Redoing The Gutter — Part 2

ホームセンターで105ミリ幅の軒樋と竪樋取り付けパーツ一式を調達しました。

Suzuki HUSTLERは助手席と後部座席を倒せば、2400ミリぐらいの長尺ものも積載できるので、ホームセンターの作業エリアで3600ミリの軒樋を2400ミリぐらいで切断しました。竪樋も長めのものを購入し、店内で切断。軒樋のサイズが大きくなれば、取り付け金具などの専用パーツも大きくなり、材料費が大幅に高くなって、合計で6千円代半ばになりました。

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Redoing The Gutter — Part 1

薪小屋に取り付けた雨樋が適切に機能していないことがわかりました。取り付け位置が不適切というより、屋根勾配に対して軒樋の幅が狭すぎるようです。6ºの屋根勾配だと、勢いよく雨が降った時に、雨水が軒樋の外に出てしまう。軒樋の取り付け位置を外側にずらせば、今度は内側から水が漏れる。

薪小屋に取り付けた雨樋一式を取り外して、母屋ポーチ上の屋根に移設しました。この屋根も勾配が緩いので、強い雨が降れば、軒樋として適切に機能しないかもしれませんが、母屋の大屋根の下にあり、元々、軒樋がなくても構わない。

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Fixing Intercom

インターホンの調子が悪く、来訪者がスイッチを押してもベルが鳴らない不具合が発生しました。このような事態は定期的に発生するようで、前回発生時は屋外子機を交換する必要がありました。

前回は屋外子機の内部が虫の巣となっていて、一見して交換要でしたが、今回は前回ほど酷い状態ではなかったので、エアダスターで埃を吹き飛ばしました。

不具合の原因は、スイッチ周辺に溜まった埃や蜘蛛の巣による接触不良でした。

Log Railings — Part 5

斜めお向かいさん別荘宅のウッドデッキ手摺取り付け作業が終了しました。

手摺に使う丸太は3年前の台風で倒れた杉と檜をチェンソーで加工したもの。

後付けの手摺なので、デッキを支える構造物としての働きは二の次。どちらかといえば、見栄え優先。

ほぼ完成。

塗装したら、外観が一段と良くなりました。

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Log Railings — Part 4

斜めお向かいさん別荘宅のウッドデッキ改修作業がほぼ完了しました。この日は床の塗装が主な作業内容だったので、私の出番は敷地内にある樹木の伐採のみでした。

使用塗料はアサヒペンの水性ウッドガード外部用。撥水剤が配合されているらしく、塗料缶に「超撥水」と書いてあります。またアサヒペンのサイトには「絶えず水がかかったり水につかるところや、いつも湿っているところ、また頻繁に歩行する床面には適しません」とも書いてあります。水がかかるのは雨が降った時だけだし、別荘宅なので頻繁に歩行するわけでもないので、比較的安価なこの塗料を選ばれたのかもしれません。2年前の西側ベランダ改修時はキシラデコールを使用されました。

上の画像は南側の床下。私としては大引は2本も要らないし、束石として横置きのコンクリートブロックが敷かれているのは受け入れ難いです。緩やかな傾斜地であるため、置いただけのコンクリートブロックがすでに傾いています。また、外側の大引と根太の間に隙間があり、外側の大引が本来の機能を果たしていません。将来的には羽子板付きの束石(沓石)に変更した方が良いと提案しました。

午後の作業で、母屋の屋根に接触していた広葉常緑樹を伐採しました。梯子に登って枝打ちする斜めお向かいさん。

高所での枝打ち作業で使える東芝電気チェーンソーHC-305Aをお貸ししました。エンジン式と比べて軽量(2.1kg)なので片手で持って細い枝を伐採することも可能です。

枝打ちされた後の幹をエンジン式チェーンソー(Husqvarna 236e)を使い、根元に近い部分から私が伐倒しました。受け口と追い口を切断した後、細いツルを残してから二股に分かれた片方の幹を倒しました。念のため、上の方にロープを巻いて、幹が倒れる向きを調整しました。

伐倒した幹と枝は薪として使わせていただきます。

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Log Railings — Part 3

斜めお向かいさんウッドデッキ改修工事のお手伝いを続行します。改修前は西側デッキの上に洗濯機が設置してありましたが、現在は作業の邪魔になるので一時的に南側デッキに移動させてあります。その洗濯機用の電源コンセントが洗濯機設置場所の近くになく、7メートルほど離れたプロパンガス給湯器の屋外コンセントに延長コードで繋いでありました。シルログの下に這わせてあった延長コードは劣化して、手で引っ張ればコードが千切れる有様。横殴りの雨が降れば、シルログの下であったとしても雨晒し状態になるので、劣化が早まります。

そこで電気工事担当のe-monomaniacさんに登場してもらい、新しい屋外用コンセントを洗濯機設置場所の近くに増設してもらうことになりました。斜めお向かいさんが新たに入手された屋外用コンセントはアース線用の端子が付いているものでした。軒下設置とは言え、屋外であることに変わりはなく、水を大量に使う洗濯機用のコンセントなので、アース線の取り付けは必須。後日、取り付けることになりました。

黒白二芯の電線はシルログの下に這わすのではなく、床下に通すことになりました。基礎の高さが1メートル近くあるログハウス床下なら作業は比較的、容易に行えます。こちらのログハウスは27年前の施工以来、水回りのリフォームは一度も行っていないそうで、そのためか、水漏れ箇所が一つ見つかりました。後日、水道屋さんに相談されるそうです。

今回のコンセント増設工事で問題となったのは、給湯器用コンセントに接続してあった電線用の穴が、根太に干渉していたことです。増設する電線用の穴をドリルで空けようとしても貫通しそうにないので、床下から確認すると、干渉した根太が削ってあることがわかりました。

27年の月日が経って電気屋さん?の施工ミスが判明しました。e-monomaniacさんは根太の幅(2″)プラス数センチ分を東にずらせて新たに二つの穴を空け、新旧二本の電線を通しました。(一枚目の画像参照)

ログウォールに洗濯機専用のコンセントが取り付けられました。ウッドデッキ改修作業を手伝っていたお隣さん曰く、「床下に潜らんでも屋外に延長コードを配線するこれまでの方法でええやん。」床下で作業したe-monomaniacさんと意見が食い違って、何やら揉めておられました。お隣さんは新たに洗濯機用のコンセントを増設するという意味を理解されていないようでした。

別荘だし、洗濯機を使用するのは年に数回だけなので、普段はカバーを被せるそうです。

南側の手摺に丸太の筋交を入れて、この日の作業を終了しました。

いつの間にか再利用の階段にも手が加えられました。

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Log Railings — Part 2

斜めお向かいさん別荘宅のウッドデッキ改修工事のお手伝いを続行しました。今回は北側手摺を取り付けました。西側手摺ログと北側手摺ログが重なるノッチ部分は下の動画を参考にチェンソーで刻みました。

ノッチを刻むのは人生初体験なので、動画のようにはきれいに仕上がっていませんが、それなりに組むことができました。

今回取り付けた北側手摺ログと比べて柱と西側手摺ログが細く見えますが、実際はどちらかと言えば、北側手摺ログが太くなっています。母屋のログウォールに接する部分は水平を確認しながら丸太手摺の下を80ミリほど真っ直ぐにカットして丸太柱に載せました。

丸太の柱に接する床材はお隣さんがジグソーでカット。

小さな半円の方が正しい。

防腐剤を注入した2×6グリーンウッドの床材は仮置きでまだビス留めしていません。

仮置きした床材の隙間がほとんどないので、5〜10ミリほど縦挽きして排水対策した方が良さそうです。

入り口部分には再利用の階段が取り付けてありますが、階段二段目の踏板が床を支える根太を兼ねるという構造上の問題点があります。古い階段が朽ちれば床が落ちるので、何らかの方法で補強すべきです。床材の木口も横木で覆うべきでしょう。

西側デッキと南側デッキの取り合い部分。図面なしで施工したのでデザインに一貫性がありません。

母屋の出入口がある南側は床材の隙間が均一ではありません。手摺の丸太柱の周囲に切り欠きを入れる必要がないよう、床材は外側から順に張ってあります。そのため、母屋側で床材を斜めに縦挽きする必要がありました。この南側の床張り作業は斜めお向かいさんとお隣さんが主に施工されました。

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Log Railings — Part 1

斜めお向かいさん別荘宅のウッドデッキ改修工事を手伝っています。南側はほぼ完成し、現在は西側のデッキ床板張りの作業中です。大引き工法を採用したこのウッドデッキの最大の特徴は手摺と柱に原木を使用していることです。

使用した原木は、最大瞬間風速が44mを超えた2年前の台風21号の強風で倒れた檜です。チェンソーで切断すると檜特有の香りがあるので樹種がわかります。北側の手摺はこれから加工する予定です。

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Porch Roof — Part 9

COSTCO京都八幡倉庫店のすぐ近くにあるホームセンタームサシで不足したカラー波板一枚をもらって来ました。

最後の一枚を張って、ポーチの屋根葺き作業を完了しました。

ついでに買ったひねり金物を使い、垂木を桁に釘打ちして台風対策としました。

ポーチ上の屋根はコウモリの糞対策を主な目的に製作しましたが、この時期になると、コウモリはすでにどこかで冬眠したのか、近くで見かけなくなりました。

屋根を設置したことで、台風接近時の東風から入り口の木製ドアやポーチそのものを雨から守る副次的な効果もありそうです。しかし、琵琶湖の東を通過した台風21号接近時は東から雨風が横殴り状態となり、ドア周辺のログウォール隙間から若干、浸水しました。勾配が緩いのと、屋根が高い位置にあり、壁がないことが浸水する原因だと思われます。元々、ログウォールに防水シートがないので、壁が濡れると屋内に雨水が浸水するのは当然ではあります。年に一度か二度のことなので、致し方ないと諦めています。

仮に取り付けた筋交を上に移動させ、方杖としました。これでポーチ屋根製作作業を完了。

ポーチ屋根製作作業の難易度:5段階で3

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Porch Roof — Part 8

横垂木を延長して、5枚目の波板が張れるように準備します。この頃から撮影に使用するカメラをiPhone 7からiPhone 11に変更しました。

超広角レンズ(換算13mm)は建物や構造物の撮影には適しています。

横垂木を延長して、先に破風板を取り付けました。

iPhone 11を高級コンデジ代わりに使用するにはマクロ撮影の機能も欲しいところ。iPhone 11のカメラ機能には他にも制限はありますが、撮れる写真の画質に関してはすでにMicro 4/3のOlympus PEN E-P5を凌駕しているように思います。ひょっとしたらフルサイズDSLRの画質に迫るものがあるかもしれません。

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Porch Roof — Part 7

垂木と直交する横垂木を取り付ける前に仮の筋交を2本の柱に固定しました。

横垂木は合計5本、取り付けます。ちょっと細めですが、屋根の上に乗らないので強度としては問題ないでしょう。

長さが不足する分は、両端の横垂木以外は少しずらせて延長します。

一般的なトタンとは塗装が違うこのカラー波板、良い感じです。

手元にある4枚を張りました。不足した1枚は八幡のムサシに取りに行きます。

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Porch Roof — Part 6

屋根材はカラー波板「輝き」を葺こうと、八幡のホームセンタームサシで購入しました。

色によって価格が異なるようです。サイズは同じはずで、約760 x 1820mmの表示でした。一般的な波板の規格サイズは小波であれば、幅655mm(働き幅575mm)ですが、この波板は760mm。

これまでに薪棚や木製カーポートの屋根材として使用したコメリのガルバリウム波板は幅632mm(働き幅600mm)です。余裕を見て働き幅700mmで必要枚数を計算すると結果は4枚。自宅に戻り、二山半ほど重ねて並べてみると、横の長さが全然足りない。

新商品と書かれたこの波板は予想したよりも売れなかったので、取り扱いをやめると店員さんが言われてました。在庫限りの販売だそうで、不足分の一枚を確保しようと、お店に電話しました。その時に表示サイズが間違っていることを指摘したら、不足分の一枚が無料になりました。

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Porch Roof — Part 5

blocklayer.comで作成した図面通りに垂木に「鳥の口ばし」を加工します。

屋根勾配5º、切り欠き深さ7ミリで加工したつもりが、深さがプラス2ミリほどになっていたので、垂木掛けの方で微調整しました。

垂木掛けの方も5ºの角度で斜め切り。

垂木の取り付けは北側から作業を始めました。「鳥の口ばし」加工をしていない仮の垂木に平行となるように加工した垂木を取り付けます。

右側が細部を加工した垂木。

脳内図面通りにピタリと隙間なく垂木を取り付けました。

桁側は長めのビスを左右から斜め打ち。

在来工法では屋根勾配に合わせて桁に切り欠きを入れるので、左右に垂木が動くことはありませんが、その分、桁と垂木の直角を出す難易度が高いと思います。トラス組みの場合は、垂木に切り欠きを入れるので桁との直角は調整可能ですが、「鳥の口ばし」加工の精度を高めておかないと垂木掛けに届かなかったり、桁側で隙間ができます。取り付け作業をしながら、徐々に口ばし加工の精度を上げて微調整する方法が最良です。

合計7本の垂木を等間隔で桁と垂木掛けの間に渡しました。シンガポールGP観戦旅行の出発までに、何とかコウモリの糞害から出入り口を保護することができました。

仮に取り付けた野地板の上にコウモリの糞が…

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Porch Roof — Part 4

18年前に職人さんが施工したポーチの手摺に深さ7ミリの切り欠きを入れました。

WRC(ウェスタンレッドシダー)の良い香りが漂います。この部分は雨晒しなのに、まるで新材であるかのように綺麗です。加工のしやすさや耐水性は檜を上回ると私は思います。

この部分は水捌けを考慮して敢えて枘を組みません。

二本の柱を手摺の上に立てました。

垂木掛けと桁外側までの距離を測定。

二本の柱の上に桁を載せて、仮に取り付けた垂木を二本固定し、柱の垂直を確認して、垂木掛けと桁外側までの距離を測定すると、脳内図面の1,293ミリに対し、実測値は1,315ミリ。22ミリもずれている。

blocklayer.comで”Rafter Run to Outer Wall”に実測値の1315ミリを入力し、オーバーハング(軒の出)を400ミリから木製カーポートと同じ、250ミリに変更しました。

生成された木取り図を確認すると、垂木最上部から桁上までの高さが2ミリ高い。2ミリは許容誤差の範囲内なので、垂木掛けは移動させることなく、このまま作業を進めます。軒の出250ミリ、屋根勾配5º、垂木掛けと桁外側までの距離1,315ミリとした場合、加工前の垂木の全長は1,579ミリ。

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Porch Roof — Part 3

ポーチ手摺の上に立てる柱の枘を加工しました。以前は一部の枘加工に手鋸を使っていましたが、今はすべて丸鋸で加工しています。

枘の高さは30ミリ。

引き続き、再利用材を用いて桁を加工。

大きな枘穴があったので、この部分を上にして埋め木しました。桁として使用する材は幅105ミリの集成材。

柱との接合部は7ミリの切り欠きを入れます。

この時点でサイズの微調整。誤差1ミリ未満でぴったり収まりました。

柱が100ミリの角材であるのに対し、桁は105ミリの角材なので、外側で面を合わせることにします。

ドリルと鑿を使って枘穴加工。柱は5ミリ分、外側にずらすので、内側と外側を間違えないように注意しながら加工しました。

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