Garage Approach

ガレージの施工後、15年が経過して、アプローチ部分の段差が気になるようになったので、加圧注入材と砂を用いて段差を解消することにしました。

加圧注入材は厚みが90ミリほどあるので、最大切り込み深さが90ºで46mmのMakita製125mmマルノコ5230で縦挽きするには表と裏の両方向から切断する必要があります。勾配を考慮して斜め10ºで縦挽きしました。刃は縦引き用のものに交換してあります。

タコを使って転圧してから切断した加圧注入材を置き、周囲に砂を敷設しました。

ちょうどタイヤが通る辺りにスロープとなる加圧注入材を置いたつもりですが、ハンドルを切りながら車を出し入れすると、木材を敷設していない中央部分にもタイヤが通るので、この部分にも短い材を敷設する予定です。

Bose 2.2 Direct/Reflecting Speaker System — Part 2

Bose 2.2スピーカーをログウォールに設置できるよう、受け材を製作しました。

IKEA EKBY VALTER

棚用ブラケットのデザインはIKEA EKBY VALTERを参考にしました。縦方向角材の上下にある穴を使ってビス留めする際にドライバーが干渉しないようになっています。

スピーカー一つに受け材が二個必要なので、左右のスピーカーをログウォールに設置するには合計4個必要になります。受け材自体は切り欠きを作って、木工ボンドで接着してあります。IKEA EKBY VALTERはバーチ無垢材でできていますが、私が製作した左側の受け材は赤松再利用材。縦方向の材はおよそ33ミリ角、横方向と斜めの材は厚みおよそ17ミリ。

左側の受け材が完成したので、Bose 2.2スピーカーを載せてみました。

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Chest of Two Drawers — Part 4

上段の引き出し前面にシナ合板を貼り、欠けた部分はウッドパテで埋めました。

取っ手を木製ノブに付け替えて、油性ニスを塗布したら「これは違う」結果となりました。これは塗装したら台無しになるパターンです。

翌日に色を変えて、再塗装しました。

引き出しを取り外した状態。側板は不要かと考えています。

ニスの匂いを嫌ったのか、Cat ISONは完成した引き出しに興味なさそう。

レールなしのオリジナル二段引き出し製作作業の難易度:5段階で3

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Chest of Two Drawers — Part 3

地板は引き出し底板の前半分ぐらいの大きさにする予定でしたが、実際に上段の引き出しをフレームに入れて滑らせてみたところ、上の画像で問題ないことがわかったので仕様を変更しました。

背板と天板を取り付けました。天板はパイン集成材廃材を再利用。

サイズ調整時に引き出し上段を鉋で削っていたら、引き出し前面の角の部分が欠けてしまいました。

サイズがピタリと収まったので、この状態で良いかとも思いましたが…

欠けた部分があまりにも目立つので、修復することにしました。

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Chest of Two Drawers — Part 2

フレーム底の中心に下側の引き出しを載せる角材を木工ボンドで固定しました。

フレーム天板部分の角材2本はおよそ半分の高さになるように丸鋸で縦挽き。

小物家具を製作する際はワークベンチが活躍します。この部分は長めの釘を斜め打ちして固定します。

地板の位置を測定中。

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Chest of Two Drawers — Part 1

解体した昭和の食器棚に使われていた引き出しを再利用することにしました。フレームは35ミリ角の角材を使用します。

引き出しはレール付きのものとレールなしのタイプがありますが、より高い精度が要求されるのはレールなしということで、初めての製作であるにも関わらず、無謀にもレールなしのフレームを製作することにしました。

接合部は蟻組みなどの枘継ぎが採用されることが一般的ですが、私の手元にある道具では蟻組みは困難なので、5ミリの切り欠きとビス留め仕様にしました。精度は0.5ミリぐらいになるように丸鋸とノコギリ、鑿、サンダーを駆使して微調整します。

引き出しは既にあるものを再利用するので、寸法は自ずと決まります。

奥行きの半分ぐらいの地板(引き出し上下間の仕切り板)ありのものを考えています。

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Garage Attic Storage — Part 9

15年ぶりに延長したガレージ屋根裏(ロフト)に収納物を置いてみました。まだまだゆとりがあります。

ご近所の建築士兼大工さんにロフト用の木製梯子をいただきました。置いておくだけで良い感じになりますが、ここに梯子を固定すると、車をジャッキアップする時に干渉しそうなので、普段は木製カーポートに吊るすことにしました。

木製カーポートにも梯子が似合います。

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Another Shelf in Garage “Huron”

ガレージ東側壁面に新たに棚を取り付けました。スタッド間に取り付けるオリジナルデザインの棚はいくつも製作しているので、小一時間もあれば完成します。

自作のクランプを使って補正しながらビス留め。棚板は1×4材を隙間なく4枚並べています。

棚板を支える角材は45ºの斜め切りなので、頑丈に固定できます。

Metal Shoe Rack

ガレージ入り口西側に金属製の靴棚を移設しました。母屋の入り口に置いていたERECTAブランドの棚です。ガレージ土間コンクリートはこの辺りからアプローチ用の勾配が始まるので、左右の柱(ポール)で高さを調整して水平を出せるERECTAのシステムは正に適材適所。東側には以前から同じERECTAブランドの金属製の棚を設置してあります。

金属製靴棚の移設に伴い、既設の木製棚は棚板の奥行きを短くして、タイヤ交換時などに邪魔にならないようにしました。

Garage Attic Storage — Part 8

屋根裏収納物の落下を防ぐための柵を取り付けます。

落下防止策はこのぐらいの高さでちょうど良いかと考えています。これ以上、柵を高くすると、段ボールなど大きな収納物を持ち上げて床上に置くのに苦労しそうです。

斜め打ちするビスで柵が動かないように外側に板を張りましたが、この板は小さな収納物の落下防止機能も併せ持っています。

ガレージ屋根裏収納の拡張作業を完了しました。後は、収納物をどんどん持ち運ぶだけ。今回の作業で使用した木材はすべて、端材や廃材を再利用したものです。

ガレージ屋根裏収納スペース拡張作業の難易度:5段階で4(梁を継ぐ作業がなければ、5段階で3)

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Garage Attic Storage — Part 7

差込型コネクターとジョイントボックスはe-monomaniacさんがやって来て、移設しました。

照明器具を屋根裏収納スペースの下に移設したことにより、明るくなりました。屋根裏は逆に暗くなりましたが、収納スペースに照明は不要です。

梁を補強する方杖を製作し、新たに立てた間柱に固定しました。方杖はなくても強度的に問題なさそうですが、あれば安心します。

この配線は見た目が美しくないので、やり直す予定です。

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Garage Attic Storage — Part 6

根太の本数が少ないので、高さおよそ50ミリに縦挽きした2×4補強材を受け材の上に載せて固定しました。

根太の上に頂いた床材を並べて釘で固定。ガレージ間柱の間隔が24インチなので、2スパン分の幅48インチなら床材4枚分になり、サイズはぴったりでした。横方向に足りない分は5枚目の床材をおよそ4等分に切断すれば、頂いた床材5枚を余すところなく全部使い切ることができます。

上から見ると、こんな感じ。

床材を張ると、床下が暗くなったので、照明器具は移設しなければなりません。

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Garage Attic Storage — Part 5

既設部分のネットを取り外しました。

屋根裏収納スペースに保管した物が地震発生時に落下すれば、真下にある車に傷が付く恐れがあるのでネットは必須でした。

根太の受け材を刻む作業に進みました。

切り欠き部分に2×4の根太を取り付けます。受け材2本は同時に刻んだ方が効率的であり、切り欠きの位置もぴったりと合わすことができます。

梁に受け材を取り付けました。

既設部分にも。

長さおよそ1.2メートルの根太を順に載せていきます。

5本の根太を載せたところ。

自慢の込み栓なので長めに残しておきました。

床材を根太の上に仮り置きしてみました。根太の本数が少ないような…

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Garage Attic Storage — Part 4

今回のガレージ屋根裏収納スペース拡張作業で最も難易度が高いと思われる梁のスカーフジョイントが完成して気を抜いたのか、私としたことが間柱に載せる部分の切り欠きを片方の材で上下逆に刻んでしまいました。何を意味するか?

片方の材を別の材を用いて最初から刻み直して、込み栓を作り直さなければならないということです。この作業にはプラス半日を要しました。

要領がわかったので、二回目は順調に刻み作業が進んで、間柱の上に梁を載せるところまで進みました。

完成したスカーフジョイントは思っていたよりも丈夫そうでしたが、コーススレッドビスで補強しておきました。

さらに垂木から梁に斜めの材を渡して補強しました。

西側も。

スカーフジョイント製作作業の難易度:5段階で4

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Garage Attic Storage — Part 3

スカーフジョイントの刻み作業で最も難しいのがこの斜めの切断。切断するラインの中央部分に丸鋸を落とすようにして切断しますが、丸鋸を後退させるとキックバックが起こるので危険な作業でもあります。

片方の材を切断しました。直角に切断したのは込み栓を打ち込む一箇所のみ。

鋭角の部分は鑿で削りました。

この部分は直角で、且つ表面が平らでなければなりません。

二枚の材を継ぐと鋭角の部分に隙間が出ますが、これは意図した通り。

中央の四角い穴に込み栓を打ち込めば、二枚の材は斜め左右に開こうとして鋭角の部分の隙間が埋まります。しかし、隙間の大きさが左右で同じでなければばりませんが、右の隙間の方が大きくなっています。

込み栓を打ち込みながら切断面を微調整する必要があります。

鋭角部分の隙間はほぼなくなりましたが、今度は上下で隙間が出ました。原因は込み栓自体の形状にあります。上下方向はテーパーがない方が良さそうです。

込み栓を抜くと隙間はありません。

ラワンの端材を用いて込み栓を作り直しました。

ピタリと吸い付くように二枚の材がくっつきました。

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