FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 2

2017年度F1シンガポールGPの開催予定日が2017年10月1日から2017年9月17日に変更になり、観戦チケットや宿泊ホテル、航空券などを手配していた多くの人が困っておられるようです。シンガポールGP公式Facebookのサイトで購入済みの観戦チケットの払い戻しが可能なのかどうか、問い合わせている人がいます。そのような人に対して管理者は、tickets@singaporegp.sgに連絡するよう案内しています。どうやら、観戦チケットに関しては払い戻し可能なのかもしれません。我々は超早割価格セール期間中(開催予定日が変更になる前)に観戦チケットを購入しなかったので、この分に関しては博打に負けた被害は発生していません。

被害が発生するのはAirAsia格安航空券2名分の受託荷物ありの往復運賃です。Part 1で試算したように、航空券のキャンセルや変更をするとおよそ5万円から8万3千円の損失になります。そして、金銭的な損失以上にシンガポールGP開催初年度から10周年記念となる節目の年にグランプリに参加できないという心理的な損失もあります。

マレーシアGPと開催日程が入れ替わっただけであり、不幸中の幸いか、来年も往路は乗り継ぎではないクアラルンプール経由の航空券を手配していました。復路はクアラルンプール乗り継ぎのルートなので、クアラルンプール⇒シンガポールまでの便を追加で購入すれば、開催日程変更前に買ってしまったAirAsiaの航空券を無駄にすることなく、マレーシアGP観戦旅行に切り替えることができます。しかしながら、シンガポールGPに行けなかったという心理的な損失はこれでは補填できません。

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試合に負けた選手のように、頭を切り替えて、来年は代わりにマレーシアGP観戦旅行に行こうとしました。しかし、調べれば調べるほど、マレーシアGP観戦旅行はつまらないものになりそうな気がしてなりません。去年のタクシー事件や近くの商業施設、MOPのマレーシア式トイレの件もあるし、どちらかといえば、行きたくないグランプリの筆頭にあるのではないかと思うほど。空港に近いのは良いけれど、近くて良いホテルはSama-Samaだけ。しかもそのSama-SamaはF1チーム関係者の定宿になっているのか、グランプリが開催される週末はすでに満室で予約できない状況。80キロも離れたクアラルンプール市内からタクシーで通うのも何だし。

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よく考えてみると、我々はF1ファンというより、シンガポールGP市街地ナイトレースの熱狂的なファンなのです。サーキットパーク内で連日開催されるコンサートやマリーナ地区での食事、五つ星ホテルでの宿泊体験、過去9年間の連続観戦で親しくなった人との再会など、全体的な体験をフルパッケージで楽しんでいるわけです。

2017年9月27日(水)出発のシンガポール行きのAirAsia往復航空券は、キャンセルや変更をせずにこのまま放置しておき、新たに9月14日(木)出発のシンガポール行きの航空券を何とか安く入手する手立てはないか、考えました。そこで思いついたのが、クレジットカードのポイントをマイレージに移行して特典航空券を入手するという方法。調べてみると、溜まっていたポイントは7,000ポイント以上ありました。200ポイント単位でANAまたはJALのマイルに交換できるそうで、ANAの場合は3倍の600マイル、JALの場合は2.5倍の500マイル。7,000ポイントをJALマイルに交換すると、17,500マイルとなり、大阪からシンガポール片道の特典航空券が入手できます。ANAの場合は片道の特典航空券がないそうなので、選ぶ選択肢は自ずとJALになります。往路、復路いずれも同じマイル数とのことです。

復路をJALの特典航空券を利用し、往路のみをAirAsiaの格安航空券を利用すれば、一名分ではありますが、新たな支出¥13,900でシンガポール行きの往復航空券が入手できることがわかりました。早速、クレジットカードのポイントをJALマイルに交換する手続きを開始すると同時にAirAsiaの往路航空券を受託手荷物なしで手配しました。

往路のみ同行者とは別の航空会社を利用することになります。出発空港もJAL利用の同行者は伊丹空港、AirAsia利用の私は関空になります。現地(チャンギ)到着時刻も3時間ほどずれますが、大きな空港なのでいくらでも時間調整はできそうです。復路は同じJALの便になる予定です。

これで心理的な損失が補填できそうです。シンガポールGP観戦チケットは公式サイトから購入せずに、ダンカンのところから特別なチケットを手配してもらおうと考えています。

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7 thoughts on “FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 2

  1. イイ方向で進んでいるようですね。マレーシアは環境が良くないようですが、鈴鹿も名古屋市内から50キロ程ありますから、宿泊と交通手段のレベルは似たようなものなのかな(笑)

    1. マレーシアGPが開催されるせパンは、空港に近いというメリットがあります。しかし、その空港が市内から80kmも離れたところにあるので、日帰りで決勝だけ観戦するには良いですが、サーキット周辺に宿泊するとなると選択肢は限られます。鈴鹿の場合は四日市や亀山、津、土山にもホテルがあり、最寄りの駅から徒歩で通えなくもないです。

      対して市街地サーキットのシンガポールは地下鉄の駅を出ればゲートがあり、サーキットパークから出たり入ったりしながら食事することもできます。宿泊料金はマレーシアの2〜3倍はしますが、サーキットトラック周辺に五つ星ホテルがいくつもあります。

  2. 日程変更にはびっくりしましたが私も全て取り直しをいたしました。ただ、スズカと連戦は少し体力的にしんどいなと感じていたのでそこだけは幸いでした。

    1. キャンセル変更不可のLCCのフライトは手配されていなかったのでしょうか。でしたら、不幸中の幸いかもしれませんね。ホテルがキャンセル不可の予約でしたら、痛い出費になりますが。

      9月27日出発のAirAsiaシンガポール往復航空券は捨てて、空港利用税だけ返金してもらうのが最も被害額が小さくて済みますが、捨てるのは勿体ないのでマレーシアGPとシンガポールGPを連戦観戦しようという計画も残しています。ただ、その場合はマレーシアGPは決勝だけで良いかなと考えています。

      1. 今回は全日空のマイルを利用してフライト予約をしていました。そちらは残念ですがキャンセルして、LCCを取り直す予定です。損害はキャンセル手数料のマイル3000マイルというとこです。
        ホテルはキャンセル可のプランでしたので、取り直しいたしました。ラッキーなことにコース内のホテルを押さえることができたので楽しみにしています。

        マレーシア連戦、なかなか悩ましいところですね。また続報をお待ちしています。

      2. ANA国際線特典航空券は航空券の有効期間内であれば、搭乗日と便の変更が無料でできそうですが。キャンセルの場合は現金不可の3000マイルですね。

        コース内のホテルはRC、MO、MMとSRCの4つしかありませんが、ひょっとしてホテリスタで出ていたRCでしょうか。宿泊する曜日に関わらず、1泊税サービス朝食込み、キャンセル不可で¥37,700という何かの間違い?と思う価格で出ていたものでしょうか。我々はキャンセル不可なので、どうしようか迷っていたら、消えてなくなりました。

      3. 全日空は15 18日のマイルの席が満席のようです。なので寒い寒いエアアジアで行くことになりそうです。

        ホテルはまさにRCです。ホテリスタをチェックしたら目を疑うような価格でしたので、3泊即押さえました。
        他のホテルについてもホテリスタが予約サイトでは最近は一番良いような気がします。

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