MacBook with US Keyboard

us-keyboard

オンラインのアップルストアで、USキーボードのモデルがいつの間にか「今すぐお届け」カスタマイズモデルとなっています。4GBメモリにアップグレードした場合も同様です。これは、もう標準モデルとしてキーボードを選択可能にしたのと同じことと考えられます。USキーボードの需要が多いことに対応したものと思われます。直営店でも常備しているのでしょうか。先月に心斎橋で聞いた時は、3~4日要するとのことでした。

(追記:December 25, 2008)Apple直営店(心斎橋)にUSキーボード仕様のMacBook Proが置いてあったので購入したとの情報を得ました。オンラインのアップルストアだけではなく、リテールでも在庫があるかもしれないとすれば、直営店に行けば買ってしまいそう。私はプロではなく梅モデルですが。

iPhone 3Gを12月16日(火)から直営店でも販売を開始するそうです。本国では発売時から直営店で取り扱っていましたが、日本では漸くアップルストアでの取り扱い開始となります。私はまだ、iPhone 3Gに触手を伸ばすつもりはありませんが、直営店での販売となれば勝手に伸びるかもしれません。

BenQ G2110W (Glossy Black)

rimg0128BenQの格安21.6”ワイドディスプレイ、PowerBook 12”に付属のアダプター(Apple Mini-DVI to DVI Adapter)を介して、DVI-Dケーブルに接続してから画質が向上しましたが、このコストパフォーマンスの素晴らしさは一体どういうことでしょう。

マイナス面がないわけではありません。輝度を下げると周波数が高めのノイズ(雑音)が聞こえますが、Time Machine用に取り付けたLaCie外付けハードディスクの音よりも小さな雑音なので気にしないことにします。それとスピーカー内蔵ではないので、音声は当然ながらiMacの方から聞こえるのでちょっと変な感じがします。外部スピーカーを取り付けてモニターの両端に設置すればこの問題は解決できるでしょう。付属のCDに収められたファイルはPDF以外はすべてWindows用のもので、マニュアルにもMac OSに対応しているという記載は一切ありません。輝度やコントラストはモニター底面にあるコントロールボタンで調整は可能です。(Leopardのシステム環境設定、エキスパートモードでキャリブレーションを調整した方が良いでしょう。)

benq-g2110w-specs

2日前の記事でひょっとしたら、iMacの画質よりも上かもしれないと書きました。今月、発売になったLED Cinema Displayのスペックとディスプレイ部分のみ比較してみます。

LED Cinema Displayの消費電力は、MacBook Proに電源供給している時の最大値です。LED Cinemaの応答時間(標準)が14msに対して、BenQ G2110Wは5msになっています。但し、この数値が標準なのか最大なのかは不明です。

ディスプレイとしての性能については、実売価格差(5倍以上)ほど大きな違いは認められないと思います。もちろん、サイズも違えば、素材を含めたデザインがまるっきり別物ですから、比較すること自体が無意味かもしれません。Apple製品を購入する時は、同じAppleの別の製品と比較したとしても、他社の製品と比較することはないので、どうでも良いことではあります。

benq-g2110w-imac20

しかし、iMac 20” (Mid 2007)のディスプレイと比べた場合、本当にBenQ G2110Wの方が、画質が良いのかどうか気になります。そこで、今度はわかる範囲でiMac 20”とスペックを比較してみました。

スペックを見ている限り、画質を決める重要な項目、コントラスト比と輝度、水平方向の視野角、おまけにサイズでもBenQ G2110Wの方が性能は上ということでしょうか。私の体感画質は正しいのか?

(追記:2009年4月18日)現在は、MacBook (Late 2008)の外部モニターとして使用しています。輝度は思いっきり上げていますので、ノイズは聞こえません。ディスプレイの高さが低めなので、MacBook用に使ってもそれほど違和感がありません。

Dual Monitors

rimg01361BenQの21.6”ワイドディスプレイを買って来て、付属のD-SubケーブルでiMac 20”(Mid 2007)に繋げてみました。パソコン本体とディスプレイで、Apple製品以外を購入したのは今回が初めてです。iPod nanoと同じぐらいの価格でしたから、大騒ぎする必要はないのですが…

購入したBenQのディスプレイはノングレアタイプ。iMacと比較した場合、画質はそれほど変わらない気がします。DVI-Dケーブルに交換すれば、さらに画質が良くなるかもしれません。(実際に交換してみたところ、確かに画質は向上しました。写真等はそれほど大きな変化は認められないものの、小さな文字がくっきりと読みやすくなりました。ひょっとしたら、iMac本体のディスプレイよりも画質は上かもしれません。)ベースの部分は非常にチープな感じがしますが、机の上に置けば気になりません。筐体に使用されている素材はチープだけれどデザインがうまくまとまっています。同じ黒縁ですからiMacと並べた場合、大きな違和感もありません。高さが違うのがちょっと気になる所でしょうか。iMacの顎の部分が逆に邪魔に思うようになりました。顎があるために、モニターの位置がどうしても高くなってしまいます。仕事をするときは、若干下方向にモニターがある方が疲れない気がします。

ひょっとしたら、BenQの方が目に優しいかもしれません。ディスプレイの環境設定、「調整」で、メニューバーをBenQの方に移動させれば、iMacがサブディスプレイのようになります。これにはちょっと驚きました。iMacを外部ディスプレイのように使用することが可能ということです。と言うことは、アダプターが発売されれば、LED Cinema Displayをメインに、iMacをサブディスプレイのようにして使うことが可能かもしれません。

一度デュアルの利便性に慣れると、シングルモニターには戻れなくなりそう。

備考:交換したDVI-DケーブルはELECOM高解像度対応DVIケーブル極細(デジタル・シングルリンク専用)DVI-D 24pinオス-DVI-D 24pinオス、1メートル(ダブルフェライトコア)

LED Cinema Display

ars technicaに第一印象が記事になって掲載されています。最も気になっていた輝度ですが、iMacと比較した場合、最大レベルに設定すればiMacよりもさらに明るいそうです。iMacよりもさらに眩しいのかと思ったら、そうではなく、輝度調整の幅が違うとのことです。iMacの場合は輝度最小に設定しても眩しいけれど、LED Cinema Displayはそのようなことはないそう。Cinema Displayの輝度範囲が0~16とすれば、iMacは11~14ぐらいとか。なかなかわかりやすい。

それと二台を並べた写真を見ると、やはりiMac(24”)のディスプレイは高い位置になるみたいです。デザインはこれ以上の整合性はないと思われるほど、デュアルに向いているのですが。mini-DisplayPortのアダプターが発売されるのかどうかも不明なので、現行iMacのデュアルディスプレイとしては当分の間、使うことはできません。

Silent iMac 20" (Mid 2007) is Back

修理センターから帰還後、一週間が経過しました。CPUファンが高速回転する現象、修理センターで再現されなかったので、そのまま返却となったiMacですが、その後、私の使用環境でもCPUファンは非常に静かです。RPMは常時、1200位で極めて安定しています。本当に不思議。

ガラスパネル内側の「曇り」も拭き取ってもらってから、再び現れることもありません。デスクトップのノイズ(画像の乱れ)も見かけなくなりました。

LED Cinema Display

1ヶ月程前、発表直後に同じタイトルの記事を投稿しました。間もなく発売になります。現在、最も入手したいApple製品がこれです。心斎橋で実機を見ましたが、デザインはiMacを少し薄くしたような感じ。ただの美しいディスプレイではありません。iSightカメラ、マイク、USB2.0ポートが3基も付いています。それに電源アダプタ内蔵ですから、MacBookの充電もできます。プリンターやTime Machine用の外付けHDD、アルミキーボードを繋げておけば、デスクトップ機のようにも使えます。本体はMiniDisplay Portを有するMacBookファミリーのみ対応していることが、私にとっては最大のネックです。

新型MacBookは梅(2.0 GHz)でも問題ないそうです。竹(2.4 GHz)と比較した場合、クロック周波数は違うけれど、グラフィックスは同じNVIDIA GeForce 9400Mだし、LED Displayに繋げた時の性能差は大差なさそうです。というのはアップルジャパン営業スタッフの方のお話です。松(MacBook Pro)と比べれば違いが歴然かもしれませんが、私はゲーマーではありません。

iMac 20”を使い始めた頃は大きなディスプレイで仕事の効率も上がると思っていたのですが、A4ファイルを125%拡大すれば横に2枚、並べることができません。A4一枚でもDictionaryとパレットとか開いていると、一部が重なったりします。

しかし、LED Cinema Displayのために新しいMacBookを買うのも贅沢過ぎる気がします。PowerBook G4は内蔵HDDをアップグレードしたばかりで、現役でまだまだ使えそう。それに静かになったiMacが浮いてしまいます。ならば、iMac 20”を下取に出してiMac 24”にしろという声が聞こえてきそうですが…アルミ削り出しも欲しい。

Apple Pickup & Delivery Repair Service

先週、土曜に約束通り、ヤマト運輸がiMac 20” (Mid 2007)を回収、3日後の火曜には神奈川県厚木にあるらしい修理センターから戻ってきました。Time Machineでデータを復元し、元通りにiMacが使えるようになりました。今のところ、起動、スリープ復帰直後にCPUファンが高回転で回り続ける現象は発生していません。ガラス内側の「曇り」(アップルジャパンは「ガラスパネル内部の曇り(汚れ)」と言っています)は拭き取られたようできれいになりました。しかし…

CPUファンが3500rpm位で高速回転する現象について
修理報告書によると「ファンが高回転する症状につきまして各部検証を行いましたが、症状を再現させることができませんでした。」ということで、この件に関しては修理することなくそのまま返却となりました。「間欠性の症状や、特定の条件や環境下でのみ発生する症状は、修理センターで再現させることができない場合があります。お客様の環境下で症状が再現された場合は、大変恐れ入りますが、再度ご連絡いただきますようお願いいたします。」とのことです。Apple Hardware Testでエラーコードが出ていたので、ハードウェアの一部が異常であると思ったのですが。再現されないのであれば、交換する部品も特定できないわけで、仕方ありません。現時点ではファンの高速回転はなく、問題なく使用できています。AHT自体が信頼できないのかもしれません。エラーコードが出た時は、ファンがフル回転しているときでした。再発すれば、今度はシステムを入れ替えずに重要書類のみを退避させて、サポートに連絡しようと考えています。

ガラスパネル内側の「曇り」について
「曇り」は拭き取られてきれいになりました。新品同様ではなく、若干の汚れが残っていますが、目をつぶることにします。(実際、気になりません。)修理報告書には曇り(汚れ)が発生する原因に関してアップルジャパンの見解が記されていました。「ほこり等が内部に入り込むことによってガラスパネルが曇る可能性があります。」とのことです。内部とはガラスパネル内側のことと考えられますが、どこからほこり等が入るのか、不明です。本体の別の部分からガラスパネル内側に入るのか、あるいはiMacが設置された部屋のほこりが入るのか、どちらとも解釈できそうです。

私のiMacに「曇り」が発生したのは、購入4ヶ月後ぐらいです。ちょうどその頃もファンが異常に高速回転する症状がありました。その時はSMCリセットでファンの高速回転は治まりました。「曇り」はその後、半年間、ひどくはならず、消えることもなく、画面の左上とiSightカメラ下にずっと鎮座しておりました。部屋のほこり等が内部に入り込むことが原因であれば、症状が悪化してもよさそうな気がします。私の部屋にはたくさんのほこりがありますから。いずれにしてもガラスパネル内側にほこりが入り込むこと自体が構造上の問題ではないでしょうか。同じような構造に見える、新製品のLED Cinema Displayもガラスパネル内側が曇るかもしれません。CPUファンがないので私は曇らないと思いますが。

iMac (Mid 2007) Revs Up Again!

起動直後やスリープから復帰直後にCPUファンが3500rpm位まで上がり、放置しても治まらない現象が一ヶ月ほど前から再発しています。前回はAppleが推奨するSMCリセットで完治したと思っていたのですが。この一週間位は状態が悪化して、症状が出る頻度が高くなっています。デスクトップ画像が乱れる現象とは原因が別にあるように思われます。(日米のディスカッションボードではこちらは10.5.5が原因とする意見が多くあります。)

このiMacで初めて、Apple Hardware Testを実行しました。キーボードとマウス以外のすべての周辺機器を外してDキーを押しながら起動するとApple Hardware Testの画面になります。最初は簡単なテストを実施したところ、異常はなしということでした。一日後、今度はExtended Testingを実行したところ、警告がありました。コードは、4SNS/1/40000000:TpOp-131.000 サポートに連絡しなさいということです。

しかし、このエラーコード自体が信用できないとする人もいるようです。USのディスカッションでの解決策はPSU(電源ユニット)の交換らしいです。iMac G5では電源に関する問題が原因となったリペアエクステンション・プログラムが二つありました。最初の「iMac G5 のビデオと電源に関するリペアエクステンションプログラム」は2004年9月頃から2005年6月までに販売された第一世代iMac G5が対象であり、プログラム発表の日付が2006年11月2日になっています。私のiMac G5も該当しましたが、症状が現れたのが、3年を既に過ぎていました。有償での交換になるとのことで、代替機としてガラス張りインテルiMacを今年の春に購入したのですが。(G5の方はスリープから復帰しないので、スリープさせない設定で今も使用しています。)

この機種(iMac Mid 2007)に対してリペアエクステンション・プログラムが発表されなかったとしても、今の内なら一年間の保証が有効ですから、保証期間が満了するまでにはサポートに連絡します。

LaCie Hard Disk, Design by Neil Poulton

Apple製品と最も相性が良いハードディスクドライブと言えば、LaCieの製品です。Neil PoultonがデザインしたトリプルインターフェースのドライブをTime Machine用に用意しました。FireWire 400でiMacに繋げました。青いLEDが設置面を照らし出す仕組みが面白いです。黒いボックスは鏡面仕上げ、底面と背面に通気孔があります。前面にはロゴマークすらない、ミニマムデザインです。

背面にスイッチが付いています。パソコンの電源と連動しないので、シャットダウン時は手動でスイッチを切る必要があるようです。パソコンのスリープ時は、(省エネルギー設定で、「可能なときはハードディスクをスリープさせる」にチェックしておけば)ハードディスクの回転が止まりますから、電源は切らなくても良さそうです。但し、LEDは点灯したままです。


Canon PIXUS MP610

量販店でiMacを購入した時に付いて来たポイントを利用して多機能インクジェットプリンターを入手しました。スキャナー、コピー、プリンターの機能が一つになった流行の複合機です。A4サイズのスキャナーがあるので、これまで使用していたCanon IP7100と比べると大きな設置スペースが必要になります。筐体はプラスチック製ですが、色がiMacと同系統で横に並べると統一感があります。給紙カセットが本体に収納されているのでスッキリとしたデザインになっています。排紙口の蓋は閉じた状態で印刷しようとすれば自動で開きます。

自動両面印刷が可能であることが条件でこの機種を選んだのですが、IP7100も自動両面印刷ができたのです。3年も使っていて一度も両面印刷をしたことがなかったので、そんな機能があることをすっかり忘れていました。しかし、3年前の製品と比べると、印刷速度が速いし、解像度もアップしています。それとクイックスタートの機能があるのは便利です。

AirMac ExpressにUSBで接続していますが、今のところ、問題なく印刷できます。特に黒の文字がきれいです。(スキャナーの機能はパソコンに直接つなげないと利用できないようです。)パソコンとの電源連動機能は複合機にはないので、操作パネル用の蓋を開けて電源をオンオフにする必要があります。省電力設計だから、電源常時オンでも問題ないかもしれません。

写真はまだ印刷していませんが、IP7100と比べればインクカートリッジの本数が少ない分、それなりの品質になるかと思います。スキャナーはCCDではなくCISなので、厚みのある本や雑誌のスキャン、コピーには適していないかもしれません。A4の紙からPDFに落とすのには問題ないと思います。

iMac (MA876J/A) Impressions

新しいiMacはiMac G5と比較すると動きがかなり速くなった印象を受けます。特にiPhoto 08はこれまで緩慢だった動作がサクサクしています。Safariもサイトによっては表示が速く感じます。起動やシャットダウンに要する時間もG5と比べれば半分位でしょうか。メモリをすぐに4GBに増設したので標準搭載の1GBメモリとの比較はできません。他に気付いた事をいくつか書いておきます。

  • 電源スイッチが右側ではなく左側になっています。マウスを左手で操作する私にはこちらの方が便利です。
  • ディスプレイが明る過ぎるぐらいです。少し眩しくもありますから輝度を下げて使っています。
  • 小さな文字が読みにくい気がします。特にSafariで文字が勝手に明朝体になっているようなのでますます読みづらく感じます。画像は非常にきれいに見えています。視野角に不満を感じている方もおられるようですが、全く問題ありません。
  • 使用開始後2日も経過してからスリープ時に点滅する「呼吸ランプ」がないことに初めて気付きました。これではスリープしているのかシャットダウンした状態なのか、区別がつきません。マウスかキーボードに触れればわかりますが。
  • ファンや内蔵ハードディスクの音がほとんど聞こえません。外付けのハードディスクドライブの方が耳障りです。
  • 3日経てば20″の大きさに慣れました。
  • 内蔵スピーカーの音量が小さい。この薄さなら仕方がないのかもしれません。
  • RapidWeaverの再アクティベーションが必要となりました。
  • Google Earthを起動しようとすると”Application Inspector quit unexpectedly.”のメッセージが出た後、フリーズします。(バージョンアップで解決)
  • iWork 08も速いです。
  • A4サイズのファイルを左右に2つ同時に開いた状態で仕事ができます。インスペクターなどのウィンドーはどちらかのファイルに重なりますが。書見台として使っていたPowerBook G4 12″は必要ありません。

My 7th Mac — iMac (MA876J/A) Transferring Information

新しいiMacは千葉県富里市にあるApple Japanの倉庫(c/oになっていますからたぶん運送会社の倉庫)から福山通運で量販店の南大阪物流センターに発送された後、私が購入したお店にそのまま転送されたようです。段ボール個装箱には品番、型番、シリアル番号と、個装箱の連番(12台中の2台目)が書かれていました。本来はこの段ボール箱はお店で開封して、中に入っている製品だけを消費者に納品するものだと思います。同時期に関西で何台売れているのかと言った情報までわかってしまいます。

ジムニーに積み込んで自宅まで持ち帰り、個装箱を開封すると中からApple製品特有の白いボックスが出てきました。このボックスにはAirMac ID、Ethernet ID、 Bluetooth IDも記載されています。Designed by Apple in California、Computer Assembled in Chinaになっています。

20インチのモニターはお店で見るより、ずっと大きく感じます。慣れてしまえばこれでも小さく思うかもしれませんが。起動するとすぐに言語設定の後、LeopardのWelcomeビデオが流れます。そしてユーザーアカウントの設定になりますが、その前に”Do You Already Own a Mac?”と聞いてきます。Yesの場合は別のMacから情報を移行することができます。(後からMigration Assistantを用いて情報を移行することも可能)隣に準備したiMac G5とFireWireケーブルで繋ぎ、G5の方をターゲットディスクモードで起動(起動時にTを押し続ける)します。データ転送には2時間ほど要しました。(FireWire 400ポート)その間、iMac G5はファンがフル回転、インテルiMacは起きているのか寝ているのかわからないくらい静か。アカウント設定は不要、iMac G5の使用環境がそのまま新しいiMacに移植されました。当然ながら散らかったデスクトップまで移植されてしまいました。

Getting iMac (MA876J/A) at Home Appliance Retailer

過去18年間に平均すると2年半に一台新しいMacを入手していることになります。今回はオンラインのApple Storeではなく、Apple直営店でもなく、また近所のApple専門店でもなく、初めて家電量販店で購入しました。在庫を一台も置かない主義なのか、Mac本体はすべて取り寄せとのこと。カスタマイズができないと言う大きな制限がありましたが、よくよく考えてみれば、メモリは通販で買って自分で増設した方がずっと安く済むし、US仕様のキーボードは既に持っています。ワイヤレスのキーボードに少し関心がありましたが、10キーがないので使いづらいし、電池交換も面倒そうです。オンラインのストアであればワイヤレスのMighty Mouseもカスタマイズで注文できたのですが、後付けで買った方が安いことも判明しました。

以前はApple製品は少々高くてもApple直営店か専門店で購入することが私の方針でした。「何か特別な体験」をしたという記憶が思い出として残ることを期待していたからです。しかし、インテル製のCPUを採用するようになり、Apple製品のマーケットシェアも増え、そうした他とは違う「何か特別な体験」はもはや期待できなくなったような気がします。そうなれば、少しでも安く手に入れたいという方向に向かいます。インテルCPUを採用した時点でAppleはハードウェアの性能面においては他のPCと差別化できなくなったのです。

今回、「取次店」として利用した量販店では少しどころではなく、こんなにも?と驚くような価格で販売されていました。Appleから届いた製品は量販店で開封されることなくそのまま受け取ることになりますから、在庫がない新刊書を取次店で注文するような感じです。私が注文したiMac (MA876J/A)は1週間が経過しましたが、まだ店に届いたという連絡はありません。

追記(2008年2月3日):量販店から入荷の連絡があり、早速引き取りに行きました。千葉県のApple Japanから量販店の流通センターを経由してお店に届いたようです。

Transcend JM667QSU-2G

DSC03009200pin DDR2 SO-DIMM 2GBのメモリです。通販で2枚購入しました。あまりに安いので驚きましたが、よく考えればこのメモリはMac専用ではなく、汎用品だから比較的安く入手できるのですね。去年の秋、Leopardへのアップグレードと共にiMac G5とPowerBook G4 12″用に購入した1GBのメモリと比べれば、価格は1/4です。オンラインのアップルストアでカスタマイズした場合と比べれば、1/10の価格です。自分で増設する場合は本体付属の1GBのメモリが手元に残ります。尤もメモリのメーカーは異なりますが…

通販購入先は発注時にメーカーを指定することができないようなので少し不安でしたが、届いてみれば台湾製Transcendでした。PowerBook G4 12″でも問題なく使用しているので大丈夫だと思います。生涯保証もありますし。メモリを取り付ける本体がまだ届いていないので動作確認ができませんが、4GBも実装すればそれなりにキビキビ動くのではないかと期待しています。

iMac 20" (Mid 2007)

真横から見ることはまずありませんが、こうして見ればたいへん薄くて無駄がないデザインだと思います。本体と同じアルミ素材の薄いキーボードもiMac Mid 2007に合わせたものだったのですね。そう言えば発売が同時期でした。

エントリーモデルとは言え、CPUはCore 2 Duo, 2.0 GHz、メモリスロットが本体底部に2個、最大で2x2GB=4GB搭載可能。規格がMacBookやMacBook Proと同じようなので、余ったメモリの使い回しができそうです。尤もオンラインのアップルストアで購入すれば、余ることはないでしょうけれど。しかも異常に高いです。(2x1GBでプラス¥18,900、2x2GBでプラス¥107,100)

上位モデルと比べればクロック周波数が2.4GHzに対して2.0GHz、グラフィックプロセッサがATI Radeon HD 2600 PRO (256MBメモリ)に対して最下位モデルはATI Radeon HD 2400 XT (128MBメモリ)で性能が劣りますが、グラフィック関連のアプリケーションを多用しないのであれば、特に問題はないかと思います。それと250GBのハードディスクは容易に換装できないそうですが、十分と言えば十分です。難点が一つあるとすれば、発売後半年になりますから、ぼちぼちアップグレードがあるかもしれないということです。しかし逆に見れば現在のものが完成度が高くて良いかもしれません。