先日、伐倒したヒメヤシャブシの枝を回収しました。切断面がオレンジ色なので、私はハンノキだと思っていましたが、偏固親分によると、ヒメヤシャブシだそうです。ヒメヤシャブシもハンノキ属に属するので何れにしても近縁種であることは間違いありません。
ヒメヤシャブシ(A. pendula)をWikipediaで調べると、「日本海側や雪の多い地帯や高山にまで分布し、ヤシャブシに比べ葉が細長く、側脈が20対以上とより多くある。江戸時代末期に西川作平が滋賀県で見いだし、全国のはげ山や防風林に植栽されて分布域を広げた」とあります。やはりヒメヤシャブシは滋賀県内に多く自生するのか。そういえば、親分は能登半島出身だと言われてました。
細い枝をチェンソーで切断していると、この太いのも持って行けとありがたい言葉をいただいたので、太い幹も切断しました。こちらは切断面が白っぽく、別のヤシャブシだそうです。
一回では積載できなかったので、二往復しました。今季の伐採は今日で終了することになりました。親分は堰堤と堰堤の間、数十メートル分ぐらいに自生する樹木のほとんどを伐倒し、小枝を除去してきれいにされていました。伐倒前後の状況を写真撮影して、役場の担当者に報告するそうです。
堰堤間のおよそ数十メートルぐらいは、河川敷の樹木がなくなったので、フライフィッシングの練習には適しているかもしれません。対象魚が生息するかどうかは不明。
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