Bathroom Protection — Part 1

今回の爺版鉄腕DASHは斜めお向かいさん別荘宅のログハウス浴室で、ログウォール保護作業の続き。この浴室は30年前から一度も改修されておらず、床下に水漏れが発生し、厚み20ミリの構造用合板の一部が腐朽しています。

水漏れの原因は、タイル張り洗い場の施工不良及び経年劣化により、適切な水勾配が確保されず、バスタブとログウォールの方に水が流れることと思われます。前回はシルログ及びバスタブと洗い場タイルとの間にあった隙間をコーキング材で埋め、ログウォールを水から保護するポリカの板を固定するアルミ材を切断しました。

今回はポリカーボネートの板をアルミ材で押さえて、ログウォールに固定しました。上の画像はコーキング材で隙間を塞ぐ仕上げ作業中のお二人。私は主にポリカとアルミ材の切断及び切削作業を実施しました。

次回は床下で腐朽した合板を補強する作業を実施する予定です。

Bathroom Protection — Part 2へと続く。

Making A TV Stand — Part 5

上下逆にして塗装開始。見えない裏側は塗装を省略しようかと思いましたが、塗料がまだまだ余っているので、全面的に塗装することにしました。

家具の塗装と言えば、やはりOSMOのクリアー(#3032フロアクリアー)3分つや。塗料と言うよりワックスに近いので、少量を塗り広げるようにして使います。

このテレビ台もビスや釘、金具は一つも使わずに製作することができました。

Cat ISONに無理やり検品してもらいました。

木製テレビ台の製作難易度:5段階で4

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Making A TV Stand — Part 4

埋め木した部分がアクセントとなって、デザインとしては却って良くなった。

埋め木した部分を含めると合計4枚の板を継いでいることになりますが、埋め木は接着剤を使わずに、上から押し込んであるだけ。この部分も面取りして一体化させました。

20ミリほど突き出た枘の余分を鋸で切断し、天板全体にサンダーを掛けました。

今回は枘穴の隙間を長辺側で少なくしたことで、楔は一つで十分でした。また、割れ防止の穴の位置をできるだけ、上にすることにより、割れが脚部に広がるのを防ぐことができたと考えています。

後は塗装をすれば完成。

Making A TV Stand — Part 5へと続く。
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Making A TV Stand — Part 3

2枚の板を貼り合わせて、ビデオデッキを載せる棚板を製作します。木ダボを打ち込む穴空け作業から。

私にとって木ダボと言えば、Dowl-it Model 1000必須です。これがないと二枚の板で同じ位置に穴を空けることができません。木ダボの直径はおよそ6ミリ。

接合部に木工接着剤をたっぷりと塗って、F型クランプと端金で固定。

接着剤が乾燥してから四隅を切断し、棚板受け材の上に載せようとしたら入らない。立体把握が苦手な私にとってよくあることです。二枚の板を一枚に接ぎましたが、これでは入らないので、縦挽きしてまた二枚に戻してから棚受け材の上に載せると、今度は四隅に大きな隙間ができる。

どうせ二枚にしないと入らないので、この状態で棚板を4本の脚と棚受け材に接着させて、後から10ミリほどの隙間に埋め木すれば良い。

天板の枘穴を貫通する枘の割れ目にウリンの端材で作った楔を打ち込んで、本日の作業を終了。

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Making A TV Stand — Part 2

Marking Gauge

天板に枘穴を貫通させる位置に鉛筆で墨線を引いた後、ドリルで穴を貫通させる前に罫引を使って、裏表同じ位置に筋を引きました。こうしておくと貫通させる穴の位置がずれにくい。画像の罫引はいただいたもの。1ミリ未満の精度で製作する家具の場合、罫引はあった方が良い。

4本の脚と棚受け材をトリマーで面取りしました。面取りの深さは4ミリ。脚に深さ8ミリの切り欠きを入れるので、その分は面取りしない。

棚受け材の長さを調整中。この古道具とも言えるF型クランプ、最近、格安で入手しました。

棚受け材は木工接着剤で固定。この時点で既に4本の脚は厚み38ミリの一枚ものの天板を貫通させています。

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Making A TV Stand — Part 1

端材を使用して木製テレビ台を製作します。まずは4本の脚を加工。コーヒーテーブルと同様、天板から突き出る通し枘にする予定なので、脚は長めに。

天板として使用する一枚ものの無垢材は切削時の香りから、杉材であると判断しましたが、松のような樹液が出た痕があります。樹液を出す杉もあるのか?

枘加工は自作のトリマーテーブルで。4本の脚をF型クランプで一体化させて、一気に切削。切削深さは4ミリに設定。

一定の深さに切削するにはこの方法が最適。

Making A TV Stand — Part 2へと続く。

Making Another Coffee Table — Part 5

木工接着剤(Titebond)に木の切り屑ををふりかけて、あってはならない隙間を埋めています。

接着剤が乾燥したら、余分をサンドペーパーで取り除いてから塗装しました。塗料はOSMO #3032フロアクリアー(3分つや)

シンプルデザインのコーヒーテーブルが完成しました。

参考にしたテーブルと比べると、脚が細くて長い。

木製コーヒーテーブルの製作難易度:5段階で4

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Making Another Coffee Table — Part 4

脚の面取りも自作トリマーテーブルに取り付けたコロ付き45ºのビットで。

通し枘に楔を打ち込んだ時に割れが意図せず脚部に達しないように、枘に穴を貫通させました。

枘穴の隙間の大きさにもよりますが、穴は二つ貫通させるべきだった。楔も枘一つに付き、2個必要になりますが。

4本の脚を枘に通しました。楔はまだ打ち込んでいないので、この段階では脚がグラグラしています。

ちょっと迷いましたが、幕板なしの仕様にしました。ビスや釘は1本も使わないという前提で。

切り欠き部分にTitebondを塗布して、自作のクランプで固定。

自作クランプはいくつも必要に。

短い方の桟にはあらかじめ切り欠きが入れてあります。

残念なことに脚4本のうち、3本に割れが少し入りました。一般的な杉材よりも硬いとはいえ、やはり縦方向には弱い。楔は2個ずつにすべきでした。

枘の余分を切断する際は歯振がないシルキーヒビキなら切断時に傷が付きにくい。

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Making Another Coffee Table — Part 3

4本の脚を同じ長さにするには4本まとめて一気に切断するのが効率的。

枘穴のサイズは短辺側をキチキチに、長辺側は楔の分を考慮して大きめに。

短辺側は斜めに穴を空ける必要があり、難易度が高い。

裏側からは長辺側もキチキチに隙間なく。

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Making Another Coffee Table — Part 2

大きくて鋭利な三角形の天板から長方形の天板を切り出し、脚部として使用する4本の材も同じ天板から切り出しました。通し枘の加工は自作のトリマーテーブルで。

香りから杉材だろうと判断しましたが、明らかに一般的な杉材よりも硬くて、節が一つもない高級素材です。これなら精度1ミリ未満の家具用素材としても使える。

長方形に切り出した天板は裏表を逆にする予定です。表側にウレタン塗装がしてあり、それが気に入らない。

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Table Saw Switch

自作テーブルソーとトリマーテーブルのスイッチを元のトグルスイッチに戻しました。上のスイッチは工具を収納する腰袋が触れると意図せずにオンになるという致命的な欠陥がありました。スイッチを取り付けた位置にも問題があったかもしれません。

Made in USAのこちらの方が誤作動がありません。

上に向けるとオンになりますが、こちらのトグルスイッチは意図せずオンになることはありません。

Making Another Coffee Table — Part 1

重くて大きな木製の天板が不要なので、見に来て欲しいと、ご近所の世界的アーティストから依頼と別荘宅訪問のお誘いを受けました。

分解することなく、運び出すのも苦労しそうな大きな天板でした。インパクトドライバーを取りに帰り、天板が置いてあった2階の部屋で分解することにしました。こちらの別荘宅は、我々が暮らす完全輸入ログハウスと同時期に建てられたようで、使用されている建材も同じものが多くあります。床材の無垢オーク材は寸法まで同じ。

この大きな天板を分解して持ち帰った後、他にも不要な天板があると言われ、見てみると、そのもう一つの天板は杉柾目の38ミリ厚で、鋭利な三角形のものでした。作品を展示するテーブルの天板として使われていたものかもしれません。

杉柾目の板は何かの材料にならないか、模索しつつ、画像検索でヒットしたのが上のコーヒーテーブル。脚部を含めてすべての材料を杉柾目の天板から加工できそうです。

Making Another Coffee Table — Part 2へと続く。

Garden Benches — Part 7

完成した3脚目のベンチはお向かいさん別荘宅のウッドデッキの上に設置しました。座面高が470ミリの外人(脚が長い人向け)仕様となっています。私が座れば足が床に付きません。

引き続き4脚目の製作を開始。こちらは自宅の細長いウッドデッキに設置します。座面高は標準的な430ミリ。

3脚目と4脚目は長さが1,300ミリ近くあるので、撓み防止用の補強材を座面下に入れてあります。

ログウォールが背もたれになります。使用した塗料はナフタデコール、ウォルナット。

ガーデンベンチ製作の難易度:5段階で3

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Garden Benches — Part 6

左右の脚部が逆になっていた、L字型設置の小さい方のベンチ脚部を修正しました。

卓上スライド丸鋸(日立 C8FB)のブレーキの効き具合がまた悪くなりました。今年の2月に交換したカーボンブラシが原因とは考えられず、トリガースイッチを分解したら、接点が焼き付いていました。サンドペーパーで接点を磨いて綺麗にすると、元通りになりました。

3脚目の製作に取り掛かりました。3脚目と4脚目は脚部も座面もすべて30×105ミリの板を使用します。

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