Silky Double-Edged Saw Hibiki

シルキーの大工、DIY用の両刃ノコギリ、ヒビキを入手しました。生木を切断する剪定用ノコギリ(メバエ)があまりにも気持ちよく切れるので、大工、DIY用のノコギリも欲しいと思っていました。

上の拡大画像は剪定用ノコギリ、メバエの歯ですが、あさり(歯振)がないのがわかります。スーパー大辞林によると、「歯振」とは、

鋸(のこぎり)の身と切り口との摩擦抵抗を減らすため,鋸の歯を交互に左右に振り分けること。目振り。振歯(ふりば)。「―出し」

あさり(歯振)がない両刃ノコギリのヒビキには2種類あるそうで、私が選んだのは9寸目と8寸目。9寸目が縦挽用というわけではないようです。どちらも横挽用であると思われます。

専用ケース付き。

設計したデザイン会社(SEDIE DESIGN)の刻印があります。

20年以上も前から使っている歯振がある一般的な両刃ノコギリと歯振がないシルキー、ヒビキとの切れ味の違いを試してみました。

シルキーヒビキはおよそ半分の時間で切断できます。切り口も綺麗。

Silky Pruning Saw Mebae 240mm

初めて訪れた道の駅竜王かがみの里で見かけた剪定用ノコギリがずっと気になっていました。お店のおじさん曰く剪定用ノコギリといえば、プロが愛用するシルキーに限る。Silkyというブランドを知らなかった私はその場でAmazon Appを立ち上げて、通販での販売価格を調べました。お店で販売されていた価格よりも少し安い。通販の方が安く手に入ることを知り、道の駅では購入しないことにしました。

時の経過と共に剪定用ノコギリのことを忘れていましたが、Amazonで貯まっていたポイントの有効期限が迫っていたので、何か欲しいものがないかと物色していると、Silkyのノコギリのことを思い出しました。そのノコギリは木製の柄にキツネの図柄が特徴的でした。Amazonポイントの有効期限ギリギリに発注したそのノコギリが届きました。

Silkyのサイトを調べると、木柄ノコギリのMebae(めばえ)は世界で初めて出来た歯振(あさり)なしのノコギリとのことです。macOS標準Dictionary Appに搭載のスーパー大辞林によると、歯振(あさり)とは「鋸の身と切り口との摩擦抵抗を減らすため、鋸の歯を交互に左右に振り分けること」とあります。このノコギリ、切れ味が驚異的です。

切断面が綺麗。あさりがないノコギリは鋸刄を曲面研磨して鋸自体の厚みであさりを作り出してあるそうです。結果として切断面に傷がつかないという利点があります。感動的ともいえる切れ味以外に、生木の枝打ちをして気付いたことが一つ。木材の切断時に出る木屑が鋸刃の間に溜まるということ。歯が左右に開いているあさり有りの刃だと、切断時の木屑は下に落ちるけれど、歯が左右に開かないあさりなしの刃であれば、歯の間に木屑が詰まるということでしょうか。これはデメリットかもしれませんが、切れ味の素晴らしさを考慮すると、気にならないでしょう。

Silky製品には乾燥木材を切断する大工、DIY用のノコギリ(ヒビキ)も販売されているようです。DIY用のあさりなしのノコギリを使えば、突き出た木ダボの余分を切断する際に、木材表面に傷がつかないという利点もあります。

iMovieの仕様が変更され、以前のようにiMovieからYouTubeに直接、制作した動画ファイルをアップロードできなくなりました。制作した動画ファイルはローカルディスクに一旦、書き出してからブラウザー経由でYouTubeにアップロードのようです。

Bamboo Planter

二週連続で別荘宅にお越しの斜めお向かいさん、今日の課題は大型プランターの製作。十時にクロスした脚部に竹を使えばどうかと私が提案しました。ハチクの青竹なら近くにいくらでもあるというお隣さんと共に竹林に忍び込み、数本を竹用鋸で伐倒し、軽トラックの荷台に載せて持ち帰りました。

竹が交差する部分は切り欠きを入れて固定し、さらに2本の竹に穴を貫通させて、針金で縛ってあります。プランター部分には1×4材の端材を再利用。まだ土は入れてませんが、見かけよりも丈夫に出来ているはずです。

竹の加工には専用鋸の他に両刃の竹割鉈と6分割の竹割器を使用しました。いずれもバンブーフライロッド製作用に集めた工具です。

Tool Market 2021 Autumn

DIO WORLDで開催される半期に一度の工具市、今回入手した掘り出し物の一つが左官用のステンレス鍬。柄の長さ900ミリのものが何と、400円で売られていました。Amazonでは2,957円です。その場で価格を確認したわけではありませんが、見るからに掘り出し物です。

そしてラベルに「菊王」と書かれた両口が丸型の丸玄能375gが200円でした。こちらは同じ商品がAmazonでは見つからなかったものの、類似商品は2,000円近くで販売されています。

Little Sorghum Broom

プラザアレックス・サザンモール六甲初訪問を記念してソルガム(もろこし)製の小さな箒というかブラシを入手しました。

自作のテーブルソー、トリマーテーブル、卓上スライド丸鋸などに溜まる木屑や埃を取り除く際に使用します。適度に硬くて良い感じなのですが、ちょっと小さい。

SHINWA 150mm Square

栗東のパワーコメリ初訪問記念としてSHINWAの150mm完全スコヤを入手しました。同じサイズの五寸法師を長年愛用していて、このサイズが使いやすいことは経験済み。

表裏同目であり、内側の目盛を使えば、材の端からの長さを精確に測定できます。

直角の墨線を入れる際も便利。

PB SWISS TOOLS #2 Phillips Screwdriver (Japan Limited)

PBの日本限定モデルがアストロプロダクツ京都山科店で特価販売(税別882円)されていたので、プラスの2番を入手。

グリップが真っ直ぐで細めになっている。手の小さな日本人向けだそうです。

シャフトにはシリアルナンバーが刻まれている。

Installing Another Kitchen Faucet (MOEN 7425)

斜めお向かいさん別荘宅のキッチンシンク下

斜めお向かいさん別荘宅の水漏れしていたキッチン混合水栓を丸ごと交換します。同様の作業を春に自宅で実施した私は、道具は貸してもできる限り手は貸さないスタンスで、今回は作業を指導する現場監督役で参加しました。楽しい作業機会を奪ってはいけないという口実の背景には、キッチンシンク下の狭小空間で作業するのが嫌なだけという実情もあります。

我々自宅のキッチンシンク下

上の1枚目と2枚目の画像を比べると、混合水栓をシンク下から固定する方法が違うことがわかります。我々自宅の場合はプラスチック製の大きなナットをシンク下から締めることで、固定してあるのに対し、斜めお向かいさん別荘宅は金具が使われており、8ミリの金属製ナットで締めて固定してあります。1枚目の画像を撮影した時に、この違いに気付いた私は、古い水栓を取り外すのに苦労するかもしれないと予想しました。

RIDGID製の水栓レンチを使い、ナットを緩める斜めお向かいさん

配管を継ぐ大きなナットはRIDGID製の水栓レンチで緩めることができましたが、混合水栓をシンク下から固定する8ミリのナットは、水栓レンチが大き過ぎてナットを掴むことができない。

お隣さんも参戦して悪戦苦闘中。私は現場監督兼撮影係。エクステンダーを取り付けた8ミリのディープソケットを用意しましたが、ソケットの深さが不足してナットに届かない。

ディープソケットがナットに届くよう、溝が切ってあるネジを金切りノコやディスクグラインダーで切断する方法も最終手段として考えましたが、作業空間が狭過ぎてそうした工具が使えない。そこで登場するのがVISE-GRIPロッキングプライヤー。横からナットを掴む空間がないので、ロッキングプライヤーを縦にして何とか8ミリのナットを掴んで緩めることができました。この作業は私が実施しました。

取り外すのに苦労しましたが、新しい混合水栓の取り付け作業はあっという間に完了。取り付け作業で一つだけ気になった工程があります。給水管と給湯管を逆に取り付けないように注意していましたが、私が工具を自宅ガレージに取りに行っている間に、給湯側配管に貼ってあったシールが剥がされていてどっちが給湯側かわからなくなったことです。床下配管が間違っていて右が給湯管、左が給水管になっていました。混合水栓のホースは給湯側と給水側を交差するように逆に取り付けました。

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Dining Table for Cat ISON — Part 2

テーブル天板を小さくしました。大型の木製バイスが活躍中。

お皿はどこやった?ドライなら皿いらんで!。

まだか?

この高さならちょうど良い。

座って食べれる。

Dining Table for Cat ISON — Part 3へと続く。
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Workbench Wood Vise — Part 2

固定側のジョーをワークベンチの幕板にビス留めしました。ジョーの厚みを調整して天板と面一になるようにしました。

厚みがおよそ15ミリのラワンの板を固定側ジョーの上に被せるようにして取り付けました。貫通させる穴の位置決めに一苦労。

太いネジを通す金具を可動側のジョーに固定するビス穴を皿取り。

皿取りに使用したビット。

金具を固定する4本のビスは手元にあったものに変更しました。

以前から欲しいと思っていた大型の木製バイスをワークベンチに取り付けることができました。

自作ワークベンチの天板もラワン無垢材なので、一体感があります。ジョーの素材は不明。

横から見るとこんな感じ。ハンドルを力一杯回さなくても、加工する材をしっかりと固定することができます。

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Workbench Wood Vise — Part 1

恐らく未使用の大型木製バイスを頂いたので、自作ワークベンチに取り付けます。木製バイスを分解して固定側のジョーをワークベンチの幕板部分に当てて、3つの穴を貫通させる位置を決めます。

外側二つの穴は35ミリのホールソーで穴を貫通。中央の小さめの穴はドリルで貫通。幕板の厚みは38ミリなので、ホールソーでの穴空けは二回に分けて。墨線の位置よりも少し左にずらしたのは、天板の下地材との干渉を避けるため。

Workbench Wood Vise — Part 2へと続く。

DIY Table Saw Modification

自作テーブルソーに改良を加えました。刃の高さ(深さ)を調整する蝶ナットに指先が届きにくいという欠点があったので、2×4材を二重にしたフレームに64ミリのホールソーで穴を貫通させ、プライヤーが入るようにしました。

Knipexのペンチが使えると作業性が向上します。指が痛くならない。

同時に安全カバーを固定する木片をビス一本で取り付けました。自作テーブルソーは改良してさらに使いやすくなりましたが、製作するものがない。

DIY Clamps

20年近く前に完全オリジナル設計で製作したバークランプの一つを二分割にして長さを半分の500ミリにしました。実際に固定できる幅は400ミリ程度になります。1000ミリのクランプが2セットと500ミリのクランプが2セット、用意できました。家具の製作にはこのようなクランプは必需品です。詳しい製作方法はこちらのポスト参照。

Replacing Window Screens

我々と同じアメリカ人ビルダーが建てたログハウスを売却されたブンブンさんから網戸の張り替えに関して相談を受けました。

売却した物件は購入予定の人が入居されるまで、空き家の状態であり、物件の名義変更と明け渡しを前に、網戸の一部がカラスの被害に遭ったそうで。現状復帰する責務が現在のオーナーであるブンブンさんご夫婦にあるとのことで、網戸の張り替え方法を、同じ米国仕様の網戸を張り替えた経験がある私が指導することになりました。

私が自宅の網戸を張り替えたのは6年前のことで、やり方をすっかり忘れていたので、YouTubeで復習しました。

太さが異なる二種類のローラーとヘラが一体化した便利なツール、これ網戸の張り替えには必須です。

古い網を取り除きます。網押さえのゴムは小さなマイナスドライバーや先端が尖ったきりなどを用いて、取り出します。

こうした作業でも自作の馬が役に立ちます。網戸は高さが2メートルほどあり、床の上に置いて作業すれば、腰が痛くなります。(経験者談)

張り替える網戸は二つあり、一つ目の張り替え作業の多くの手順で私が手を貸しました。

コーナー部分から網押さえのゴム(3.5ミリ径)を溝に入れて…

ローラーを持つ右手よりも左手で網を引っ張る加減が重要。

カーテンをご自分で縫われる裁縫の腕前ですから、言葉では表現できないコツを一旦、体得されると、もう私は見ているだけ。

新居でもいつかご自分で網戸の張り替えをされるかもしれません。

Making Wood Cabinets — Part 3

縁の丸みを落とした1×4材3枚を貼り合わせて側板を製作します。

板の長さ763ミリに対し、木ダボは3ヶ所に。

自作クランプがもう一つ必要なので、この時点でキャビネット製作作業を中断し、バークランプ自作に必要な金具を調達しました。

大型ホームセンター、ムサシは品揃えが豊富。1メートルの全ネジ2本と、

バラ売りのナットとワッシャーを必要なだけ入手。

ついでに長さ35ミリの仕上げ釘も入手しました。

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