River Guide Wading Boots — Part 3

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Wild-1京都宝ヶ池店で入手した双進の角切りフェルト(300 x 480mm)を用いて、River Guideウェイディングブーツのフェルトソールを交換します。

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左のフェルトソールは接着剤が経年劣化していたので、容易に剥がすことができました。剥がしたフェルトソールを角切りフェルトの上に載せて黄色のマーカーで印をしようとしたら、フェルトがインクを吸い込むので、マークできない。マーカーは諦めて、細切りした粘着テープで少し大きめに切断線を縁取りしました。替刃式のカッターでフェルトを切り抜きました。26cmの幅広ブーツの場合、2足分(4枚)は取れますが、踵の重ねる部分は1足分(2枚)になります。

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少し大きめにカッターで切り抜いた左足用のフェルト。

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左ブーツのフェルトソールは自然と容易に剥がれたので、比較的綺麗にミッドソールが残っています。右側は接着剤が劣化しておらず、プライヤーとカッターを用いて力づくで剥がしたら、ミッドソールの一部が破損しました。

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昔ながらのKONISHIのボンド、G17を貼り合わせる面(フェルトとブーツ底両方)に塗布しました。ボンドが半乾きの状態になるまで、15分ほど放置し、その後、二度目の塗布を行い、さらに15分ほど放置して半乾きの状態にしました。フェルトはボンドを大量に吸い込むので、塗りすぎに注意。両足分の踵の部分まで接着させると、箱入りの170MLでは不足したので、20MLのG17を買い足す必要がありました。

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プラスチックハンマーで叩いた後、ブーツを実際に履いて全体重をかけて圧着。その後、ガムテープを巻いて、剥がれやすい爪先部分をクランプで圧力をかけ、一晩、放置しました。

River Guide Wading Boots — Part 4へと続く。
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