Spaghetti Measurer

径が異なる3つの穴を空けたWRC木片、表題の通りスパゲティの量を測るものを自作しました。3つの穴は径の異なるドリルで貫通させました。木片と穴の周囲は平鉋とトリマーを使って面取りしてあります。軽くサンディングしてから全体に蜜蝋ワックスを塗布。ミリ単位の数字は穴の直径を示します。

こちらの面にはそれぞれの穴に入るスパゲティの重量をグラムで表示。一人分はおよそ100グラムだそうです。

パスタが好物な私はいつも多めなので、120グラム。

およそ120グラムのスパゲティを茹でて作ったペパロンチーノ。Corelleのお皿は直径が26センチ。

A Vintage Lubricator

高島市新旭町饗庭にある「古物とふしぎなガレージ」を初訪問した際にその記念として入手した油差し。流行りの「昭和レトロ」な古道具です。昔は一家に一つはあったような気がします。

底の部分を押すと油が出る仕掛け。幼い頃の実家には、祖母か母が使っていた足踏み式ミシンの近くにこれとよく似た油差しが常駐していた記憶があります。

Suzuki HUSTLER — Changing Engine Oil

今回はエンジンオイルのみ交換しました。ドレンプラグを緩めるのに苦労しました。プラグはトルクレンチを使い、35N•mで締めているので固いわけがない。妙に固いなあと思いながら逆方向に回して増し締めしていました。

使用したエンジンオイルはPENNZOIL GOLD 0W-20。エンジンオイルのみの交換なので使用したオイルの量は2.4L。

前回からの走行距離:3219.1km
総走行距離:73,779km

Drill Bit Holders

トリマーのビットを収納するホルダーに引き続き、今度はドリル用のビットを収納するホルダーをラワンの端材を使って製作しました。

径が小さい穴を貫通させるには先日、入手したAIRREX TL-9006がやはり便利。

トリマー用ビットホルダーを置いた同じ棚の上に設置しました。

Natural Whetstone Iyoto? — Part 2

Ryota / JIKKOさんが公開した、伊豫砥に関する上の動画を観て確信しました。

伊予砥の原石採掘現場まで行かれたこの長編動画も見応えがあります。

安曇川藤樹の里、道の駅で4月に入手したこの大きな天然砥石は伊予砥なのでしょう。木目のような柄が特徴的であり、ダイヤモンド砥石で面直しした方が泥が出て研ぎやすくなります。

購入時は埃まみれになっていて特徴的な木目模様が見えず、大村砥であると勘違いしました。使っているうちに荒砥というより仕上げに近い中砥のような粒子の細かさであることがわかりました。

苦労して自分で一から刃を付けたこの小刀、斜めお向かいさんが来られた際に柄の部分に糸を巻いてもらいました。下地に紙を丸めたものを使っています。私が後でカシューを塗布しました。

伊予砥と思われるこの天然砥石で研ぐと、刃先が光るように輝きます。

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Wagashi Sticks — Part 2

平均すると長さ110ミリぐらいの和菓子用爪楊枝を20本ぐらい製作しました。結局、専用の治具は作らず、箸製作用の治具を流用して削りました。削った楊枝はお箸と同様に蜜蝋ワックスを塗布しました。楊枝に使用した樹種はウリンとチーク。箸製作時に出た端材がたくさんあるので、まだまだ作れそうですが、これで十分と言えば十分です。

手元にちょうど良いサイズの淡竹があったので、楊枝立てになるように加工しました。竹の外側にも蜜蝋ワックスを塗布。

次のDIY一大プロジェクトは30年越しの六角バンブーロッドの製作?

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AIRREX TL-9006

先日、安曇川藤樹の里道の駅で開催されたがらくた市で破格値で入手した新品未開封のエアードリル(AIRREX TL-9006)をコンプレッサーに繋いで試用しようとしたところ、エアホースに接続できない事態が起こりました。

エアホースに接続できなかった原因は、当製品にカプラ(オス)が付属していなかったことです。コンプレッサー導入後に使用しなくなった、カプラー付きのスパイラルエアホースのカプラーを取り外して、エアードリルに換装することでエアホースが接続できるようになりました。

コンプレッサーに繋いで試しに6ミリの穴を木片に空けてみたら、ドリル刃の切れ味が良いのか、最も簡単に綺麗な穴が空きました。ホールソーを必要としない小さな穴は、これまでインパクトドライバーで穴空け作業を行っていました。久しぶりにドリルドライバーを使ってみて専用工具の良さが実感できました。

エアードリル本体が小さいので狭い空間で穴空け作業を行うようなときに重宝しそうです。コンプレッサーの能力にもよりますが、直径6ミリ以下の小さな穴を綺麗に空けたいような場合にこのエアードリルは適していると思います。

TL-9006の取扱説明書から下に仕様を転記しておきます。

最大チャック径∅9.5 mm
最大使用圧力6 kgf/cm2
無負荷空気消費量550 L/min(連続使用時)
無負荷回転数2,500 r.p.m.
空気接続口1/4″(PT/メス、PF/オス)
重量1 kg

仕様に関して気になる点があります。上のAmazonへのリンク及び下にリンクを張った楽天市場のサイトに記されている仕様(最大ビットサイズ:10mm、空気消費量:160L/分、最大使用圧力:0.59MPa、無負荷回転数:2300回/分)と異なります。品番は同じTL-9006でも製品自体が異なるものかもしれません。

Wagashi Sticks — Part 1

和菓子用の爪楊枝を試作しました。左から130、110、100ミリの長さが異なる爪楊枝をウリンを使って製作しました。中央の長さ110ミリのものは先端を平たくしてあり、「黒文字」と呼ばれる爪楊枝の形状に似せて削りました。

デザインとしては小さなお箸の形状である四角錐の爪楊枝が私の好み。

試作品は箸製作用の治具を使って平鉋で削りました。適切な長さが決まれば、専用の治具を作った方が良さそうです。

黒文字とはクスノキ科の落葉低木だそうです。お隣さんに試作品を見せながら黒文字の話をしたら、それならお向かいさんの敷地内に植えてあるという情報を得ました。すぐに見に行きましたが、葉の形から判断すると黒文字ではなく、どうやら同じクスノキ科落葉低木の白文字のようでした。シロモジを調べると、「この木は強靭で、杖などに利用された」とあります。さらに「熟した果実の種子を絞ると油が取れ、絞り出された油は行燈などの燃料として使われていた」ともあります。椿と同様、油が取れる木は概して強靭なのか?

Wagashi Sticks — Part 2へと続く。

Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 5

第4日曜日は安曇川藤樹の里道の駅で開催されるがらくた市へ。先月のがらくた市で丸鋸を安く入手した、軽トラックの荷台で古道具などを販売するお店に一直線。今月も教授はお休み。教授は現在、カザフスタンに旅行中であることをインスタを見て知っていました。

今回も新品未開封のエアードリル(AIRREX TL9006)をあり得ないような価格で購入させていただきました。

軽トラック荷台の店主としばらく話している時に、すぐ前で出店している方が気になっていました。京都、豊国神社で8の付く日に毎回、出店されているあの方(こまそう)にそっくり。販売されているものを見てようやく確証を得ることができました。似ているのではなく、ご本人でした。

道の駅の駐車場に入って来た時に我々に気付いて手を振っていたらしいのですが、まさか安曇川で出店されるとは思っていなかったので、気付かなかったのです。我々としてはこちらのがらくた市は開催が月に一度の日曜なので、買い物ついでに寄りやすい。

今回、入手したもの。二点で1,500円でした。右は金属用のホールソー。

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Router Bit Holders

トリマーのビットを壁面収納するホルダーを製作しました。

ホルダーは二つ必要。一つ目のホルダーはガレージのスタッド間に水平方向に取り付けた棚にビスで固定しました。ビットのサイズと形状を示すステッカーは製品付属のものを再利用しました。

二つ目もラワンの端材を幅およそ48ミリに加工したものにビットの軸径である6ミリの穴を貫通させました。6ミリの穴を貫通させる際に使用したのはDowl-it Model 1000。この治具を使えば中心に穴を空けることが可能。

二つ目のホルダーは新たに製作した棚の上に載せてあるだけ。ホルダーごと必要な場所に移動できるのでこちらの方が便利。

8月26日追記:

トリマーのビットはまだあったので、三つ目のホルダーをラワンの端材を使って製作しました。このホルダーも棚に置いてあるだけなので、移動可能。

ここはトリマービットのコーナーになりました。

Making Chopsticks — Part 12

一日一膳でお箸を作っていたらいつの間にかこんなにも。これでも周囲の人にお配りした箸の方が多いはず。最近は使用する材は専らウリンとチーク。まだ貰ってないぞと思っている方、そのうちにお届けします。すでに受け取った方、使用後に水洗いしたらすぐに乾いたクロスで水分を拭き取るようにしてください。蜜蝋ワックスを塗布した天然木は水に濡れた状態で放置するとほぼ確実に反ります。

あちこちのフリーマーケットで入手した平鉋が箸を削る際に役立っている。左の「眞作」のラベルがある方は鉋台に傷があったので、これまで使ってなかったのですが、この平鉋も立鉋で削って表面を滑らかにしました。

台が滑らかになったので、刃を研いで箸の製作に使用することにしました。箸を削るようになって、ちょっとは和鉋の調整や使い方に慣れて来ました。

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Extending The Porch Deck — Part 22

長めの状態で垂木に固定した屋根下地の角材を別所二郎作の鋸で切断しました。以前なら角材は取り付ける前に卓上スライド丸鋸で切断していましたが、鋸が気持ちよく真っ直ぐに切れるので今はこんなこともできるようになりました。

仮置きしていた一枚目のガルバリウム波板を専用の釘で固定。一枚目を張る作業は直角を確認しながら慎重に行わないと、後で取り付ける波板が全部、ずれてしまうので注意。

二連梯子に登って二枚目を固定中。

破風板を取り付けて木口を隠さないと不恰好。

北側に破風板を取り付けました。

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Tachikanna(立鉋)

鉋台を修正する立鉋を初めて使いました。バイスに挟んだ鉋台は入手時から傷があり、表面が凸凹の状態でした。それは砂利の上に載せた状態で大きな力が加わった時にできたような傷でした。鉋台の繊維の向きと直交するような向きで立鉋を前後に動かすと粉状の削りカスが出て、1ミリ以上削って表面をほぼ平らにしました。

台表面が平滑になりました。試しに端材に鉋を掛けると綺麗に削れました。このくらいの大きさが細い箸を削るのに使いやすい。

Making A Folding Low Table

古いアイロン台を廃棄する前に取り外しておいた折畳式の脚4本を再利用してローテーブルを製作します。天板は厚み14ミリの一枚物ラワン無垢材の端材。

ビスも再利用。

天板はジグソーで角の部分を丸くした後、トリマーで面取りしました。表側と側面はニスで塗装。

完成した折畳式ローテーブルの用途として、snow peakの折畳式チェアの横に置くことを想定しています。

裏側はこんな感じ。

車に常備しておこう。

Making Whetstone Bases — Part 8

ストッパーとなる脚の部分の作り方を少し変更しました。脚部の材は加工しやすいラワン材。

側面をカシューで養生しました。

この謎めいた砥石で研ぐと刃先が光ります。

二つに割れたもう片方の砥石にも専用の砥石台を作りました。こちらはWRCの台とラワンの脚部。

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