Squeaky Floors

昨年末に改修した浴室脱衣場の無垢材フローリングで床鳴りが発生しています。施工直後から特定の位置でペチペチというどことなく安っぽい音が響きます。

自分で張った床が鳴るのは自業自得ですが、この脱衣場の床に関しては、プロの施工スピードに付いて行くことができなかったので、プロに施工をお願いしました。近くで作業の様子を見ていた時、1液型ウレタン樹脂系の接着剤を使用されているのを確認しています。特定の部分で床鳴りするのは、すべての床材に接着剤を塗布していないことか、実部分の施工不良が主たる原因であると思われます。軋むようなギューギュー音であれば、床材の下にある捨て張り合板かさらに下の根太に問題ありだと思います。スペーサーを使われていなかったので、隙間がほとんどありませんが、この施工方法にも問題があったのかもしれません。

私が施工した階段下スペースの床材は、針葉樹のパイン材なので、スペーサーは使わずに隙間なく張りました。一般的な木工ボンドをすべての床材に塗布してありますが、今のところ、ペチペチ音や軋み音はありません。

脱衣場の床鳴り問題は、床材を全面的に解体することなく解決できそうにないので、不本意ではありますが、この状態で使用することとします。

Router Table — Part 4

自作したトリマーテーブルの可動式フェンスを使って、端材を試し切りしました。

Don’t do this!

自作したトリマーテーブルですが、正しい使い方がわかっていないお見本になりました。端材の加工材を10ミリ近くの高さに設定したストレートビットとフェンスの間に置いて、右から左に加工材を送りました。軟質の針葉樹でも1回の切削加工で3ミリまでが基本だそうですが、そんなことも知らずに一気に深さ10ミリ近くの溝を切ろうとして、加工材を少し押したら、弾丸のように加工材が左方向に発射し、ガレージ壁面に向かって飛んで行きました。高速で回転するビットとフェンスの間に加工材を挟んだので、トリマーテーブルが発射台のように機能したものと思われます。

正しい使い方はこちら。堅い広葉樹の場合は一度に切削できる深さは2ミリまで。

2回に分けて切削したら、安全かつ綺麗に溝を切ることができました。

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Router Table — Part 3

合板の端材を使って、トリマーテーブル用のフェンスを製作します。

IKEAの35ミリホールソーを使って合板に直径35ミリの円形の穴を空け、丸鋸で開口形に加工しました。

もう一枚の合板にも同じ大きさの穴を空け、直角を維持しながら木工ボンドとエアネイラーで二枚の合板を接着し、さらに直角三角形の補強材4枚を接着固定しました。

フェンス側面に小さな端材を取り付けてほぼ完成。フェンスを天板の上で平行移動させることが可能ですが、動きは決して滑らかとは言えません。

集塵機がセットできるようにしてありますが、今のところ、集塵機は不要なのでこの状態でほぼ完成とします。

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Router Table — Part 2

厚み15+2ミリのテーブル天板の中央に直径90ミリの穴を貫通させます。RYOBIのトリマーMTR-41はストレートガイドを組み変えることにより、円切り加工が可能ですが、加工する円の半径は100〜200ミリとなっています。ストレートガイドが使えないので、墨線に沿ってフリーハンドで切断しました。厚みが17ミリと分厚いので、ストレートビットを装着したトリマーで3回に分けて切断。

貫通させる穴は円形のベースが入る大きさであれば、多少の隙間があっても構わない。

一辺が90ミリの正方形のベースプレートはテーブルの天板に埋め込みます。

ベースプレートの厚み8ミリ分を彫り下げました。この部分は許容誤差1ミリ未満の高い精度が要求されます。

少しずつ彫り下げながら天板と面一に。

上の画像は微調整前。テーブル天板とベースプレートを完全な面一にしておかないと、切断する材が引っ掛かります。

下から見るとこんな感じ。ベースプレートは重力で下の方に押さえる力が加わり、プレートを天板にビス留めしなくてもこの状態で安定します。

フェンスがない状態で試し切りしました。ルーターを動かすより切断する材を動かす方が容易に安定して切断できます。

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Router Table — Part 1

2年前に製作した補助ワークベンチを改造してトリマーテーブルとしても使用できるようにします。

まずはF型クランプを使いやすくするために2×4材の端材をフレーム上方の内側に固定しました。

フレームの厚みがおよそ76ミリになります。

これでフェンスが固定しやすくなります。

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Wood Wheel Chocks

45×105ミリの端材を使って輪止めを製作しました。およそ40ºの角度で斜めに切断した2枚の杉材を重ねて木工ボンドとビス4本で接着。

同じ大きさの木製輪止めが2個、完成し、実際に使用してみました。

40ºの角度では上の方にタイヤが接触し、輪止めとして機能しそうにない。

金属製の既製品と比べると角度が若干、急だったので、既製品と大体同じ38ºの傾斜に変更し、不要な部分を切断し、ビス2本留めとしました。

Wood Wheel Chock

扁平率65の14インチタイヤで輪止めの傾斜角度が38ºであれば、斜めに切断した面のほぼ中央部分で接触することがわかりました。これなら輪止めとして適切に機能しそうです。

今回の作業では砥石の代わりにサンディングディスクを取り付けたHITACHI製ディスクグラインダー(G10B2)を使用しました。

Moving TV Antenna

斜めお向かいさん別荘宅のテレビアンテナを移動する作業を手伝いました。これまでは出入り口の真上、棟木の丸太先端に取り付けてありました。そのアンテナケーブルが屋根上配線となっており、積雪時に雪の重みで切れそうになっていました。二連梯子を使い、丸太先端に取り付けられたアンテナを取り外し、東側のベランダ上方の破風板に移動させました。

同じアメリカ人ビルダーが建てたログハウスなので、ブースターの設置場所も同じ。邪魔になった樹木の枝打ち作業を含めておよそ2時間の所要時間で、地上およそ10メートルでの高所作業を終えました。梯子に昇ったのは、最も若年の私。

Remaking The Wood Creeper — Part 2

根太の厚みを19ミリから12ミリに変更しました。

これなら寝板がコンクリート面に当たることなく、キャスターが自由に動きます。

コンクリート面から寝板表面までの高さが45ミリほどとなり、寝板のローダウン化ができました。

オリジナルと比べて幅木を広くしたのは6個の穴を隠すため。

根太として使用した12ミリ厚の合板3枚は、寝板に木工ボンドとエアネイラーで固定しました。

ローダウン化した寝板が完成しました。最低地上高が比較的低い車の下にも、木製スロープに前輪を載せることにより、ジャッキアップなしでこの寝板で潜ることができるでしょう。

Suzuki HUSTLERの場合は、エンジンオイルのドレンパンとフィルターが前の方にあるので、フロントバンパー下から容易にアクセスできます。

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Remaking The Wood Creeper — Part 1

木製ガレージ完成後しばらくして自作した木製クリーパー(寝板)の高さを変更します。一旦、分解して材料のサイズを変更し、組み立て直します。ジャッキアップなしで木製スロープに車を載せた状態で、車の下に潜れるよう、クリーパーをローダウン化することが目的です。

両端の1×4材(寝板)に直径64ミリの穴を貫通。

IKEAの64ミリホールソーをBOSCH PSB 700 REに装着して両側から6個の穴を空けました。

この時点では5枚の1×4材は固定していません。

穴の直径64ミリならキャスターが回転しても干渉しません。

寝板を裏返しにして3枚の根太を取り付けます。中央の根太にも直径64ミリの穴を左右に空けました。

3枚の根太を寝板に固定して、表側に取り付けた幅木にキャスターを固定。

根太も同じ1×4材なので、厚みが19ミリ。キャスターの高さより5ミリほど根太が低い。

コンクリート面に置いて、使い心地を試してみると、完全な水平面でないと、キャスターが自由に回転しないことがわかりました。これでは快適に使えないので、根太の厚みを薄くして再度、製作し直します。

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DIY Wood Car Ramps — Part 4

Wood Car Ramp Dimensions

完成した木製スロープの寸法を記録しておきます。

先端はこんな感じ。角度は45º。

コンクリート面に張り付いているかの如く、スロープは前後に動かずに安定しています。Toyota Aquaも木製スロープに載せた状態で、馬なしで何とかエンジンオイルとフィルターの交換ができそうなことを確認しました。

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Installing Moen 7425 Chateau One-Handle Low Arc Kitchen Faucet — Part 3

水道メーターの元栓を閉めて、既設の古い混合水栓(MOEN M7500)を取り外し、新しい混合水栓(MOEN 7425)をキッチンシンクに取り付けます。

シンク下のシャットオフバルブを閉めて蛇口を開き、水道管に残った水が排水されるのを待ってから、給湯ホースをシャットオフバルブに接続するナットをモンキーレンチで緩めました。ナットは予想通りに固着していましたが、思っていたより簡単に緩みました。

新たに取り付けるホースのナットと同じ3/8″であることを確認。パッキンが付いているのでテフロンテープは不要。

シンク下にあるプラスチックのナットと給水/給湯管を蛇口本体に接続する金属のナットを緩めるには、メルカリで買ったRIDGID製水栓レンチ必須です。レンチやスパナを回すスペースがないし、指先も届かない。

シンクの下は所々に錆が発生していますが、陶器製なのになぜ錆びるのか不思議に思い、得意のネットで調べるとこのKOHLER製のシンクはEnameled Cast Iron(琺瑯引きの鋳鉄製)とのことで、陶器ではないことがわかりました。シンクの裏側は鉄なので塗装していたとしても水漏れや湿気で錆びて当たり前。

シンク上からデッキプレートごと、混合水栓(MOEN M7500)を引き抜きました。

MOEN M7500

先代の混合水栓は外見は現行品とそっくりですが、内部構造は別物。左右の二つの穴に給水管と給湯管を通すようになっていました。現行品は一つの穴に給水ホースと給湯ホース、オプションでシャワー(スプレー)用のホースを通すようになっています。

新たに取り付ける混合水栓(MOEN 7425)は中央の穴一つのみ使用。左右の二つの穴を塞いで隠すためにデッキプレート付きの製品を選びました。

デッキプレートをシンクの上に載せました。穴のサイズがぴったりなのは、規格サイズだからでしょうか。

二本のホースを中央の穴に通して、スパウト(吐出口)とレバーをデッキプレートの上に載せました。この先はシンク下からの狭所作業となり、単独での作業は一苦労。シンク下から金属製(多分、アルミ)のC形取り付けナットを溝に合わせて締める際に蛇口本体がぐらぐらするので、誰かに蛇口を押さえておいて欲しいところですが、今日は役立たずの猫しかいない。猫の手は借りれないのでガムテープで一時的に固定しました。

手で締めると言っても、シンク下で仰向けになったら指先が届かない。YouTubeで予習していた時、シンク下に入らず、しゃがんだ状態でキャビネットの外から片手を伸ばしている人がいたのを思い出しました。外人は腕が長いので外からでも手が届くのかと思っていましたが、実際はその体勢の方が手が届きやすいことがわかりました。

混合水栓の着脱方法を解説する動画を何本か観ましたが、作業する人は誰もが共通して、あー!とかうー!とか呻き声を上げながら作業されています。なぜ呻き声を上げるのか、やってみたらわかります。

C形取り付け用ナットを増し締めするには3本のビスをプラスドライバーで締める必要がありますが、そのうちの1本をキャビネットの裏側に落下させてしまいました。キャビネットを破壊するか、シンク上の化粧板を取り外して、上から拾い上げるか… いずれにしても作業を中断しなければならないか…

暫し考えると、そもそも3本のビスは水栓レンチを使わなくてもナットを上方に押し当てるようにして取り付けるためのものであり、水栓レンチを使ってナットを増し締めすることができればビスは不要なはず。

二本のビスだけ使い、後はRIDGID製の水栓レンチでC形ナットを掴んでこれでもかというぐらい、増し締めしました。私が生きている間にこの混合水栓を取り外すことはないかもしれませんが、取り外す際は苦労するでしょう。

給水/給湯ホースをシャットオフバルブに接続して、通水試験しました。問題ありません。ホースを左右逆に接続し直したので、レバーを右に回せば、水、左に回せば、湯が出るようになりました。床下の配管が間違っていたため、以前は逆になっていました。

スパウトは360º回転します。先代のM7500はレバーが360º回転したので、水とお湯の境界がわかりづらかったのと比較すると、新しい7425のレバーはおよそ90ºの回転なので、使い勝手が良くなりました。

米国仕様の混合水栓取り付け作業の難易度:5段階で4(適切な工具があれば2)

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Installing Moen 7425 Chateau One-Handle Low Arc Kitchen Faucet — Part 2

予定日よりも6日も早く、Amazon USで購入したキッチン用混合水栓(MOEN 7425)が日本郵便で届きました。発注日が1月21日なので2週間ほどで到着したことになります。関税、売上税、消費税は不要でした。

水漏れした古い混合水栓は米国製だと思われますが、その後継モデルであるこちらの製品は台湾製。施工説明書が同梱されていましたが、既にAmazon USのサイトから施工説明書はダウンロード済み。

Mitutoyoのノギスで給水/給湯ホースの外径を調べると、3/8″。既設のシャットオフバルブに適合するはずです。(日本国内で販売されている蛇口の給水/給湯ホースは径が1/2″なので、既設のシャットオフバルブに適合しません。)シャットオフバルブを日本仕様のものに交換すれば、IKEAの製品を含め、国内で販売されている製品が使えるのですが、今回はAmazon USから安く個人輸入できたので、米国仕様のMOENの混合水栓で良しとしよう。

いつものようにCat ISONによる検品も問題なさそうです。MOENの製品は米国とカナダでは生涯保証が適用されますが、海外ではどうなんでしょう?

2本のホースは蛇口本体と一体型となっており、水漏れの可能性を低くしているようです。

デッキプレートは、シンク下からC形の取り付け用ナットを蛇口本体の溝に合わせて時計回りに回転させ、シンク面から1/2″以内になるまで手で締めてから、ナットに予め取り付けた3本のビスをプラスドライバーでさらに締めることにより、固定させるようです。この方法なら水道屋さんの工具バッグにしかない水栓レンチは不要ということでしょうか?

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DIY Wood Car Ramps — Part 3

長さ286ミリ(と276ミリ)に切断した1×4材をフレームの上に仮置き。実際に15″のホイールを水平部分(タイヤ接地部分)に載せてみて、1×4材を斜めに縦挽きする必要があるかどうかを考えました。結果、必要ないというか、1×4材の厚み(およそ19ミリ)を生かして、ホイールを載せた時の高さを90+19にすべきという判断になりました。このくらいの高さがあれば、街乗りSUVのSuzuki HUSTLERならジャッキアップして馬に載せなくても、エンジンオイルの交換が可能です。

一つ目のスロープは仮置き状態のまま、二つ目のスロープを加工。フレームとして使う角材に一部、厚みが50ミリのものが混ざっていました。

1×4材を木工ボンドとエアネイラーで留め、集成材を加工したストッパーをビス留めして完成。幅276(286)ミリ、高さ112ミリ、長さ940ミリ、傾斜角度不明。手前に置いたAstro Products製の樹脂製スロープを拡大したような木製スロープになりました。主にRX-8のジャッキアップ時に使用していた、AP製スロープのリフト量は65ミリ。

実際にSuzuki HUSTLERを木製スロープの上に載せてみます。一枚目と二枚目の1×4材の間にある隙間は持ち運ぶ際に指が入るように意図したもの。

ストッパーは水平部分からプラス20ミリの高さ。スロープの幅が広いので、運転席の窓を開ければストッパーが見える。これ大事です。RX-8を樹脂製のスロープに載せようとして乗り越えてしまったことがあります。

試行錯誤した一つ目は無駄な加工してます。

車の下に潜ってみました。クリーパーなしで作業できそうです。高すぎず、低すぎることもなく、程よい高さになります。タイヤ接地部分は中に空洞がない4×8材の塊なので、対荷重は樹脂製スロープの比ではないほど、頑丈だと思います。

最低地上高が低い車の場合は、車の下に潜るには馬が必要になるかもしれません。そのような時は、馬が干渉するのでジャッキアップしてスロープを一時的に移動させる必要があります。

木製スロープ製作作業の難易度:5段階で2

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DIY Wood Car Ramps — Part 2

スギ、米松、SPFの端材や廃材を使って木製スロープを製作します。フレームは45×90ミリ、長さ895ミリに切断した角材を斜めに丸鋸で縦挽きしました。角材の一部は105ミリ幅のものを90ミリ幅に加工。

タイヤが載る水平部分には4×8材の端材を使用し、斜めに切断した角材二本で挟み込みました。中央の角材のみ水平部分がない四角形。砂利を転圧する時に使う「たこ」を作る感じに近い。

フレームの上に長辺側を45ºの角度で斜めに切断したSPF 1×4材を取り付けた時点で本日の作業を終了。

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DIY Wood Car Ramps — Part 1

1 — 48″ (1,219 mm)
2 — 40″ (1,016 mm)
3 — 32″ (813 mm)
4 — 24″ (610 mm)
H.152 mm、L.3,658 mm、 W.184 or 235 mm

板は多分、幅184ミリの2×8材だと思われます。4枚重ねなので高さは152ミリ。最低地上高が低いスポーツカーはバンパーが干渉するかもしれません。参考にさせていただきます。

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