Wagashi Sticks — Part 1

和菓子用の爪楊枝を試作しました。左から130、110、100ミリの長さが異なる爪楊枝をウリンを使って製作しました。中央の長さ110ミリのものは先端を平たくしてあり、「黒文字」と呼ばれる爪楊枝の形状に似せて削りました。

デザインとしては小さなお箸の形状である四角錐の爪楊枝が私の好み。

試作品は箸製作用の治具を使って平鉋で削りました。適切な長さが決まれば、専用の治具を作った方が良さそうです。

黒文字とはクスノキ科の落葉低木だそうです。お隣さんに試作品を見せながら黒文字の話をしたら、それならお向かいさんの敷地内に植えてあるという情報を得ました。すぐに見に行きましたが、葉の形から判断すると黒文字ではなく、どうやら同じクスノキ科落葉低木の白文字のようでした。シロモジを調べると、「この木は強靭で、杖などに利用された」とあります。さらに「熟した果実の種子を絞ると油が取れ、絞り出された油は行燈などの燃料として使われていた」ともあります。椿と同様、油が取れる木は概して強靭なのか?

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 5

第4日曜日は安曇川藤樹の里道の駅で開催されるがらくた市へ。先月のがらくた市で丸鋸を安く入手した、軽トラックの荷台で古道具などを販売するお店に一直線。今月も教授はお休み。教授は現在、カザフスタンに旅行中であることをインスタを見て知っていました。

今回も新品未開封のエアードリル(AIRREX TL9006)をあり得ないような価格で購入させていただきました。

軽トラック荷台の店主としばらく話している時に、すぐ前で出店している方が気になっていました。京都、豊国神社で8の付く日に毎回、出店されているあの方(こまそう)にそっくり。販売されているものを見てようやく確証を得ることができました。似ているのではなく、ご本人でした。

道の駅の駐車場に入って来た時に我々に気付いて手を振っていたらしいのですが、まさか安曇川で出店されるとは思っていなかったので、気付かなかったのです。我々としてはこちらのがらくた市は開催が月に一度の日曜なので、買い物ついでに寄りやすい。

今回、入手したもの。二点で1,500円でした。右は金属用のホールソー。

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Router Bit Holders

トリマーのビットを壁面収納するホルダーを製作しました。

ホルダーは二つ必要。一つ目のホルダーはガレージのスタッド間に水平方向に取り付けた棚にビスで固定しました。ビットのサイズと形状を示すステッカーは製品付属のものを再利用しました。

二つ目もラワンの端材を幅およそ48ミリに加工したものにビットの軸径である6ミリの穴を貫通させました。6ミリの穴を貫通させる際に使用したのはDowl-it Model 1000。この治具を使えば中心に穴を空けることが可能。

二つ目のホルダーは新たに製作した棚の上に載せてあるだけ。ホルダーごと必要な場所に移動できるのでこちらの方が便利。

8月26日追記:

トリマーのビットはまだあったので、三つ目のホルダーをラワンの端材を使って製作しました。このホルダーも棚に置いてあるだけなので、移動可能。

ここはトリマービットのコーナーになりました。

Making Chopsticks — Part 12

一日一膳でお箸を作っていたらいつの間にかこんなにも。これでも周囲の人にお配りした箸の方が多いはず。最近は使用する材は専らウリンとチーク。まだ貰ってないぞと思っている方、そのうちにお届けします。すでに受け取った方、使用後に水洗いしたらすぐに乾いたクロスで水分を拭き取るようにしてください。蜜蝋ワックスを塗布した天然木は水に濡れた状態で放置するとほぼ確実に反ります。

あちこちのフリーマーケットで入手した平鉋が箸を削る際に役立っている。左の「眞作」のラベルがある方は鉋台に傷があったので、これまで使ってなかったのですが、この平鉋も立鉋で削って表面を滑らかにしました。

台が滑らかになったので、刃を研いで箸の製作に使用することにしました。箸を削るようになって、ちょっとは和鉋の調整や使い方に慣れて来ました。

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macOS 15.0 Sequoia Public Beta 5 (24A5327a)

本日、容量751.1MBのmacOS 15.0 Sequoia Public Beta 5 (24A5327a) がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、Mac mini (2018) にインストールしました。

  • SafariがVersion 18.0 (20619.1.26.31.6) となり、日本語入力時での致命的な不具合(変換候補が表示されない)が解消された模様。

事実上、Safariで日本語入力不可だったので、代替ブラウザーとしてArc for Macを使用していましたが、また使い慣れたSafariに戻れそうです。

Extending The Porch Deck — Part 23

南側にも木口を隠す破風板を取り付けました。

久しぶりに昨夜は強い雨が降り、ポーチ延長部分に取り付けた屋根が機能しているかどうかを調べる良い機会になりました。昨夜の雨は北または北東から斜めに降ったのか、ご覧の通り、デッキが濡れていて屋根が機能していない。床材として使用したラワン材を雨水から保護する目的で屋根を取り付けたのですが。

今日は昼間も雨が降ったり止んだりの不安定な天気だったので、雨が降っている時に観察すると、どうやら新たに取り付けた勾配4ºの屋根に降った雨水がガレージの屋根と勝手口庇の方に勢いよく流れ落ちている様子がわかりました。勝手口庇に流れ落ちた雨水が今度は延長したポーチの手摺の方に跳ね返っている。

延長部分にも雨樋を取り付けた方が良さそうです。屋根勾配が緩いと、屋根からより外側に雨水が流れ落ちることがわかりました。軒樋もより外側に取り付けた方が良さそうですが、そうなれば今度は積雪時に問題が起こるかもしれません。

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JPSikaHunter Got Injured While Fly Fishing

私が尊敬する北海道の開業医、鹿先生が渓流でフライフィッシング中に転倒し、怪我をされたようです。切れて出血した右目の上をご自分で縫おうとされますが、ちょっと無理があるようで、娘さんに外科治療を依頼されたようです。

高齢になるに従い、私は山岳渓流での釣行回数が減っています。単独での釣行時に転倒して怪我したら一人で山を降りることもできず、携帯電波が圏外であれば助けを呼ぶこともできないことがわかっているからでしょう。

恐らく私と年齢が近い鹿先生、狩猟以外の趣味や嗜好が似ている。フライフィッシングに星空撮影、砥石で刃物を研ぐ趣味など。2020年春頃から新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)やmRNA遺伝子製剤(毒チン)とその薬害に関する論文をJPSikaDoctorのアカウントで紹介されています。情報統制により、YouTubeの複数のアカウントがバンされ、ニコニコ動画に移行されましたが、そのニコニコ動画はシステム全体がハッキングの被害に遭い、しばらく視聴できない状態が続いていました。

Mister Donutで負傷後の状態を説明する鹿先生とその奥様?視聴者のコメントには奥様に対するフライフィッシングの教え方が優しくないからそのバチが当たったと書く人もいます。あー言う口調になるのは理解できます。フライフィッシングでは魚がヒットすればフライラインを張った状態を維持することが何よりも大事。仲が良いからあー言う口調になるのでしょう。

Extending The Porch Deck — Part 22

長めの状態で垂木に固定した屋根下地の角材を別所二郎作の鋸で切断しました。以前なら角材は取り付ける前に卓上スライド丸鋸で切断していましたが、鋸が気持ちよく真っ直ぐに切れるので今はこんなこともできるようになりました。

仮置きしていた一枚目のガルバリウム波板を専用の釘で固定。一枚目を張る作業は直角を確認しながら慎重に行わないと、後で取り付ける波板が全部、ずれてしまうので注意。

二連梯子に登って二枚目を固定中。

破風板を取り付けて木口を隠さないと不恰好。

北側に破風板を取り付けました。

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Extending The Porch Deck — Part 21

一時期と比べて少し安くなったガルバリウム波板(幅632 x 厚み0.27mm、長さ6尺で税込1,380円)を3枚買って来たので、パーゴラ状態のポーチ延長部分に屋根を葺きます。6尺の波板、3枚で足りそう。

垂木に直交する屋根下地の角材4本はすでに加工済み。

4本の角材は長めに加工してあります。

屋根材は風下から順に張っていくのが鉄則。

横方向の幅は重ねることで調整可能ですが、縦方向は余分を切断する必要があります。フリーマーケットで購入した波板専用の鋏が良く切れる。

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Tachikanna(立鉋)

鉋台を修正する立鉋を初めて使いました。バイスに挟んだ鉋台は入手時から傷があり、表面が凸凹の状態でした。それは砂利の上に載せた状態で大きな力が加わった時にできたような傷でした。鉋台の繊維の向きと直交するような向きで立鉋を前後に動かすと粉状の削りカスが出て、1ミリ以上削って表面をほぼ平らにしました。

台表面が平滑になりました。試しに端材に鉋を掛けると綺麗に削れました。このくらいの大きさが細い箸を削るのに使いやすい。

Perseids 2024 and C/2023 A3 — Part 2

山の稜線少し上で輝く半月でピント合わせをしたのが8月12日午後9時半頃。ペルセウス座流星群の放射点がまだ見えない頃に機材の準備が整いました。というのもウェザーニュースの天気予報で星が見える時間帯になると曇る予報が出ていたからです。実際は翌朝まで雲ひとつない快晴が続くまたとない絶好の天候条件でした。またウェザーニュースに騙された気がします。流星群などの一大イベントの時は過度な期待をさせないようにしているのでしょう。

もし、朝まで晴天が続く予報であれば、出陣するのは放射点が空高く昇る午前2時頃で夜明けまで撮影を続けてもっと多くの流星を捉えることができたはずです。

今夜は天狗杉と呼ばれる大きな杉の木の下に車を停めて、アスファルトで舗装された駐車場に機材一式を拡げました。この地点からは北極星が杉の背後になって見えないので赤道儀は持参せず。先日、製作した折畳式のローテーブルが役立ちました。虫除けの蚊取り線香に水筒やレンズキャップなどを置いておくのにちょうど良い。

三脚固定で22秒間隔のインターバル撮影を繰り返しました。シャッタースピードは20秒。カメラボディーはNikon D7000、レンズはTokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm ƒ2.8) のみ。肉眼でも微かに天の川が見えました。加齢とともに暗い場所で瞳孔が若い頃のようには開かなくなり、結果として私の目はどんどん暗いレンズになっていますが、それでも天の川がまだ目視で確認できるのはありがたい。

前半は焦点距離16mmで撮影しましたが、流星がなかなかフレーム内に入らないので、後半は焦点距離を12mmに変更。カメラを天頂付近に向けると、夜露でレンズが濡れて結露する可能性があるので、自作のレンズヒーターをフードに装着。

結局、3時間と少しの間に合計471枚の写真を撮影し、そのうちで流星を捉えたのは4枚ほど。明るいのは上の一枚のみ。「へっ、これのどこが明るいの?」と言われそうです。天体写真はこんなものというお話をします。上の画像はRAWで撮影し、未修正の撮って出し。この画像に大幅な手を加えると、際立たせたいものが際立つようになります。大事なのはRAWで撮影するということです。

この同じ画像は光害が比較的ひどい、南の空を撮影したものです。真夏の南の空は天の川が濃い部分ですが、光害の影響で適切に補正というか大胆に加工しない限り、天の川を際立たせるのは困難。以前はMac専用のApertureを使っていましたが、今はMacOSに標準で付いてくるPhotos Appで編集しています。どのあたりを触れば天の川が際立つのか。カメラの設定や光の加減で変わりますが、ADJUSTのCurvesとLevelsは特に重要。

Curvesは反転させたS字のように。撮影したそれぞれの画像でどのくらい触ると意図した画像に近づくかは実際にやってみないとわからない。

地上の景色は残しながらクロップして流星が目立つようにしました。CurvesとLevelsの他にLight、Color、White Balance、Noise Reductionなどほぼすべての項目を触っています。

地上の景色をカットして流星が中心になるようにクロップして拡大すると、途中で色が変わっている様子も確認できます。

流星が写ってない上の画像は天の川が際立つように加工したものです。PhotosにはImageプルダウン > Copy Editsの機能がいつの頃からか備わったようです。この機能を使って、別の画像にペーストした結果が下の画像。

Apertureには編集内容をコピーペーストする機能があり重宝していたのを覚えています。久しぶりにPhotosでこの機能を使ってみるとやはり便利。編集時間を大幅に短縮できます。

C/2023 A3の状況は変わらず、増光が鈍っているので、残念ながら核が崩壊したものと思われます。

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