Aluminum MacBook (Late 2008) As Electronic Dictionaries

3年前にバッテリーの妊娠が発覚したMacBook (Late 2008)の使い途を考えています。膨らんだバッテリーはすでに取り外してあるので、使う時は常時、電源アダプターを接続した状態になります。後継機としてMacBook (Early 2016) を入手した今、Late 2008の使い途は果たしてあるのかどうか?

Dictionary

Late 2008のシステムは、安定しているOS X El Capitan 10.11.6。スペースバー左右のコマンドキー空打ち時に「英数」、「かな」キーとして使うように設定できる、Karabinerも問題なく機能します。(KarabinerはmacOS Sierra未対応)入力ソースの切り替えや日本語入力に問題を抱えていると思われるmacOS Sierraでは、私にとって最重要Appの一つであるDictionary Appが頻繁にクラッシュします。この問題が解決されるまで、Late 2008をDictionary App専用機として使おうという案を思いつきました。

Late 2008から不要なファイルやAppを削除し、使わないアカウントも削除したら、内臓HDDの空き容量が156.83GBとなりました。辞書関連ファイルしかないので、Time Machineでバックアップする必要もなく、今の所、快適に動いています。一つ、難点があるとすれば、机上の作業スペースが狭くなることでしょうか。

追記:Dictionary App(辞書.app)が頻繁にクラッシュする問題がAppleサポートコミュニティで報告されています。 辞書.appは使い始めてすぐにクラッシュする場合もあれば、しばらくしてからクラッシュする場合があります。同様の質問がUSのサポートコミュニティでも報告されています。

Time Machine Backup

timemachine

iMac 27″ (Mid 2010) にmacOS Sierra Public BetaをインストールしたらKarabinerが使えないことがわかり、入力ソースの切り替えが異常に遅くなって不便だったので、El Capitanにダウングレードを試みました。そうしたら再起動できないという致命的な不具合に見舞われ、内臓HDDを初期化してインターネットリカバリーを使い、El Capitanを再インストール。そしてTime Machineのバックアップデータを復元。それでも再起動不可の不具合が解消されず、再度、macOS Sierraをインストール。

先週末はmacOS Sierraと格闘しながらF1 British GPをテレビ観戦。この間、Time Machineはひっそりとデータを自動バックアップしていました。その結果が上のスクリーンショットです。容量1TBのパーティションをバックアップしたデータが埋め尽くそうとしています。

最も古いバックアップの日付を見て私は愕然としました。2016年7月9日。ということはすべてSierraのバックアップデータで埋め尽くされているということです。OSだけ過去のシステムに戻すことはできても、二度と過去20数年分のデータファイルと共にEl Capitan以前のシステムには戻れないことを意味しています。

バックアップデータの復元を伴うOSの入換作業中は、Time Machineの自動バックアップはオフにしておくべきでした。

Cannot Restart My iMac After Downgrading To El Capitan 10.11.6 From macOS Sierra 10.12 Beta

macOS Sierra 10.12 BetaからOS X El Capitan 10.11.6にダウングレードしたらiMac 27″ (Mid 2010) を再起動できなくなりました。より具体的にはパワーボタンを押した後にロゴとプログレスバーが現れ、しばらくするとロゴとプログレスバーが消えて、画面がグレーのまま先に進まなくなるという現象です。この時、カーソルだけが機能します。この現象は、秋に製品版が公開される時も同様のことが起こり得る予感がします。

その理由は、これまで以上にiOSとの連携が強化され、iOSの場合と同様に通常の方法ではそもそもダウングレードできないようにしているのではないかということです。Internet Recoveryを用いて再起動できなくなった内臓HDDにEl Capitanの再インストールを実施しましたが、再起動できない状況は変わらず。いっそのこと、iMac 27″ (Mid 2010) に付属した物理メディア (DVD) を用いてSnow Leopardからインストールし直した方が早く解決できると考えましたが、その前に再考しました。

メインマシンにベータ版OSをインストールしてしまったことは横に置いておいて、そもそもなぜダウングレードしようとしたのか? 理由はキーボードのカスタマイズができるKarabinerがmacOS Sierraに未対応であり、日本語↔英語の入力ソースの切り替えが異常に遅くなったことです。私と同じようにパブリックベータ版を(サブの)MacBook Air (Late 2010) にインストールして検証されているminority318さんに尋ねてみると、Karabinerは機能しないけれど、入力ソースの切り替えは遅くないとのことでした。私の環境と何が違うのか? どうやら入力ソース切り替えのショートカットが違うようです。私は初期設定を変更して、入力ソースの切り替えをCommand + Spaceに登録し、SpotlightをControl + Spaceにしていました。これを初期設定に戻せば入力ソースの切り替えが異常に遅い状況が改善されるかもしれないと思い、実行したら、改善しました。

入力ソース切り替えが異常に遅い不具合が解消したら、KarabinerがmacOS Sierra未対応であること以外で特に不便はないので、El Capitanにダウングレードする理由がなくなりました。結果、このままmacOS Sierraベータ版で検証を続けようという判断に至りました。切り替えショートカットはその後、Option + < に変更しました。こちらの組み合わせの方がControl + Spaceよりも使いやすい。

KarabinerがmacOS Sierra未対応であることと、入力ソース切り替えなどのCommandを使うショートカットを変更すると不具合が起こることは、密接に関係していそうです。(Karabinerと同様のカスタマイズができるBetterTouchToolに関してはmac OS Sierraで問題なく機能しているとの情報があります。)Appleとしては日本語を入力するのならJIS配列の日本語キーボードを使用してくださいとのメッセージかもしれません。

mac OS Sierraパブリックベータ版を検証する場合に他に一つ注意点があります。Photosの新機能、Memoriesを試そうとPhotosを立ち上げると、ライブラリーがアップデートされます。その後、El Capitanで同じPhotosのライブラリーを立ち上げようとすると、ダウングレードできないのでライブラリーが開きません。

Switching Input Sources Between English and Japanese Is Very Slow

昨日、macOS Sierra Version 10.12 Beta (16A238m) をメインマシンであるiMac 27″ (Mid 2010) に上書きインストールした直後から入力ソースの切り替えが異常に遅くなりました。以前はベータ版のOSは、専用のパーティションにインストールして検証していましたが、今回は内臓HDDに上書きしてしまい、ちょっと困ったことになりました。

KarabinerがmacOS Sierraに未対応だったので、まずはKarabiner関連ファイルをすべてAppCleanerで削除しました。それでも入力ソース切り替えが異常に遅い状況は変わらず。次にAppleは推奨していないJavaをTerminalでコマンドを打って削除しました。しかし、事態は何も変わりません。

そこで、同様の症状で困っている人がいないかどうか、ネットを検索しましたが、ヒットしません。検索エンジンはGoogleを使用していますが、2、3年前にGoogleが商用サイトを優先する方針を採用し、個人のブログが検索結果の上位でヒットしないようになったのが原因かもしれません。

この状況を打開するにはOSをEl Capitanに戻すしか他に術はありません。幸いにもTime Machineでほとんどのデータを外付けのHDDにバックアップしてあるので、内臓HDDを初期化して、バックアップしたデータを復元することにしました。一部、バックアップしていないデータがあるので、現在、それを外付けHDDにバックアップ中です。

追記:バックアップしたデータの復元に5時間ほど要しましたが、El Capitanへのダウングレードを実行しました。しかし、再起動に失敗するので、現在、バックアップデータを再復元中。同時期にパブリックベータが公開されたiOS 10と比べるとmacOS Sierra Public Betaは、特に日本語環境でかなり不安定なので、インストールは慎重に行うべきです。

Digital Camera RAW Compatibility Update 6.20

表題の通り、OS X El Capitan用デジタルカメラRAW互換性アップデート6.20が公開されました。以下のカメラが新たに追加されました。(注記:*Canon RAW format only)

  • Canon EOS-1D X Mark II*
  • Canon EOS 80D*
  • Canon EOS Rebel T6 / 1300D / Kiss X80
  • Canon PowerShot G7 X Mark II
  • Olympus PEN-F
  • Panasonic LUMIX DMC-GF8
  • Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark II / GX80 / GX85
  • Panasonic LUMIX DMC-ZS100 / TZ100 / TX1
  • Sony Cyber-shot DSC-RX10 III

Olympus PEN-FとSony Cyber-shot DSC-RX100 IIIがやっと?対応しています。Olympus PEN E-P1の頃と比べると、RAW対応がずっと早くなりました。

Managing iCloud Storage

icloudstorage

System Preferences… > iCloudを確認するとiCloud保存容量の空きが2.0GBを切っていました。Backupsは1.8GBを消費しており、その内訳はiPad mini 4 (64GB)が964.7MB、iPhone 6が847.4MBでした。2台のiOS機器をバックアップしているのでこれは許容範囲内。問題なのはMailが1.4GBも消費していたことです。

mailboxbehaviors

iCloudアカウントのMailbox Behaviorsは上の通り、下書き、送信済み、ジャンク、ゴミ箱のメッセージもすべてサーバーに残す設定にしてあります。これでは古いメッセージがiCloudのサーバーに溜まる一方。

icloudstorage1

そこで、iMacのMail AppからiCloud受信箱と送信済みの不要なメッセージをゴミ箱に移動させ、削除済みメッセージとゴミ箱に移動させたメッセージを順次、消去しています。現在は、Mailが消費する容量は129.2MBになり、iCloudの空きスペースは2.99GB。

効率よく不要な古いメッセージを削除できるよう、iCloud受信箱と送信済みメッセージを、最も容量が大きなメッセージがトップにくるように並び替えてから、容量が1MBを超える不要なメッセージをすべて削除しました。

icloudphoto

iCloudの容量を圧迫するものとして注意しなければならないのはMailだけではありません。Photosの設定も要注意。iCloud Photo Libraryにチェックを入れると、すぐにiCloudの容量を消費します。枚数は限られますが、My Photo Streamにチェックを入れておけば、同じiCloudアカウントでログインしているすべてのiOS機器で画像を閲覧することができます。

この状態なら現在の5GBの無料プランで、macOS Sierraを迎えられそうです。

OS X El Capitan 10.11.6 Public Beta 2 (15G12a)

本日、容量639MBのOS X El Capitan 10.11.6 Public Beta 2(15G12a)がApple Beta Software Program参加者に公開されたのでインストールしました。以下に、気付いた点を随時、列記します。

  • Safari 9.1.2でページ内検索フィールドが現れないので検索できない。(対処法:command  + Fの後にescキーを押して、再度、command + F)
  • Karabinerを10.19.0にアップデートした頃からページ内検索フィールドが現れない問題が解消した。

OS X El Capitan 10.11.5 Public Beta 4 (15F31a)

本日、OS X El Capitan 10.11.5 Public Beta 4(15F31a)がApple Beta Software Program参加者に公開されたのでインストールしました。以下に、気付いた点を随時、列記します。

  • SafariでFlashコンテンツがあるページを開くとSafariが反応しなくなることがある。