macOS Monterey 12.0 Public Beta 6 (21A5506j)

本日、容量2.2GBのmacOS Monterey 12.0 Public Beta 6 (21A5506j) がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、Mac mini (2018) とMacBook (Early 2016)にインストールしました。

  • Universal Controlは未実装
  • System PreferencesのSidecarが消えている。
  • Photos Libraryのアップデートに異常に時間がかかる。

Sidecarが使えなくなり、代わりにAirPlayで複数のディスプレイに接続しようとすると、MacBook (Early 2016) かiPad 7thのいずれかしか接続できなくなりました。Public Beta 5までは、MacBookにはAirPlayで、iPadにはSidecarで接続していたことが原因と考えられます。

Universal Control and AirPlay to Mac

今朝のWWDC21で発表されたmacOS 12 Montereyの新機能として目に留まったのは、複数のMacやiPadを一つのキーボードやトラックパッドで使用できる、Universal Control。macOS Catalinaで導入されたSidecarではiPadをセカンドディスプレイとして使用できるようになりましたが、別のMacをセカンドディスプレイのように使用することはできませんでした。

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去年の春にMac mini (2018)をメインのMacとして使用するようになってから、MacBook (Early 2016) はサブのMacとして普段は待機している状態でした。MacBookがメイン機だった頃はLG Ultrafine 4KディスプレイとSidecarのiPad 7thを合わせて合計3つのディスプレイが使えていました。来月からMonterey Public Betaがベータプログラム参加者に配布されるようになると、また3つのディスプレイが一つのキーボード、トラックパッドで同時に操作できるようになります。

AirPlay to MacはUniversal Controlと関連している新たな機能であると思われます。これまでは大きな画面を使いたい場合は、Apple TVが必要でしたが、AirPlay to Macの機能がmacOSに追加されれば、Macに繋がる大きなディスプレイでiPhoneの画面を拡大して観ることが可能になります。Macに接続したより優れた音質のオーディオ機器も利用できるようになるので、購入予定だったApple TV 4Kは要らないものとなるかもしれません。(追記: AirPlay to MacはMac mini (2018)には対応しないようです。)

macOS 12 Monterey Compatible Macs

  • MacBook: Early 2016 and later
  • Mac mini: Late 2014 and later
  • iMac: Late 2015 and later
  • iMac Pro: 2017 and later
  • MacBook Air: Early 2015 and later
  • MacBook Pro: Early 2015 and later

Remote App as Network Audio Player

iPhone 11にインストールしてあるRemote AppはApple TV用のリモコンだと決めつけ、稀にしか使わないApple TV視聴時しか使ったことがなかったのは、正に宝の持ち腐れでした。

デスクトップミュージック用としてDALI SPEKTOR 1と中華デジタルアンプ(ELEGIANT F900S)を導入後、デスクで作業中は常時、音楽が流れるようになりました。BGMのつもりが、あまりに心地よい音質なので、作業は二の次にして音楽に聴き入ることもあります。

デスクで作業中はMusic AppをMagic TrackpadとMagic Keyboardで操作すれば良いことですが、デスクから少し離れてキーボードに手が届かなくなれば、iPhoneのRemote Appを立ち上げれば音量の調整や選曲が可能。AirPlay用のスピーカーとしては、Music Libraryに有線で繋がるComputer (Mac mini)以外に、同じネットワーク上にある、AirPort Express 2012、Apple TV 3、AirPort Express Originalをスピーカーとして選択できます。贅沢にもそれぞれのベースステーションにアンプとスピーカーが繋がっています。

ガレージに設置したAirPort Express Originalをスピーカーとして指定すれば、母屋の屋根裏部屋にある音源をガレージ内で再生することも可能。複数のスピーカーを順に選べば、同じ音源で聴き比べもできます。

Garage Shelves for Audio Equipment — Part 2

ガレージ内オーディオ機器専用棚の改修作業が完了しました。入力源がレコードプレーヤーとAirPlayに特化したことになりますが、困ったことに初代AirPort ExpressのWi-Fi接続が安定しません。再生中の音声が途切れて全く、受信しなくなることがあります。(現在、原因を調査中)

6月11日追記:初代AirPort Expressは製品寿命を迎えたかもしれません。AirPlayは断念し、MacBook (Late 2008) を音声再生兼録音マシンとして使用することにしました。

6月13日追記:調子が悪くなったのは初代AirPort Expressだけではなく、初代Time Capsule (Early 2009)も接続が不安定になりました。古いベースステーションが同時に壊れるとは確率的に考えられないので、最新のiOS、macOSが非対応になったのではないかと疑われます。

7月3日追記:初代AirPort ExpressとTime Capsule (Early 2009)の調子が悪くなった原因は意外にもMac mini (2018) とAirPort Extreme (2013)の設置場所が近すぎたことかもしれません。

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AirMac Express 802.11n Wi-Fi

AirMac Express 802.11n Wi-Fi

3週間ほど前にApple Store Shinsaibashiで初めてEasyPayを使って購入した新しいAirMac Expressを漸く設置しました。こんなにも長い間、放置していたのは必要性を感じて買ったものではないことは明らかであり、どちらかといえば、デザインが気に入ってコレクションに加えたかったと言った方が適切かもしれません。特にこの新しい電源プラグの形状が気に入りました。

AirMac Express 802.11n Wi-Fi

左から電源、Ethernet WANポート、新たに追加されたEthernet LANポート、プリンター専用のUSBポート、そしてAirPlay用のアナログ・光オーディオジャック。

AirMac Express 802.11n Wi-Fi

本体サイズは98mm x 98mm x 23mmなのでtvと全く同じ大きさ、同じ形状。

実線が有線、点線が無線。今回、ネットワークに追加したAirMac Expressは”AirPort Express 2012″と名付けて、Time CapsuleのLANポートから有線でインターネットに接続し、新しいワイヤレスネットワークを作成しました。前からあった初代AirMac Expressはガレージ内に設置。無線でTime Capsuleの既存ネットワークを拡張する設定(ブリッジモード)にしました。新旧二台のAirMac ExpressのAirPlayをオンにして、オーディオシステムにアナログで接続しています。上のキャプチャー画像はiOS用のAirPort Utilityです。初代AirPort Expressのランプが点灯していないのは、このUtilityでは設定ができないからです。初代の方はMac OS用の古いAirPort Utility 5.6で設定しました。

Amazonで商品を検索するのに便利なAmazonモバイルを使って、AirMac Expressのパッケージに印字されているバーコードをiPhoneで読み取ると、瞬時に目的の商品が現れました。現在、10%引きで販売されています。お店で品物を買おうかどうか迷っている時に、バーコードがあれば、瞬時にAmazonでの販売価格がわかります。iOS用Safariでブラウズするよりも、iPhone、iPod touchに最適化されているこのAppを使った方がずっと見易くなっています。