Firewood Collection 2025 — Part 14

道を挟んだお向かいさん別荘宅敷地内に置かせていただいたコナラを玉切りしながら少しずつ木製カーポートに移動させました。根元近くの太いのがまだ数本は残っています。

ヤシャブシと比べてコナラは割れやすい。このぐらいの太さで枝分かれしていないものなら斧を2、3回、振り落とせば容易に割れます。

ちょっと厄介な太い幹は、チェンソーでガイドバー一枚分ほどの深さの切り込みを縦に入れてから、楔を打ち込んだら割れます。チェンソーで縦に切り込みを入れるこの方法、最近、覚えました。

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Chipped Santoku Knife

義母が愛用している堺健忠の銘入りステンレス製両刃の三徳包丁に大きな刃こぼれができたので、研いで欲しいとの依頼を受けました。

深さ3ミリほどの大きな刃こぼれ。蟹でも切ったのだろうか?先ずは80ºぐらいの角度で包丁を立てた状態で大村砥を使い、刃を削り落としました。鉋や鑿と比べると鋼が柔らかいので、荒砥のみで30分ほど研げば、欠けた部分がほぼわからないほどになりました。

その後、角度を10ºぐらいにして大村砥と伊予砥で研いで刃を付けました。さらに人造砥石の中砥で研いで、天然の仕上げ砥で仕上げました。

切れ味が復活しましたが、柄に近い部分は刃の先端を削り落としていないので、緩やかなカーブを描くような形になりました。

刃を付け直すのに合計1時間以上は要しました。手元の方の刃が真っ直ぐではないので、使い勝手が悪いというクレームがあれば、また削り直します。

Firewood Collection 2025 — Part 13

二日遅れでポストを投稿します。日曜は出かけていて河川敷での作業は休みました。私が前日に伐倒したヤマザクラは80〜120センチの長さで玉切りした状態で河川敷に置いたままになっていました。

朝一に伐倒師匠から連絡があり、「あんたの分は残してあるから、すぐに土手上に引き揚げられるよう、土手下の石垣のところまで移動させておけ」との指示がありました。

根元近くの太い幹は40センチの長さになるよう、さらに玉切りしてロープを使って引っ張りました。

土手上から見るとこんな感じ。土手に向かって縦方向に置いたのが私の分。引き揚げ作業は今月下旬に実施する予定です。チェーンブロックは使わずに滑車と運搬車を使って引き揚げるそうです。そんな楽な方法があるのなら、もっと前に言ってくれよと思いました。

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Spats (Footwear)?

伐倒師匠がチェンソー使用時に足元に着用するスパッツを真似することにしました。チェンソー使用時に木屑が長靴の中に入るのを防ぐもので、どこで売っているのか尋ねると、「働く人の店」との情報を得ました。

WORKMAN Plusに売ってました。商品名は「足カバー」でした。お揃いのオレンジは避けて、迷彩色のものにしました。熊や鹿が生息する山の中でも着用するので、獲物に間違えられないよう、本来は目立つオレンジが適しているのですが。

ここまでカバーが長いと、木屑が靴の中に入ることはないので快適。

靴下に木屑が付着すると、家中、木屑だらけになるので、チェンソー使用時は必須アイテムになりそうです。

Firewood Collection 2025 — Part 12

今日は河川敷での作業を休んで、木工師匠が借りておられる畑の近くで去年の夏に伐倒された大きなコナラ数本を引き取りに行きました。木工師匠が土地の所有者に尋ねたところ、道路沿いに並べられたコナラは不要なので、持って行って良いとのことだそうです。

いつものメンバー、私を入れて3名が太いコナラを移動可能な長さで玉切りしました。最も太い根元の幹で40センチ、それ以外は80センチぐらいで切断。硬くて太いコナラを2、3回、玉切りするとチェンソーの刃が滑って使いものにならない。現場で目立てする必要があったので、ヤスリを取りに帰る必要がありました。

この量で軽トラ一台分。道を挟んだお向かいさん別荘宅の駐車場に仮置きさせていただきました。これだけ貰えば十分と思っていたのですが、

もう一往復して合計、軽トラ二台分の太いコナラをいただくことになりました。長さが80センチのものや枝分かれしたものは、薪割りが可能な大きさになるまで、さらに短く切断します。これだけ上質なコナラの原木があれば、もう山で伐倒伐採したヤマザクラとヤシャブシは要らないなと思うほどの量です。

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Firewood Collection 2025 — Part 11

昨日、倒したヤマザクラとヤシャブシを河川敷で玉切り。

ヤシャブシと比べると、ヤマザクラは柔らかいので目立てしなくても何度も切れる。

私は午前中のみ、河川敷での作業を実施しました。

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Firewood Collection 2025 — Part 10

河川敷で作業をする木工師匠を土手上から仁王立ちになって見る伐倒師匠。午前中は小枝と蔓を土手上に引き揚げました。

午後から時間があったので、一つ上の堰堤区間に残っていたヤマザクラ3本とヤシャブシを伐倒。できるだけ高い位置にロープをかけて、土手の方に立木を倒します。

川の方に倒れたヤマザクラは土手の方に引っ張り上げる必要があります。

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Broken Hatchet Handle — Part 3

斧のヘッドが柄に収まるよう、少しずつ削って行きます。鋸で下の方に切り込みを入れてから、ディスクグラインダーで削りました。

木が硬いのか、この形状にするのに半日以上費やしました。ディスクグラインダーで荒削りした後、鑿や反り台鉋、ヤスリ、サンディングペーパー、木工用スクレーパーなど、手元にある道具を総動員して。カヤはかなり硬い木なので、加工が容易ではありません。

ヘッドが収まることを確認してから、

余分を切断。

楔を打ち込む部分に裂け防止用の穴を空けました。画像の穴より少し、大きい目の穴を貫通させました。その後、鋸で切り込みを入れてから、

楔を打ち込みました。

離れたところから見ると、うまく成功したように見えますが。

近づくと、割れが発生しているのがわかります。

割れが入った隙間に木工接着剤を入れて、クランプで柄を挟んで接着するのを待ちましたが、接着できているか不明。

ビスを打って補強しておきました。

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Broken Hatchet Handle — Part 2

折れた斧(柄)の修復に使用する材は樫の原木を予定していましたが、丸い原木から加工するのは困難なので、代わりに年末に入手した碁盤を加工することにしました。

Kelly Axe & Tool Co.製の柄を参考にして切り出します。

分厚い碁盤から切り出すのに一苦労。上下から丸鋸で切り込みを入れてから、届かなかった30ミリほどを手鋸で縦挽きしました。碁盤の材は硬いカヤであると思われますが、ヒシカ工業(別所次郎作)の鋸、良く切れます。

曲線はジグソーで。

ここまで半日は要しました。

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Soridai Kanna (Curved Plane)

天神さんで入手したこの小型の反り台鉋、使えるようにしました。

薄い刃を取り外して砥石で研ぎました。荒砥で刃こぼれを修正し、中砥、仕上げ砥石の順で研いだら、切れるようになりました。

汚れていた反り台をサンディングペーパーで綺麗にしてから自作の蜜蝋ワックスを全面に塗布しました。

反り台の素材は赤樫かもしれません。刃の幅はおよそ30ミリ。

「東京特製?仲次」の銘が入っています。

Fixing A Pruning Saw

大きな刃こぼれができた、ヒシカ工業の剪定用鋸の刃を職人さんの助言に従い、短くして修正します。

ディスクグラインダーで先端部分を簡単に切削できました。

尖った部分をサンディングして先端を丸くしました。

錆びる間もないぐらい使っていますが、錆止めに椿油を塗布。

170ミリぐらいの鋸になりました。元は210ミリの鋸ですが、180ミリの短いものも販売されているぐらいですからこの長さでも特に問題はありません。

Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 8

先月の終い天神に連続して、今月も北野天満宮天神さんへ。最近は北西側から攻めるようにしているので、平野神社を経由します。

平野神社を経由するのは、天神川に近い北西端の路上で店を開く品揃え豊富ないつものおじさんの露店に直行するためです。

所狭しと並べられた品物の中にお宝が潜んでいます。私が最も関心がある古道具は西寄りのこの辺り。天神さん以外に東寺の弘法市やがらくた市にも出店されますが、商品が置いてある位置は大体同じ。毎回、商品を売り切っておられるのか、同じものが少ない。

古道具のエリアで最初に目に留まったのがこのダブルギアレンチ。ノーブランドのようですが、刻印された英語表記から察すると、海外製か輸出用の品物だと思います。

同行者が小型のコンビネーションレンチなど4本を集めてきました。いずれも信頼できるKTCかTONEブランドのもの。

東側の調理器具エリアにあった、Tobacco Pailと書かれたペール缶は、薪ストーブから出る灰入れに使えそうです。

新品だと思われるT-falブランドの鍋と蓋のセット、いくらかな?上のペール缶や鍋など、比較的大きくて嵩張る商品は通販で購入したら送料が高くなります。このようなものはフリーマーケットで購入したら送料はただなのでお得感があります。

工具5点と大きなペール缶、それとT-falの鍋セットを持っておじさんに価格を尋ねると、なんと全部で一千円。「いつものお姉さんだからお安くしておきます!」にも程がある。

他店を見て回って帰りにもう一度、おじさんの露店に立ち寄って気になっていたこのステンレス鍋の価格を尋ねると、500円とのことで、これも入手することにしました。送料よりも安いので只同然ということです。丸みを帯びた蓋のデザインが気に入りました。T-falとは異なり、素材は金属と木だけで、樹脂がどこにも使われていない。

少し南に下った帽子専門店で、長年探し求めていたバケツハットを見つけました。素材はワックスを塗布した綿だと思います。15年ほど前のことになります。釣行時に急な土手を這い上がろうとして、足が滑って数メートル下の河川敷に滑落しそうになったことがあります。その際にバンブーロッドのティップが折れて、被っていたOrvisのお気に入りバケツハットがどこかに飛んで行きました。

そのバケツハットに代わるものをずっと探していたのです。値札通りとしたら格安の1,000円。ブランドや製造国がよくわかりませんが、The Autoralian Outback Collectionと書いてあり、サイズは頭が大きなアジア人にも合うXL/TGになっています。

迷うことなく、お買い上げ。バケツハット同様にワックスが塗布されたBarbourのオイルドジャケットにBarbourのショルダーバッグ、そしてこのバケツハット、この出で立ちはかなり目立ちます。

今日は親しくなったヒシカ工業の鋸職人さんも一緒です。

河川敷での伐採作業で酷使して刃こぼれした、210ミリの別所次郎作、替刃式の剪定用鋸をお見せしました。去年、いただいたものですが、あまりにも切れ味が良いので、これしか使わなくなりました。刃こぼれしたのは先端に近い部分なので、先端をグラインダーで切断して刃渡りを短くすればまだ使えるとのことでした。

よく晴れましたが今日は寒い。

以前、古道具を購入した微かな記憶がある露店で珍しく小さめの反り台鉋を見つけました。刃幅は左の方でおよそ30ミリ。何やら銘が入っているし、高そうだなと思いながら値を尋ねました。私はいつも価格を想定しながら値を尋ねます。この店主ならいくらぐらいの値を言いそうか、考えてから聞きます。その想定価格(この珍しい小ぶりの反り台鉋なら3,000円〜5,000円?)よりも大幅に安い場合は即決します。左が1,500円、さらに小さな右が1,000円でした。左の鉋だけ入手しましたが、右を買わなかったことを後悔。

30分以上も外で並んでから入った傳七で昼食を摂った後、北野白梅町の駐車場で職人さんと別れました。

今回、入手したもの。紅生姜は除く。

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