Purchasing brother DCP-J968N-B

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現在、Canon製インクジェット複合機のすべてのドライバー、アプリケーションがmacOS Sierra 10.12に未対応であり、私の所有するPIXUS MP630は対応する予定もなく、非サポート機種です。macOS標準ドライバーで使えなくもない状況ですが、顔料インク用のヘッドが目詰まりしていて、事実上、使えないので、およそ7年ぶりにプリンターを新調することにしました。

Amazonで絞り込みせずに「インクジェット複合機」で検索してみると1,609件もヒットしました。これでは何が何だかわかりません。プリンタ用紙サイズを「A4」、プリンタ出力タイプを「カラー」、プリンタの特徴で「自動両面印刷」をチェックして絞り込むと35件がヒット。さらに、ブランドを「エプソン」と「ブラザー工業」に絞り込むと14件になりました。これでも多いので、実際にお店に出向いて店員さんと相談しながら比較検討してみようということになりました。

EPSONのユニフォームを着た店員さんに「Canon以外のインクジェット複合機を探しています」と声をかけました。条件は次の通り。

  • macOS Sierra 10.12にドライバーが対応していること
  • 自動両面印刷ができること
  • 写真よりも書類優先で、文字が滲まないこと。
  • 互換インクが使えてランニングコストが安いこと
  • 用紙サイズはA4であること
  • 無線LAN対応であること

EPSONの家庭用複合機は顔料インクを使わず、すべて染料インクなので、写真は綺麗に印刷できるけれど、文字は滲む可能性があるということでした。EPSONの社員?であるにもかかわらず、私の条件を満たすと思われるbrother製のプリンターを勧められました。brother製家庭用インクジェットプリンターのインクは4色であり、カラーインク(マゼンタ、シアン、イエロー)は染料で、ブラックインクは耐水性に優れた顔料であることを知りました。特に1枚あたりのインクコストが安いDCP-J983N(¥37,670)が一押しのようでした。プリンター本体の代金は高いけれど、ランニングコストが安いので、一年ぐらいで元が取れるとのことでした。(しかし、それは純正インクを使用することを前提にしている。)

私もネットで下調べをしてbrotherのプリンターが良いのではないかと思っていました。EPSONの店員さんお勧めの大容量インクカートリッジ採用のbrother DCP-J983N(¥37,670)ではなく、brother DCP-J968N-B(¥21,030)を仮押さえして、夕食をとりながらさらに比較検討することにしました。結果、ADF(自動原稿送り装置)の機能がないDCP-J567N(¥15,900)が良いのではないかということになりました。

プリンター売り場に戻り、DCP-J567Nの在庫を尋ねると残念ながらなし。ネットから買いますのでと言いながら、売り場から離れようとしていたら、今度はbrotherのユニフォーム着用の別の店員さんが「お客様、ちょっとお待ちください」と声をかけられました。

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仮押さえしたbrother DCP-J968N-Bを購入し、くじを引けば多分、商品券¥2,000分が当たります、¥1,040相当の予備のインクカートリッジ(LC211BK)も付いてくるかもしれませんとの耳寄り情報を密かに教えてくれました。

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brother店員さんの甘い言葉に乗せられて、仮押さえしていたDCP-J968N-Bを購入することになりました。税込価格¥21,030から10%の2,103ポイント還元と¥1,040の顔料インクカートリッジ、それに¥2,000分の商品券の分を差し引くと、実質¥15,887で2016年度新モデルが買えたことになります。

本当に得をしたのかどうか?正しい選択だったのかどうか?旧機種のDCP-J963NならAmazonで¥11,480で売っています。(ヨドバシ.comでは販売終了)気になり、調べてみると、興味深いサイトがヒットしました。その方が言うには旧機種のDCP-J963Nと新機種のDCP-J968Nとは本体サイズや質量を含めた基本スペックや使用するインクが全く同じであり、本体で違うのは品番だけだそうです。品番だけ変えた去年のモデルを二倍の価格で販売するのは消費者を欺いているかのようです。インクジェットプリンターの業界には色々と闇に包まれた事情がありそうです。

Canon Inkjet Printers Are Incompatible With macOS Sierra 10.12

9月10日付けのポストで、Canon製プリンター、PIXUS MP630がmacOS Sierra PB7でプリントできないことについて書きました。どうやら製品版のmacOS Sierra 10.12でもCanonのドライバーが未対応のようです。MP630に限らず、Canon製のすべてのインクジェットプリンターがmacOS Sierraに対応していないとのことです。

Canon USAのサイトには”OS X Sierra v.10.12″の対応状況に関して、以下のように書いてあります。

Canon is working with Apple to resolve certain compatibility issues between Mac OS X Sierra v10.12 and printer drivers for Canon PIXMA inkjet printers.
Every effort is being made to resolve these issues.
We deeply apologize for any inconvenience you may experience.
Please refer to our Knowledge Base article on how to print successfully with Mac OS X v10.12.

“Mac OS X Sierra v10.12″と書いている時点で、この問題が深刻なものであることを察することができます。Knowledge Base articleではプリントしようとしているファイルをTIFF形式のPDFとして書き出してからプリントするように案内しています。

Canon日本語サイトではPIXUS MPシリーズに関して、対応製品はMP493、MP490、MP280、MP270のみであり、対応状況は「対応時期未定」となっています。また、「製品名を掲載していない製品は非サポートです。また、今後もサポートの予定はありません。」と強い口調で書いてあります。macOS Sierraを使う人は、Canonのインクジェットプリンターは使えないと思った方が良いような書き方です。USAサイトの英文とは大きな隔たりがあります。

大昔、Appleはリンゴマーク入りのプリンターを販売していました。ImageWriter、LaserWriter、StyleWriterなど、そのほとんどにCanonやFuji/Xerox、HPのエンジンが搭載されていました。Canon製エンジン搭載機が最も多かったと記憶しています。Steve Jobsが1980年台半ばに創設したNeXTのコンピューターは、日本ではCanonが代理店となっていました。CanonとAppleは極めて良好な関係を築いていたのですが、今回のCanon製インクジェットプリンターのmacOS Sierra非対応は一体、何を意味するのでしょうか。iOS 10にはAirPrintで対応しているようですが。

macOS Sierra GM Candidate (16A320)

Apple Beta Software Program参加者に対して、macOS Sierra GM Candidate (16A320) が配布されたので、27″ iMac (Mid 2010) にインストールしました。PB7でエラーメッセージ(”filter failed”)が出て使用できなかったCanonのプリンター(MP630)が使用できるようになりました。

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しかし、プリンターヘッドのノズルに顔料インクが詰まってしまい、プリントできない状態が続いています。ヘッド部分を取り出して、お湯に浸けてクリーニングしましたが状況は改善されず。顔料インクのみが詰まっている状態ですが、これでは黒い文字が印刷できません。プリンターは2009年に購入したものなので、7年間も使用していることになります。そろそろ製品寿命かもしれません。Webチェックインをしても、搭乗券が印刷できないので、ちょっと困ったことになっています。

macOS Public Betaではもう一つ、私にとって大きな問題が発生しています。OS標準のDictionary Appが頻繁にクラッシュするという深刻な問題です。英辞郎を組み込んでいるのがクラッシュの原因かもしれないと思い、英辞郎関連の辞書ファイルをLibraryから外してみましたが、事態は変わらず。急場凌ぎとして、Dictionary AppはOS X El Capitanを搭載したままのMacBook (Late 2008) で使用するようにしています。

OS X El Capitan 10.11.1 Public Beta 1 (15B17c)

本日午後、シンガポールGP観戦旅行から帰国すると、OS X Public Betaの最新版(15B17c)がインストール可になっていたので、ダウンロードしてiMacにインストールしました。

以下、気付いたことを列記して行きます。

  • Canon Printer PIXUS MP630のインク残量が適切に表示されなくなった。
  • Safari 9.0.1で複数のウィンドウを開けてブログ記事を日本語で編集している時に、Safariが予期せず終了することがある。

Canon Compatible Printer Ink Cartridges

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Canon PIXUS MP630用のICチップ付き互換インク5色セットがAmazon(販売元は京阪ソフト)で信じられないぐらいの低価格で販売されていたので試しに買ってみました。カートリッジが5本セットで¥590、日本郵便の送料込みの価格です。商品はポストに投函されます。

純正カートリッジと比較して減り具合が少し早いような気がしますが、気のせいかもしれません。写真を印刷していないので発色に関しては不明ですが、書類の印刷には何ら問題ありません。5色セットの内訳は、BCI-321BK、BCI-321Y、BCI-321M、BCI-321C、BCI-320BK。対応するCanonプリンター機種はMX-870、MP-990、MP-980、MX-860、MP-640、MP-630、MP-620、MP-560、MP-550、MP-540、iP-4700、iP-4600、iP-3600。

これだけ安いと煩わしい補充インクは必要ないかと思います。純正品ではないので、製品保証期間内のプリンターには使用しない方が良いかもしれません。

Snow Leopard—Low Ink

プリンタードライバーが対応しているかどうか、Canon PIXUS MP630で試しにプリントしようとしてみたところ、見慣れない画面(プリントダイアログボックス)が現れました。”Low Ink”をクリックすると、インクタンク別にインクの残量を表示するようです。Unknownになっているタンクは残量検知機能を無効にした顔料ブラックです。警告を無視して印刷することができました。

このプリンターはUSBケーブルでTime Capsuleに繋いでいます。Leopardの時は、インク残量を確認するには、確かMac本体にケーブルを繋いでUtilityを立ち上げる必要がありました。これは便利。と言っても警告は常時無視しますが。

ELECOM Refill Ink for Canon PIXUS MP630

注文していたELECOMのキャノン MP630用詰め替えインク5色セットが先に届きました。使用開始後1週間で顔料ブラックが切れてしまったので、空になったインクタンクを取り出して、インクを補充しました。

補充する前にインクタンクのボール栓をタンク内に落として穴をあける必要があります。この作業がたいへん。以前のインクタンク(MP610用)は、ボール栓を容易に落とすことができましたが、MP630用のものは付属の「落としねじ」では歯が立ちません。落としねじは空回りするばかりで役立たず。仕方なく、ガレージに移動してハンドドリルで穴をあけながらボール栓を落としました。

次回プリント時にインクタンク残量検知機能エラー表示(U130)が出たので、ストップボタンを5秒以上、押し続けて、顔料ブラックの残量検知機能を無効にしました。すべてのインクタンクの残量検知機能が無効になる訳ではなく、インクを補充したタンクの検知機能のみが無効になります。再び、新しい純正インクタンクを使用すれば、検知機能は有効になるそうです。

Canon PIXUS MP630—Run Out of Ink in Less Than A Week!

使用開始後まだ、1週間も経っていないのに、モノクロ文字主体、イラスト入りのA4サイズを150〜200枚ほど、印刷した時点で顔料ブラックがインク切れとなりました。MP610と比べると、インクタンクはもともと小さいですが、それでもインクの消費は体感的に倍ほど速いようです。最初の1年間は純正インクを使用するかどうか、検討中でしたが、この勢いでインクが消費されるのであれば、迷うことなく補充インクを使用します。印刷した文字がかすれてきたので、5色セット(各5回分)と顔料インク10回分を慌てて発注しました。ELECOMブランドの補充インクです。リセッターが未発売ですから、残量検知機能は使えません。

Canon PIXUS MP630

先代のMP610と比べるとMP630はよりコンパクトなデザインで、デスクトップが広くなりました。オールインワンプリンターと言えば、大きくてスペースを取るというイメージがありましたが、この程度ならそれほど邪魔になりません。

インクカートリッジの大きさも小さくなったみたいです。(インク代が高くなった?)カートリッジの型番も異なるので、MP610用に買っておいた補充インクが使えないようです。顔料ブラックは今なお現役で活躍中のIP7100でも使えないので、MP610を自力で修理するしかありません。

MP630で補充インクを使用するかどうか、現在検討中。メーカー保証が切れるまでは、純正インクカートリッジを使い、その後は補充インクという手もあります。純正インクタンクの番号は、BCI-321BK(染料ブラック)、 BCI-321M(マゼンタ)、BCI-321C(シアン)、BCI-320PGBK(顔料ブラック)、BCI-321Y(イエロー)の5種類、4色です。本体にセットする際もこの順序です。顔料ブラックだけ容量が大きくなっています。