ELECOM Refill Ink for Canon PIXUS MP630

注文していたELECOMのキャノン MP630用詰め替えインク5色セットが先に届きました。使用開始後1週間で顔料ブラックが切れてしまったので、空になったインクタンクを取り出して、インクを補充しました。

補充する前にインクタンクのボール栓をタンク内に落として穴をあける必要があります。この作業がたいへん。以前のインクタンク(MP610用)は、ボール栓を容易に落とすことができましたが、MP630用のものは付属の「落としねじ」では歯が立ちません。落としねじは空回りするばかりで役立たず。仕方なく、ガレージに移動してハンドドリルで穴をあけながらボール栓を落としました。

次回プリント時にインクタンク残量検知機能エラー表示(U130)が出たので、ストップボタンを5秒以上、押し続けて、顔料ブラックの残量検知機能を無効にしました。すべてのインクタンクの残量検知機能が無効になる訳ではなく、インクを補充したタンクの検知機能のみが無効になります。再び、新しい純正インクタンクを使用すれば、検知機能は有効になるそうです。

Canon PIXUS MP630—Run Out of Ink in Less Than A Week!

使用開始後まだ、1週間も経っていないのに、モノクロ文字主体、イラスト入りのA4サイズを150〜200枚ほど、印刷した時点で顔料ブラックがインク切れとなりました。MP610と比べると、インクタンクはもともと小さいですが、それでもインクの消費は体感的に倍ほど速いようです。最初の1年間は純正インクを使用するかどうか、検討中でしたが、この勢いでインクが消費されるのであれば、迷うことなく補充インクを使用します。印刷した文字がかすれてきたので、5色セット(各5回分)と顔料インク10回分を慌てて発注しました。ELECOMブランドの補充インクです。リセッターが未発売ですから、残量検知機能は使えません。

Canon PIXUS MP630

先代のMP610と比べるとMP630はよりコンパクトなデザインで、デスクトップが広くなりました。オールインワンプリンターと言えば、大きくてスペースを取るというイメージがありましたが、この程度ならそれほど邪魔になりません。

インクカートリッジの大きさも小さくなったみたいです。(インク代が高くなった?)カートリッジの型番も異なるので、MP610用に買っておいた補充インクが使えないようです。顔料ブラックは今なお現役で活躍中のIP7100でも使えないので、MP610を自力で修理するしかありません。

MP630で補充インクを使用するかどうか、現在検討中。メーカー保証が切れるまでは、純正インクカートリッジを使い、その後は補充インクという手もあります。純正インクタンクの番号は、BCI-321BK(染料ブラック)、 BCI-321M(マゼンタ)、BCI-321C(シアン)、BCI-320PGBK(顔料ブラック)、BCI-321Y(イエロー)の5種類、4色です。本体にセットする際もこの順序です。顔料ブラックだけ容量が大きくなっています。

Canon PIXUS MP610 Replaced

インクを補充した直後にエラーコード6A00が液晶に表示され、電源オフ、オンを繰り返しても解決できなかったので、買い替えることにしました。MP610はiMac (Mid 2007)を購入した去年の春にポイントで入手、1年半ぐらいの短い使用期間となりました。ネットで調べた所、「パージユニット」周辺の不良らしく、異物を取り除いたり、インクが付着したワイパーの部分をきれいにすると、治ることもあるそうです。私も3時間近く、スポンジやワイパーの洗浄を試みたものの、改善されませんでした。(今度は分解して徹底的に洗浄してみようかと考えています。)

メーカー保証期間は過ぎており、また他社製の補充インクを使用しているので、無償修理は不可です。高い修理代金を支払うより、安い新製品を購入した方が得策とのことで、キャノンのプリンターの中では現在、最も売れているらしい多機能プリンターMP630を入手しました。

MP610が故障した原因は不明ですが、製品寿命なのかもしれません。この1年半で少なくともA4普通紙5千〜1万枚(その多くが両面印刷)、2Lサイズの写真用紙数百枚はプリントしました。家庭用プリンターを業務目的で使用すると、定期メンテナンスや短期間での買い替えは必須と考えた方が良いのかもしれません。

(8月2日追記)自分で分解して修理を試みましたが、無理でした。既に代替機は購入済みですから廃棄処分することにしました。突然、エラーコード6A00が表示されたので、原因は何か意図的なもののような気がします。他社製の補充インクを大量に使っていると、ある日突然、6A00を出して機能停止させる時限爆弾?被害妄想でしょうか。たぶん…納得はできないけれど、僅か1年半で廃棄処分か高額有償修理のいずれかの選択肢しかないとなれば、決して環境に優しいとは言えません。

Canon PIXUS MP610

量販店でiMacを購入した時に付いて来たポイントを利用して多機能インクジェットプリンターを入手しました。スキャナー、コピー、プリンターの機能が一つになった流行の複合機です。A4サイズのスキャナーがあるので、これまで使用していたCanon IP7100と比べると大きな設置スペースが必要になります。筐体はプラスチック製ですが、色がiMacと同系統で横に並べると統一感があります。給紙カセットが本体に収納されているのでスッキリとしたデザインになっています。排紙口の蓋は閉じた状態で印刷しようとすれば自動で開きます。

自動両面印刷が可能であることが条件でこの機種を選んだのですが、IP7100も自動両面印刷ができたのです。3年も使っていて一度も両面印刷をしたことがなかったので、そんな機能があることをすっかり忘れていました。しかし、3年前の製品と比べると、印刷速度が速いし、解像度もアップしています。それとクイックスタートの機能があるのは便利です。

AirMac ExpressにUSBで接続していますが、今のところ、問題なく印刷できます。特に黒の文字がきれいです。(スキャナーの機能はパソコンに直接つなげないと利用できないようです。)パソコンとの電源連動機能は複合機にはないので、操作パネル用の蓋を開けて電源をオンオフにする必要があります。省電力設計だから、電源常時オンでも問題ないかもしれません。

写真はまだ印刷していませんが、IP7100と比べればインクカートリッジの本数が少ない分、それなりの品質になるかと思います。スキャナーはCCDではなくCISなので、厚みのある本や雑誌のスキャン、コピーには適していないかもしれません。A4の紙からPDFに落とすのには問題ないと思います。