iPad in Mazda RX-8 (Beat-Sonic QBF1 and QBA29)

iPad in Mazda RX-8

iPadを運転中にもフルに活用しようといろいろと作戦を練っていた頃に、MapFan for iPhoneがiPadの解像度に対応し、大きな画面でカーナビが使えるようになりました。iPhone 4でいつも使用しているnavicoは時々落ちる(これ重大な問題)ことを除いて、完全オフラインに対応したカーナビとしては特に不満はないのですが、iPadに対応したMapFan for iPhoneならiPadも活用できます。リアルタイムで渋滞情報を表示するようになったGoogle MapsをiPadで立ち上げて、常時、現在地表示にしておき、iPhone 4で表示させたnavicoを補完するような使い方も考えられます。

iPad in Mazda RX-8

iPadを車載する方法としては、ダッシュボードに強力な吸盤を取り付けてホルダーをぶら下げたり、助手席のレール部分にバーを固定する方法、助手席または運転席後方にぶら下げる方法(後部座席用)など、いろいろとあるみたいです。同じMazda RX-8マミュアルミッション車を所有されている方のブログで、エアコンルーバーに取り付けるタイプのものが純正品のようにぴったり車に合うという情報を仕入れて、参考にさせていただくことにしました。その方が使用されているのがBeat-Sonicの製品。品名まで書かれていなかったので、自分で探し出しました。

Beat-Sonicでは車に直接取り付ける部分を「スタンド」と呼んでいるようです。iPadなどを固定する部分が「ホルダー」のようです。「スタンド」と「ホルダー」は別の製品になっています。上の画像は、「L型フック」に対応したQBF1スタンド(エアコンルーバーに取り付ける部分)とQBA29ホルダー(iPadなどを固定する部分)をはめ込んであります。

iPad in Mazda RX-8

こちらがQBF1スタンド。最上部突起部分がL型フック。中央にあるのがL型フック調整固定リング。スタンドのパッケージに「重量物は取り付けないでください」と注意書きがあるので、このスタンドはiPadには本来、対応していないと思われます。見た目よりも丈夫そうなので、たぶんすぐに壊れることはないと思います。万一、破損した場合は¥840のスタンドだけをダッシュボードに取り付ける吸盤タイプのスタンドなどに変更できます。(12月20日追記:すぐに壊れそうにないのはこのQBF1スタンドです。車のエアコンルーバーが破損する恐れがあります。)

iPad in Mazda RX-8

こちらがiPadなどを固定する「ホルダー」の方。こちらの方が構造がシンプルなのになぜか「スタンド」よりも高くて¥2,730でした。(購入はSAB京都WOOWワンダーシティ)四角い穴の部分がL型フック。スタンドの突起状L型フックをホルダーの穴型L型フックにはめ込んで向かって左手の方向にスライドさせるとロックされます。

iPad in Mazda RX-8

iPadに接触する部分はスポンジで傷防止。

iPad in Mazda RX-8

こちらにもゴムのようなスポンジがホルダーに取り付けてあります。iPadなど、長さが212mmを超えるものは、縦方向に取り付けることはできません。

iPad in Mazda RX-8

助手席側のエアコンルーバーに取り付けてみました。上から二段目のフィンに固定。フィンが水平方向のエアコンルーバーにのみ取り付け可能です。スタンドの3点で重いiPadを支えることになりますが、案外、大丈夫そうです。(12月20日追記:大丈夫そうなのは「スタンド」の方。このような使い方ではフィン一枚にiPadのような重量物を引っ掛けることになり、この荷重にエアコンルーバーが耐えられずに車のパーツが破損する恐れがあります。)

iPad in Mazda RX-8

ダッシュボードの操作ボタンの一部が隠れてしまいます。RX-8の場合は時計合わせ用のボタンとかオーディオ用の操作ボタンがこの辺りにあります。時計合わせ用操作ボタンは滅多に使わないし、オーディオ用の操作ボタンはステアリングにもあるので、特に不便になることはないだろうと思います。

iPad in Mazda RX-8

運転席側後部座席から撮影した上の画像、ダッシュボード上にJust Mobile® Xtand Go for iPhone 4が半分見えています。運転席から見れば、iPadと干渉することなく、問題なく全部見えます。

自宅周辺を少し、走らせてみました。振動でiPadが若干、揺れますが、取り付け方に問題があるわけではないと思います。足回りが硬い車なので、車内のものがすべて振動で揺れます。

12月20日追記:下のサンワサプライの「亀を連想させる」新製品200-CAR010の方が車のパーツを破損させる恐れがなさそうなのでより優れているかもしれません。