再びエンジン始動不能となったHusqvarna 141のオイル漏れ修理作業を続行します。エンジンを始動できないと、ソーチェーンにチェーンオイルが潤滑できているかどうかわからない状況ですが、底部へのオイル漏れ修理作業は可能なので、オイル封じ込み作戦を実行しました。漏れているのは新品互換品に交換したばかりのオイルピックアップチューブの下の方。この隙間にThreeBond 1401B(ネジ緩み止め用接着剤)を塗布しました。本来の用途とは異なりますが、今の所、底部からのオイル漏れはほぼなくなったように思われます。
ホームセンターコメリで150Wの防雨型ハロゲンセンサーサイトが在庫限りの税込¥1,420で販売されていたので、一つ入手しました。照明器具の主流はLEDへと移行しているので、センサーライトも消費電力が大きなハロゲン電球からLEDに変わりつつあります。しかしながら、点灯時間のタイマー設定が秒単位にできる製品なら節電することができるし、何と言ってもハロゲン電球は明るい。LEDで同等の明るさを実現しようとすれば、センサーライト本体の価格が数倍にもなります。
センサーライトは木製カーポート屋内北西側のコーナー部分(方杖)に取り付けました。取り付け位置の高さは地面からおよそ2メートル。取り付け高さはセンサーの探知範囲に影響するので慎重に位置決めする必要があります。道行く人にセンサーが反応しないよう、敷地内に入った場合にのみ反応するようにセンサーの向きを微調整しました。当製品ではセンサーの感度自体を調整することはできません。(光量に対する感度は調整可能)したがって、センサーの向きと取り付け位置によって探知範囲を調整する必要があります。
付属するACコードの長さが約1.5メートルしかないので、延長コードを使わないのであれば、電源コンセントの位置により、取り付け可能な高さは制限されます。
クランプが付属するので、クランプ台とL型ボルトを用いて柱やパイプに取り付けることも可能ですが、私は取り付けブラケットを用いて方杖に直付けしました。本体はネジ一本でブラケットに固定してあるので、容易にブラケットから本体を取り外すことが可能です。
下に仕様をまとめておきます。
品名 | ハロゲンセンサーライト150W 1灯 |
品番 | HA-150KO |
電源/電圧 | AC / 100V (50~60Hz) |
消費電力 | 150W(待機時1.0W以下) |
電球 | ハロゲン電球150W(替球100V 150W R7s) |
センサー探知方式 | 集電型赤外線センサー |
センサー探知範囲 | 水平140º、約3m〜水平90º、約8m |
点灯時間設定 | 約5秒〜5分点灯 |
運転切替設定 | 昼/夜 |
本体サイズ(約) | W145 x D156 x H193mm(クランプ除く) |
本体重量(約) | 600g(クランプ除く) |
クランプ取付サイズ(約) | (厚み)最小15〜最大100mm (パイプ径)最小30〜最大75mm |
設置場所 | 屋外用(防雨タイプIP44) |
赤外線センサーの探知範囲は取り付け高さが2.5メートルの場合であり、高さを1.5メートルにすると、探知範囲が約半分になるそうです。取扱説明書には注意事項としてさらに、「センサーに向かって左右に横切った場合は敏感に反応しますが、センサーに向かって直進した場合は、極端に探知が鈍くなります」と但し書きがあります。
ハロゲン電球は電球色なので、木製カーポートに雰囲気が合っています。待機時に赤色LEDが5秒間隔で点滅するので、録画機能付きの監視カメラのようにも見えるかもしれません。センサー探知時は「昼点灯」に設定していても、0.5秒間隔で点滅します。
センサーライト取り付け作業の難易度:5段階で2
チェーンオイルの潤滑状態を確認しようとして、クラッチカバーを外した状態でエンジンを始動させました。(本来は決してこのようなことを行ってはなりません。)エンジン始動後、アイドリング回転数ではチェーンオイルが出ているかどうか確認できなかったので、回転数を少し上げた状態をしばらく維持していると、突然、クラッチが外れて数メートル、飛んで行きました。幸いにも怪我はなかったものの、もし覗き込むようにしてオイルポンプを見ていたらと思うとゾッとします。クラッチアセンブリーが飛んで行った先に人がいなかったことも幸いでした。
クラッチが外れた原因は半時計方向にしっかりと締めていなかったことと、クラッチカバーを外した状態でエンジンを始動させたことです。クラッチアセンブリーは3つの部品を強力なスプリングで留めてあるだけなので、クラッチドラムから飛び出したクラッチは大きな遠心力により、分解されてバラバラになります。
バラバラになったクラッチアセンブリーをどのようにして元通りに組み直せば良いのか、四苦八苦しながら発案した方法が上の画像。最初は三つの部品を組み立てると同時に一本の線状に伸ばしたスプリングを引っ掛けて円状にしようとしましたが上手く行かず断念。二つの部品と円状のスプリングだけ組んだ状態でバイスに挟んで固定し、スプリングを伸ばしながら三つ目の部品を組み付ける方法が成功しました。
今度はクラッチカバーとソーチェーンを取り付けた状態でエンジン始動。オイル漏れの状態は相変わらずですが、量は少ないもののチェーンにオイルは潤滑されているようです。回転数を上げるとどうなるのか試してみると、エンジンはストロール。
Husqvarna 141 Lubrication Failure — Part 6へと続く。
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Husqvarna 141チェーンソーのチェーンオイル潤滑不良とオイル漏れを自分で修理しようと発注していた互換部品(オイルポンプとオイルピックアップチューブ)が北京から届いたので修理作業を再開します。
一体型のオイルピックアップチューブをオイルタンクに挿入し、オイルポンプと接続しました。
オイルポンプは二本のポジドライブのビスで固定されています。ポジドライブのビットをSIGNET製キーチェーンサイズのラチェットに装着してビスを締めました。
中古品のように見えるほぼ新品のはずのオイルポンプ。(一度組み付けした後、エンジンを始動させてオイルの潤滑を確認してから取り外した状態)
互換品のクラッチカバーも問題なく取り付けることができました。オイル潤滑不良は改善はされたもののオイル漏れは修理できていません。このチェーンソーは新品時から底部にオイル漏れがありました。ソーチェーンにオイルが潤滑されない状態ではオイル漏れもなかったことを考えると、少しは改善されたとも考えられます。
Husqvarna 141 Lubrication Failure — Part 5へと続く。
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鈴鹿サーキットで開催されたSuzuka 2×4 Race、Super Formula Rd. 1予選の観戦記を公開します。3月11日に開催された「2018モータースポーツファン感謝デー(二日目)」の様子を書かなかったので、画像の一部は3月11日に撮影したものになります。名神高速道路上り線を利用する際は、大津S.A.での朝食が定番になりました。
2006年以降、鈴鹿サーキットには年に何回も通い続けていますが、ツツジが満開の時に訪れるのは初めてかもしれません。
土曜はモートピア(遊園地)のチケットでサーキットに入場できます。
サーキットには午前10前に到着し、スポンサーのブースが立ち並ぶGPスクエアを一回りした後、10時15分開始予定の「Super Formulaフリー走行」の様子を撮影しようと、最終コーナーからシケインQ2スタンドの方に向かって歩きました。
4月21日に持参したカメラはOlympus E-P5ボディーに、Olympus M.60mm F2.8 Macro単焦点レンズとOLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3ズームレンズ。望遠といっても35ミリ換算で120ミリなので、鈴鹿では動く被写体が遠くに感じます。
シケインを通過して最終コーナーへと向かうマシンは、シャッタースピードを1/80秒ぐらいまで落とさないと、綺麗に流れません。
見晴らしが良いQスタンドからは、すぐ下のシケインに加えてダンロップコーナーからデグナーカーブに向かうストレートも見渡すことができます。
デグナーカーブの方にレンズを向けると、12番ポストが見えます。もうすぐ4年になりますが、台風18号が接近する雨の中、開催された2014年の日本グランプリで撤去作業中のトラクターにクラッシュしたJules Bianchiの死亡事故を思い出します。Q2席から撮影された動画は正に今、我々がいるところから撮影されたのでしょう。
Jules Bianchiの事故以来、コースを外れたマシンを撤去する際にF1ではセーフティーカーが出動したり、赤旗中断になる場合が増えました。この日もSuper Formulaフリー走行中にデグナーカーブでクラッシュしたマシンを撤去する際に赤旗中断になりました。5年目のシャーシになるSF14にはドライバー頭部を保護するようなHaloはないし、安全面を優先すれば仕方ないことかもしれません。
伊勢うどんの昼食後、プールサイドの協力駐車場に戻って車の中で昼寝してから、サーキットに再入場して、ホームストレート前のグランドスタンドへ向かいました。グリッド上は全日本ロードレース選手権の最高峰、JSB1000のRace 1準備中。スポンサーや各チームと契約するキャンペーンガールがそれぞれのチームに付いています。
F1では姿を消すことになるグリッドガールも鈴鹿では健在。(モナコGPでは復活するそうです。)白と緑のユニフォームを着用した女性は鈴鹿サーキットと契約していると思われます。
ストレートで時速300キロを超えるJSB1000のマシンは物凄く速い。持参したレンズの焦点距離が短いので、できるだけ近くに寄ると流し撮りの撮影難易度が異常に高くなります。
不本意ながらもシャッタスピードを1/320〜1/400秒に上げざるを得ません。
上の画像でシャッタスピードは1/400秒。
二輪のJSB1000と比べてラップタイムは四輪のSuper Formulaが30秒近くも速いのに、ホームストレートは四輪マシンが遅く感じます。実際に遅い。コーナーでは四輪マシンが圧勝。特にSF14はF1マシンよりもコーナー速度が速いと言われています。
上の画像でシャッタースピードは1/250秒。
1/160秒まで落とすと、綺麗に流れますが、Olympus PEN E-P5では難易度が上がり、成功率が下がります。
Super Formula開幕戦予選の結果上位にHondaエンジン搭載車が1位から5位まで連なることになりました。PPはTEAM MUGENの山本尚貴。翌日行われた決勝では山本尚貴がPole To Winで優勝。決勝はF1の53周に近い51周で行われました。二種類のコンパウンドのタイヤを使用するところもF1に近くなった印象です。
同じ1/160秒のシャッタースピードでもカメラがNikon D7000、レンズがAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDであれば、比較的容易に流し撮りできます。(上の画像は3月11日にS字カーブで撮影)
この日も白子駅近くの海岸沿いにある海産物問屋の「まるかつ」で買い物してから新名神高速道路経由で帰路に着きました。
20Lと1Lのガソリン携行缶に加えて、飯盒型3Lの携行缶を山科のAstro Productsで入手しました。セール期間中だったので、購入価格は27%引きの税別¥1,450。ガソリン携行缶のことを英語で”jerrycan”とも言いますが、調べると第二次世界大戦時にドイツで使用されたことが語源だそうです。
携行缶の容量は3Lですが、推奨給油量は約2Lになっています。取扱説明書に「容量3Lまで給油すると、キャップを開けた時に、ガソリンが漏れたり、溢れたりする恐れがあるので、必ず収容量2Lを目安に給油してください」とあります。チェーンソー用の燃料を給油するのであれば、2Lで十分。
透明な給油ノズルが付属します。取扱説明書裏に記載の「ガソリン携行缶使用時の重要なお知らせ!」に一つ、気になることが書いてあります。「セルフスタンドでは、所有者自ら給油することはできません。」
UN(国連)規格及び消防法適合品です。
本日、容量1.81GBのmacOS High Sierra 10.13.5 Public Beta 2(17F45c)がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、iMac 27″ (Mid 2010) とMacBook (Early 2016) にインストールしました。
本日、iOS 11.4 Public Beta 2(15F5049c)がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、iPhone 7と64GB iPad mini 4にインストールしました。
発注2週間後に中国からHusqvarna 141用のクラッチカバーが届きました。そもそもクラッチカバーを発注したのはチェーンの張り具合を調整するビスの部分に亀裂が入ったためでした。
左が破損したオリジナル部品、右が今回、届いた互換部品。まだ装着していませんが、寸法がほぼ同じなので問題なく取り付けることができると思います。
Husqvarna 141のクラッチカバーはブレーキの機能も併せ持っています。
純正部品が今も入手可能かどうかは不明ですが、送料込みで¥1,299はあり得ない価格です。
オイルポンプが届けば修理作業を再開します。
Husqvarna 141 Lubrication Failure — Part 4へと続く。
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SIGNETのキーチェーン付き9ピースビットのラチェットセットがAstro Productsでセール中だったので入手しました。ビットはPH(プラス)#1、#2、#3、マイナス#5、HEX 4、5、6と1/4″ソケットアダプターが付属します。
プラスとマイナスドライバーとして使用する時は大きな力をかけることはできませんが、HEX(六角)ドライバーとしてなら使えそうです。(4月23日追記:ハンドルベース部分にもビットを挿し込むことができるので、プラス、マイナスドライバーとして使用する時もある程度の力をかけることが可能です。)オンとオフのスイッチはしっかりとした構造なので、意図せずに切り替わることはないと思います。携帯用工具バッグに入れておくと重宝しそうです。