木工師匠が今年は「かんじる比良」への出展を辞め、代わりに一週間後に開催される「暮らしの木工市」に出展されることになりました。私も同行することになり、一輪挿しとコースター、箸を便乗出品させていただきます。
昨夜から雨が降っており、出発時は霧雨のような雨が降っていてはっきりしない天候。午前7時頃に師匠宅に徒歩で到着し、お借りしている軽トラで欅の一枚板を自宅に取りに帰ってから、師匠宅に戻って展示用備品と商品(木工作品)を積み込みました。7時半に会場に到着する予定でしたが、出発した時刻がすでに8時10分前。
新参者に割り当てられた場所は最も入り口に近いところ。会場に到着したのが最も遅かったので遅れを取り戻そうと慌てて設営しました。設営が終わる前にすでにお客さんが…
昼前頃から止むと思っていた小雨が降り出したので、用意していたパラソルを立てたりと、何かと忙しい。
ディスプレイが下手くそなのか、商品そのものが今一つなのか、私が便乗出品したものは見向きもされない。
こちらは木工師匠の作品。午前10時から午後4時の間に師匠は数点販売されました。私は売り上げなし。積極的に売ろうとする姿勢がなかったと言ったら言い訳になりますが、他店の作家さんとの交流が楽しくて、自店を留守にしている時間が大半でした。
木工市に出展する人は基本的に趣味が似た人だろうと思いますが、バンブーロッドやランディングネットを製作する人が同じ滋賀県内にお住まいで、同じ日、同じ場所で開催されたこのような小規模な木工市に参加されていることに驚きました。フライフィッシング用のバンブーロッド製作の過程であるプレーニングフォームを用いた削り出しや焼き入れ、リールシートに用いる材、スネークガイドの取り付けに使う絹糸のことやトンキンケーンとか、そんな専門的でニッチな話題で話が通じる人は滅多におられません。
名刺をいただきました。「伝兵衛」という名称でinstagramに画像をアップされています。最近、使っていなかったインスタグラムをSafariで開いて早速、フォローさせていただきました。
また、隣の区画で出展されていたスクーターのお姉さん(動物をテーマにした木象嵌アクセサリーの作家)は、私の元実家に近い所にお住まいであり、1990年台に私が勤めていた企業のコールセンターでアルバイトをされていたそうです。instagramでは「こばみつ亭」という名称で画像をアップされています。