Singapore GP 2017 Single-Day Ticket Specials

今年、開催10周年目となるF1シンガポールGPでは特定のグランドスタンドとプレミアウォークアバウトのカテゴリーを対象に一日券が本日より発売となりました。

本日より発売となった一日券は以下の通り。価格はすべて5月8日までの早割価格。単位はすべてシンガポールドル。詳しくはこちら(英文)に記載があります。

FRIDAY SATURDAY SUNDAY 3-Day
Turn 1 Grandstand 368 588 768 1,088
Padang Grandstand 148 248 348 498
Esplanade Waterfront Grandstand 128 188 228 368
Premier Walkabout 148 248 348 448

金曜のプレミアウォークアバウト一日券に興味あります。

FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 3

クレジットカードのポイントをJALマイルに移行手続きをしてからわずか、4日ほどでJALマイルに移行できました。マイルが反映されるまで、クレジットカードのサイトでは3〜4週間、要すると書いてあったのですが。

マイルに移行されているのは、iPhone 7にインストールしたJAL Appで気付きました。このAppがなければ、ブラウザーでJALのサイトに見に行って、ログインする必要があるので、おそらくまだ気付いていなかっただろうと思います。

移行できた17,500マイルを全部使って、シンガポール⇒羽田⇒伊丹の片道フライトの特典航空券を予約しました。9月18日夜にチャンギ空港を出発する航空機はBoeing 777-200ER。

JAL Appで特典航空券の予約はできないので、MacのSafariから予約しました。同行者が先に予約した席の隣が空いていました。税金料金等の支払額¥3,040は別途、必要でした。電話で申し込んだら発券手数料¥2,160がさらに必要となるので、JALマイレージサイトの「マイルを特典航空券に交換」ページから申し込んだ方がお得です。

これで来年も10周年目のF1シンガポールGPに10年連続観戦することが決定しました。2週間後に再びシンガポールに行くかどうかは未定です。事実上キャンセル、変更不可のAirAsiaの往復航空券は何もせずに直前まで放置する予定です。航空会社の都合でフライトの変更があった場合、無料でキャンセル、日程変更可能となります。過去に二度、日本出発便で起こっているので、また起こるかもしれない。

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FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 2

2017年度F1シンガポールGPの開催予定日が2017年10月1日から2017年9月17日に変更になり、観戦チケットや宿泊ホテル、航空券などを手配していた多くの人が困っておられるようです。シンガポールGP公式Facebookのサイトで購入済みの観戦チケットの払い戻しが可能なのかどうか、問い合わせている人がいます。そのような人に対して管理者は、tickets@singaporegp.sgに連絡するよう案内しています。どうやら、観戦チケットに関しては払い戻し可能なのかもしれません。我々は超早割価格セール期間中(開催予定日が変更になる前)に観戦チケットを購入しなかったので、この分に関しては博打に負けた被害は発生していません。

被害が発生するのはAirAsia格安航空券2名分の受託荷物ありの往復運賃です。Part 1で試算したように、航空券のキャンセルや変更をするとおよそ5万円から8万3千円の損失になります。そして、金銭的な損失以上にシンガポールGP開催初年度から10周年記念となる節目の年にグランプリに参加できないという心理的な損失もあります。

マレーシアGPと開催日程が入れ替わっただけであり、不幸中の幸いか、来年も往路は乗り継ぎではないクアラルンプール経由の航空券を手配していました。復路はクアラルンプール乗り継ぎのルートなので、クアラルンプール⇒シンガポールまでの便を追加で購入すれば、開催日程変更前に買ってしまったAirAsiaの航空券を無駄にすることなく、マレーシアGP観戦旅行に切り替えることができます。しかしながら、シンガポールGPに行けなかったという心理的な損失はこれでは補填できません。

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試合に負けた選手のように、頭を切り替えて、来年は代わりにマレーシアGP観戦旅行に行こうとしました。しかし、調べれば調べるほど、マレーシアGP観戦旅行はつまらないものになりそうな気がしてなりません。去年のタクシー事件や近くの商業施設、MOPのマレーシア式トイレの件もあるし、どちらかといえば、行きたくないグランプリの筆頭にあるのではないかと思うほど。空港に近いのは良いけれど、近くて良いホテルはSama-Samaだけ。しかもそのSama-SamaはF1チーム関係者の定宿になっているのか、グランプリが開催される週末はすでに満室で予約できない状況。80キロも離れたクアラルンプール市内からタクシーで通うのも何だし。

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よく考えてみると、我々はF1ファンというより、シンガポールGP市街地ナイトレースの熱狂的なファンなのです。サーキットパーク内で連日開催されるコンサートやマリーナ地区での食事、五つ星ホテルでの宿泊体験、過去9年間の連続観戦で親しくなった人との再会など、全体的な体験をフルパッケージで楽しんでいるわけです。

2017年9月27日(水)出発のシンガポール行きのAirAsia往復航空券は、キャンセルや変更をせずにこのまま放置しておき、新たに9月14日(木)出発のシンガポール行きの航空券を何とか安く入手する手立てはないか、考えました。そこで思いついたのが、クレジットカードのポイントをマイレージに移行して特典航空券を入手するという方法。調べてみると、溜まっていたポイントは7,000ポイント以上ありました。200ポイント単位でANAまたはJALのマイルに交換できるそうで、ANAの場合は3倍の600マイル、JALの場合は2.5倍の500マイル。7,000ポイントをJALマイルに交換すると、17,500マイルとなり、大阪からシンガポール片道の特典航空券が入手できます。ANAの場合は片道の特典航空券がないそうなので、選ぶ選択肢は自ずとJALになります。往路、復路いずれも同じマイル数とのことです。

復路をJALの特典航空券を利用し、往路のみをAirAsiaの格安航空券を利用すれば、一名分ではありますが、新たな支出¥13,900でシンガポール行きの往復航空券が入手できることがわかりました。早速、クレジットカードのポイントをJALマイルに交換する手続きを開始すると同時にAirAsiaの往路航空券を受託手荷物なしで手配しました。

往路のみ同行者とは別の航空会社を利用することになります。出発空港もJAL利用の同行者は伊丹空港、AirAsia利用の私は関空になります。現地(チャンギ)到着時刻も3時間ほどずれますが、大きな空港なのでいくらでも時間調整はできそうです。復路は同じJALの便になる予定です。

これで心理的な損失が補填できそうです。シンガポールGP観戦チケットは公式サイトから購入せずに、ダンカンのところから特別なチケットを手配してもらおうと考えています。

FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 3へと続く。
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FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 1

来年のシンガポールGP開催日程の博打に勝ったと思って、ホテルと航空券を手配したら、実は負けていたという悲しい知らせが届きました。

昨日、ウィーンで開催された世界モータースポーツ評議会の会議で、2017年度のF1開催スケジュールが正式に承認されたそうです。我々にとって、9月に公表された暫定スケジュールと大きく異なるのはマレーシアGPとシンガポールGPが入れ替わって、今年と同じ順に開催されるということです。シンガポールGPは10月1日ではなく、9月17日開催。マレーシアGPが10月1日の開催となります。

以下はF1公式サイトから転記した2017年度の開催日程。

1 March 26 Australia (Melbourne)
2 April 9 China (Shanghai)
3 April 16 Bahrain (Bahrain)
4 April 30 Russia (Sochi)
5 May 14 Spain (Barcelona)
6 May 28 Monaco (Monte Carlo)
7 June 11 Canada (Montreal)
8 June 25 Azerbaijan (Baku)
9 July 9 Austria (Spielberg)
10 July 16 Great Britain (Silverstone)
11 July 30 Hungary (Budapest)
12 August 27 Belgium (Spa-Francorchamps)
13 September 3 Italy (Monza)
14 September 17 Singapore (Singapore)
15 October 1 Malaysia (Sepang)
16 October 8 Japan (Suzuka)
17 October 22 USA (Austin)
18 October 29 Mexico (Mexico City)
19 November 12 Brazil (Sao Paulo)
20 November 26 Abu Dhabi (Abu Dhabi)

事実上、キャンセル不可で購入済みの航空券を没にしてホテルと航空券を手配し直すか、あるいは来年は最後のマレーシアGP観戦に切り替えるか、現在検討中です。

博打に負けた被害額をできる限り少なくする救済策を考えてみました。価格は二名分往復で計算。

救済策A(シンガポールGP開催日程変更に合わせて、AirAsiaのフライト日程を今、変更した場合)

フライト日程
変更手数料
支払済 変更後運賃との差額 フライト変更に要する費用
KIX > KUL
SEP 27, 2017
¥8,250 x 2 = ¥16,500 ¥18,298 ¥20,600
KUL > SIN
SEP 28, 2017
MYR110 x 2 = MYR220 (¥5,631) MYR127.14 (¥3,236) 20kg込み ¥1,722
SIN > KUL
OCT 2, 2017
S$55 x 2 = S$110 (¥8,793) S$451.00 (¥36,847) 25kg込み ¥15,847
KUL > KIX
OCT 3, 2017
MYR220 x 2 = MYR440 (¥11,263)
Total ¥42,187 ¥58,381 ¥38,169 ¥80,356

救済策Aではフライト日程変更手数料(税別¥42,187)に加えて、変更後の運賃との差額(¥38,169)が必要となり、合計¥80,356以上の被害額となり、総支払額は¥138,737以上。これだけもの費用が発生するのであれば、支払済みのフライトは今、変更せずに、セール期間中に変更して「変更後運賃との差額」を少なくするか、新たにフライトを予約購入した方が被害額がより小さくなりそうです。

救済策B(予約支払済みのフライトをキャンセルしてシンガポールGP観戦旅行を取りやめる場合)

空港利用税 フライト
キャンセル料
返金手数料 返金額
KIX > KUL
SEP 27, 2017
¥6,080 ¥6,000 x 2 = ¥12,000 ¥800 x 2 = ¥1,600
KUL > SIN
SEP 28, 2017
MYR6.00 (¥308) MYR100 x 2 = MYR200 (¥5,128) MYR15 x 2 = MYR30 (¥769)
SIN > KUL
OCT 2, 2017
S$68.00 (¥5,438) S$50 x 2 = S$100 (¥7,994) S$7 x 2 =S$14 (¥1,119)
KUL > KIX
OCT 3, 2017
MYR140 x 2 + MYR280 (¥7,179) MYR15 x 2 = MYR30 (¥769)
Total ¥11,826 ¥32,301 ¥4,257 ¥0 / ¥7,569

返金される空港利用税(¥11,826)からフライトキャンセル料+返金手数料(¥36,565)を差し引くと、¥-24,739。キャンセルすると却って損失額が¥24,739となり、総支払額は¥83,120以上となります。これならキャンセルの手続きをせずに放置して利用しない方が被害額が少なくて済みます。搭乗しなかったフライトの出発後に空港利用税の返金手続きを行った場合、返金額は¥7,569?になり、総支払額は¥50,812?で済みそうです。

上記、救済策AもBも救済になっていない。観戦旅行を取りやめて、キャンセルの手続きをせずにこのまま放置するのが最も損失額が少なくて済みますが、心理的な被害は計り知れないものがあります。支払済みの航空券を無駄にせずに活かすには、やはり、シンガポールGPの代わりにマレーシアGPを現地観戦するのが現実的な救済策ではないかと思います。

FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 2へと続く。

AirAsia Big Loyalty Programme

11月14日から11月20日まで開催中のAirAsia BIG SALEを活用して、来年のシンガポールGP観戦旅行用の残りの航空券を昨夜、手配しました。航空運賃が0ポイントで購入できる?クアラルンプール > シンガポール間のチケットも、今回、初めて入手しました。AirAsiaのサーバーは、セール期間中は特に混み合うのでイライラすることも多々あり、気長に手順を実行する必要があります。Safariでサーバーにアクセスするより、iOS用のAirAsia Appからアクセスした方が速いです。

今年のシンガポールGP開催前の9月11日に往路大阪 > クアラルンプールの便は、受託手荷物なし2名分合計¥17,000円で手配済み。来年もクアラルンプールで一泊する予定。

今回は往路クアラルンプール > シンガポールの便が0ポイントで購入可だったので、Big Loyalty ProgrammeのRedeem Flightsから予約購入しました。この0ポイントは完全無料チケットという意味ではなく、航空運賃のみが0ポイントで入手できるということらしい。受託手荷物20kgをオプションで購入して、2名分の合計支払額はMYR127.14(@¥25で¥3,190)でした。溜まっていたポイント1,400ポイントをすべて使いきり、空港利用税、手数料などの不足分合計がMYR127.14ということになり、その不足分をクレジットカードで支払いました。

復路のシンガポール > クアラルンプール経由 >大阪の便は受託手荷物25kg込みで、2名分の総支払額はS$451.00 (@78で¥35,130) でした。往路大阪 > クアラルンプールの受託手荷物はまだ購入していませんが、その分を除く、合計支払額は2名分往復でおよそ¥55,320。大阪 > クアラルンプールまでの往路受託手荷物20kg(¥3,900)/2を加えると、片道1名分でおよそ¥14,805。

2017年度観戦チケットを一部のカテゴリーで超早割価格で購入できるのは12月2日まで。

Japanese GP 2016 — Friday P2

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GPスクエアでお昼ご飯を食べて、P2はS字コーナーで撮影しようと考えていましたが…

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仮設のA2スタンドに行けるのも今日だけだし、ちょっと覗いてみたら、

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時速300キロでほとんど減速することなく1コーナーに突っ込んで、2コーナー、3コーナーから、

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鈴鹿名物のS字コーナーへと進むマシンが見渡せる。

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1コーナー寄りの最上段の席を確保し、P2の開始を待ちました。

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右から左にアクセル全開で通過するV1、V2席(グランドスタンド)よりも見ていてずっと緊張感があります。ピットレーンから合流するところもすぐ近くに見えます。

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写真撮影には適していないかもしれませんが、見ていて飽きない場所です。

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P2の途中でS字コーナーの方に移動する予定でしたが、結局、90分間の全セッションをA2席で観ました。

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撮影難易度はかなり高くなります。流し撮りの場合、追尾オートフォーカスに設定すると、連写枚数が減ります。

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HAASのマシンは翌日行われた予選で2台ともQ3に残りましたが、金曜の練習走行の時点でかなり調子が良い印象を受けました。

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冠スポンサーのEmiratesの看板が際立つ1、2コーナーのスタンド席。

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S字コーナーの方には向かわず、帰路はGPスクエアの方に戻りました。

Japanese GP 2016 — Friday P1に戻る。

Japanese GP 2016 — Friday P1

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2年ぶりにF1日本グランプリ金曜日券をLAWSONで購入しました。大人一枚税込¥4,200。

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午前6時過ぎに自宅を出発し、新名神高速道路土山サービスエリアで休憩。駐車中の車の半分ぐらいが鈴鹿サーキットに向かうようです。

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二年前と同じように御薗工業団地前交差点にある御薗駐車場を利用しました。二年前は一日¥2,000でしたが、今年は値上げになっていて¥3,000でした。

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今日はOlympus PEN E-P5にOLYMPUS M.60mm F2.8 Macroを装着しています。

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コーナーの外側が内側よりも低い逆バンク。

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シャッタースピード1/125秒で流し撮り。

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カメラマン、多いです。

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トンネルを潜って最終コーナー付近に移動。チームウェアに被り物、日本グランプリ特有の光景かと思います。

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常設スタンドの最下段から置きピンで。

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金曜日の人出は去年よりも3千人少ない27,000人だったそうですが、東コースに集中していたのか、そんなに少ない印象はなかったです。

Japanese GP 2016 — Friday P2へと続く。

FIA Announces Provisional Calendar for 2017

昨日、パリで開催された世界モータースポーツ評議会(WMSC)の会議の後、2017年度のF1暫定スケジュールが公表されました。来年度規則の微調整も含まれます。シンガポールGP開催日が9月17日ではなく、10月1日であるという前提で、航空券をすでに手配した我々は博打に勝ったのでしょうか。

March 26 Australia (Melbourne)
April 9 China (Shanghai)
April 16 Bahrain (Bahrain)
April 30 Russia (Sochi)
May 14 Spain (Barcelona)
May 28 Monaco (Monte Carlo)
June 11 Canada (Montreal)*
June 18 Azerbaijan (Baku)
July 2 Austria (Spielberg)
July 9 United Kingdom (Silverstone)
July 23 Hungary (Budapest)
July 30 Germany (Hockenheim)*
August 27 Belgium (Spa-Francorchamps)
September 3 Italy (Monza)
September 17 Malaysia (Sepang)
October 1 Singapore (Singapore)
October 8 Japan (Suzuka)
October 22 USA (Austin)
November 5 Mexico (Mexico City)
November 12 Brazil (Sao Paulo)*
November 26 United Arab Emirates (Abu Dhabi)
*Subject to confirmation 赤は連戦

マレーシアとシンガポールの順序が今年と逆になり、シンガポールは10月1日の開催予定です。カウントダウンの設定を更新しました。

Singapore GP 2016 — Monday

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月曜は午前8時前にホテルをチェックアウトし、タクシーでチャンギ空港第一ターミナルへ向かいました。空港までの所要時間はおよそ30分。

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10:55発のバンコク、ドンムアン行きの便(FD358)に搭乗します。

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プリントアウトした搭乗券をAirAsiaのお姉さんに見せると、預ける荷物のタグを印刷してくれました。

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預ける荷物の重量は19.4kg。GST還付手続きはイミグレ通過後に行う予定なので、消費税還付対象となるMacBookは預けずに機内に持ち込みします。

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GST還付手続きを行うところ。本来は申請する人が自分でバーコードを機械に読み取らせ、クレジットカードに還付するなど、還付方法を指定するようですが、スタッフがすべてやってくれました。発行されたeTRS通知伝票を持って、機械のすぐ近くにある税関カウンターに行くように指示されました。他に還付申請をする人がいなかったためか、還付対象となる購入した製品を見せるように言われました。MacBookが入っている化粧箱の蓋を開けると、OKとのことでした。購入金額S$1,788.00に対して還付される税金はS$95.00でした。お店で実際に支払ったGSTはS$116.97なので手数料S$21.97が差し引かれています。EpiCentreの店員さんが言っていた通り、還付される税金は購入価格のおよそ5%でした。

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イミグレ通過後、搭乗口に向かう前にAPRのiStudioでiPhone 7をチェック。同時にMacBookなどの販売価格を見ると、GSTが含まれない免税価格となっていました。確認はしていませんが、バンドルされる「おまけ」はないと思われます。

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バンコク、ドンムアン行きのAirAsia FD358は定刻通りにC26ゲートから出発するようです。

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バンコク経由なので、タイはシンガポールやマレーシアよりも東にあると勘違いしていた私は、1時間の時差があることに気づいていません。旅程表にはチャンギ出発が午前10:55、ドンムアン到着が午後12:20と書かれていたので、飛行時間は1時間25分だと思っていました。正午を過ぎても飛行機は一向に着陸態勢に入らないのでひょっとして時差があるのかと思った次第。ドンムアンを出発するのは午後2:15なので、シンガポール時間の私はこれでは乗り継ぎできない、どうしようと心配になりました。

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機内のアナウンスを聞き、-1時間の時差があることを知りました。ドンムアン空港で予定通りの昼食を済ませ、関空行きのXJ610便に搭乗。同行者とは少し離れた席になりました。その席が妙にゆったりしている。

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同行者の席はといえば、前に向かい合って客室乗務員が座る席でした。非常口に最も近い席なので、緊急脱出時にお手伝いするところ。

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ヘッドレストを見ると、HOT SEATと書いてある。追加料金は支払っていないのに、何かの手違いです。おかげさまで関空まで熟睡できました。私の隣に座っていた親子はバリューパック(重量20kgの受託手荷物+機内食+標準座席のセット)だったので、この方達もHOT SEATを追加購入していないと思います。間違って追加購入されていたのは食事でした。

Singapore GP 2016 — Sunday (Race)に戻る。

Singapore GP 2016 — Sunday (Race)

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シンガポールGP決勝の観戦は自席があるベイグランドスタンドのダークグリーンで。この巨大な常設グランドスタンドはマリーナベイに面しており、背景となる金融街の夜景を存分に楽しみながら、レース観戦できます。

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自席からの写真撮影は半ば諦めていましたが、LUMIX G VARIO 35-100/F2.8が思いの外、 ナイトレースで使えそうなので、ほぼすべてのラップでシャッターを切り続けました。

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シャッタースピードは1/250秒、ISOは2500、露出補正-0.7EVに固定しました。この設定なら絞りは自動的にf/2.8になります。マニュアルフォーカスで置きピン。

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時々、Formula 1® Appのライブタイミングで順位を確認。

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ホテルで昼寝できなかったためか、観戦中に睡魔に襲われそうになりました。

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これまでならシャッタースピード1/250秒でこんなに明るく撮れなかったけれど、F2.8通しの明るいレンズのおかげで、公開できそうな写真が撮れました。

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今年は珍しく、セーフティーカーが出動したのはオープニングラップのNico Hülkenbergのクラッシュ時のみ。2016年度シンガポールGP決勝で表彰台に立ったのは、

  1. Nico Rosberg MERCEDES
  1. Daniel Ricciardo RED BULL RACING TAG HEUER
  1. Lewis Hamilton MERCEDES

年間チャンピオンになったことがないドライバーがシンガポールで優勝したのは初めてのことだそうです。

今年はもう一つ、例年とは異なる状況がベイグランドスタンドでありました。我々の席があったダークグリーンの列の後方におそらくツアーで参加された同胞の観戦客が多数おられました。

Singapore GP 2016 — Mondayへと続く。
Singapore GP 2016 — Sundayに戻る。

Singapore GP 2016 — Sunday

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日曜のランチは一昨年も来たクラークキーのHooters。ラリードライバーご夫婦と待ち合わせて、エアコンが効いた店内の方へ。

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シンガポールの名物料理といえば、チキンライスですが、今年を含めた過去9回分の観戦記で一度もチキンライスが登場しません。同行者が鶏肉が苦手であり、私も好んで注文しようとはしないからです。シンガポール各地にあるホーカーも2010年を最後に行かなくなりました。それではどこで食事をとるのか?お察しの通り、Din Tai Fungばかりになります。時々、気分転換にHootersのようなアメリカのチェーン店やパスタとピザのイタリア料理店に入ります。

Hootersのランチは安くて美味しい。画像左はNZ Sirloin Steak、右はChicken Pesto Spaghetti、共にソフトドリンクとアイスクリームが付いてS$10++。サーキットパーク内でアルコール飲料を買うより安い。Wikipediaによると、Hootersの名称には二つの意味が込められており、一つは店のロゴに使われているフクロウのホーホーという鳴き声。二つ目は、Saturday Night LiveでコメディアンのSteve Martinが流行らせた俗語で、人(特に女性)の胸を表すそうです。

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ランチの後、ラリードライバーご夫婦と別れ、ホテルのすぐ前にあるClarke Quay Centralの地下1階に入居するApple製品用アクセサリー専門店のMacshopを再訪問しました。お昼前の11時頃に来た時はまだ閉まっていた店です。品揃えがマニアックで古参マカーにとっては面白いお店です。Mujjoの12″ Macbook用のスリーブ取扱店を検索していてヒットしたお店ですが、15″ Macbook Pro用のものしか置いてなかったので、代わりに割引販売されていたbooqのスリーブ、Mamba sleeve 12を二つ買い求めました。

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この後、私はホテルに戻って昼寝。同行者はサーキットトラックに隣接する別のホテルにパパラッチ。

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F1パドックに最も近いこの五つ星ホテルのロビーは、シンガポールGPが開催される週末に世界各地から訪れるセレブ達の社交場となっています。F1界のドン、Bernie Ecclestone氏の奥さん(Fabiana Flosi)が退屈そうに佇んでいるのを見た同行者は、勇気を絞り出して記念撮影をお願いしたそうです。えっ?Fabiana Flosiさんといえば、この7月にお母さんがサンパウロで誘拐され、ブラジルの犯罪史上最も高額な£2,800万(およそ36億6千万円)の身代金を要求された事件がありました。Ecclestone氏の義母は10日後に、身代金を支払うことなく、解放され、首謀者と思われるヘリコプターのパイロットが逮捕されました。

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こんな事件が記憶に新しい時に、身分不相応にもFabiana Flosiさんに堂々と話しかけるような人は皆無でしょう。Fabianaさんに近づくと、どこからともなくお付きの方が現れ、その人が同行者のカメラを奪い取り、没収するのかと思いきや、シャッターボタンを押してくれたそうです。直後にBernie Ecclestone氏が現れ、今度は同行者を中央に三人で記念撮影してもらったとか。この時の証拠写真は、Friends & Family限定の視聴制限付きでFlickrにアップロードしてあります。

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ドライバーが宿泊する別の五つ星ホテルに移動し、入り待ちとパパラッチを続行。

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パドックパスを所持していない限り、鈴鹿ではこのような機会はありません。

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私はホテルで昼寝することができずに、4番ゲートからサーキットパークに入り、T12近くの立見台でFerrari Asia Pacific Challengeのレースを撮影。

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被写体がこちらに向かって来る場合は高速シャッターで。金網があるので、置きピン。

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ドラえもんがスポンサー?

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入り待ちしていた同行者に合流し、早めの夕食をRaffles CityのDin Tai Fungでと計画していましたが、 店は混雑していて6時半から始まるドライバーズパレードに間に合いそうにありません。代わりに同じRaffles Cityにあるベトナム料理店、NAMNAM NOODLE BARでベトナムの麺、フォーを注文したら病みつきになりそうな味でした。

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ドライバーズパレードはダンカンのところで。

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トラックの向かい側に大勢の人がいるのでなかなかこちらを向いてくれない。

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ここも金網があるのでマニュアルフォーカスで置きピン。

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こちらを向いてくれたのはスウェーデン人ドライバーのMarcus Ericssonだけ。 気に入りました。Räikkönenが引退したらこの人を応援しよう。

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最も大きな歓声が聞こえたのはSebastian Vettelでした。

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スウェーデンからやって来たのでしょうか。この人たちはこの小さな立見台を占拠しようとしている。

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Marina Square増築部のテラスにはただ見しようと場所取りしている人が多数います。Marina Squareは、サーキットトラック内側にある商業施設ですが、シンガポールGP主催者がこの建物を借りているわけではないので、目隠しの幕を張ることができません。サーキットトラック内側のホテル客室から観戦するのと状況は同じ。

Singapore GP 2016 — Sunday (Race) へと続く。
Singapore GP 2016 — Saturday (Queen + Adam Lambert) に戻る。

Singapore GP 2016 — Saturday (Queen + Adam Lambert)

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F1予選が始まる前にパダンステージに登場したのはイギリスのバンド、BASTILLE。アルバム、Bad Bloodに収められたPompeiiは私も知っているヒット曲。BASTILLEは Music Festivalにも登場するバンドですが、今回はQueenの前座になっています。ボーカルのDan Smithがコンサートの最後にちょっと皮肉交じりに”Enjoy Queen!”と言ったのが印象的でした。

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兄から借りたLUMIX G VARIO 35-100/F2.8の主な用途は、ジャズライブでの撮影だそうですが、確かにこのレンズは明るいのでライブでの撮影にも適していそうです。

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今年のFan Zoneは、ステージの前方に4つの区画に別れており、我々はSRC側、前の方の区画の最も後方に陣取りました。ゾーンを分けるフェンスがちょうど背もたれとなり、座って長時間、待つにはうってつけの場所でした。

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Queen + Adam Lambertのコンサートは、1973年リリースのSeven Seas of Rhyeから始まり、誰もが知るヒット曲のオンパレードが続きます。

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ギタリスト兼天文物理学者のBrian Mayが進行役のようです。カメラ2台を取り付けた自撮り棒を回転させると、ステージ上のスクリーンに観客の様子が写し出される仕組み。

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ステージの前の方に来てくれると、かなり近い。30数年前に行くはずだった大阪でのライブに行けなかった私としてはこんなに嬉しいことはありません。

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天文物理学者らしい演出。

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Bohemian RhapsodyではFreddie Mercuryとの共演も。Adam Lambertが、「みなさんと同じように私もFreddieのファンだ」と言っていたのが印象的でした。

Bohemian Rhapsodyの動画、頭の部分が切れていますが…

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Under Pressureでは今年の1月に亡くなったDavid Bowieがスクリーンに登場。Brian May、Freddie Mercury、Roger Taylor、共に1940年代後半生まれなので同世代になります。

iMovieで編集した動画をYouTubeにアップロードしました。

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シャツを着替えて再登場。アンコールは、”We will rock you”と”We are the champions”。観客がアンコールを待ちながらすでに”We will rock you”を歌っていました。

アンコールからイギリス国歌(God Save the Queen)まで8分56秒。

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Roger Taylorをアシストしていたドラマーは彼の息子、25歳のRufus Tiger Taylor。Rogerの若い頃にそっくり。

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これまでに観たコンサートの中で最も完成度が高い素晴らしいパフォーマンスでした。幕が下りるとDavid BowieのHeroesが流れていたので、追悼の意味合いもあったのかもしれません。

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午前0時半ごろにコンサートが終わり、開放されたトラックを経由して帰路につきました。

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明日は決勝の日ですが、すでに山場は越えたような錯覚がありました。

Singapore GP 2016 — Sundayへと続く。
Singapore GP 2016 — Saturdayに戻る。

Singapore GP 2016 — Saturday

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土曜日は予選の日というより、Queen + Adam Lambertのコンサートの日。昨夕に現地入りされたラリードライバーご夫婦から一緒にランチしませんかのお誘いを受けました。Google Mapsで近くのDin Tai Fungを検索すると、ホテルから徒歩数分のChina Town Point内に一軒あることがわかりました。上の画像では左のPARKROYAL on Pickeringの右にある白っぽい建物がChina Town Point。

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今回のマレーシア、シンガポール旅行では各地のDin Tai Fungを4回、訪れましたが、ここが最後。シンガポールのDin Tai Fungは制覇したと思っていましたが、まだまだあるようです。食事しながらiPad Proを、消費税が還付されるシンガポールで購入しようという話題になり、昨日、我々がMacBookを購入した313@Somerset内にあるEpiCentreにタクシーで向かうことになりました。

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Apple製品購入時の相談やお店での交渉は私にお任せくださいということで 、入店後10分もしないうちに昨日の信頼できる店員さんから12.9″ iPad Pro Wi-Fi Only 128GBをお買い上げいただきました。同時にApple Pencilも。iPad Proの税込み定価S$1,338.00 + Apple Pencilの税込定価S$148.00ですが、およそ5%のS$74が、空港で手続きをすれば還付されるはずです。iPadシリーズは日本での販売価格が見直されたので、日本で購入した場合(¥100,224)との価格差は¥4,891 (S$1=¥75で計算)ほどですが、EpiCentreで購入した場合はさらに豪華な「おまけ」が付属します。

 日本国内で購入した場合(税込)シンガポールで購入し、税の還付申請をした場合 (S$1 = ¥75)差額
12.9″ iPad Pro Wi-Fi Only 32GB¥89,4241,188.00 – 59.40 = S$1,128.60 (¥84,645)¥4,779
12.9″ iPad Pro Wi-Fi Only 128GB¥100,2241,338.00 – 66.90 = S$1,271.10 (¥95,333)¥4,891
Apple Pencil¥11,664148.00 – 7.40 = S$140.60 (¥10,545)¥1,119

お店でGST(消費税)還付申請用の書類を発行してもらうにはパスポートを提示しなければなりません。この時、パスポートを所持されておらず、写しを提示したら不可ということで、後ほどパスポートを持ってお店を再訪問され、問題なく還付申請用書類(レシート)を受け取られたそうです。

iPad Proに付属する豪華な「おまけ」は以下の通り。

  • Devia Universal Travel Kit
  • Bluetooth Speaker
  • UiiSii C100 Monster Earpiece with Mic
  • Vouni Folio Case
  • iWorld Screen Film

お店のサイトによると、合計S$478 (¥35,850) の価値があるそうですが、実際はそんなにないと思います。ユニバーサル・トラベル・キットが「おまけ」に含まれるので、帰国後すぐにでも充電できます。この電源アダプターキットがなくても、iPad mini 4を所有されているので、ダックヘッド(電源コンセントに挿し込む部分)を使いまわしすることも可能です。

AppleCare+ for iPadはiPad購入後30日以内であれば、帰国後にオンラインのApple Storeに電話したら居住国である日本で購入することができます。保証規定が国によって異なるので、延長保証のAppleCareは居住国で購入されることをお勧めします。保証サービスは世界各地で受けることができます。

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サーキットパークへはPARKROYALの前を通るルートで向かうと、蛇行する川沿いのルートと比べてずっと距離が短いことに気付きました。

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すぐ前を歩く人も同じゲートに向かうのだろうか。この日も4番ゲートからサーキットパークに入場。

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T12からアンダーソンブリッジへと向かう好位置に設けられた立見台でP3を撮影。ここからの撮影は金網越しになるので、マニュアルフォーカスで置きピン。

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T12にもっと接近したいところですが、後からやって来たのでこれで精一杯。

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今日はF1の予選よりもQueen + Adam Lambertのコンサートに関心があり、マシーンの写真撮影はあまりやる気がありません。

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P3終了後のパダンの様子。場所取りしている人はまだほとんどいません。スクリーンの画質が妙に綺麗なのは、今年のシンガポールGPで4Kの試験放送が行われていたためでしょうか。

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こういう画像や情報を公開すると、また叱られるかもしれません。公式サイトでは来年度の観戦チケットの一部が超早割価格ですでに販売されていますが、SRC会員価格でこの特別なチケットを分けてもらえるのならダンカンにチケットを手配してもらうという手もあります。

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夕食は価格相応に美味しくはないPadang Terraceで。食後はFan Zoneで場所取りする予定です。

Singapore GP 2016 — Saturday (Queen + Adam Lambert) へと続く。
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Singapore GP 2016 — Friday (P1&P2)

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Hotel Fort Canningを昼前にチェックアウトし、日曜まで3泊するSwissôtel Merchant Courtにタクシーで移動しました。シンガポールにはスイソテルは二つあります。サーキットトラックに隣接する方は、シンガポール政府がホテルに対して課すF1税の税率が高く、その分が宿泊料金に反映されて、異常に高くなるので、税率がより低いクラークキーの方のスイソテルを予約していました。

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Swissôtel Merchant Courtにチェックインすると、通された3階の部屋にはガラスのテーブルにウェルカムギフトが置いてありました。T9外側のスイソテルと同じチョコだと思います。この時期の宿泊客は大半が我々のようにF1観戦を目的とした観光客か、チーム関係者です。このホテルではPirelliのイタリア人スタッフを数名見かけました。

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ホテルから4番ゲートまでの道のりを調べようと、Google Mapsを立ち上げると、地図上にサーキットトラックが現れました。交通規制状況もリアルタイムで反映されています。タクシーの運転手もGoogle Mapsを使用していました。我々は徒歩でT12の近くにある4番ゲートを目指します。

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この日、兄に借りたLUMIX G VARIO 35-100/F2.8を初めて、E-P5に装着し、試写してみました。F2.8通しの明るい中望遠レンズなので、ナイトレースの撮影には適しているはずです。高級なレンズだけあって、かなりシャープな写りです。

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橋を渡って川沿いを東に進み、4番ゲートへ。

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今年はパダンステージのレイアウト変更に伴い、ゲート番号も変更になりました。

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金曜なのでゲートは空いています。すぐ近くに5番と6番ゲートがあり、土曜と日曜も比較的、空いています。3番と7番ゲートが最も混雑します。

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Jubilee Bridgeは渡らずに、ドリアン劇場の前を通過して自席があるZone 3のBay Grandstandへ向かいます。

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サーキットトラックの上に渡してある陸橋の中はこんな感じ。現地の英語ではOverpassと言います。地下通路はUnderpass。

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P1開始までにベイグランドスタンド内に設けられた屋台で高級なホットドッグで腹ごしらえ。Burger Bistroという名前のこのお店は去年も利用しました。ボリュームがあります。

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ダークグリーンの自席からT18を見るとこんな感じで、一見して良い写真が撮れそうですが、P1が始まると、今はおとなしく待っている人も立ち上がってスマホで写真撮影したり、ひっきりなしに通路をウロウロする人がいるので、あまり良い席とは言えません。しかも、レコードラインは向かって右から左なので、マシンはほとんど見えない。それでも金網が視界を遮らない場所は、この巨大な常設スタンドの中でもこの辺りだけです。

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幸いにも金曜、特にP1を観戦する人は少ないので、 事実上の自由席になり、空いている席に移動して写真撮影することが黙認されています。しかし、他人の視界を遮るような、自己中心的な行為をすると、案内係やセキュリティースタッフ、別の観戦客に叱られます。

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シンガポールフライヤーに最も近い通路は使用禁止となっていますが、席とチェーンの間にある隙間に立って写真撮影する人が毎年います。(私も去年まではここで撮影していました。)ここなら誰の視界も遮らないので、構わないだろうと思うのですが、去年あたりから拳銃を持ったセキュリティースタッフが席に着くように注意するようになりました。

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レンズの焦点距離はこれで望遠端の100mm(35mm換算で200mm)ですが、ちょっと遠い。

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この角度からは満足できる写真が撮れない。

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より近い方に少し移動しました。カメラの設定はシャッタースピード優先オート、ISOはマニュアルに設定し、絞り値を見ながら光量に応じて変えています。上の画像ではISO 200、f/3.2。

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クロップしてみました。見かけはチープなレンズなのに、実際は高価なレンズだけあって写りはシャープ。

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P1が終了する頃にはかなり暗くなります。夕暮れ時の光量は激しく変化するので、カメラの設定変更が忙しくなります。

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毎年のように誰かがトンネルの中で壁に突っ込みますが、今年はNico Rosbergでした。T18手前の短いストレートで減速しながら走行していたにも関わらず、トンネル内でクラッシュしたのはマシンに何か問題を抱えていたのかもしれません。

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P1が終了すると、パダンに通ずる新しい陸橋を渡り、ダンカンのところを経由してステージを下見しました。Fan Zoneにはそれほど人が集まっておらず、出入り自由でした。今夜はKylie Minogueですから。明日の予選はFan Zoneの中に陣取り、ステージに設置された大きなスクリーンで観戦し、そのままQueen + Adam Lambertの登場を待つという作戦を練りました。夕食はPadang Terraceで。

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 P2はT13からT14に向かうアクセル全開ストレートの途中で流し撮り。

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レンズはOLYMPUS M.60mm F2.8 Macro。マシンまでの距離が近いので、撮影難易度は物凄く高い。

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去年、一昨年と比べて、今年はエンジン音が大きくなっています。音質は変わらず。

Singapore GP 2016 — Saturdayへと続く。
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Singapore GP 2016 — Friday (Orchard, Singapore)

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二つ目のリフト(エレベーター)があるYWCAの隣にある「カッパ」の正体がわかりました。

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これですね。シンガポール到着当日は、現地の言葉、”Singlish”の発音特性に慣れていなくて、一日が経過したら勘を取り戻しました。 「カッパ」とは”Car Park”のことだったのです。中国語とマレー語の要素が混在するSinglishでは、”Park”は「パーク」ではなく「パク」のように聞こえるので、”Car Park”は「カッパ」に聞こえる。Park Mallの駐車場の中にエレベーターがありました。そのエレベーターを使って1階まで降りて、建物(ショッピングモール)から外に出ると、バス停があり、そのさらに向こう側にMRTのDhoby Ghaut駅がありました。このルートなら丘の上に建つホテルから最寄り駅までの高低差は、エレベーター利用で、体力を消耗させることなく、移動できます。

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Dhoby Ghautまで行けば、Somersetは徒歩圏内なので、 そのまま歩いてSomersetの駅に隣接する313@Somersetに向かいました。目的地はシンガポールの老舗APRであるEpiCentre。今日はiPhone 7 / iPhone 7 Plusの発売日とあって、開店が普段よりも遅い午前11時。ガラス張りの店頭では、新しいiPhoneを買い求めようとする人が列をなして待っています。

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313@Somerset前のオーチャード通りには地元テレビ局のカメラマンも取材に来ていました。 Appleのことは詳しくはなさそうで、私が指差した方向にある建設中の直営店のことは知らないようでした。英語圏とフランス語圏に限定されますが、私は海外に行くと知らない人に話しかける変な習癖があります。そのおかげで色々な有益情報が入って来ます。

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知識豊富そうな店員さんを見つけてMacBook (Early 2016) にバンドルされる「おまけ」やGST還付書類の発行、空港での還付手順などについて尋ねてみました。どの質問にも的確な受け答えができる優秀な店員さんでした。

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よし、信頼できそうなこの店員さんから買おうということになり、1.1GHz Dual-Core、Intel Core M3、8GB RAM、256GB Flash DriveのMacBook (Early 2016) を買えば、無料でバンドルされる「おまけ」を見せてもらうことにしました。以下は、「おまけ」のリストと現地での定価。

  • iWorld Palm Skin + Keyboard Protector S$69.00
  • UiiSii C100 Monster Earpiece with Mic S$39.00
  • Devia USB C to A Adapter S$22.00
  • Tucano Colore Sleeve S$??
  • Cleaning Kit S$9.90
  • Mazer 2M USB-C Cable S$39.90

Tucano製スリーブの価格が不明ですが、少なくともS$200以上の価値がある「おまけ」が付属します。店頭にはこのプロモーションに関して何の掲示もなく、知っている人だけが貰える「おまけ」のようです。現時点で直営のApple Storeが不在のシンガポールではApple本社から認定を受けたApple製品専門チェーン店が数多く存在し、お互いが熾烈は販売競争を繰り広げています。Apple本社からは定価で販売するようにとのお達しがあるようなので、どの店で買ってもApple製品は同じ価格です。そこで他店と競争するにはサービスの質と製品にバンドルする「おまけ」で差別化を図ろうとしているようです。Apple製品を好んで買い求める消費者にとっては、ありがたいことです。特に我々、日本からやって来た観光客は円高による為替差益とGST(消費税)の一部還付による利益を享受することができ、お得にApple製品を購入することができます。

今回、313@SomersetのEpiCentreで購入した12″ MacBook (Early 2016) の場合、7%の消費税込み販売価格S$1,788のおよそ5%のS$95.00が、空港で還付申請すれば、後日、クレジットカードに返金されます。結果的に太っ腹な「おまけ」込みで実質S$1,693で購入できたことになります。現在のレート(S$1=¥75)で¥126,161。日本で購入した場合(税別¥148,800)と比べて¥34,543も安く入手できることになります。さらに、要らないものもある太っ腹な「おまけ」の価値、¥15,000以上を加えると、5万円近くも安い。海外旅行者の免税範囲は海外市価の合計額20万円ですから、他に高額商品を買わないのであれば、帰国時に税金を支払う必要もありません。

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新しいMacBookをマレーシアまたはシンガポールで購入しようとしたきっかけは、明日の夕方に現地入りされる予定のラリードライバーご夫婦のemailでの質問にあります。「あ、iPad Pro買うなら、ハワイがいい?シンガポールがいい?ダンナ君に聞いて。円高だからねえ。」この質問を受けたのは1ヶ月前のことであり、その時はiPadシリーズの価格改定(値下げ)前であり、消費税が還付されるシンガポールで購入した場合に大きな価格差がありました。

その後、サンフランシスコ現地時刻9月7日のスペシャルイベントでiPhone 7などの新製品が発表され、予想通りにiPadを含む一部の製品で為替レートが見直されました。結果、iPad Proの場合の価格差は消費税分ぐらいになりましたが、価格が改定されなかったMacBookの場合は上述の通り、大きな価格差があることがわかりました。

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EpiCentreのサイトを見ると、September Promotionというのがあり、主なApple製品を購入したら密かに無料で「おまけ」がもらえることがわかり、MacBookの購入を検討することにしました。ラリードライバーご夫婦にも、iPad ProよりもMacBookの方がよりお得に買えることを伝えましたが、用途を考えるとiPad Proの方が良いということでした。

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ランチはParagon Shopping Centre内のDin Tai Fungで。

Apple Store Orchard, Singapore

パラゴンのすぐ隣に巨大な幕で覆われた工事現場が見えています。同行者がパラゴンで買い物をしている間に木陰で休憩していると、すぐ横でCanonのフルサイズカメラを持った若い人二人が撮影した画像をチェックされていました。横目で覗くと、iPhone 7を購入した人の写真ばっかり。話しかけてみると、パラゴンにある現地携帯キャリアのM1でiPhone 7を購入した人の写真撮影をしているとのことで、このお二人はApple Singaporeと契約しているプロのカメラマンであることがわかりました。納品した画像ファイルの一部はクパチーノに送られ、スペシャルイベントなどのプレゼンで使われるそうです。

Apple Store Orchard, Singapore

ここに何ができるのか、知っている人は少ないようです。現地テレビ局と契約しているカメラマンも知らないのですから。

Apple Store Orchard, Singapore

先ほど話しかけたプロのカメラマンはもちろん知っていました。画像中央少し右にある小さな幕はAppleロゴでしょうか。噂によれば、東南アジア初のこのApple直営店が開店するのは今年の11月上旬とされています。名称はApple Store Orchard, Singaporeになると思うのですが、違うかもしれません。

Apple Storeが入居するのはGrand Park Orchard(五つ星ホテル)のビルです。来年もシンガポールGP観戦旅行にやって来るのであれば、このホテルは宿泊先ホテル候補の上位になりそうです。

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