Cedar Tabletops — Part 17

反り防止用の角材を天板の裏側に取り付けます。

右手に持つ角材を加工して。

木工師匠の助言通りに木口から180ミリの位置に脚部を取り付ける予定なので、反り防止用の角材に接する位置に角材をビス4本で固定します。

天板一枚に付き、反り防止用角材は3本。

45ºで斜めに切断した後、さらに角を落とします。

こんな感じ。

木工用接着剤は多めに。

位置合わせ。

DeWALT製インパクトドライバー、暗い所でもLED照明が照らしてくれます。

隙間なく反り防止用角材を天板裏に固定できました。

反り防止用角材は天板Bの裏側にも取り付けました。

#240のサンドペーパーで研磨して次はいよいよ塗装?

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Cedar Tabletops — Part 16

天板Aを脚部の上に載せてみたら、天板裏の平面出しができていないため、ぐらぐらして安定しないことがわかりました。裏側も平面出しすべきでした。お借りしている大型の電気鉋で両端部分を中心に削りました。合計すると天板Aは10ミリ近く、天板Bは10ミリ以上、削ったことになります。

段差は平鉋で。

節の周辺は逆目になりやすいので要注意ですが、裏側なので少々の傷は良しとしよう。

裏返した天板の上に脚部を載せてみると、隙間がほとんどなくなっている。

裏側耳の部分は豆鉋で面取り。

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Cedar Tabletops — Part 13

面取りは豆鉋で。

二枚の杉板を縦に並べてみました。長さが4メートルと少し。

#100から#240のサンドペーパーで天板の表面を処理中。

こうやって見るとなかなか迫力があります。

二枚の天板の間は少なくともこのぐらいは間隔を空けて設置することになると思います。

京都の油専門店、山中油で入手したこの荏油を塗りたくてしようがないのですが、完成直前まで塗らない方が良いとのことです。

木工師匠に来ていただきました。節の周辺に鉋の削り傷がついた原因は、逆目になったからです。節の前後で鉋の向きを変えなければならないそうです。傷はグラインダーを使えば修復可能かもしれません。

節周辺の隙間に埋める自作のウッドパテは木粉がもっと細かい方が良いそうです。

脚部はOSMOのウォルナットなど、濃い色に塗装した方が良いとのアドバイスをいただきました。

ビスが丸見えのSPF、上手に隠す方法を教えていただきました。

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Cedar Tabletops — Part 12

大型の丸鋸を使って、天板B席側の耳の部分を斜めに縦挽きします。

角度は10ºぐらいだったと思います。

軟らかい白太の部分になるので、難なく縦挽きできました。

天板Aとの接合部分の幅を合わせるため、席と反対側の耳を鋸で少しだけ縦挽き。

案外、簡単に切れました。

天板Bも表側はほぼ平面になりました。

天板Aとの接合部分ですが、少し間隔を空けて並べる予定です。

二枚の板の厚みは大体同じになるよう削りましたが、天板Bの方が5ミリほど分厚い。

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Cedar Tabletops — Part 11

天板Aのチギリを取り付ける作業を続けます。まずはナイフで切り込みを入れて、

トリマーを使って12ミリほど掘り下げてから鑿で微調整。

ウリンの端材から作った蝶を埋めて木工接着剤が乾燥したら、余分を鋸で切断。

天板Bの裏側に埋め込むチギリは桧の端材を使用。チギリとして使用する材は天板の杉よりも硬ければなんでも良いと聞きました。

色は濃い方が格好良いですが、裏側なので白っぽい桧で良しとしよう。

天板Bは割れがひどいので、裏側は3個のチギリを埋め込みました。

慣れた頃にチギリ加工作業は終了しました。

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Cedar Tabletops — Part 10

天板Bの表側にチギリを取り付けます。トリマーで掘る穴の深さはおよそ12ミリ。

追い入れ鑿で墨線ギリギリに切削。

杉材は比較的、軟らかいので加工性はどちらかと言えば良いですが、0.1ミリ単位の精度となると良く研いだ鑿が必要。

木工接着剤を底面と側面に塗って、

穴に叩き入れます。

しばらく乾燥させてから余分を切り取ります。

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Cedar Tabletops — Part 9

大型丸鋸を使って天板Bの余分を切断します。この大型丸鋸に合わせて簡易の丸鋸用定規を作りました。

裏表から二度に分けて切断するとなると、面倒なことになりますが、この大型丸鋸なら最大切り込み深さが90ºで97ミリなので、板厚75ミリの天板なら一度で切断できます。

こちら側は根本に近い方なのか、材が硬くてなかなか前に進まない。

切断面に焦げ跡が見えます。

ウリンの端材を使ってチギリを加工中。使用した鋸は別所二郎作の210ミリ硬木用片刃鋸。縦挽きにも使えると言われていた通り、硬いウリンの斜め切りも思惑通りに切れます。

細かな部分は追い入れ鑿で。

入りやすいように若干の傾斜を付けながらやすりで調整。

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Cedar Tabletops — Part 7

天板Aのもう片方のチギリが完成しました。二つ目なのでこちらの方が上手くできました。節の隙間処理に市販のウッドパテを使用しましたが、色が合わなくてこれは失敗。

明日から天板Bの加工に着手します。

天板Bの裏は長辺方向の端から端まで割れがあり、反りもひどいので削る作業に難儀しそうです。

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Cedar Tabletops — Part 6

師匠に描いてもらったスケッチを参考に大きいチギリをウリンの端材を使って加工しました。

師匠の助言に従い、小さいチギリを取り除きながらトリマーで深さ、12ミリほど彫りました。トリマーで彫る前にナイフで縁に切り込みを入れています。トリマーは3ミリずつに分けて合計4回。

角の部分は追い入れ鑿で切削。チギリは上が大きく下が小さい斜めに加工する必要はないようです。真っ直ぐで良いと。

木工接着剤を塗布後、固定中。

二つ目の蝶を加工。トリマーを使えば作業効率が上がり、綺麗にカットできる。

掘った深さまで埋まるよう、調整中。

こちらもF型クランプで固定。

別所次郎作の両刃鋸は歯振があるタイプですが、刃が薄いので天板表面に傷がつきにくい。少し突き出すようにして切断後に鉋で削れば良い。

初めてにしてはまあまあの出来具合?

鋸の傷は鉋とサンドペーパーでなんとか隠すことができました。

もう片方の余分を切断する作業は明日以降。

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Cedar Tabletops — Part 5

天板Aの表側に割れ防止のチギリを二つ、取り付けます。チギリを加工するのは初めてで、以前から作ってみたいと思っていました。ナイフと追い入れ鑿で掘って…

硬めの端材を鋸で切断して蝶々型にしました。掘った穴に蝶を埋めてから余分を鋸で切断。

蝶を埋めた直後にちょうど木工師匠が来られました。大きな天板にこのチギリは小さすぎるようです。このくらいの大きさと形が良いとスケッチしていただきました。そしてトリマーで掘れば綺麗に加工できるとの貴重なアドバイスもいただきました。

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Cedar Tabletops — Part 4

反りが少ない方の天板から加工作業を実施していますが、この杉板を天板Aと名付けよう。今日は#100のサンドペーパーを取り付けたサンダーで表側の表面をひたすらサンディング。

赤身に対して白太が細く、年輪がぎっしり詰まっている珍しい杉だと思います。

サンディングする前に鉋をかけているので鉋屑が大量に出ました。

反りが少ない天板Aの平面出しはこのぐらいで大丈夫でしょうか。

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Cedar Tabletops — Part 3

反りが少ない方の天板から電気鉋で削る作業に取り掛かりました。

割れ止めの蝋が塗ってある中央部分が高くなっている。

以前は刃の出し方が今一つわからず、押し当てる力が強すぎたように思います。ノブを時計回りに回転させると台の前方部分が下がり、結果として刃が出る状態になります。

電気鉋は同じサイズのものを二台所有しています。これまでに二度、ケーブルを挟んでしまって、HITACHI製の一台はまだ修理できていません。同じミスを繰り返さないよう、木工師匠の助言に従い、ケーブルは肩の上を通すようにしています。

刃の出し方を調整しながら何度も繰り返し、行ったり来たり。

木工師匠から連絡があり、大型の電気鉋が倉庫で見つかったとのことで、お借りすることにしました。

この標準サイズの電気鉋も。いずれもマキタ製。

切れ味が良くない鉋の刃を出しすぎると、大きな段差ができます。初めのうちは段差ができても気にしない。

大型の電気鉋に交換しました。押さえる必要がないほどの重さ。効率が飛躍的に向上しました。

ある程度の平面が出た時点で、長辺方向の余分を大型の丸鋸で切り落とします。

加工中の天板は厚みが75ミリほどありますが、この大型丸鋸であれば、一回で切断できます。

丸鋸用の定規、作った方が良いです。

切断面が綺麗。

加工中の板は右側。

天板の長さは2,020ミリになるよう、余分を切り落とします。

師匠のアドバイスに従い、節の部分を切り落とします。

こちらは根本に近い方でしかも節がある。

芯に近い部分は硬くてなかなか前進できない。ガレージ内に煙が立ち込めました。

長さが2,020ミリになりました。

電気鉋でできた段差は平鉋で滑らかにして消します。

目で見て気付かない小さな段差は指先で感知。

平鉋をかけると表面はツルツル。

一目でわかる今日の成果。木屑は一日でこの二、三倍は出ました。反りが少ない方の天板片面をほぼ平面にするのに一日は要しました。しばらく車はガレージ外に駐車。

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