Dec 152011
 

Geminids 2011

ふたご座流星群極大時刻のおよそ1時間前から二回目の出陣。気温がどんどん下がり、滅多に曇ることがないOlympus PEN E-P1に装着した17mmパンケーキのレンズフィルターが曇り始めた頃に西の空でゆっくりと流れる明るい流星を一枚、撮影することができました。長い軌跡から察すると、紛れもなくふたご座流星群に属するものです。樹木をフレーム内に収めたかったので、カメラを低い角度で三脚に設置しました。そのため、天頂付近にあった双子座と放射点は写っていません。流星はオリオン座とおうし座の間に降ってきました。

Geminids 2011

こちらはNikon D90 w/Tokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm f/2.8)で同じ場所で撮影したもの。広角ズームレンズは換算24mmに設定。ペルセウスに流星が突き刺さるように降ってきました。月明かりの影響か、確認できた流星の数は去年、一昨年と比べて半分ほど。しかしながら、影ができるほど明るい月明かりの下でも予想以上に多くの流星が流れました。ハクキンカイロの燃料も切れて、東の空に薄い雲が広がり始めたので、撤収。

今夜も、ふたご座流星群は見れます。月の出は午後9時20分頃、放射点が昇るのが午後6時半頃なので、晴れていれば月が昇る前の3時間ほどがチャンスです。

Dec 142011
 

画像はIMO (International Meteor Organization)のグラフを参照しています。月明かりにも関わらず、ふたご座流星群のZHRがすでに50を超えていますが?、予想される極大時刻は15日早朝(JST午前2時頃)です。極大時刻に放射点は天頂付近にあり、すぐ近くの蟹座に輝度83.1%の明るい月があり、暗い流星が見えなくなります。

(12月14日午後12時50分追記)本日、私が住む地域でふたご座流星群放射点が地平線に見えるのは午後6時半頃、月の出は午後8時17分。月明かりが邪魔になるのはたぶん9時頃からなので、7時から9時頃の時間帯も観察には適しているかもしれません。この時間帯なら北東の空を見ていれば、いくつか流れると予想します。月が高い位置に昇れば、放射点の方角ではなく、できるかぎり月明かりの影響を受けない方を見ていると、多くの流星が観察できると思われます。

Aug 142011
 
P8130131

満月を背にして西の空を撮影している時に不思議な飛行物体を見ました。山のすぐ上の明るい星は牛飼座アークトゥルス。そのアークトゥルスと同じぐらいの光度の星のようなものがゆっくりとした速さで南の方に移動する様子を撮影しました。目視では動いていることがわからないほど遅い速度。上の画像の撮影時刻は、Exifによると8月13日午後10時00分50秒。露出30秒間でこの移動距離ですから、飛行機や人工衛星ではありません。

P8130132

次のコマの撮影時刻は、午後10時02分02秒になっています。露出は同じ30秒。この日はISS(国際宇宙ステーション)が上空を通過するのは知っていましたが、撮影地での通過予想時刻は午後8時15分から午後8時20分(南西から北東)なので、時刻が一致しません。このような奇妙な光る物体が写真に写ったのは、2009年のオリオン座流星群の時以来です。しかし、あの時は目視で確認した訳ではないので撮影機材が原因とも考えられますが、今回は肉眼でも確認しているので実際に光る物体がゆっくりと移動したのは間違いありません。

Perseids 2011

近くの山では目視で確認できた流星は2時間弱で4個。撮影に成功したのはその内の1個。やはり、満月の明かりが強烈すぎて普段なら見える星が見えません。早目に帰宅して一旦、画像ファイルをiMacに取り込んでから、今度は自宅軒下で撮影を再開。上の流星は軌跡から推測するとペルセウス座流星群に属するものです。

そしてこちらが火球クラスの明るい流星!どこに?と言われそうですが、撮影者にとっては大きな収穫です。画像左下の樹木に突き刺さるような感じで右上から左下に。

カシオペア座とペルセウス座、右下の明るいのが木星。構図としては面白い写真ですが、写っている流星はペルセウス座流星群に属するものではないと思われます。自宅軒下では東の空を主に約2時間の観察で確認できた流星は4個ほど。すべて写真に撮影することができました。

次の大きな流星群は10月8日極大日を迎えるジャコビニ流星群(10月りゅう座流星群)ですが、この日も満月に近い月明かりが邪魔になりそうです。しかし、今年はかなりの数が期待できるかもしれないと考える研究者もおられます。

Jul 062011
 
A Freeway Under the Milky Way

Tokinaの超広角レンズを装着したNikon D90をBarbour® Tarrasに入れて肩からぶら下げ、三脚を片手に持ち、LEDフラッシュライトで足下を照らしながら、夜中に誰もいない工事現場へ。道路が開通すれば、天の川の写真は撮れなくなるだろうから、星空の夜はできる限り撮影に出かけるようにしています。

A Freeway Under the Milky Way

この角度だと天の川と工事中のバイパスがほぼ平行に。夏の大三角形もフレームに収まっています。

A Freeway Under the Milky Way

肉眼では確認していませんが、流星らしき光跡も。今回はISOを高め(1600)に設定したためか、ノイズがかなり出ていました。カシオペアとアンドロメダも写っています。

May 052011
 
R0012550

連休最終日の5日、晴れていたのでいつもの渓流に2年ぶりに釣行+流星観測に出かけました。山に登る途中で写真撮影に適した場所を物色。背景は琵琶湖。

R0012569

今年は残雪がところどころにあり、倒木が道を塞ぐ部分も多くあって、車幅が狭い四駆軽自動車でしか先に進むことはできない状況でした。

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目的地までのルートは3つありますが、その内の二つは事実上の通行止め。もう一つのルートは未確認。倒木を移動させながら山奥へと進んでいます。

完全オフラインでのナビゲーションに対応したnavicoを立ち上げてみました。目的地少し手前に大きな倒木と落石があり、やむなく、芝地になった路肩に駐車。

携帯電波基地局からのデータは取得できないはずですが、GPSのみでかなり精確にiPhone 4は位置を把握しているようです。地図データがローカルにある限り、これなら3G電波が届かない山奥でも使用できるのではないかと思います。

IMG_0375

雪解け水の影響で、普段よりも水かさが多く、水温は低め。明るい時間帯ではドライフライに反応がありません。人がほとんど入っていないはずなのに、意外とヒットしない。計画通りには行かない、だから渓流でのフライフィッシングは面白いのかもしれません。

Amago (Red Spotted Masu Trout)

少し薄暗くなり始めた頃からドライフライに反応があり、小さいけれど美しい天然アマゴが釣れました。

Amago (Red Spotted Masu Trout)

以前は朱点がはっきりしないヤマメのようなアマゴがこの川では釣れましたが、最近は普通のアマゴが釣れます。

DSC_0167

山桜にLEDライトを数秒間、照射して星空を撮影。ISOがオートになっていたことを山から下りる途中に気付きました。この写真はISO 450になっています。これでは暗い星が写りません。

Eta Aquarids 2011

上の写真もISO 450で残念な結果になっていますが、みずがめ座エータ流星群に属すると思われる軌跡が長い流れ星が2個、写っています。

Eta Aquarids 2011

撮影条件が悪くなかっただけに、ISO設定ミスが本当に残念。

Eta Aquarids 2011

昼間に物色しておいた場所で一枚。この写真にも流星が一つ、写っています。

Apr 222011
 
Lyrids 2011

4月23日頃に極大を迎えること座流星群の撮影を試みました。目視では非常に明るくて遅い流星を2個観察できましたが、カメラに捉えたのは上の写真のみ。カメラ二台体制で撮影する予定が、撮影地に到着してOlympus PEN E-P1を確認すると、バッテリーがほとんどないことに気付き、やむなくNikon D90一台で80枚撮影。

DSC_0188

月が昇る頃に自宅に戻り、お隣の雑木林で数枚撮影しましたが、周囲が明る過ぎて流星の撮影は断念。

DSC_0186

代わりに星景写真を数枚。今年は月明かりが邪魔になること座流星群よりも、水かめ座η流星群の方が期待できます。5月6日夜10時頃が極大ですが、5月3日の新月の頃から観測できると思います。

DSC_0189

先日、雑木林と化しているお隣の土地で、枯れた木の多くが伐採されました。これまでは撮影できなかったアングルから撮影したものを一枚、加えておきます。

Mar 192011
 

月が明日、18年ぶりに地球に最接近(Perigee)するそうです。最も遠い位置にある時(Apogee)と比べて14%も大きく、30%明るく見えるそうです。自然災害と関連づける人もいますが、NASAによれば、何の因果関係もないので心配することはないとのことです。繰り返し、心配無用と言われると、かえって心配になります。

満月の3月20日、Super Moonの大潮だから潮位が通常よりも高くなると思われるので、地震で地盤沈下した沿岸部は注意が必要です。

DSC_0078

(3月20日追記)19日、月の出を狙いましたが、東の地平線周辺には雲が広がっていてスーパームーンの撮影に失敗。通常の満月よりも大きく見えたかと言うと、そう言われればそんな気がする程度でしょうか。大きさよりも普段より明るいことには気付きました。

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換算450mmでリサイズしたのが上の写真。月が明る過ぎて露出オーバーだったので、補正しています。

P3205165

ついでに換算600mmでリサイズしたものをもう一枚。こちらは同じレンズですがボディーを変えています。(Olympus PEN E-P1)

Jan 032011
 

明日の午前10時頃に極大を迎えると予測される、しぶんぎ座流星群の活動状況を示すIMOのグラフにリンクを張っておきます。極大は日本標準時1月4日午前6時から午後3時の間とされているので、明日4日の日の出前か、日没後が観測に適しています。放射点を考慮すると明日早朝の方がより多くの流星を見ることができると思います。

天気予報では、私の住む地域は3日の午後から4日の夜にかけては曇りで、残念ながら星空は期待薄となっています。

日が変わって、4日の午前1時過ぎ、薄い雲が所々にあるものの、天気予報が外れて星が見えているので、撮影機材一式をジムニーに載せてこの前行った工事現場の近くへ。

R0011889

“My Setting 3″に登録したはずのインターバル撮影が機能しなかったRicoh GR Digital IIIに一本目が写っていました。後で使用説明書を読めば、インターバル撮影の機能は電源オフで解除されることがわかりました。したがって、My Settingに登録することはできないようです。

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2本目は17mmパンケーキを装着したOlympus PEN E-P1に流れました。ISOは500に下げてJPEGで撮影。

P1044844

Olympus PEN E-P1、換算34mmのレンズで撮影した上の流星と、Nikon D90にTokina AT-X 116 Pro(換算18mm)を装着して撮影した下の流星は同じもの。放射点がある右下から左上方向に向かって流れています。かなり明るい流星でした。

DSC_0079

薄い雲の合間に現れた明るい流星、まさか二台のカメラに写っているとは思いませんでした。

DSC_0107

気温がどんどん下がり、氷点下。寒さが度を過ぎると睡魔が現れて危うく命を狙われそうになります。UNIQLO HEATTECHを上下に着て、ポケットにはハクキン懐炉、時々保温ボトルに入れたお茶を飲みに車に戻ったりして身体を温めていましたが限界寸前。ある意味、命がけのしぶんぎ座流星群の観測、撮影でした。

明けの明星(金星)が南東の地平線に現れて来る頃には雲が厚くなってきたので退散。この時期の金星はマイナス4等を超える明るさです。遠くの街灯が見えているのかと勘違いしたほど明るい。極大はこれからなのですが。次の大型流星群は8月のペルセウス座流星群です。