Daniel Ricciardo Flying Lap

間もなく2016 Formula 1 Grand Prix of Europeが、世界最大の内陸塩水湖であるカスピ海に面するアゼルバイジャンの首都、バクーで開催されます。海抜マイナス28メートルにあるバクーは、首都としては世界で最も低い位置にあるそうです。Red Bull RacingのDaniel Ricciardoがシミュレーターを使って、この市街地サーキットを紹介しています。シケインに差し掛かると、「たぶん、誰かここでクラッシュするで、僕でなければ良いけど」と言ってます。

Baku-F1-Street-Circuit-Openstreetmaps-rev1

ベルギーのスパ・フランコルシャン(全長7.004km)に次いで2番目に長い全長6.003km、20コーナー、反時計回りのこのサーキットもHermann Tilkeの設計によるものだそうです。2.2kmのホームストレートともう少し短いバックストレートがサーキット東側にあり、世界最速のストリートサーキットになるだろうと予想されています。ラップタイムは1分40秒台になるかもしれないそうです。ユネスコ世界遺産に登録されているバクー旧市街を周回するサーキット西側が見所かなと思います。特にT8からT12にかけてのシケインが面白そう。ピット手前にも危険なシケインがあるようです。

ランオフエリアが少なく、危険極まりないサーキットのようで、セーフティーカーの出動率がシンガポールGP並みに高くなりそうな予感がします。

サポートレースのGP2 P1がすでに始まっています。

追記:P1中に旧市街周回部分にある下り坂のT15でDaniel Ricciardoが初クラッシュで赤旗中断。上のサーキット解説動画でT15を上手く回ればラップタイムが大きく変わるというようなことを言ってました。

Hotels We’ve Used on the Race Weekend


Year Friday through Sunday 主観的評価 Booking.com Review Score コメント
2008 Hyatt Regency (JB), Puteri Pacific (JB) ★★★★ Good 7.5 シンガポール国内のホテルが高騰したので、隣国マレーシアのジョホールバルにあるホテルを利用。国境を越えるタクシーを利用しても安上がり。主観的評価は2008年当時のHyatt Regency。去年、木曜に一泊したPuteri Pacificを評価すれば★一つ。
2009 Amara ★★★ Good 7.9 Tanjong Pagar駅から徒歩3分。チャイナタウンに近いビジネスホテル。
2010 Goodwood Park ★★★★ Excellent 8.6 オーチャードの老舗ホテル。1階の部屋に宿泊したらカビの匂いがした。
2011 Ritz-Carlton Millenia Singapore ★★★★★ Wonderful 9.1 パドックに最も近い五つ星。ドライバーや世界のセレブと同じホテルに宿泊できるチャンス。
2012 Ritz-Carlton Millenia Singapore ★★★★★ Wonderful 9.1 パドックに最も近い五つ星。Zone 3、4チケット所持者はゲートが遠い。
2013 Pan Pacific Singapore ★★★★★ Excellent 8.9 T6に隣接する五つ星ホテル。サーキットトラックに面した部屋なら夜景が素晴らしい。改装後にバルコニーがなくなった。
2014 Marina Mandarin ★★★★★ Very Good 8.4 サーキットトラック内側にあるのでどの部屋からもトラックが見える。バルコニーから観戦できる。
2015 Fraser Place Fusionopolis ★★★★★ MRT One-North駅上に立地するアパートメント形式の五つ星ホテル。現在は経営者が変わり、Citadines Fusionopolis Singaporeになっている。

Booking.comのレビュースコアは我々の主観的評価に近いものがあり、参考になります。スコアが8.0以上であれば、満足保証。8.0を下回り、”Good”になると要注意。シンガポールの五つ星ホテルで最もスコアが高いのは9.2のRaffles Singapore。9.1のFour Seasons Hotel SingaporeとThe Ritz-Carlton, Millenia Singapore、Hotel Vagabond Singapore — Heritage Districtが続きます。

swissôtel

今年は木曜にクアラルンプールからシンガポールに入国し、都会のオアシス、Hotel Fort Canning Singaporeに一泊後、金曜からClarke QuayにあるSwissôtel Merchant Courtに3泊連泊する予定です。去年はコンサートを最後まで観てからゆっくりと休憩しながらMRTでホテル(Fraser Place Fusionopolis)に戻ろうとしたら、終電に乗り遅れそうになりました。Google Mapsによると、Swissôtel Merchant Courtなら4番ゲートから徒歩で12分。

Flight To Singapore From Kuala Lumpur Has Been Booked

クアラルンプールからシンガポールまでの便をオンラインで予約しました。受託手荷物20kg + 0kgと手数料、空港利用税、物品税を含む2名分の運賃合計はMR159.00でした。運賃は出発国通貨での支払いとなります。MR1 = ¥26で計算すると、およそ¥4,130でした。(一人当たりはおよそ¥2,065)20kgの受託手荷物込みでこの価格は、国境を越える長距離バスの運賃よりも安い。去年はクアラルンプールからジョホールバルまで、30kgの受託手荷物込みで2名分の運賃がRM178.56(¥4,927)でした。今年は二人で受託手荷物20kgを目指します。

クアラルンプール(KLIA2)出発が9月15日(木)の11:55、チャンギ空港到着が13:00のAK711便。今年は一部のドライバーと同じ木曜の午後に現地入りすることになります。これまでの経験から推察すると、ピットクルーなどのチーム関係者は火曜か水曜、ドライバーは水曜か木曜、報道関係者も水曜か木曜、チーム代表などの大御所は木曜か金曜、BernieレベルのVIPは土曜か日曜に現地入りすることが多いです。但し、AirAsiaで現地入りするチーム関係者は、Tony Fernandesを除き皆無だと思います。

IMG_0317予約したAK711便が予定通りに運行しているのか、FlightBoardで確認してみたら、なぜか欠航になっている。こういうこともあるので、旅行時は世界各地の空港の運行状況をリアルタイムで表示しれくれる電光掲示板Appは必須のような気がします。空港名と出発または到着かを選んで、調べたいフライトをタップすれば、ターミナルとゲート番号に加えて機体名もわかります。定刻通りか遅延があったのかも。

空港の近くに航空機の写真を撮りに行く時も、機体名がわかるので、このAppは重宝しています。

Our Flight To Kuala Lumpur Has Been Canceled and Rescheduled Without Our Knowledge

去年の9月7日にAirAsiaウェブサイトで予約購入した、今年の9月14日(水)関空発クアラルンプール行きのD7 535便がいつの間にか、D7 537便に変更になっていることに気付きました。便名が変わっただけなら何の問題もないのですが、出発時刻が08:30から16:40に変更になっています。8時間10分も出発時刻が遅くなると、当日の予定を見直さなければなりません。去年と同様、クアラルンプールに到着する日は現地に駐在しているM君と夕食をと予定していました。何の連絡もなくD7 537便に勝手に変更され、現地到着時刻がこれまでの15:30から22:40へと変更になると、夕食の機会を逸することになります。幸いにもまだ現地宿泊先やクアラルンプール>シンガポール間の移動手段確保にともなう予約購入はしていなかったので被害はそれほど大きくはありません。

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LCCはビジネスでは利用しない方が良いというのは通念ですが、観光旅行でも航空会社の都合によるキャンセルや変更の影響や損害は多々あります。去年は名古屋発の便を予約購入していたら、名古屋発着便そのものがなくなり、関空発着便に変更になりました。(この時は通知もあり、無償での振替となり、我々にとっては却って都合が良くなりました。)また、クアラルンプールからジョホールバルに向かう便が4時間近くも遅れて、その日の予定を変更せざるを得なくなったこともあります。

燃油サーチャージが課金されない今なら、LCCではない例えば、ANAなら同時期の航空運賃は、より便利な伊丹発着便羽田経由のシンガポール行きで¥51,270からあります。ANA国際線の場合は無料手荷物許容量が2015年1月8日発券分からそれまでの23kg x 1個から23kg x 2個に変更になっています。これはLCCに対抗するための措置と思われます。AirAsiaで航空券予約と同時に購入した場合で関空<クアラルンプールで20kgまでが¥3,900、後からオプションとして追加した場合は同区間、同重量で¥4,490となります。

ANAと比較するために、AirAsiaで20kgまでの受託無料手荷物と機内食1食無料とスタンダードシート選択可をセットにした「バリューパック」を付けて今から関空〜シンガポール往復便を予約するといくらになるのか、調べてみると、ANAよりも高い¥51,589でした。乗継ぎ待機時間が往路で11時間15分、復路で10時間35分の旅程です。この運賃なら、予約購入したフライトを何の連絡もなしに勝手にキャンセルして、8時間11分も出発時刻が遅くなる別のフライトに変更するようなことはないANAの方が安心できて結局はお得になりそうです。

また、シンガポール航空系列のLCCであるscootでは同時期、ほぼ同条件(受託手荷物20kg込み)で調べると、関空〜シンガポール往復で¥59,347であります。こちらは乗り継ぎ待機時間がずっと少ない。

AirAsia Xに対する怒り度: 5段階で1(3から1に修正しました)

追記: 同じ水曜のKIX>KUL便で出発時刻が大幅に変更になった人が電話したら別の便に振り替えてくれたと、某掲示板で報告されています。

追記:某掲示板の人を見倣ってコールセンター(050-6864-8181)に連絡したら、今回のフライト変更は航空会社の都合によるものなので、去年とほぼ同じ全額払い戻しを含む3つのオプションを提示してもらい、追加料金なしで前後3か月以内に出発する別の便に振り替えてもらうことになりました。具体的には前日火曜のD7 535便(関空出発11:00、クアラルンプール到着17:00)に振り替えとなりました。応対した人は片言の日本語でしたが丁寧な対応でした。言語の選択を英語にした方が良かったかもしれません。

Queen + Adam Lambert on Saturday

これだけ発表を焦らすのだから、それなりの超大物アーティストでなければ納得できないと思っていたら、先ほど、Singapore GP公式サイトで金曜と土曜に登場するアーティストの一部が発表されました。9月17日、土曜のF1予選後にパダンステージに登場するのは、

Queen + Adam Lambert !

Queenと聞けば真っ先に思い出すのが1974年リリースのSheer Heart Attackに収められていたKiller Queen。1970年代後半の一時期、ギター小僧だった私はBrian Mayが弾くギターの音色に憧れて真似ようとしました。しかし、「レッドスペシャル」と名付けられたあのギターは、100年前の乾燥した暖炉の木材を材料に自作した完全オリジサルのギターであるということを知り、真似るのは諦めました。Jimi Hendrixの真似事やAl Di Meolaの速弾きは練習すれば真似できてもBrian Mayのギター音を真似ることはできなかったのです。Brian Mayはピックを使わずに6ペンスコインやオーストラリアの5セントコインを使うそうで、ハードプレイの時はギザギザの部分を使うとか。そんな情報は今ならネットですぐに調べられますが、当時は知る由もない。

Brian Mayは天文学者でもある珍しいギタリストです。2007年から天体物理学の研究を再開し、母校のインペリアル・カレッジから博士号を取得しているそうです。

Queen + Adam Lambertは現在、ヨーロッパでツアー中。興味深いインタビューがYouTubeにアップロードされているので、リンクを張っておきます。

Queen + Adam Lambert: European Tour 2016 Interview – Part 1 – Life in Queen
Queen + Adam Lambert: European Tour 2016 Interview – Part 2
Queen + Adam Lambert: European Tour 2016 Interview – Part 3 – The Gig

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今年はZone 4内にあるPadang Stageのレイアウトが大幅に変更されるようです。これまではメインステージがSingapore Recreation Club側に設置されましたが、今年はPadang Grandstandの中央部に割り込むような配置になっています。マップを見ると、観客エリアがAからFに区分けされています。メインステージを中央に配置させることで、Fan Zoneの収容能力を増やし、6つのセクションに区分けすることで、観客の管理を容易にすることが目的だそうです。また、巨大スクリーンをパダンの両端に設置することで、サーキットトラック上のイベントとステージでのコンサートの様子をより多くの人に見せることができるとしています。

A〜Dが入場制限ありのFan Zoneで、赤い線で囲まれた部分は通路?後から来た人はEとFのセクションにしか入れないようにする、マップをよく見ると主催者が何を意図しているのかがわかります。

同時に発表された他のアーティストは以下の通り。

Kylie Minogue 9月16日(金)F1のP3後にZone 4 Padang Stage
Bastille 9月17日(土)F1予選前にZone 4 Padang Stage
Pentatonix 9月17日(土)F1予選前にZone 1 Village Stage、9月18日(日)F1決勝前にZone 4 Esplanade Outdoor Theatre
KC and The Sunshine Band 9月16日(金)F1のP2前にZone 1 Village Stage、9月17日(土)F1予選前にEsplanade Outdoor Theatre

先月からZone 4 Walkabout(席なしチケット)の一日券が発売になりました。金曜はS$78、土曜はS$168、日曜はS$198になっています。Queen + Adam Lambertのコンサートを目的に土曜の一日券を購入する人が急増して早い時期にチケットが完売になるかもしれません。

今年の余興部門登場アーティストの発表が遅れた原因の一つは、ゲイであることを公表しているAdam Lambertにあったかもしれません。Marina Bayで開催された、子供もやって来る今年のカウントダウンイベント(国家的な行事)に登場するアーティストとしては相応しくないので、それを阻止しようとする嘆願書署名運動が起きたそうです。そうした署名運動に対抗する別の署名運動も繰り広げられ、結局はイベントに参加したという経緯があったようです。F1イベントには数は少ないけれども子供も参加するので、Adam Lambertを主演スターとして登場させればチケットの売り上げに影響するかもしれないと考えたかもしれません。

Thursday Pit Lane Experience Contest

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2016年9月15日(木)のピットウォーク抽選を案内するメールをシンガポールGP主催者から受信したので、観戦チケットの取引番号を入力して応募しました。(我々は木曜に現地入りしているかどうかは未定ですが、当選したら予定を組みます。)応募締切は7月18日。シンガポールGPが認定する国外の代理店から購入されたチケットは、自動的にこのコンテストに応募することになります。賞品となるピットウォークのチケットは150ペア分なので、当選する確率はそれほど高くはありません。

観戦チケットを販売するSGP Ticketingから別のメールが届きました。観戦チケットの受け取りを現地回収センターに指定した人を対象にした案内です。例年通り、MRT City Hall駅上のスイソテル4階のRaffles City Convention Centreが現地チケット回収センターになります。回収期間は9月12日から9月18日まで。

回収時に確認メールをプリントアウトしたもの、観戦チケット購入者の写真入り身分証明書、観戦チケットの購入に使用したクレジットカードの提示が必要です。

余興部門登場アーティストは未だ発表されていませんが、ColdplayとBeyoncéが登場するとの何の根拠もなさそうな噂はあります。

F1 Singapore GP 2016 Support Races

余興部門は未だ発表されない状態で、今年のシンガポールGPサポートレースが公表されました。去年に引き続き、TCR International Seriesと初開催以来、恒例となっているPorsche Carrera Cup Asia、そして4年ぶりにFerrari Challenge Asia Pacificが戻ってきます。

早割観戦チケットは5月2日まで公式サイトで販売中。

FIA Confirms 2016 Calendar

全21戦となる2016年度のF1開催スケジュールをFIAが承認したようです。2012年度の20戦を上回り、21戦になるのはF1史上初。連戦となるのは6回で、10月2日のマレーシアと10月9日の日本が不自然な連戦のままに留まりました。(シンガポールとマレーシアを連戦にした方が距離的に近いので便利ではありますが、観戦客の奪い合いを避けるための配慮であると思われます。)9月18日のシンガポールGP観戦旅行を目的として観戦チケットと往復の航空券をすでに手配した我々にとっては、シンガポールとマレーシアが連戦ではない方が好都合。

前回の暫定スケジュールと異なるのは11月6日に予定されていたメキシコが10月30日に移動し、10月23日のアメリカと連戦になったこと。

Formula 1® 2014 Drivers’ World Championship

第19戦アブダビGPで幕を閉じた今年のF1。ドライバーの年間ランキングは下記の通り。

2015standings

最上位の2名は相変わらずのMercedesでしたが、Ferrariが上位に返り咲いたのが印象的でした。上位10名が所属チーム順に並んでいます。ドライバーの腕が試されるのは、チーム内バトルと下位での争いということでしょうか。Hondaパワーユニットの信頼性に欠けるMcLaren-Hondaのベテランドライバー2名は予想通りの16位と17位。10チーム中9位と低迷しました。

AirAsia Flight From Singapore To Osaka Booked

来年のF1シンガポールGP観戦旅行用の復路航空券を今年最後のAirAsiaビッグセール期間中に予約購入しました。出発は2016年9月16日(月)午前10時55分、チャンギ空港第1ターミナル。バンコク(ドンムアン空港)を経由して関空到着は同日午後9時40分。

2名分でS$336.00(¥29,257 @¥87)でした。関空からクアラルンプールまでの往路(直航便)は、2名分¥21,400で9月にすでに予約購入済み。クアラルンプールからシンガポールまではマラッカ経由の高速バスで移動する予定。2名分の往復でおよそ5万1千円で航空券が手配できました。預ける荷物の運賃を加えると、合計6万4千円ぐらいになりそうです。

Singapore GP 2015 — Our Itinerary

Tuesday, September 15
C/I Hotel Nikko Kansai Airport
Wednesday, September 16
C/O Hotel Nikko Kansai Airport > KIX AirAsia D7 533 (11:00) > KUL KLIA2 (16:45) > KL Sentral > C/I Le Méridien Kuala Lumpur >
Thursday, September 17
C/O Le Meridien Kuala Lumpur
C/I Puteri Pacific Johor Bahru
Friday, September 18
C/O Puteri Pacific Johor Bahru
C/I Fraser Place Fusionopolis, Singapore > P1, P2 > Pharrell Williams
Saturday, September 19
P3 > Qualifying > Maroon 5
Sunday, September 20
Drivers’ Parade > Race > Bon Jovi
Monday, September 21
C/O Fraser Place Fusionopolis, Singapore
C/I The Majestic Malacca
Tuesday, September 22
C/O The Majestic Malacca
Wednesday, September 23
KUL AirAsia D7 532 (01:00) > KIX (08:25)

Hotels in Singapore

シンガポールGP観戦旅行出発まで4週間となり、旅程を煮詰めています。マレーシアから現地入りするのは9月17日(木)か9月18日(金)の予定。金曜から日曜までの3泊は、2011年以降はサーキットトラックに隣接する、五つ星ホテルに連泊するという贅沢をしてしまい、ホテルのランクを下げれなくなってしまいました。以下にこれまでに宿泊したホテルをまとめておきます。

YearHotel 
2008Hyatt Regency Johor Bahru
Puteri Pacific Johor Bahru
JB Sentralまで距離がある。
立地が良い。
2009Amara SingaporeTanjong Pager 駅近く。
2010Pan Pacific Singapore
Goodwood Park Hotel
Berjaya Singapore Hotel
夜景が素晴らしい。T6がすぐ真下。
Orchardの老舗ホテル。
Duxtonに名称変更。現在予約不可。
2011Berjaya Singapore Hotel
Fairmont Singapore
Ritz-Carlton, Millenia Singapore
Duxtonに名称変更。現在予約不可。
Swissotel The Stamford 隣
パドックに最も近い超高級ホテル。
2012Marina Bay Sands
Singapore Recreation Club
Ritz-Carlton, Millenia Singapore
 
2013Hotel Nikko Kansai Airport
Ritz-Carlton, Kuala Lumpur
Singapore Recreation Club
Pan Pacific Singapore
 
2014Hotel Nikko Kansai Airport
Carlton Hotel Singapore
Singapore Recreation Club
Marina Mandarin Hotel
 

今年もbooking.comなどのiOS用Appで好条件のホテルが予約できないかずっと探していましたが、これまでに利用したことがあるサーキットトラック周辺の五つ星はどこも宿泊料金が金曜〜日曜の3泊で20万円++以上もします。あの老舗のRaffles(3泊で¥228,176++)が安く思えるほど。円安の影響もありますが、それでもF1税が課せられるサーキット周辺のホテルは年々、高くなっているように感じます。

gmaps

星の数は減らせないけれどサーキットパークから宿泊施設までの距離なら妥協できます。初開催の2008年と同じように、隣国マレーシアのジョホールバルから往路はバスとMRT、帰路はタクシーで通う計画を立て、ホテルを仮押さえしました。JBでホテルを仮押さえした状態で、シンガポール国内で条件が良いホテルを探していると、マリーナ地区から少し西に離れたアパート形式のホテルが見つかりました。

mrtonenorth

このホテルは、MRT City Hall 駅からおよそ10キロ、MRT Circle Lineのone-north 駅の真上に立地する建物の上層階に入居するロフト式の五つ星。全50室の小さなホテルなので、これまで空室が見つからなかったのかもしれません。

我々がキャンセル不可条件で予約できたのは床面積63m2もあるLoft Executive Apartment。寝室がロフトにあり、リビングとダイニング、キッチンが別エリアになっているワンベッドルーム式のアパートです。庭付きバルコニーがあり、洗濯機と乾燥機もあるので、着替えの荷物を減らすことができます。間取り図を見ると、トイレが2か所にあり、シャワー室は1F、浴槽はロフトにあるようです。

Google MapsでホテルからMRT City Hall駅までのルートを検索してみました。黒川紀章が設計したというこの建物の地下にあるMRT one-north駅からDhoby Ghaut行きに乗り、一駅隣のBuona Vista駅で東西線のPasir Ris行きに乗り換えて、8駅分進むと、サーキットパークがあるCity Hall駅に到着するのがわかります。所要時間は31分。暑い地上に出ることなく、City Hall 駅まで移動できるので便利だと思います。

F1 2016 Revised Provisional Calendar

9月30日に開催されたFIAの会議で、2016年度の改定版開催スケジュールがまだ暫定的ではありますが、承認されたようです。9月14日(水)のクアラルンプール行き片道航空券を先日のAirAsiaセール期間中に買ってしまった我々は、これで一安心。4週間の夏休みを確保するため、シンガポールGPが9月18日ではなく一週間後の9月25日に開催されるという、我々としてはちょっと困った調整案もありました。結局、連戦での開催を増やすことで、4週間の夏休みは確保したようです。


1 March 20 Australia
2 April 3 Bahrain
3 April 17 China
4 May 1 Sochi
5 May 15 Spain
6 May 29 Monaco
7 June 12 Canada
8 June 19 Baku
9 July 3 Austria
10 July 10 Britain
11 July 24 Hungary
12 July 31 Germany
13 August 28 Belgium
14 September 4 Italy
15 September 18 Singapore
16 October 2 Malaysia
17 October 9 Japan
18 October 23 USA
19 November 6 Mexico
20 November 13 Brazil
21 November 27 Abu Dhabi

第16戦マレーシアは第15戦シンガポールと第17戦日本との間に入り、マレーシアと日本が連戦になっています。シンガポールとマレーシアとの距離を考えると、これら二戦が連戦ではないのは不自然です。噂によると、連戦だった場合に観戦客を奪われることを憂慮したシンガポールGP主催者が、FOMに直訴したということです。結果として、シンガポールGPが9月18日に開催されることを前提に購入したAirAsia航空券が無駄にならずに済み、良かったと思います。

Singapore GP 2016 Super Early Bird Tickets Purchased Online

鬼に笑われるのは慣れている我々は、来年度のF1シンガポールGPの観戦チケットを超早割価格で購入しました。席はいつもと同じBay Grandstand Dark Greenの3日間通しチケット。超早割価格、S$258.00 x 2枚に現地チケット回収センターの手数料S$5.00を加えて、合計S$521.00(¥44,388)でした。

F1 Singapore GP Practice 1

今年はDark Greenの上段でしたが、来年は下段の中ほど。今年よりは視界が少しだけ良い席だと思います。

超早割価格でのチケット販売は9月27日に終了し、現在はほぼすべてのカテゴリーのチケットが公式サイトで早割価格で販売されています。

新たにBay Grandstand Hot Tixが発売されました。早割価格S$368と、通常のBay Grandstandの早割価格(S$278)と比べて、S$90高くなっています。このチケットの指定席はBay Grandstandの中央に位置する赤と黄の下段で、ベストビューであるとしていますがどうでしょう?また、このチケットにはシンガポールGP公式グッズを扱うブースやグリッドバーで使えるS$50分の商品券が付いているそうです。さらに8番ゲートで優遇されるそうです。他の席との価格差(S$90)を考えると、商品券はS$100分ぐらい、欲しいところです。

Singapore GP 2015 Day 7 (Tuesday)

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Hotel Holiday Inn Melakaの朝食はホテル予約サイトのレビュー通り、充実していました。

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ヨーグルトにフルーツ。

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焼きたて?のパン。

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スパイシーなカレーにお粥。

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チェックアウトまで少し時間があったので、プールサイドに行ってみました。

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プールはホテルの3階にあり、マラッカ海峡が見渡せます。西は正面少し左側なので、ここからマラッカ海峡に落ちる夕陽を撮影できるかもしれません。

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ホテルをチェックアウトすると、予約しておいたシャトルサービスが待機中でした。

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A地点まで行くのは我々だけだそうで、それならバス停があるMahkota Medical Centreまで行ってくれないか、運転手に相談すると、快諾してくれました。

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Mahkota Medical Centreに利用するバス会社(Starmart Express)のカウンターがあったので、そこでプリントアウトしたOrder Summaryを見せたらKLIA2行きのチケットに交換してくれました。

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バスにFirst Classと書いてあるだけのことはあります。エアコンは適度に効いているし、このリクライニングシートは快適そのもの。

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Melaka Sentralを経由しておよそ2時間半でKLIA2の出発ターミナルに到着しました。

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帰国便は日が変わって午前1時の出発なので、これから10時間ほど時間があります。予定通り、無料で荷物を預かってくれるMOP (Mitsui Outlet Park) にシャトルバスで向かうことにしました。

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こちらはネットでチェックインができる施設ですが、受託手荷物のチェックインはできません。

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大きな荷物をこのカウンターで預けてから遅い昼食を取り、近くにあるセパン・インターナショナル・サーキットにタクシーで向かうことにしました。

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空港のすぐ近くにある、F1マレーシアGPが開催されるサーキット。一度は行ってみたいと思っていました。時間がたっぷりあるので、サーキットの中を探索してみようと考えていましたが、自由に中に入ることはできないらしい。RM53で、一日に二回だけ見学ツアーがあるそうなのですが、その二回目が終わったばかり。

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A Taxi Incident
どうしようかと思案していると、二回目の見学ツアーを終えた同胞の人、お二人に出会いました。我々と同じように、シンガポールGPを観戦した後、高速バスでジョホールバルからクアラルンプールまでやって来たそうです。これから帰国便に搭乗するそうで、KLIAまでタクシーで行くとのこと。これは渡りに船とばかりに、そのタクシーに相乗りさせてもらうことになりました。

KLIAMOPSepang

運賃はRM40ということだったので、タクシーに乗車してから助手席に乗ったAさんに半分のRM20を支払いました。(MOPからサーキットまでの運賃はRM20+2だったので、さらに近いはずのKLIAまでがRM40はぼられていると内心思いました。)我々と同じ後部座席に乗ったBさんがインド系のタクシーの運転手に”Pay fast?”と尋ねると、運転手は”Yes, fast.”と答えて、車を走らせました。我々はお二人との会話と情報交換に夢中になっていて、助手席のAさんが運転手にRM40を支払うところを見ていません。

後部座席の右側に乗った私は、このスピードでもしドアが勝手に開くようなことがあれば、間違いなく振り落とされるだろうと思わせるほど、車のサスペンションがへたっていました。空港に到着し、トランクの荷物を降ろして、ターミナルの方に向かおうとしたら、運転手がBさんに支払ったはずの運賃を請求しています。

トラブルが発生したようで、ここは私の出番と思い、Bさんに代わって私が交渉しました。運賃のRM40はサーキットですでに支払っていますよと伝えると、切なそうな運転手は”But you didn’t pay ME!”と言いながら、携帯電話を私に手渡し、この人と話してくれと言います。電話で話した相手は英語が通じないような感じでしたが、状況を説明しました。電話の相手は何も言ってこないので、また運転手と交渉。運賃のRM40を支払えと執拗に言ってきます。乗車時と降車時に運賃を二回も支払えということは運賃はRM80なのか?と問うと、”No, it’s RM40.”

埒があかないのでお二人に、運賃を乗車時に支払ったのかどうか再度尋ねると、Bさんはやはり支払ったと言われます。”Pay fast?”に対して”Yes, fast.”と答えた運転手がかなりのスピードで空港に向かって車を走らせた経緯があり、誤解が生じたのかもしれないと私は思いました。Bさんが運転手に尋ねようとしたのは、”Pay first?”(先払いですか?)なのですが、運転手は恐らくPayの部分が聞き取れてなくて、”Fast?”(速く行ってくれるの?)と解釈したと思います。なので、運賃を受け取ろうとせずに車を素早く走らせた。

実際に運賃が支払われたのかどうか不明のまま、タクシーの運転手は諦めてその場を去りました。もし、タクシー運転手が言うように、本当に運賃を支払っていないのであれば、我々は無賃乗車したことになります。

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お二人と別れた後、シャトルバスで再び、MOPに戻り、買い物を済ませた後、預けていた荷物を引き取って、KLIA2に戻りました。早めに受託手荷物をAirAsiaのカウンターでチェックインし、マレーシアを出国。空港で数時間、時間を潰してから帰路につきました。

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MOPではもう一つちょっとしたトラブルが発生しました。Mitsui Outlet Parkではお気に入りのブランドが少なく、一時間もいれば退屈になるほど。日本の企業が経営するアウトレットパークなので、問題はないだろうと思い、トイレに入りました。ところが、トイレットペーパーが置いていない。イスラム教徒が人口の6割を占めるマレーシアでは紙ではなく水で清めるのが一般的ということは知っていましたが、日本企業が経営する公共施設だからトイレの設備も国際的な標準が採用されているだろうと甘く見ていました。空港やホテル、他の近代的な大型商業施設の場合は国際標準のトイレ設備だったのですが。

トイレットペーパーが常備されていないことを確認した私は、同行者にマクドナルドかどこかのチェーン店で余分にもらった紙ナプキンをもらい、再び、マレーシア式イスラム教のトイレへ。隣のトイレを利用している現地の人がホースの水を使用して清める作業をしているのか、私の足元に大量の水が流れて来る。便器後方に蛇口があるこのホースはどのようにして使うのか疑問に思っていました。どうやら、手動式ウォッシュレットのように使うようです。大量の水で洗った後、どのようにして乾かすのかは不明。

郷に入っては郷に従う私もトイレットパーパーがないマレーシア式イスラム教のトイレには馴染めそうにありません。

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深夜便なので、すぐに眠れるだろうと思っていましたが、あの切なそうな運転手の顔が脳裏に焼きついていてなかなか眠れない。それに窓側の隣の席に搭乗した関西弁の女の子二人が恐ろしく行儀が悪く、その姿勢が気になる。席に着くとすぐに二人は「機内で眠れるかどうかは体勢によって決まる」とか話していました。前の席が空席だったとはいえ、二人は両足を広げて前の席の背もたれに押し当てながら寝ている。眠い目を疑いました。格安航空だからこんな乗客がいるのは仕方がないのかと思いながら、うとうとしていると窓から朝日が見え、間もなく飛行機は関空に着陸。