Dec 312010
 
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あまりに空が澄んでいて星がきれいに見えていたので、カメラと三脚を持ち出し、近くの工事現場で星景写真の撮影を試みました。左下の光跡は自動車のヘッドライトが反射したもの。

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ゲートの向こう側が工事現場。水たまりが凍っていたので、気温は氷点下のはずですが、私は全然寒くありません。ユニクロと東レが共同開発したHEATTECH(2003年発売)と元祖ハクキン懐炉(1923年発明)のおかげです。いずれも日本の技術。

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天の川が中央少し左に写っています。

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広角で工事現場を狙ってみました。しぶんぎ座流星群に属すると思われる比較的明るい流星を一つ、目視で確認しました。今夜は流星撮影が目的ではないので、撮影枚数は31枚だけ。

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山に登ると見える星の数が数倍に。1月3日の夜もこれだけ星が見えれば、しぶんぎ座流星群、期待できるのですが。

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地面にうっすらと積もった雪にLEDフラッシュライトを10秒間ほど照らしてみたら、なかなか面白い写真が撮れました。ジムニーはエンジンをアイドリングさせてシートヒーターON、車内と外気の温度差は20度以上。氷点下の外からレンズを車内に移動させてもレンズが曇らなかったのは、ふたご座流星群撮影の際(3週間ほど前)にレンズフィルターに塗布した「Kenko光学レンズ専用くもり防止剤」の効果だと思います。

Dec 222010
 

IMOによれば、来月の四分儀座流星群の活動期間は12月28日から1月12日で、極大時刻は1月4日、01h10m (UT)、日本では4日午前10時10分です。年間三大流星群の一つであり、ZHRは120(60〜200)ですが、しぶんぎ座流星群はピークの前後数時間に集中すると言われています。1月4日が新月なので、天候条件さえ良ければ、4日の夜明け前が観測に適しているかもしれません。

Dec 192010
 

12月21日(火)、日本各地で皆既月食が見られます。私の住む地域では皆既食の始まりは16時40分頃ですが、たぶん月は地平線の下。食の最大は17時17分頃、皆既食の終わりが17時54分頃だそうです。半影食が終わり、元の満月に戻るのが20時06分頃とのことです。

日本で皆既月食が見れるのは3年4ヶ月ぶりとのことですから、天候条件が良ければ写真撮影を試みたいと考えています。現在の天気予報によると、火曜日は「晴れ後曇り」になっています。

Dec 142010
 
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ふたご座流星群は今夜8時頃に極大を迎えますが、午後4時半頃の空はこんな感じ。北から南へかなりの速度で雲が流れています。今夜は雲の切れ目を狙うしかない状況です。現在、ZHRは80を超えていると言うのに残念です。上弦の月が沈む深夜には、雲が切れることを願うばかり。

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雲が切れて、流星群の観測、撮影条件が整ったので、カメラと三脚、三台分を載せてジムニーで近くの山へ。極大時刻は過ぎていますが、月明かりの影響が右の方に見えます。以下、すべての写真に流星が写っています。

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Ricoh GR Digital IIIは今回、初めてインターバル撮影の機能を試してみました。露出30秒にノイズ処理30秒が加わるのでシャッター間隔は01’05″に設定。

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星景写真風に、葉を落とした広葉樹と冬の大三角形、ふたご座をフレームに入れると、何個か流れてくれました。上の写真に写っている流星は、軌跡から考えるとふたご座流星群のものではないと思われます。

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E-P1で撮影したこちらの写真に写っているのは、紛れもなくふたご座流星群に属する流星。この時は、JPEGで撮影しているので、ISO640ですがノイズがそれほど気になりません。

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カメラの充電池が切れそうになったことを口実に、自宅に戻って、充電後、再びカメラ三台体制で撮影開始。上の写真、これもRicoh GR Digital IIIを使ったインターバル撮影の成果。大変便利な機能ですが、自分で流れ星を捉えたという実感がなく、「写っていた」という感じになります。

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この時間(午前2時過ぎ)になると、放射点のふたご座がある天頂付近からあらゆる方向に星が降って来るような感じになります。東の空だけで時間当たり20個ぐらいは肉眼で確認できたので、ZHRは50を軽く超えていると思います。暗くてわかりにくいですが、上の写真には2個の流星が写っています。

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17mmパンケーキを装着したOlympus PEN E-P1にも、何個か流れました。今回の撮影で気付いたこと、Olympus PEN E-P1はRAWで撮影するよりもJPEGの方がノイズが比較的うまく処理できているということ。

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偶然にも同じ流星が、Ricoh GR Digital IIIで撮影した写真にも写っていました。Exifデータを見ると、撮影時刻が異なっていましたが、Olympus PEN E-P1の時計が4分進んでいたので、実際は同時刻です。

二枚の写真で写っている星の数が異なるのは、レンズの性能とカメラの設定の違いが原因です。PEN E-P1で撮影した写真は絞り開放f/2.8、ISO640に対して、Ricoh GR Digital IIIは絞り開放f/1.9、ISO800になっています。二枚とも露出は30秒でRAWで撮影し、Apertureで現像、補正してあります。

Dec 072010
 
Geminids 2009
2009年12月15日午前4時11分頃撮影

ふたご座流星群は一週間後の12月14日午後8時頃に極大を迎えます。写真はたいへん活動的だった去年のふたご座流星群極大後に撮影したもの。北斗七星に平行するように流れるこの明るい流星の写真は、リサイズ不要の奇跡的な一枚です。

現在、毎年観測できる大型流星群の中で、最も安定して確実に観測できるのがふたご座流星群です。初めて流星群を見てみようという方に特にお勧めします。北半球では日没後、空が暗くなり始めた頃に放射点が昇ってきて、深夜には天頂付近に達するので、どの方角を見ていても天頂付近から降り注ぐように流れます。お盆に極大となるペルセウス座流星群は、虫除けさえ準備すれば、半袖半パンで快適に観測できますが、天候条件に恵まれないことも多々あります。ふたご座流星群の時期はハクキン懐炉などの防寒具を用意すれば、1月のしぶんぎ座流星群ほど寒くはなく、空も澄んでいるので、比較的快適に観測することができます。

IMOの発表によると今年の活動期は本日12月7日から12月17日。極大となる12月14日UT11時(日本標準時20時)はZHRが120です。上弦の月が沈むのが12月15日午前零時45分。今年はNikon D90とOlympus PEN E-P1、Ricoh GR Digital IIIの3台体制で、極大日に流星を捉えようと目論んでいます。一人では手が足りなくなるので、GR Digital IIIはインターバル撮影の機能を初めて使ってみようかと考えています。

Nov 072010
 
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プレアデスの方から左下にゆっくりと流れる、牡牛座流星群のものと思われる流星を捉えました。この短い軌跡で2秒以上、光が見えました。

この写真は、Olympus PEN E-P1に17mmパンケーキ(換算34mm)を装着して撮影。横縞状に現れる高感度長秒時ノイズは気温の低下とともにそれほど目立たなくなりました。流星の光を際立たせて、ノイズが目立たないようにApertureで補正してあります。

Nov 062010
 
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昨夜も比較的雲が少なく、月明かりもなく、流星観測の条件としては適していたので2時間ほど写真を撮影。眼視で牡牛座流星群のものと思われる流星を2個確認したものの、写真には写っていません。Apertureでの補正を少し変更してみました。

今夜は牡牛座南流星群の極大、且つ新月です。

Nov 052010
 
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牡牛座南流星群でしょうか。右上から左下に向かって流れた明るい流星です。画像の右上にオリオン座が写っています。この日(11月4日夜から5日未明)も雲が少なく、絶好の観測日和だったので、ポーチにLow Chair 30を出してカメラ二台体制で3時間ほど露光30秒でシャッターを切り続けました。目視で確認できた流星は5、6個。そのうち、牡牛座流星群の流星と思われるものは1個か2個。球が切れていた自宅すぐ前の防犯灯が点灯したので、天の川はきれいに撮影することはできません。

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こちらはRicoh GR Digital IIIで撮影した火球クラスの流星。ハートレイ彗星がある辺りからシリウスに向かって、左から右へと水平方向に流れました。牡牛座流星群のものではありません。「ハートレイ彗星流星群?」があるとすれば、放射点は白鳥座付近ということです。写真を撮影した時刻は11月5日午前1時58分、この時刻なら白鳥座は北西の地平線の下。この軌跡から推測すると、十分に白鳥座辺りが放射点とも考えられなくもありません。残念ながら写真には軌跡の半分程度しか写っていません。

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広角レンズを装着したNikon D90でこの後に撮影した2枚の写真に、シリウスの近くに流星痕が写っていました。肉眼では確認していませんが、2〜3分間は痕が見えていたことになります。Nikon D90の方で流れてくれるときれいに撮れていたのですが。

Nov 042010
 

久しぶりに雲が切れた昨夜、ハートレイ彗星を双眼鏡で確認後、写真を撮影してみました。前回、撮影した時(10月17日)と比べると暗くなったように思います。画像をクリックするとFlickrに移動します。

「ハートレイ彗星流星群?」を捉えようとカメラ二台体制で露光を繰り返しました。肉眼で一つ、それらしきものを確認しましたが、東の空のみ3時間で一つでは流星群とは呼べません。他にも5個ほど流星を見ました。恐らく牡牛座南流星群に属するものと思われます。牡牛座南流星群の活動は新月の11月6日がピーク。1週間遅れて、牡牛座北流星群が13日に極大。

Nov 022010
 

10月20日から21日にかけて地球に最接近したハートレイ彗星を母彗星とする「ハートレイ彗星流星群?」が出現するかもしれないという「噂」が聞こえてきました。単なる噂であり、科学的事実に基づくものではないかもしれませんが、「噂」の発信源がNASAであることを知ると、信じてみたくもなります。流星群が存在するかもしれないとする根拠は、10月16日に米国南東部とカナダのオンタリオ州でNASA及びUniversity of Western Ontarioのカメラが捉えた火球の写真二枚。ゆっくりと流れる非常に明るい火球は、複数のカメラに写っているので、三角法で位置を測定することが可能であり、実際に測定してみたら二つの火球の軌道が極めて似ていることが判明したそうです。母天体が同じ可能性があるとのことです。さらに、その二つの火球の軌道はハートレイ彗星の軌道とも似ているとか。これは偶然かもしれないとのことですが、私は「ハートレイ彗星流星群?」を信じてみたいと思います。

「現地時刻の10月16日にアメリカとカナダで撮影された火球」というところを読み、少し気になることがありました。10月17日の夜、ハートレイ彗星を撮影しようとカメラを設定している時に見たあの火球。こちらのポストで書いていますが、ゆっくりと天頂付近から南東方向に流れるのを私は目撃しました。時差を考慮するとだいたい同じ時期になります。しかも、放射点は白鳥座付近になるだろうということですから、天頂付近から降って来るような感じになります。

もし、「ハートレイ彗星流星群?」が存在するのであれば、その極大は11月上旬だそうです。11月2日、3日頃なら、月は三日月で、昇るのも午前3時前とかですから、天候条件が良ければ、母彗星と流星群が同時に見れるかもしれません。