
  • 超高感度ISO6400(新画像処理エンジンPRIME IIと有効1240万画素のSony製新CMOSセンサー採用)
  • ボディ内手ブレ補正機構 (Shake Reduction)
  • 11点測距の高速・高精度AF
  • 画像処理エンジンPRIME II(K-7に採用されたものと同じ画像処理エンジン?)
  • HDR撮影 (High Dynamic Range)
  • レンズ収差補正
  • ダストリムーバブルとダストアラート
  • 単3型乾電池(リチウム電池)で撮影枚数約1900枚
  • DA Limited、FA Limitedなど、多彩に揃った魅力的な単焦点レンズが使用できる。
Cons(主に各種掲示板、個人のブログから抜粋)
  • 2.7型、約23万ドット液晶モニター
  • ニッケル水素電池の使用時に問題があるかもしれない。
  • 長秒時撮影を連続すると、熱が原因?でかぶる。
  • ライブビュー、オンの状態で合焦速度が遅い。(ライブビュー時はコントラストAFになるので、他機種も同様に遅い。)
  • ボディーの随所に大きなボルトが見えている。
Pentax K-7(2009年6月27日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 約5.2コマ/秒 高速連続撮影
  • 1/8000秒高速シャッター
  • ISO100~6400(カスタム設定時、最高ISO6400)
  • 高速・高精度オートフォーカス
  • 有効約1460万画素の新CMOSセンサー(S/N比向上、4チャンネル読み出し、Samsung製センサー)
  • ボディ内蔵手ブレ補正機構 (Shake Reduction)
  • 高精度77分割測光
  • HDR撮影 (High Dynamic Range)
  • 視野率約100%光学ファインダー
  • 防塵・防滴構造・-10ºC耐寒動作保証(厳寒期の天体撮影には適している。)
  • 3.0型、約92.1万ドット液晶モニターでライブビュー撮影
  • マグネシウム合金外装(高級感があり、所有すれば愛着がわきそう。)
  • 新画像処理エンジンPRIME II
  • ハイパー操作系
  • 電子水準器
  • 超音波振動ゴミ除去機能(DRII)
  • 簡易防滴構造のキットレンズ
  • 1860mAhの大容量バッテリーD-L190採用で、最高約980枚の撮影が可能。
  • レンズ補正機能
  • ¥10,000キャッシュバックキャンペーン実施中(2010年1月31日まで)
Cons(主に各種掲示板、個人のブログから抜粋)
  • 高感度撮影に強くない。(天体撮影用としては致命的マイナス点ですが、ファームアップで改善されたと言う情報もあります。)
Sony α550(2009年11月5日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 新開発の有効1420万画素APS-CサイズCMOSセンサー、Exmor(センサーチップ内でAD変換を行う独自の「オンチップ・カラムAD変換」、アナログ・デジタル双方でノイズを除去する「デュアルノイズリダクション」による圧倒的な低ノイズを実現)
  • 新アルゴリズムを搭載した、画像処理エンジンBIONZ(RAWデータ段階のノイズ低減処理を強化、高感度ISO時も解像感を損なわない、低ノイズ画像を実現)
  • ノイズ低減性能を高めることで実現した、高感度ISO12800
  • 瞬時にピント合わせ可能な、クイックAFライブビュー
  • 自由に角度を変えられる、チルト式可動式液晶モニター(バリアングル液晶ではない)
  • 最大4段分の手ブレを補正する、ボディ内蔵手ブレ補正機能
  • 約92.1万ドット3.0型エクストラファイン液晶
  • 厳密なピント確認が行える、マニュアルフォーカスチェックライブビュー
  • 視野率約95%、倍率約0.8倍の光学ファインダー
  • カメラを構えると自動でピントが合う、アイスタートAF
  • 最大約950枚まで撮影可能なリチャージャブルバッテリーパック
  • Made in Japan
Cons(主に各種掲示板、個人のブログから抜粋、実機を店頭で試したときの印象)
  • デザインと質感が私の好みではありません。
Canon EOS Kiss X3(2009年4月24日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 約1510万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)とDIGIC 4
  • 常用ISO感度100〜3200
  • 高感度撮影時のノイズ低減
  • 長秒時露光撮影時のノイズ低減
  • レンズ内手ブレ補正機構(キットレンズが手ブレ補正機構付き)
  • 約92万ドット、反射防止コーティング付き3.0型クリアビュー液晶モニター
  • 約3.4枚/秒の連写
  • カメラ用通信ソフトEOS Utility同梱(Macにも対応しているようですから、キーボードが暗闇で光るAluminum MacBookを使って、リモート撮影ができそうです。)
  • レンズ周辺光量補正
  • Made in Japan
  • キャッシュバックキャンペーン実施中(2010年1月11日までダブルズームで¥8,000、レンズキットで¥5,000)
  • フィルムカメラの時代は天体写真といえばアサヒペンタックSPでしたが、デジタルの時代になってからキャノンのカメラが天体写真の分野では圧倒的なシェアだそうです。他社のデジタルカメラと比べて高感度ノイズや長秒時撮影における熱ノイズに強いためと言われています。
Cons(主に実機を店頭で試したときの印象)
  • 質感が価格相応(性能を優先するならデザインと質感は妥協するしかない?よく見るとデザインは良さそう。)
Nikon D5000(2009年4月14日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 2.7型バリアングル液晶モニター
  • ターゲット追尾機能
  • 11点フォーカスポイント採用のAFシステム
  • 新開発画像処理システム、EXPEED
  • 有効画素数12.3メガピクセル、ニコンDXフォーマットCMOSセンサー搭載
  • 見たままの明るさを再現するアクティブD-ライティング
  • 暗い場所やスポーツの撮影に有効な高感度ISO3200対応(減感ISO100相当〜増感ISO6400相当の設定も可)
  • 多彩なNIKKORレンズ
  • 最大約510コマの撮影が可能な長寿命バッテリー
  • 液晶モニターは格納可能
  • 視野率約95%、倍率約0.78倍のビューファインダー
  • キャッシュバックキャンペーン実施中(2010年1月11日までダブルズームで¥10,000、ボディーまたはレンズキットで¥5,000)
Cons(主に製品カタログ、各種掲示板、個人のブログから抜粋)
  • 液晶モニターは約23万ドット

Photofast® CR-8100 (High-Speed Card Reader)

私が使用しているAluminum MacBook (Late 2008)、Unibody MacBook (Late 2009)共にSDカードスロットがないモデルなので、USBで接続する外付けタイプのカードリーダー(「デスクに置ける新しい発想のマルチカードリーダー」)をいつものApple Premium Resellerで買ってきました。右の写真は、上にUniversal Dock (A1153)を載せています。旧タイプのドックでiPhoneには対応していないという警告が出ますが、無視するとiTunesとの同期、充電ともにできるようです。

Photofast® CR-8100は次世代SDカード、SDXCに対応しているのが売りですが、その他に対応するメディアは、SD, SDHC, miniSD, miniSDHC, microSD, microSDHC, CF Type I, CF Type II、マイクロドライブ、メモリースティックPro、メモリースティックDuo、メモリースティックProDuo、メモリースティック、M2、メモリースティックHG、メモリースティックMG Pro、メモリースティック MG、メモリースティックMG Duo、メモリースティックMG ProDuo、HSメモリースティックPro、HSメモリースティックProDuo、メモリースティックPro HG Duo、xD、xD TypeM、xD TypeH、MMC、MMC Plus、セキュアMMC4.0、RS-MMC、MMC Mobile、MMC Plus、MMC4.2で、ほとんどが見たこともないメディアです。私が使用するメディアは今のところ、SDHCとCF Type Iぐらいです。

USBポート2基内蔵で、iPhone使用時は1ポートを使用します。これほどまでApple製品に似合うカードリーダーは他にないのではと思います。使用するかどうかに関わらず、Universal Dockは上に載せておいた方が格好良いです。これまで、デジカメ用にケーブルをLED Cinema Displayに挿した状態でしたが、このカードリーダーがあればケーブルは不要になるので外しました。USBケーブルをデジカメ本体に接続した場合より、カードリーダーにSDHCカードを挿入した方が、iPhoto ’09での取り込みがなぜか速くなります。

12月9日追記:CF Type Iを挿入したところ、読み込めないようです。デジタルカメラでは問題なく使用できるカードなので、カードリーダーの方に問題があると思われます。

M. ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

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マイクロフォーサーズ規格準拠のM. Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6が国内でも正式に発表されました。従来では考えられない小型軽量の超広角ズームレンズです。全長が約50mmで、フォーサーズ用のZuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6(右の写真)と比較しても大幅な小型化を達成したとか。体積比で50%以下。その秘訣は、M. ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6と同様に鏡枠沈胴方式を採用したことにあるそうです。

フォーサーズ用の9-18/F4.0-5.6の購入を考えていましたが、この画像を見せられると、やはりマイクロフォーサーズ版の方がE-P1には似合いそうです。発売は2010年上半期ということで、それまで気長に待つことにします。Online Shopで使える10% Offクーポンの使用期限は12月31日、どうしましょう。

Olympus Aluminum Case for PEN E-P1 and E-P2

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RIMG0092左が今回、発売されるOlympus PEN E-P1/E-P2用のアルミケース(CBG-3SLV)、右はカメラのキタムラでE-P1発売時にお店で撮影させてもらった展示用のアルミケース。販売されるケースはFの花文字入り。

カメラのキタムラ展示用ケースには、カメラボディー、レンズ、VF-1、フラッシュなどのアクセサリーを収納できますが、「展示用」なので閉じることはできません。今回、販売されるアルミケースは内部のクッション材を調整することによって、携帯用ケースとして利用できるそうです。内部の画像がないので、クッション材がどんな風になっているのか、不明です。

カメラのキタムラでは¥8,800で12月上旬発売予定。

Olympus PEN E-P2 Announced in Japan Finally!

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漸く国内でもE-P1の上位機種、Olympus PEN E-P2が正式に発表されました。海外では発表されなかった茶色グリップのシルバーモデルも、ブラックモデルに加えて発表、発売は12月上旬とか。欧米市場では外付けEVFはオプションではなく、キット販売でしたが、国内ではオプションとして別売で販売されるようです。

item13008p1そのEVFは「ライブファインダー」という名称で別売されるようですが、日本ではE-P2シルバーモデルに合わせて、シルバー塗装の「ライブファインダー」も同時に発売されるとか。デザイン的にはシルバーモデルがやはり格好良いと思います。

国内ではどういうパッケージングで販売するか、迷われていたのではないでしょうか。E-P1を4ヶ月以上、使ってみて、当初はEVFはあった方が良いのにと思っていましたが、今ではすっかり、私は「なくても大丈夫派」になりました。E-P1パンケーキキットに付属していた光学ビューファインダーは使ったことがありません。それだけ、背面液晶を見ながらのコンデジスタイルの撮影に慣れてしまったということです。

E-P2専用として新たに発売される、この「ライブファインダー」ですが、欧米での発表時に公開されたブラックのEVFの画像を見て、性能は素晴らしいけれど、「特大ちょんまげ」とか酷評しました。しかし、シルバーの「ライブファインダー」、色が異なると「ちょんまげ」ではなくなり、存在感をアピールしても良いぐらい、クールな感じに一変した印象を受けます。

C-AF+TR(動体追尾式AF)はC-AFに代わるものではなく、新たに付加された機能のようです。画像処理エンジンはE-P1と同じなので、ファームウェア更新で新しい二種類のアートフィルター(ジオラマとクロスプロセス)と共に、E-P1でも使えるようにしていただけると、E-P1ユーザーは嬉しさのあまり、追加で色違いのE-P2と別売の「ライブファインダー」を10% Offのクーポン(誤ってポイントが発行されたお詫びのクーポン)を利用して購入する人がいるかもしれません。

メーカーのマーケティング担当者としてはE-P1との差別化が図れないと思われるかもしれませんが、「ライブファインダー」(Ultimicron)は自信作のはずですから、それが装着できるアクセサリーポートがあるだけで、上位機種として差別化になると私は思います。EVFに加えて外部接続マイクも装着できるポートがあれば、動画撮影時のレンズからのノイズが録音されなくて済むというメリットもあります。カメラ性能の根幹部分とも言えるオートフォーカスや特徴的な機能であるアートフィルターでE-P1と差別化する必要性は、そもそもないような気もします。以下にカメラのキタムラネット会員価格が公表されていますので、主なものをまとめておきます。早くも予約ができるようです。

  • Olympus E-P2 Pancake Kit (Black/Silver):ネット会員価格¥112,300(12月上旬発売予定)
  • Olympus E-P2 Lens Kit (Black/Silver):ネット会員価格¥103,300(12月上旬発売予定)
  • Olympus E-P2 Body (Black/Silver):ネット会員価格¥94,300(受注生産、納期約1ヶ月)
  • Olympus VF-2 Electronic View Finder (Black/Silver):ネット会員価格¥22,600(12月上旬発売予定)

オリンパスZuikoクラブのポイントをたくさんお持ちの方、10% OFFクーポンをお持ちの方は、3年保証が付いて、さらにオリンパスPEN50周年キャンペーンのプレゼントも貰えるので、オリンパスOnline Shopで購入した方がお得かもしれません。各セット先着20名で販売終了とのことです。

RICOH GXR Announced

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Ricohのデジタルカメラ新製品、GXRが本日、正式に発表されました。概して噂通りの内容となっています。レンズと撮像素子、画像処理エンジンを一体化した「カメラユニット」をスライド式でボディーに装着するという、全く新しいコンセプトに基づく革新的な新製品のようです。カメラユニットによって、付属する撮像素子のサイズが異なるようで、今回、APS-C CMOSセンサーを搭載した換算50mmマクロ(GR LENS A12 50mm F2.5)と1/1.7型CCDセンサー搭載の換算24-72mm標準ズーム(RICOH LENS S10 24-72MM F2.5-4.4VC)の二つのカメラユニットが発表になりました。ズームレンズの方はGX200同等の仕様のようです。但し、撮像素子はGR Digital IIIと同じもの。

ボディーのLCDは3.0型、約92万ドットということで、GX200ではなく、GR Digital IIIやCX1/CX2と同様の液晶が使われているようです。オプションの電子ビューファインダー、VF-2は視野率100%、約92万ドット相当、フィールドシーケンシャル型だから、EpsonのUltimicronではなさそうです。Olympus PEN E-P2の外付けEVFと同じ名称ですが。

早くもカメラのキタムラネットショップで予約受付中です。そこで気になる価格ですが、ネット会員価格が以下のようになっています。ボディーとカメラユニットのセット価格のみ掲載しておきます。

  • リコーGXR + Lens S10 24-72mm F2.5-4.4 VCセット:¥80,600(下取りカメラでさらに¥4,000値引き)
  • リコーGXR + 50mm F2.5 Macroセット:¥112,100(下取りカメラでさらに¥4,000値引き)
  • リコーGXR + 50mm Macro + 24-72mm VCダブルセット:¥147,900(下取りカメラでさらに¥7,000値引き)
  • リコーGXR + 50mm Macro + 24-72mm VC + VF-2フルセット:¥166,000(下取りカメラでさらに¥8,000値引き)

GXRはGXシリーズの仲間ということで、GX200の後継となるコンパクトデジタルカメラとのことです。デザインはどうでしょう。実機を見るまでもなく、私の好みではありません。最大のライバルはGR Digital IIIであり、次にマイクロフォーサーズ機であることを示唆する発言が発表会場であったそうです。しかし、デザイン面での嗜好を考えると、少なくともOlympus PEN E-P1/E-P2とは競合しないと私は思います。購買層が重複しそうで実は異なるのではないでしょうか。

dpreview.comで二種類のカメラユニットで撮影したサンプル画像が公開されています。GR Lensを冠したAPS-Cセンサー付きの50mmマクロの方は、なかなかの画質。このサンプルを見れば、性能的にはLeica X1も競合になるかもしれないと感じました。しかし、Leicaを選びそうな人がこのデザインに惹かれるかどうかといえば?そのLeica X1ですが、国内での発売時期が少し早くなったようで、¥189,000(カメラのキタムラネットショップ)で予約受付中です。

来週はSonyがミラーレスを発表するという噂があります。こちらも興味津々。

Ricoh is to announce a new digital camera on November 10?

11月10日発表の情報についてはFuji Sankei Business iの「ビジネス予定」欄に書かれていることを、デジカメinfoの記事で知りました。

10月26日付けの4/3rumorsの記事(”Ricoh is the first MicroFourThirds competitor”)によれば、噂されている新製品はコンパクトなミラーレスカメラでレンズは交換式。センサーはAPS-C(99%)、デザインと大きさはRicoh GX200に極めて似ている(80%)、Pentax Kマウントではなく独自のマウント(70%)、EVFはエプソンの新製品(50%)

11月1日付けの記事によれば、交換レンズは一般的なバヨネットタイプではなく、スライド式とか。また、センサーはボディーではなく、レンズに付いているという噂も以前からあります。さらに中国語のサイトによると、型番はGX300、EVFはEpson新型(「特大ちょんまげ」)?

いずれにしてもこれまでにない、革新的なレンズ交換式デジタルカメラが登場しそうです。Sonyもミラーレスの新しいデジタルカメラの発表を年内に予定しているとする噂もあります。Olympus PEN E-P1/E-P2、Panasonic Lumix DMC-GF1の競合となることは間違いなさそう。

どういう訳か、E-P2の国内発表はまだありません。ヨーロッパ、アメリカ、アジアでは既に発表され、予約もできる状況だというのに。クリアーすべき法的な問題でもあるのか、あるいは国内では別のモデルを考えているのか?ただ、オリンパスがこの時期に発表して、直後に発表されるRicohやSonyの新型ミラーレスがすごいものであれば、E-P2の影が薄くなることは確実。

Two New M. Zuiko Zoom Lenses

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今回、発表されたのは左の2本、M. Zuiko Digital ED 14-150mm f/4.0-5.6望遠ズームレンズとM. Zuiko Digital ED 9-18mm f4.0-5.6超広角ズームレンズ。9-18mmの方は非常にコンパクト。これも沈胴式でしょうか。

これら2本のレンズの発売は2010年上半期ということで、M. Zuiko Digitalのロードマップにはこの他に魚眼レンズと広角単焦点、50mmマクロ?、超望遠ズームレンズが含まれるようです。Zuiko Digitalの方は、今後、予定されているのは100mmマクロ?のみ。

FT用の9-18mm f4.0-5.6なら今すぐ入手できて、アダプター(MMF-1)を使えば、FT、MFT両方のボディーに装着できるというメリットがあります。しかし、今回、発表されたM. Zuiko Digital ED 9-18mm f4.0-5.6は、よりコンパクトであるという利点があります。先日、10%割引クーポンでFT用9-18mmを購入しようと思っていた私は、さらに迷うことになります。

Olympus PEN E-P2 Announced!

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大きな外付けEVF(VF-2)を装着したブラックボディーのE-P2がヨーロッパで先に公開されたようです。画像は43rumors経由The British Journal of Photographyから拝借しました。シルバーのパンケーキが少し、アンバランスな感じがします。ブラックのキットレンズ装着の方が似合いそう。EVFはもっとアンバランス?拡張端子がないE-P1のアクセサリーシューはトッププレートに埋め込まれたこだわりのデザインになっていますが、E-P2はアクセサリーシューの部分が若干せり上がっているのが残念。

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CNETの動画を観ると、仕上げはアルミへアラインのブラック光沢塗装に見えます。新たに追加された機能としてはAF tracking(追尾式オートフォーカス)、二種類のアートフィルター(DioramaとCross Processモード)、そしてフレーム内の特定色を強調するi-Enhance機能、動画でのマニュアル撮影など。追尾式オートフォーカスについては、追加された機能というより、C-AFに置き換わる機能のようです。動画撮影時に威力を発揮しそう。ファームウェア更新でE-P1にも対応すれば良いのですが。

外付けEVFは90度角度調節式、144万画素、視野率100%、倍率1.15倍。外部マイク用のアダプター(EMA-1)もオプションで同時に発売するそうです。

英国では14-42mmキットレンズ付きで£849(¥126,803 @£1.00=¥149)、来年1月の発売。US Amazonでは$1,099.99(¥99,384 @$1.00=¥90)で予約販売。米国ではEVFがオプションではなくキットにバンドルされるようです。だとすれば売上税が加算されたとしても円高だから非常に安く感じます。

日本でもEVFがキットにバンドルされて同様の価格で販売されるかどうかは現時点では不明ですが、E-P1と異なるE-P2の特長は、やはりEVFが外付けできるブラックボディーということでしょうか。E-P1の後継というより「特大ちょんまげキット」という感じ。

Otsu Matsuri 2009

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

Olympus PEN E-P1と17mmパンケーキ、35mm F3.5マクロを土屋鞄のカメラバッグに入れて、大津祭に行ってきました。よく晴れた撮影日和でした。写っているのは源氏山。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

やはり、17mmパンケーキの方が使いやすい。旧駅前通りと京町通の交差点。

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天孫神社には露店と屋台が並びます。?十年ぶりに食べた「元祖串かつ」、懐かしい味。肉というより、ソースに浸して味がついたころもを食べる感じ。昔と同じ場所に出店されていました。2本で100円。価格だけが変わっています。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

天孫神社は通りを挟んで県庁の向かい側にあります。滋賀県庁は国会議事堂のような由緒のある建物。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

釘は一本も使っておりません。大津祭では鉾ではなく曳山と言います。全部で13基。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

35mmマクロは慣れていないためか、スナップ撮影でのフレーミングがちょっと難しいというか、使いにくいと感じました。残念ながら公開できる写真が一枚もありません。何本か動画を撮影したので、iMovieでの編集方法を習得すれば、YouTubeにアップする予定です。上の写真には桃山と湯立山が写っています。

Olympus PEN E-P2 To Be Announced Soon

詳しくは、4/3rumors.comの記事をご覧ください。待望のブラックモデルを追加し、144万画素、視野率100%、拡大倍率1.15倍の高精細外付けEVF (VF-2)、さらに高音質ステレオリニアPCM録音が可能な外部マイクが接続できるアダプター(EMA-1)も同時に発表されるようです。EVFと外部マイク接続アダプターは共にアクセサリーシューに装着するタイプなので、同時使用は不可。

091014144万画素のEVFは先日、発表されたSeiko EpsonのUltimicronを採用したものと思われます。画像を見る限り、このEVFは角度調整式のようで、いわゆる「ちょんまげ」スタイル?大方の予想通り、内蔵型ではなく、外付けタイプとし、カメラ本体のデザイン概観はE-P1とほぼ同じ、マイナーチェンジ、カラーバリエーションの追加と言ったところでしょうか。(E-P1と比べるとアクセサリーシューの部分が若干大きくなっているみたいです。)UltimicronをEVFに採用したものであるとすれば、デジタルカメラ用パーツとして世界で初めて製品化したことになります。

ブラックは革張りなのか、それともアルミに塗装したものかは不明。トッププレートもブラックのようです。

レンズに関しては残念ながら何も情報がありません。噂によると、発表は11月5日となっています。オリンパスオンラインショップは10月31日〜11月3日まで休業するそうですから、11月5日は信憑性がありそう。

Olympus Has Issued A 10% Discount Coupon

「割引ポイント誤発行のお詫びと弊社からお客様との今後に向けたご提案」というタイトルのメールがズイコークラブ事務局から届きました。10月21日にフォトパスとオンラインショップのサービスを改善する予定だったようですが、その際に誤ってポイントが加算されてしまったので、その分を10月29日に減算した上で、お詫びのしるしとしてオンラインショップで使える10%の割引券を発行するという案内です。

私の場合は答えてもいないのに、アンケート回答による3,000ポイントが10月21日に誤って加算されていました。29日に減算されるポイントは6,000ポイントということで、これではマイナス3,000ポイントになってしまいます。他にも同様の状況になっている会員が多数おられそうです。人によって、誤って加算されたポイント数、減算されるポイント数は異なるようです。事務局にこの件に関して問い合わせ中ですが、まだ返答はありません。たぶん、サーバーがおかしなことになって、会員の正しいポイント取得履歴が復旧できない状態なのではないかと思います。

この際、さらにポイントを加算しようということで、ユーザー登録していなかった35/3.5マクロのユーザー登録をしたら、スロットマシンが現れて、2,000ポイントを獲得しました。これで合計13,000ポイントを超えました。

「明日の午後6時にポイントを減算するから、それまでに10%割引クーポンといっしょにポイントを使ってしまえ!」と言われているようで、不要なものを買ってしまいそう。計算してみたら価格コム最安値よりも5,000円近く安くなる超広角ズームレンズ(梅)があります。前から欲しいと思っていたフォーサーズ規格のレンズです。どうしましょう。今月末頃には新しいMFT規格のカメラとレンズが発表されるという噂もあります。Ricohからも来月にAPS-Cサイズのセンサーを用いたレンズ交換式の新しいカメラが発表になるとの憶測もちらほら飛んでいます。

(追記:10月29日)オリンパス・オンラインショップで¥59,640のZuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6超広角ズームレンズですが、最大15%のポイントを利用すれば8,946ポイントであり、昨日、獲得した2,000ポイントがあるので、誤って6,000ポイントが減算されない限り、まだまだゆとりがあることがわかりました。早ければ今週末ごろからオリンパス新製品の予約販売が始まりそうです。中国のオリンパス公式サイトではすでに、E-P2の名称が公開されています。(意図的?)画像は開きませんが。同時に新しいレンズも発売になるかもしれないので、10%割引クーポンの利用は、もう少し様子を見てからということにしました。クーポンの利用期限は12月31日です。

“E-P2″という名称から考えると、新しいカメラはMFT規格であると思われますが、エプソンのUltimicronを内蔵か外付けでEVFに利用したものかもしれません。E-P1購入後、約4ヶ月が経過し、私はコンパクトなデザインが損なわれるのであれば「EVFなくても大丈夫」派になってしまいました。EVFなくても流し撮りができます。それに三脚に固定して撮影する場合も背面ライブビューの方が使い勝手が良い。イベント案内状から察すると黒の革張り?いずれにしてもデザインがたいへん気になります。

「追記」を書いている最中にズイコークラブ事務局から返答がありました。誤って加算したポイントは3,000ポイントではなく、6,000ポイントだったので、本日、その6,000ポイントを減算するとのことです。ユーザー自らがポイント獲得の履歴を見ることができないことがシステム上の問題点であること、誤って加算したポイントの案内メールの一部が送信されなかったことなどに関して重ねてお詫びする内容でした。誤って加算されたポイントを利用して、清算後にポイント数がマイナスになった場合は0ポイントとするそうです。つまり、ポイントは使っても良いということで、まだもう少し迷う時間ができました。たぶん、買わないと思いますが…

Orionid Meteor Shower—A Fireball?(オリオン座流星群で火球撮影)

09年10月23日午前1時50分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

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「10月23日午前1時50分、元天文少年がオリオン座流星群観測中に火球の撮影に成功!」なんて記事になってもよさそうな写真が撮れました。写真はオリンパスFotoPusの方にもアップロードしました。「オリオン座流星群」でタイトルを検索していただければヒットするはずです。

国立天文台の「見えるかな?オリオン座流星群」キャンペーンサイトに掲載されている流星の画像よりもずっと明るいです。どうしましょう。恒星の中で太陽に次いで最も明るいシリウスは-1.47等であり、一般的にこれよりも明るい流星は「火球」と呼ばれるそうです。残念ながらオリジナル画像にもシリウスは写っていませんが、別の写真に写っているシリウスと比べると、私が撮影した流星はずっと明るいのでやはり「火球」と言うことになりそうです。クロップして拡大すると緑からオレンジ、そして最後に大きく、青白く光る様子がわかります。

09年10月23日午前2時16分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

肉眼では確認できなかったので、気付かなかったのですが、比較的明るい流星がもう一つ、写っていました。E-P1とE-520の二台体制で撮影に挑んだのですが、この3日間で流星を捉えたのは、どういう訳かすべて画角が狭いE-P1の方です。上の写真では右上、残念ながら母屋の切り妻の部分で切れています。

この日は肉眼で確認できた流星は6個、撮影後に気付いたのが1個。Exifデータによると最初の一枚を撮影したのが10月23日午前12時13分、最後の一枚は午前2時57分。露光30秒、合計170枚ほど撮影。

そして謎めいた流星?のような明るい何かが写っている写真を発見しました。何でしょう、下の写真?

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下の方、中央の明るい星がシリウスです。そのシリウスから点線状の光跡が左の方にずっと伸びていて、光跡の端に恒星図には存在しないと思われる天体のようなものが写っています。オリオン座流星群放射点の位置から考えると、オリオン座流星群の流星ではないことは確かです。

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拡大するとこんな感じですが、果たして?点線状になっているので最初は点滅する飛行機かと思ったのですが、それなら光る物体(天体?)は説明できません。人工衛星は線状に写るはずなので、その可能性も低い。この時期に蛍はあり得ないし…未確認飛行物体ということにしておきましょう。