Our Flight To Kuala Lumpur Has Been Canceled and Rescheduled Without Our Knowledge

去年の9月7日にAirAsiaウェブサイトで予約購入した、今年の9月14日(水)関空発クアラルンプール行きのD7 535便がいつの間にか、D7 537便に変更になっていることに気付きました。便名が変わっただけなら何の問題もないのですが、出発時刻が08:30から16:40に変更になっています。8時間10分も出発時刻が遅くなると、当日の予定を見直さなければなりません。去年と同様、クアラルンプールに到着する日は現地に駐在しているM君と夕食をと予定していました。何の連絡もなくD7 537便に勝手に変更され、現地到着時刻がこれまでの15:30から22:40へと変更になると、夕食の機会を逸することになります。幸いにもまだ現地宿泊先やクアラルンプール>シンガポール間の移動手段確保にともなう予約購入はしていなかったので被害はそれほど大きくはありません。

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LCCはビジネスでは利用しない方が良いというのは通念ですが、観光旅行でも航空会社の都合によるキャンセルや変更の影響や損害は多々あります。去年は名古屋発の便を予約購入していたら、名古屋発着便そのものがなくなり、関空発着便に変更になりました。(この時は通知もあり、無償での振替となり、我々にとっては却って都合が良くなりました。)また、クアラルンプールからジョホールバルに向かう便が4時間近くも遅れて、その日の予定を変更せざるを得なくなったこともあります。

燃油サーチャージが課金されない今なら、LCCではない例えば、ANAなら同時期の航空運賃は、より便利な伊丹発着便羽田経由のシンガポール行きで¥51,270からあります。ANA国際線の場合は無料手荷物許容量が2015年1月8日発券分からそれまでの23kg x 1個から23kg x 2個に変更になっています。これはLCCに対抗するための措置と思われます。AirAsiaで航空券予約と同時に購入した場合で関空<クアラルンプールで20kgまでが¥3,900、後からオプションとして追加した場合は同区間、同重量で¥4,490となります。

ANAと比較するために、AirAsiaで20kgまでの受託無料手荷物と機内食1食無料とスタンダードシート選択可をセットにした「バリューパック」を付けて今から関空〜シンガポール往復便を予約するといくらになるのか、調べてみると、ANAよりも高い¥51,589でした。乗継ぎ待機時間が往路で11時間15分、復路で10時間35分の旅程です。この運賃なら、予約購入したフライトを何の連絡もなしに勝手にキャンセルして、8時間11分も出発時刻が遅くなる別のフライトに変更するようなことはないANAの方が安心できて結局はお得になりそうです。

また、シンガポール航空系列のLCCであるscootでは同時期、ほぼ同条件(受託手荷物20kg込み)で調べると、関空〜シンガポール往復で¥59,347であります。こちらは乗り継ぎ待機時間がずっと少ない。

AirAsia Xに対する怒り度: 5段階で1(3から1に修正しました)

追記: 同じ水曜のKIX>KUL便で出発時刻が大幅に変更になった人が電話したら別の便に振り替えてくれたと、某掲示板で報告されています。

追記:某掲示板の人を見倣ってコールセンター(050-6864-8181)に連絡したら、今回のフライト変更は航空会社の都合によるものなので、去年とほぼ同じ全額払い戻しを含む3つのオプションを提示してもらい、追加料金なしで前後3か月以内に出発する別の便に振り替えてもらうことになりました。具体的には前日火曜のD7 535便(関空出発11:00、クアラルンプール到着17:00)に振り替えとなりました。応対した人は片言の日本語でしたが丁寧な対応でした。言語の選択を英語にした方が良かったかもしれません。

4 thoughts on “Our Flight To Kuala Lumpur Has Been Canceled and Rescheduled Without Our Knowledge

  1. 大昔ですが、アエロフロートでロシアに行った時には、予定が近づくと便数が減ってました。搭乗率を上げる為に最初は多くの便数を見せておいて、最後にどれかに集約すると言う手口と思われます。ロシア滞在中にはサンクトペテルブルグからモスクワに行く予約が勝手にキャンセルされていたし、搭乗したらダブルブッキングだらけで、客が後ろから列をカウントして確認してました。そしてアテンダントと一緒に、じゃああなたは此処ねと席割りしてました(笑)
    そうそうシートベルトが壊れていると言ったら、隣に座れと。整備不良なんて当たり前のようでした(笑) 日本のLCCは”まだ”まともですが、海外は安けりゃ安いだけのことはありますね。

    1. 採算が採れなくなると集約する手口は今もあるみたいです。去年の名古屋発着便のキャンセルが多分その手口でした。シートベルトが壊れているのなら壊れていない隣の席に座れというのは安いからというより、文化の違いとも考えられますね。

      先ほど、AirAsiaに連絡したら、日本語が片言の人が応対して、無料で前日出発の便に変更してもらいました。勝手にフライトを変更して何の連絡もせず、気づいてこちらから連絡した人だけが損害を回避できるというのはどうかと思いますが、それでも無償で振り替えてくれたので、今後も安けりゃ利用したいという気持ちになります。

    2. kumaさん

      ツアーでない限り、チケットを購入したからと言って安心は出来ません。昨日、ホテルを予約してる時にチェックインの時間を入力しようとして飛行機の到着時間を確認すると、いつの間にか変わっていました。一瞬焦りましたが、出発まで余裕があり出発日も1日前に変更出来たので私達にとってはラッキーだったかもしれません。今回のような場合でも、こちらに選択肢があり柔軟に対応してもらえると、LCCとはいえ不安に思う事もありません。でも昨年に続き二度ある事は三度あるかもしれません。

      1. 旅慣れている人にとっては、多少のトラブルは折り込み済みですね。しかも英語が堪能なら。僕はプアーな英語力のおかげで、ロンドンパリのフライトを乗り遅れた事があります。遅れに遅れていたのでスナックカウンターで飯食っている間に。聞こえなかったと文句言ったら次の便に乗せてくれましたが。実際にはアナウンスが聞き取れなかったのですが。

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