Making A Cupboard — Part 21

蝶番は手元にあるもののサイズがちょうどだったので、これを利用します。

トリマーを使って2ミリほど掘り下げました。端部は鑿で微調整。材がある程度、硬いのでこのような細かな加工ができます。

錐で穴を空けてから#1のドライバーでビスを留めました。この程度の深さであればガラスに干渉することはありません。

食器棚側板にも同様の加工を施して、蝶番を付けました。

修正することなく、一発でうまく行ったと思っていたら。

扉と側板の間に若干の隙間ができました。隙間なくピタッと合わせるには軸の部分を少し掘り下げるべきでした。そう言えば、木工師匠がそのような助言をしてくれていたのを思い出しました。

把手をどうするか未定です。マグネットキャッチも。

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Making A Cupboard — Part 20

固定した天板のみ、先に荏油を塗布してみました。無垢の杉一枚板の木目が際立ちました。

壁際に設置したら見えない背板も無垢の杉一枚板なので、背板にも荏油を塗布しよう。

棚板を受ける角材の端部を反り台鉋を使って曲面加工し、木ダボが棚板に接するようにしました。これで無駄な部分が隠れ、棚板が木ダボの上に直接載るようになりました。

二枚の棚板自体も前面のみ、削って薄くしました。これで扉を開ければ見える前面がすっきりしました。

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Making A Cupboard — Part 19

いよいよ天板を加工します。杉一枚板の天板は側板と背板の内側に落とし込む構造を考えました。前面を除く三方の端の方に溝を切り、角材を入れました。この角材が天板の反り防止を兼ねている。

その前に側板の磨りガラスをフレームの溝に入れて、固定する必要があります。

磨りガラスを左右の側板と扉の3面に使用した食器棚製作の最終段階に来てやっとガラスを固定することができます。ガラスを嵌めた状態で木部のフレームや棚板を加工しようとすると、ガラスが割れる恐れがあるためです。すでに板ガラスの隅の方が一部、欠けています。

天板の固定は木工接着剤に加えて、内側からステープルを打ち、接着強度を高めています。

棚を受けている角材の端が前面から見えていて、その下にさらに長い木ダボが見えています。デザインとしてこれで良いのかどうか思案中。

完成間近の食器棚を木工師匠に見ていただきました。扉の取り付け方に関してアドバイスしてもらいました。棚の取り付け方に無駄があるとの指摘を受けました。今から無駄を省くことはできないので、なんとか隠す方法を考えます。

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Making A Cupboard — Part 18

最上段の棚は高さが低くなるので、棚板を載せるか迷いましたが結局、棚を載せることにしました。桟の内側に棚受けを木工接着剤とステープルで留めました。

最上段の棚も無垢の杉板を使用。

最上段の棚は桟と面一としました。

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Making A Cupboard — Part 17

棚板の左右に浅い溝を切って桟の上に載せます。1ミリ未満の精度が求められるので、自作のトリマーテーブルを使いました。

桟の上に載せるとこんな感じになります。前面から見た時に桟の端が邪魔になりそうですが。

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Making A Cupboard — Part 16

扉に磨りガラスが収まった段階で、扉を側板の上に載せてみました。扉下のフレームの処理が変なので、

コロ付きボーズ面のビットを装着したトリマーで面取りしました。

棚板二枚を加工します。

反りが少ない薄い幅広の杉一枚板が不足したので、二枚を繋ぎます。

棚板の下に桟が必要になりました。

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Making A Cupboard — Part 15

扉に嵌め込む磨りガラスは側板の磨りガラスと比べて縦方向に短いので、不足する部分に合板(突板)を嵌めます。

フレームに溝を切って合板(突板)を嵌め込みました。

合板には接着剤は使わず、フレームを木工接着剤で固定中。

磨りガラスも溝に嵌め込んでフレームを接着固定しました。

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Toyokuni Shrine Flea Market — Part 20

今日は夕方からライトアップイベントが開催されるとの情報を聞き、フリーマーケットが開催されるかどうか不明だったので確認しました。午後3時頃までなら駐車可能とのことでした。

こまそうさんの露店で見つけたちょっと変わったC型クランプ、日本製のようで造りがしっかりとしているので入手しました。TOKYO SUZUKIの刻印があります。50ミリと25ミリの二種類。

同行者はこのお皿、無償で入手。5枚セットだったものが1枚だけ残ったそうです。

帰りに立ち寄ったAstro Productsでセール品のVessel製エアーダスターを入手。アルミダイカスト製なので丈夫そう。

今年の展示品処分市は12月6日、7日、8日に開催されるようです。

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Making A Cupboard — Part 14

ようやく扉の製作に取り掛かりました。側板よりも横幅が広く、縦方向が短い磨りガラスを使った扉のフレームも栗材を加工しました。テーブルソーで縦挽きしたら反る癖のある材なので、修正が必要です。大西製材所で入手したこの栗材は十分に乾燥していないと思います。雨水がかかる屋外に置いてあったのを覚えています。証拠写真もあります。

磨りガラスを一時的に溝に入れて、寸法を確認しながらの作業となります。扉のガラスは使用時に動かないように、1ミリ未満の精度でピッタリと寸法を合わせる必要があります。

コーナー部分は相欠き加工を施しました。まだ固定はしていませんが、釘やビス、ステープルは使わなくて済みそうです。

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Making A Cupboard — Part 11

側板AとBのフレームを背板に固定しました。厚み10ミリの杉一枚板を背板としましたが、微妙に反っているので反りを修正しながらの作業となりました。ガラスは天板を取り付ける直前まで固定できません。

側板Bのフレームも反っているので、物凄く時間を要する作業になりました。反りを直しながら1ミリ未満の精度で直角を出すのは極めて困難。棚板以外を無垢材で製作しようとしたことに少々無理があったのかもしれません。

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Miki City Hardware Exhibition 2025

MagSafe対応の新しいホルダーにくっ付けたiPhone 16e。Apple純正Maps appの案内に従い、三木市の「メッセみき」へと向かいました。

道の駅に隣接する「かじやの里メッセみき」駐車場に到着したのは午前10時過ぎ。

去年と同じように、無料巡回バスに乗車して会場へと向かいました。

一般客で賑わう会場に到着してすぐに目に留まったのがこの無垢の木でできた丸棒。1本100円の丸棒は樫を加工したものだそうで、何かの柄になるかと思い1本、入手しました。(帰り際にもう1本入手)広い会場を歩き回る際に杖代わりにもなります。

斧や鳶口の柄を加工した際に使える丸い楔。

100円均一の両面テープ、これも幅のサイズ違いのものを2個入手。

ランチは焼きそば。

南京鉋を探していましたが、価格が高すぎて手が出ないなと思っていたら、迷わずに購入する方がおられました。こちらの出展者が付けた価格は13,200円ですが、すぐ近くにあった別の店では3万円を超える価格でした。南京鉋は今すぐに欲しいと思っているものではないので、フリーマーケットでじっくりと探してみよう。

訳あり品のドリルビットが4個で1,000円!

ヒシカ工業のブースに来ました。

ヒシカ工業のブースでは千年桜シリーズの別所二郎作工芸細工鋸を一本、買おうと思っていましたが、メルカリで何年か前に出品したミニカーが売れたので、気が大きくなっています。こちらのブースではメルペイが使えるのです。

別所二郎作千年桜シリーズの工芸細工鋸は別所太郎作の鋸と比べると安価です。とは言っても本職用ですからそれなりの価格が付いています。

同じ千年桜120ミリでも縦挽、横挽、R刃、改良刃があり、鋸職人さんの説明を聞いた上で、縦、横、斜め挽きが可能な改良刃のものを購入することにしました。春に開催される「鍛冶でっせ」や秋に開催される「金物まつり」などの大きなイベントでは、製造業者であるメーカーの職人さんに相談しながら本職用の製品を割引価格で入手できます。

気が大きくなった私は、剪定用の折込式鋸も入手することに。刃渡150ミリで柄が希少な銘木、ブビンガでできています。ヒシカ工業製なので切れ味は間違いないでしょう。

鋸の製作過程で出た鋼を木工用スクレーパーに加工したものをいただきました。これまでに入手したものと比べて薄いスクレーパーです。スクレーパーは使っていると切れ味が劣化しますが、その研ぎ方はYouTubeで紹介されています。

去年は適した研ぎ方を模索中と言われていましたが、産業用ダイヤモンド砥石で研ぐ場合はこんな風に一方向に研ぐ方法が正しい研ぎ方のようです。

本日、「第37回三木金物まつり」で入手したもの。(丸棒二本を除く)

Making A Cupboard — Part 10

東寺弘法市で入手した卓上無断変速ミニボール盤を使って側板フレームの内側にダボ用の穴を空けます。先ずは同じクリ材の失敗した端材で練習しました。

この卓上無断変速ミニボール盤はチャック最大径が6.5ミリ。木ダボの直径に合わせた6.0ミリのドリルビットで、深さ10ミリぐらいの穴を空けようとしたら途中で回転が止まりました。回転スピードを最大近くにセットし直すと綺麗な穴が空きました。非力ではありますが、穴の深さを調整できるのでやはり、ボール盤は便利。

溝切りカッターで溝を切り直しています。ガイドを使うより、定規を使った方が安定して真っ直ぐに切れます。

溝の深さは5〜8ミリぐらい。

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