Femtocell Setup

上図は回線終端装置にLANポートが一つだけあり、eo光電話を利用している場合のホームアンテナFT(フェムトセル)設置方法としてソフトバンクが公開しているガイドです。先日、設置業者担当者がHUBと「ホームアンテナFT用ブロードバンドルーター」を持参し、eoの回線終端装置とeo光電話アダプターを設置してある場所に、持参した二台の機器を設置しました。肝心のフェムトセルは故障していたので、設置業者に回収していただいたことは三日前にポストに書いた通りです。

上の図に注釈*1がある「eo光無線ルーター」は、eoが「ホームタイプ」などを契約しているユーザーに対し、月額650円でレンタルする無線ブロードバンドルーターです。インターネット接続設定が不要であり、つなぐだけですぐにインターネットに接続できるそうです。私の所にはそのような便利だけれど高価なものがない代わりに、「お客さま既設のPPPoEパススルー付きルーター」であるApple Time Capsuleが長いLANケーブルでeo光電話アダプターに繋いであります。2F屋根裏に設置してあるeo光電話アダプターには上の図とは異なり、LANポートが3つあります。Time Capsule直下ではなく、その空いたポートの一つにHUBを経由して「ホームアンテナFT用ブロードバンドルーター」(BUFFALO BROAD STATION)が繋がれました。下図参照。

eoが推奨する「eo光無線ルーター」を利用している場合は、その直下に「ホームアンテナFT用ブロードバンドルーター」とフェムトセル機器を繋いでも良いが、ユーザーが自分で設置したルーター(私の場合はTime Capsule)を使用している場合は、光電話アダプターからHUBを経由してから「ホームアンテナFT用ブロードバンドルーター」とフェムトセルを繋げということでしょうか。この辺りのことはソフトバンクモバイルとケイ・オプティコムとの取り決めに基づいて設置されるようなので、Time Capsule直下にBUFFALOのルーターとフェムトセル、あるいはHUBとBUFFALOのルーターを介することなく、Time Capsuleにフェムトセルを直接繋いで設置することが技術的に可能だとしても、やめておいた方が無難かもしれません。

一度に3台も常時電源オンが義務付けられた通信機器が増えるとなれば、元々不足していた電源コンセントを増設しなければなりません。また、消費電力は少ないとは言え、技術的には不要なものに電力を使用するのは節電努力を考慮するとどうなのかと思います。そう言えば、ケイ・オプティコムの株主は電力会社です。フェムトセルが現在、ないにも関わらず、HUBとBUFFALOのルーターはなぜか電源オンのままです。

フェムトセルは新しいものが届いてから設置業者が再び訪問し、フェムトセル本体を電源コンセントなどにワイヤーで固定するそうです。私の場合はHUBとルーターがある2F屋根裏ではなく、3GでiPhoneを最もよく使うであろう1FのiMac近くにフェムトセルを設置する予定です。eo光回線終端装置が設置してある2F屋根裏周辺は、屋外の基地局からやって来るソフトバンクの微弱3G電波をキャッチする場合があり、フェムトセルが発する電波と干渉する恐れがあります。1Fの職場兼リビングルームなら完全に圏外なので、電波が干渉することはないはずです。しかし、1Fにフェムトセルを設置した場合、2Fの屋外基地局の微弱電波をキャッチする所では二つの電波が干渉して、通信が途切れたりするかもしれません。ワイヤーで固定する前に、フェムトセルの最適な設置場所を検証してから決めた方が良いかもしれないとこのポストを書きながら思いました。

追記:ホームアンテナFTトラブルシューティング「開通後にお困りのお客様」Q6.「自宅の一部の部屋でしか、電波状況がよくなりません。」に対する答として、以下の記載があります。

フェムトセル小型基地局で電波改善できるのは、半径10m前後のごく狭い通話エリアで、ご自宅全体の電波状況を改善するものではありません。間に障害物があると、さらに範囲は狭くなります。
また、もともと電波状況の良い場所では、フェムトセル機器が出力を調整します。フェムトセル機器は、携帯電話をよくお使いになるお部屋のなるべく高い位置に設置のうえ、ご利用ください。

完全に圏外にならない部屋にフェムトセルを設置すれば、屋外基地局からやって来る微弱電波の受信状況をフェムトセルが判断し、二つの電波が干渉しないように(屋外基地局の電波を優先させるため)フェムトセルが出力を弱めてしまうと理解できます。となれば、フェムトセル小型基地局が電波改善できるエリアがより狭くなるだろうから、上の答えにある通り、iPhoneをよく使う部屋のなるべく高い位置に設置した方が良いかもしれません。チープなボックスはテーブルの下にでも隠しておこうと考えていましたが、このボックスの中には意外と先端テクノロジーが凝縮されているかもしれず、電波状況が少しでも良くなるであろうテーブル上方のログウォールに取り付けた棚の上に設置しようかと考えています。

蛇足ながらさらにややこしいことを書いておきます。私の場合、100Mコースのeo光回線を契約しているので、ソフトバンクからHUBとルーターが無償提供されますが、200Mコースや1ギガコースを契約している人は、1000BASE-Tに対応したHUBを自分で用意する必要があるそうです。なぜか?無償提供されるHUBは100メガまでしか対応していないとのこと。

A Freeway Under the Milky Way

A Freeway Under the Milky Way

Tokinaの超広角レンズを装着したNikon D90をBarbour® Tarrasに入れて肩からぶら下げ、三脚を片手に持ち、LEDフラッシュライトで足下を照らしながら、夜中に誰もいない工事現場へ。道路が開通すれば、天の川の写真は撮れなくなるだろうから、星空の夜はできる限り撮影に出かけるようにしています。

A Freeway Under the Milky Way

この角度だと天の川と工事中のバイパスがほぼ平行に。夏の大三角形もフレームに収まっています。

A Freeway Under the Milky Way

肉眼では確認していませんが、流星らしき光跡も。今回はISOを高め(1600)に設定したためか、ノイズがかなり出ていました。カシオペアとアンドロメダも写っています。

RICOH PX Protective Jacket and Straps

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WordPress 3.2にアップデート後、ブログポスト編集画面が新しくなり、少々戸惑いながらこのポストを書いています。RICOH PX用着せ替えジャケット(ホワイト)が到着しました。ジャケットを着せるとトイカメラ風になります。

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材質はTPU(軟質ウレタン)で、耐衝撃性能が向上し、滑り止めとしても機能します。

RICOH PX Protective Jacket (White)

三脚のネジ穴以外、すべての操作部にジャケットを装着した状態でアクセス可能です。

RICOH PX Neck Strap

オプションで購入したネックストラップにはハンドストラップも付属します。

RICOH PX Hand Strap

ストラップのカラーは5色から選べますが、ボディーカラーに合わせてブラックを選択。ジャケットはない方が良い?ストラップを付けた状態でジャケットを脱ぐことができないのが少々不便。

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PREMIUMの「拡大鏡」モードを試してみました。

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使用説明書によると、拡大鏡モードは「ズーム位置を自動的に最適化し、通常の接写よりも被写体をより大きく撮影できます。光学ズームは使用できません。」とのことです。上の二枚が拡大鏡モードを使用した試写ですが、いずれも焦点距離は換算56mm。(下の方は少し引いて撮っています。)Aperture 3.0には対応していないので、Exifデータが誤って記録されています。

暗所で撮影しようとすると、ISOをそれほど上げていなくても液晶モニターに写し出されるライブビューはノイズだらけになりますが、実際に撮影して保存された画像を再生するとさっきのノイズは脅迫か?と思うほど、きれいに写っています。液晶モニターの品質が悪いというより、ライブビューでの見せ方に問題があるのかもしれません。ファームアップで改善できそうに思います。

SoftBank FEMTO AP-SR2 (Continued)

本日、ソフトバンクのホームアンテナFT(フェムトセル)設置業者が訪問され、フェムトセル本体が故障していることを確認し、Hubと有線ルーターのみをeo光電話モデムにLANケーブルで繋ぎ、壊れたフェムトセルをワイヤーでコンセントに固定することなく、回収していただきました。今回、訪問された担当者は、非常に丁寧な方でした。(前回、フェムトセルではない屋外と屋内に設置するタイプのホームアンテナ設置業者とはまた違う会社のようで、前回のいい加減な人とは正反対の方でした。)

フェムトセル設置業者の方が有線ルーターの設定を持参のノートパソコンで実施されている間に、私は固定電話でソフトバンクの「お問い合わせ窓口」に連絡。フェムトセル本体の電源投入ができない状態であり、故障していることを伝え、新しいフェムトセル機器を申し込みました。1週間から10日前後でフェムトセル機器が届けられ、その後に再び設置業者から再設置日時調整の連絡があり、設置日時の調整が済めば、今回、来られた方と同じ人がたぶん、再設置に来られることになりそうです。(振り出しに戻ったと言えばわかりやすいかもしれません。フェムトセル本体が故障しているかもしれないことをソフトバンクと設置業者双方に伝えてあったのですが、今回来られた担当者の方はそんなことは聞いてなかったようで、事務所に連絡して対応方法を確認されていました。)

RICOH PX Trial Shots

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RICOH PX 5mm, f/3.9, SS: 1/73, ISO 100

先ずは裏庭で満開の紫陽花を通常のマクロで一枚。

RIMG0003
RICOH PX 6.7mm, f/4.3, SS: 1/310, ISO 100 (Miniaturized)

先日星空を写した近くの工事現場に移動し、以前から試してみたいと思っていた「ミニチュアライズ」で一枚。本来は車や街の様子を斜め上から撮影すると効果的だそうです。見方によっては大きなユンボがおもちゃに見えます。

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RICOH PX 5mm, f/3.9, SS: 1/32, ISO 154 (Soft Focus)

今度は「ソフトフォーカス」にチャレンジ。約23万ドットの画像モニターで撮影直後に確認したとき、ピントが合ってないと思っていたけれど、これでピントは合っているようです。「ソフトフォーカス」であることとカメラのモニターが小さいということもあり、合焦しているかどうかがわかり辛い。

Lake Biwa Museum
RICOH PX 5mm, f/3.9, SS: 1/32, ISO 100 (Miniaturized)

開館15周年記念で無料開放されていた琵琶湖博物館へ移動。公園内に造られた小川を斜め上方向から「ミニチュアライズ」で撮影。同様の機能(例えばアートフィルター)があったとしても、レンズ交換式の高級なカメラ使用時は、せっかくの画質を劣化させてしまうのは勿体ないと思い、そうした機能は使わないけれどもコンデジなら積極的に遊ぶことができます。

Lake Biwa Museum
RICOH PX 5mm, f/3.9, SS: 1/11, ISO 400

博物館には昭和時代の生活の様子が体験できる展示があります。今は亡き祖母がこのような洗濯機を使っていたのを覚えています。写真撮影時に子どもがローラーをぐるぐる回転させて遊んでいました。私も幼い頃、ぐるぐると手で回していました。ISO Auto上限設定を400にしてみました。シャッタースピードとの兼ね合いもありますが、上限400が何とか許容レベル。

Lake Biwa Museum
Lake Biwa Museum

上がRICOH GR Digital III、下がRICOH PXで撮影。

Lake Biwa Museum
RICOH GR Digital III 6mm, f/4, SS: 1/48, ISO 64

GR Digital IIIとの撮り比べ。

Lake Biwa Museum
RICOH PX 5mm, f/3.9, SS: 1/32, ISO 114

こちらがPX、レンズの明るさと発売時の価格、センサーの大きさも全然違うけれど、このような風景写真なら私には区別がつかない。

Lake Biwa Museum
RICOH PX 5mm, f/3.9, SS: 1/32, ISO 228

広角端では歪曲が結構ありますが、それほど気になりません。

Lake Biwa Museum
RICOH GR Digital III 6mm, f/4, SS: 1/32, ISO 74

35mm換算でGR Digital IIIは28mm単焦点に対し、PXの広角端も28mmですが、歪曲はGR Digital IIIの方が少ないようです。

撮れる写真の画質は価格差ほど大きくはないと思いますが、写真を撮影する過程がまるで異なります。PXはカメラ任せが基本でプレミアムショットでいろいろと遊べるのに対し、GR Digital IIIは設定を変えながら試行錯誤しつつ好みの一枚を撮る楽しみがあるように思います。

次回は釣行時にPXを持参して水面の様子や釣れた魚のマクロ撮影を試みたいと考えています。

RICOH PX

RICOH PX

実際に手にした時の質感が気に入ったRICOHの防水、防塵、耐衝撃設計のコンデジ、PXを入手しました。

RICOH PX

直線的なシンプルデザイン、どこから見ても防水カメラには見えません。本当に浸水させても大丈夫なのか?と思わせる外観です。F3.9~5.4、5.0倍光学ズーム(換算28mm~140mm)のレンズは繰り出し式ではないので電源オンにした時もフラットなデザイン。このレンズが高速起動(1.4秒)を可能にしているのでしょうか。

RICOH PX

フラッシュの切替レバーが特徴的。素早く切り替えることができます。

RICOH PX

小さなズームレバーがシャッターボタンのすぐ横に配置されています。

RICOH PX

シーン別に撮影ができる「プレミアムショット」が楽しそう。オリンパスでいえば、アートフィルター。

RICOH PX

2.7″、約23万ドット、傷のつきにくいハードコート仕様を採用した画像モニターは背面パネルとの段差がありません。液晶保護フィルムは浸水させると剥がれるかもしれないので、なしで使おうと思っています。ホワイトの純正ジャケットは発注済みですが、まだ届いていません。

RICOH PX

バッテリーとSDカードを収納する部分のカバーには防水処理が施されているようです。三脚ネジ穴がこんなところに。

RICOH PX

リチャージブルバッテリー(DB-100)はCX3以降のものと同じそうです。但し、バッテリーチャージャー(BJ-10)は別売。付属するのは上のUSB電源アダプターとUSBケーブル。パソコンに接続して充電することも可能です。私はバッテリーチャージャーが付属していないので、少々戸惑いました。コンセントから充電する場合は約160分、パソコンから充電する場合は約240分が充電時間の目安です。

RICOH GR Digital III and RICOH PX

外形寸法は100mm(幅) x 55mm(高さ) x 21.3mm(奥行き)で、GR Digital IIIと比べると二回りほど小さく感じます。アウトドアでの使い勝手や撮れる画像については、後日、レポートします。

RICOH 防水デジタルカメラ PX

SoftBank FEMTO AP-SR2

ホームアンテナFT(フェムトセル)を設置する業者から、本体到着後2週間が経過して、本日ようやく連絡がありました。「ソフトバンクから送られてきたフェムトセル本体は、電源が入らない状態で壊れているかもしれませんよ。」と伝えたところ、「それは初期不良にあたりますから、お客様の方からソフトバンクのお問い合わせ窓口に連絡して、代替機を申し込んでください。」と言われました。「一週間前に壊れているかもしれないことはすでにソフトバンクに伝えてあります。」と言ったところ、関東弁の設置業者は、これからソフトバンクに確認するので一旦、電話を切り、お待ちくださいとのこと。数分後にiPhoneに業者から電話があり(外出先)、故障しているかどうかは設置業者が実機を調べて確認するので、設置日時を調整したいということになり、来週早々に設置業者担当者がHubとルーター持参で私の自宅を訪問されることになりました。

eo光ネット100Mコース(ホームタイプ)の場合は、ユーザー側では特に何も用意するものはないそうです。フェムトセル本体が壊れていることを確認するための訪問になる恐れがあります。その場で修理できるのかもしれませんが。私はすでに開き直りモードに入っていますから、来週から自宅で3G電波をキャッチして普通にiPhoneが自宅でも通話できるようになるとは期待していません。