Making A Shop Stool — Part 5

仮り組みした4本の脚を取り外し、楔用の切り込みを入れました。鋸で入れた切り込みの最下部に穴を貫通させて、楔を打ち込んだ時に生じる割れが穴で止まるようにしてあります。

90+5ºの角度で複合切断した幕板を座面裏側に固定し、脚の開き具合を調整。そして、足置きを2本の脚の間に渡しました。足置きとして機能する材は木工接着剤とビスで脚に固定し、自作のクランプの締め具合を調整すれば、脚は開いたり閉じたり。

短辺方向にも2本の横材を脚の間に渡して、ぐらつかないように。座面から突き出た楔は鋸で切断し、全体をサンダーで研磨しました。

Making A Shop Stool — Part 6へと続く。
Making A Shop Stool — Part 4に戻る。

Making A Shop Stool — Part 4

枘は長辺側で傾斜がない状態だったので、垂直の枘穴には隙間なく収めることができません。製作後の今、思うとこの時点で枘を修正すべきでしたが、長辺側で隙間ができる理由を理解していなかったので、枘穴を長辺側でも拡げるという暴挙に出ました。隙間は楔で埋まるだろうと期待していました。

枘穴の短辺側は楔を打てば枘が拡がるので、傾斜を持たせていますが、少し丸みを帯びている。この丸みは楔を打ち込む前に修正しました。

脚1本を試しに座面に貫通させました。若干の隙間が見えていますが、この隙間は幕板を取り付ければ隠れるかなと期待しています。

座面はR 9.0ミリコロ付きボーズ面2分のビットを取り付けたトリマーで縁取りしました。前面は大きな弧を描くような曲線としました。

脚2本を座面に貫通。

この段階ではまだグラグラ、ガタガタしています。直角も出ていません。

Making A Shop Stool — Part 5へと続く。
Making A Shop Stool — Part 3に戻る。

Making A Shop Stool — Part 3

脚4本の枘加工、今回は丸鋸と鑿で加工します。

枘の部分は座面裏側から真っ直ぐ垂直に座面を貫通させるつもりです。

枘は短辺方向では90+5ºで切断してありますが、長辺方向で傾斜がない。

これが座面として使用する幅広で分厚い杉材。脚部を貫通させる枘穴の位置を決めようとしていますが、墨線の位置が間違っている。(座面端から枘穴の位置が上下で異なる。)上の画像は裏側。

板が分厚いのでドリルで下穴を空けてから鑿で穴を貫通させました。長辺方向は楔を打ち込むので、表側でプラス10ミリほど、枘穴を大きくしています。

枘穴のサイズは合っていますが、脚をプラスチックハンマーで叩いても座面裏側に隙間なく収まらない。原因は枘の長辺側で傾斜を考慮していなかったこと。

Making A Shop Stool — Part 4へと続く。
Making A Shop Stool — Part 2に戻る。

Making A Shop Stool — Part 1

厚みがある杉の幅広板を座面に、杉の角材を脚部に使った木製スツールを製作します。David Stantonさんが解説する上のYouTube動画は製作後に見つけたものです。この動画を着手前に観ていれば脚部の開き具合をもう少し広げて90+6ºにしていたかもしれません。

日立卓上丸鋸(C 8FB)で複合切断するのは初めて。脚が開く椅子やスツールの製作では、脚部に使用する角材の長辺と短辺の両方向で角度を付けて傾斜切断する必要があります。

ヘッド部とターンテーブルは共に5ºの角度と傾斜に設定しました。この設定で90+5ºの角度になります。

複合切断で試し切りしています。二次元であっても向きを間違えて逆にする傾向がある私にとって、三次元での向きとなれば、元々ないに等しい空間把握能力の限界を超えます。墨線をできるだけ多く付けて、試し切りしないと、使用する材の長さがどんどん短くなります。

お手本とした木製椅子に複合切断した脚部を並べて切断した向きと角度が正しいことを確認中。お手本の椅子の脚は動画と同じ90+7ºぐらいの傾斜になっています。脚部の角度調整時に脚が短くなっても良いように長めに切断しました。

Making A Shop Stool — Part 2へと続く。

Another Shelf in the Garage

ガレージ東側の壁面に棚を取り付けました。45ºに切断した支持材は棚板と2×4スタッドに直付けしました。

棚板に使用したのは実家にあった古材。琵琶湖で使われていた和船を解体した時に出た古材だと聞いています。本来は看板などに使われる古材ですが、他に用途が思いつかないので棚板にした次第です。材は多分、檜だと思いますが確証はありません。

Bamboo Planter

二週連続で別荘宅にお越しの斜めお向かいさん、今日の課題は大型プランターの製作。十時にクロスした脚部に竹を使えばどうかと私が提案しました。ハチクの青竹なら近くにいくらでもあるというお隣さんと共に竹林に忍び込み、数本を竹用鋸で伐倒し、軽トラックの荷台に載せて持ち帰りました。

竹が交差する部分は切り欠きを入れて固定し、さらに2本の竹に穴を貫通させて、針金で縛ってあります。プランター部分には1×4材の端材を再利用。まだ土は入れてませんが、見かけよりも丈夫に出来ているはずです。

竹の加工には専用鋸の他に両刃の竹割鉈と6分割の竹割器を使用しました。いずれもバンブーフライロッド製作用に集めた工具です。

Making A Glass Door Cabinet — Part 6

取って付けたような取手を取り外しました。扉の開閉に問題ないのであれば、確かにこっちの方がスッキリしている。現役のNikkorレンズとOlympusレンズ、Nikon D7000とOlympus PEN E-P5ボディーを全て収納できました。ガラスの扉なので、収納物は一目瞭然。無垢の木材には調湿効果があるので、簡易防湿庫代わりにもなります。

ガラス扉の光学器材用キャビネットの製作難易度:5段階で4

Making A Glass Door Cabinet — Part 7へと続く。
Making A Glass Door Cabinet — Part 5に戻る。

Making A Glass Door Cabinet — Part 5

100円ショップで買って来た棚受け用ダボを4ヶ所に取り付けました。

下穴を空けてプラスドライバーで取り付けることができます。棚板は切り欠きなしでそのままダボの上に載せます。

閉まり具合を調整中。

キャビネットは非常に重いので、ログウォールに固定するにはちょっとした工夫が必要です。

取り付けるのに苦労したIKEAの蝶番。ガラスの扉は工具不要で取り外すことができるようになっていますが、その分、蝶番の構造が複雑でその機構を理解するのに時間要しました。

取って付けたような取手が素人っぽくて気に入らないので、

取り外します。取手がなくても扉の開閉に問題はありません。

Making A Glass Door Cabinet — Part 6へと続く。
Making A Glass Door Cabinet — Part 4に戻る。

Making A Glass Door Cabinet — Part 4

ガラス扉のフレームに蝶番を取り付けようと、IKEAの35ミリホールソーで穴を切削しましたが、

フレームの溝に嵌め込んだ厚み10ミリのガラスと干渉しました。フレームの深さが足りないので、フレームを嵩上げしています。

IKEAで入手した蝶番(UTRUSTA)が扉側に収まりました。この蝶番はIKEA既製のキャビネットに取り付けることを意図した製品であると思われます。自作したキャビネットに取り付ける場合は、穴の加工と寸法合わせが物凄く困難です。

YouTubeで検索しましたが、既製品に取り付ける方法を解説した動画ばかりです。

キャビネット側板が分厚すぎるので少し掘り下げました。

Making A Glass Door Cabinet — Part 5へと続く。
Making A Glass Door Cabinet — Part 3に戻る。

Making A Glass Door Cabinet — Part 3

キャビネットの箱部分を「峠の100円店」で買って来た板を加工して組み立てました。

それぞれのコーナー部分にビス3本を使って木工用接着剤(Titebond)で接着しました。

背面はパイン床材の端材を使い、エアネイラーで固定。

「峠の100円店」で買って来た板は厚みが一定ではなかったのですが、そのまま側板にしたので、左右で板の厚みが異なります。

Making A Glass Door Cabinet — Part 4へと続く。
Making A Glass Door Cabinet — Part 2に戻る。

Making A Glass Door Cabinet — Part 2

和歌山県かつらぎ町を通過した時に、地元で製材したと思われる材木を販売する「峠の100円店」を見つけました。

用途は後で考えることにして300円の分厚い板を一枚、購入しました。この板を加工してキャビネットの箱部分に使うことになりました。樹種は不明ですが、加工した時の香りは松系統のものでした。が、明らかに松や杉ではないので栂かもしれません。

Making A Glass Door Cabinet — Part 3へと続く。
Making A Glass Door Cabinet — Part 1に戻る。

Staining Porch Steps Again

ポーチの南北二ヶ所にある階段を再塗装しました。南側の階段は7年前に作り直し5年前に再塗装したので、3度目の塗装になります。使用した塗料は余っていたキシラデコールのチーク。前回はアサヒペン、ウッドガードを使用しました。この塗料は塗膜が薄いというか、木材に十分、浸透しないためか、通行量が多い場所だと2、3年で塗膜が剥げます。7年前に製作し直した際に階段の踏み板、側板などは安価なSPF材を使用しました。水捌けを良くして頻繁に塗装することで、雨に濡れる場所でも意外と長持ちします。

午後から引き続き、北側の階段も再塗装。キシラデコールのチークを使い切ったので、同じキシラデコールのウォルナットを塗布。北側の階段は2005年5月に製作しました。側板はACQ加圧注入材、踏み板はWRCを使用しています。

製作後、16年が経過しましたが、腐朽していません。使用する材以上に水捌けを考慮した構造が重要であることを再確認しました。

DesertWest Car Mount (CTEZ44) Modified

DesertWest車載ホルダーが対応するスマホのディスプレイサイズは4.5″から6.5″であり、iPhone 12 miniは対角5.4″なので、ホルダー内に収まるサイズですが、サイドボタンと音量調整ボタンがホルダーのアーム部分に干渉します。斜めに切断した木片を両面テープでアーム部分に接着させて、嵩上げしました。

音量調整マイナスボタンにもアクセスできるようになりました。

Making A Glass Door Cabinet — Part 1

カメラレンズ収納用キャビネットを製作します。ドアは厚み10ミリのガラス製、ドア枠にはWRC(ウェスタンレッドシダー)の角材を使用。トリマーを用いて幅と深さが10ミリの溝を切って、ガラスを入れ、木ダボと木工用ボンドで接着させようとしましたが、

接合部に隙間ができてしまったので、長めのビスで隙間を埋めるようにして固定しました。

隙間が埋まりました。

厚み10ミリのガラスはかなりの重さです。しっかりした蝶番を取り付ける必要があります。

Making A Glass Door Cabinet — Part 2へと続く。