A New Category of Products

iPhone OSで動くけれども、iPadはiPhoneやiPod touchを単に大きくしたものではないし、MacBookのようなパーソナルコンピューターでもない。機能と性能を可能な限り省略して製造原価を抑えたネットブックでもない。また、e-bookフォーマットの電子書籍を読んだり、購入したりするための、Kindleのような専用機でもない。それは、案内状に書かれたメッセージ、”Come see our latest creation.”が言う「最新の創造物」であり、新たな製品カテゴリーを築くものであると、改めて思うようになりました。既存の言葉では表現できない新製品、敢えて言えば「新型情報端末」なのかもしれません。

iPadの発表から3日が経過し、漸くその本来の存在意義が少しずつ見えてきました。それはコンピューターに詳しくない人でも容易に活用できる情報端末です。「速さ」だけが特徴的なのではないということです。

「これまでにやって来たことの中で最も重要」ということですから、マウスと共に市場に送り出した1984年のMacintoshよりも、1998年のiMac、2001年のiPod/iTunesよりも、ずっと重要な「創造物」ということになります。1980年代前半のコンピューターといえば、キーボードからコマンドを打たない限り、何もできなかった時代です。つまり、コマンドを学習しない限りコンピューターを動かすことすらできなかったのです。そんな時代にAppleのパーソナルコンピューターなら、アイコンをマウスで引きずるだけで、ファイルを移動したり、コピーすることができました。フロッピーディスクのアイコンをゴミ箱に入れると、ディスクを取り出すことも可能でした。

米国太平洋時刻の2010年1月27日は歴史に残る記念すべき日になりそうな気がします。iPadならマウスや物理的なキーボードは不要、指で液晶ディスプレイを軽く叩いたり、なぞったりするだけで実に多くのことができるようです。ファイルとかフォルダという概念を理解していなくても、そうしたものがどこに保存されるのかわかっていなくても、情報端末として使える、全く新しいカテゴリーの製品なのかもしれません。

新しい時代の到来を予感させるこの新製品の価格はUS$499.00から。日本での販売価格は未定ですが、現在の為替レートを適用すると5万円を下回りそうです。iPhoneのようにSIMがロックされていないので、3Gモデルの場合でも特定の通信事業者と契約する必要はないようです。NTT docomoからiPadに採用されるmicro SIMカードを販売するとの発表がありました。日本でも複数の通信事業者がiPad用に通信回線を開放してくれることになりそうです。SIMフリーということは、海外でも容易に3G回線が使用できるかもしれません。

電子機器に詳しい人だけではなく、子供から年配者まであらゆる人に使ってもらいたいとする願いが込められた価格設定のような気がします。フラッシュが動作しない方が都合が良いこともあります。

"You can't hide CREATIVITY."

オリンパスのティーザー広告がメッセージを変更しました。INNOVATIONからCREATIVITYに変わっています。全く新しい製品ではなく、既存のE-P1/E-P2下位機種だから、誤解を招くINNOVATIONという表現を避けたものと思われます。全く新しいコンセプトに基づく新製品を期待させると、がっかりするだろうし、それではティーザー広告の機能を果たさないどころか、逆効果です

リーク画像から察すると、話題の新製品はコンデジではなく、レンズ交換式MFT (Micro Four Thirds System)規格のPEN E-P1廉価版であり、Panasonic GF1対抗機のようです。OLYMPUSロゴの左右にステレオマイクがないようなので、動画機能は省略しているのではないかと思われます。リーク画像のレンズは沈胴式の標準ズームレンズ、ティーザー広告の方は17mmパンケーキではないかという人もいるようです。

去年の夏に、MFT一号機であるOlympus PEN E-P1を市場に送り出した頃から、オリンパスはAppleのマーケティングを模倣しているのではないかと思います。(Appleは得意のティーザー広告を既にやめてしまったようですが。)今回のCREATIVITYへの変更は”Come see our latest creation.”を真似ているのではないかとさえ考えてしまいます。

"iBooks is available only in the U.S."

Apple U.S.サイトのiPad>Featuresの下の方に小さな文字で注釈があるのを見過ごしていました。

1. iBooks is available only in the U.S.

英語圏のUKサイト、シンガポールのサイトを見てもiBooksに関する記載がない理由がこれでわかりました。iBooksはiPadに搭載された新しい機能の中で「最も重要」と私は考えています。その機能が米国以外で販売されるiPadに搭載されないとなると、私にとっては魅力が半減します。各国の出版業界との調整がうまく進んでいないことを如実に示すものではないかと私は思います。非常に残念。それでもWi-Fiオンリーのモデルが欲しい。

A Hotel in Singapore Reserved

F1シンガポールGPが開催される、9月第4週の週末は、シンガポール政府がホテルにF1税を課していることもあって、サーキットに近いホテルは宿泊費が通常の二倍近くにもなります。去年はたまたま通常料金で出ていたホテルを4月に予約することができました。今年は、サーキットに近いホテルで通常料金で予約できるところは今のところ、見つかっていません。

そこで、同じように普段の二倍近い宿泊料金を払うのなら、少しでも立地条件が良くて、個性的なブティックホテルにしようということになり、選んだのがマレーシアの観光地やセイシェル、ロンドンにもホテルチェーンがある、BERJAYA Singapore Hotel。Booking.comの価格とホテルウェブサイトの価格が同じだったので、ホテルのサイトで予約しました。今から予約すれば通常なら15%引きの早割が適用されるはずですが、F1開催期間中だから残念ながら割引はありません。条件はクレジットカードで予約保証、現地支払です。前日までのキャンセルが無料なので、他に条件が良いホテルが見つかれば、予約し直すつもりです。

場所はチャイナタウンの外れ、MRT最寄駅は去年のAmaraと同じTanjong Pagar駅、徒歩で5分とか。この立地ならCity Hall駅からホテルまで15分ぐらい。

iPad Camera Connection Kit

iPad用アクセサリーとして、iPad Camera Connection KitがiPadと同時に発表されたようですが、これは一体、何でしょう?

The Camera Connection Kit gives you two ways to import photos and videos from a digital camera. The Camera Connector lets you import your photos and videos to iPad using the camera’s USB cable. Or you can use the SD Card Reader to import photos and videos directly from the camera’s SD card.

写真や動画を二つの方法でデジタルカメラからiPadにインポートする際に使うものとありますが。二つの方法とは、デジタルカメラ付属のUSBケーブルを用いる方法と、SDカードリーダーを用いて、カメラのSDから直接取り込む方法とのこと。左側のコネクターがUSBケーブル用で、右側がSDカードリーダー用ということでしょう。母艦となるパソコンを介することなく、このiPad Camera Connection Kitがあれば、デジカメで撮影した写真や動画をその場でiPadに直接インポートして、より大きく画質が良い液晶画面で画像ファイルを確認できるということでしょうか。

iPad本体にSDカード用のスロットを設ければ、カードリーダーを外付けにする必要はないはずですが、デザイン面でのこだわりでしょうか。MacBook Proに挿したSDカードは少しはみ出してしまう仕様になっています。常に持ち歩くことを前提にしたiPadに同様のスロットを設ければ、はみ出たSDカードが邪魔になりそう。厚み0.5′ (13.4mm)から液晶部分を差し引くと、スロットを設置するスペースが単にないのかもしれません。

デジカメ付属のUSBケーブルで、デジカメとiPadが繋がるということなら、画像ファイルのインポート機能以外に、様々な用途が考えられそうです。例えば、デジタルカメラのリモートコントロール。被写体を大きな液晶にライブビューで表示させながら、シャッターを切るとか。SOFORTBILDなどのMac用リモートコントロールソフトが対応すると面白いことになります。(対応するデジカメはNikon製)SOFORTBILDはApple本社でインターンをしているドイツ人学生が作ったドネーションウェア。Apertureのプラグインも作っているみたいです。

The iPad

午前3時から始まったAppleのメディアイベントを文字と静止画主体の生放送で閲覧しました。目覚めてからいつものようにQuickTime Streamでおさらい。

先ずはSteve Jobsが前回よりもずっと元気そうで一安心。完全復帰したと言っても良いでしょう。新製品の名称はiPodと紛らわしいiPadでした。私が予想したiBookは製品名ではなく、eBookフォーマットの電子書籍を閲覧し、購入することができるアプリケーションの名称であり、複数形のiBooksになっています。文字の大きさはもちろん、フォントの種類も好みに応じて変えることができるようです。オンラインの本屋さんはiBookstore、本棚の裏側にある「秘密の通路」から入店できるみたいです。前日に新製品の情報を漏らしたMcGraw-Hillは提携先大手出版会社5社には入っていなかったのが印象的。(直前にプレゼン資料から削除したのかもしれません。)

Apple JapanのサイトではiPadの機能からiBooksが省かれています。ということは、日本からiBookstoreに入店してeBookを購入することができないのかもしれません。これは残念。試しにフランスとUKのサイトを見たら、まだiPadのページが公開されていない状態。シンガポールは日本と同じように、iBooksの機能が省かれています。

iPhone/iPod touchを大きくしたというより、デザインは画像で見る限り、MacBook AirやMacBook Proの蓋(液晶部分)を切り離して、iPhone/iPod touchのボタン類を周辺部に配置したような感じ。9.7インチのディスプレーはIPS液晶、LEDバックライトですから、現行のMacBook (Pro)やiMac、LED Cinema Displayに採用されたディスプレイと同じ。光沢ガラスのマルチタッチ式であるところはiPhone/iPod touchと同じ。写真や動画はきれいに見えるだろうし、小さな文字もくっきり読みやすいはずです。(本を読むには最適)仕様のページを見ると、ディスプレーの仕様として「複数の言語と文字を同時に表示することが可能」とあります。なぜディスプレーの仕様なのでしょう?

フレームと背面の素材はアルミのユニボディーでしょうか。3Gモデルの方は、背面のアンテナ部分が黒いプラスチックのようです。デザイン的にはWiFi専用モデルの方がすっきりしているかと思います。どちらのモデルもデザインが美しいことに違いはありません。

プレゼンの後にiPadを実際に手にとって試した報道関係者のブログを読んでみると、とにかくすべての動作が「速い」という印象があるそうです。自前のチップ、Apple A4を搭載したことと、WiFiの規格がgではなくてnになったことが速さの原因だと考えられます。「速さ」こそがiPhone/iPod touchとMacBookの中間に位置する新しいカテゴリーを作るに相応しい性能なのかもしれません。

液晶パネルを囲む黒いベゼル部分が大き過ぎるように見えますが、これは親指を置く場所であり、タッチセンサーが感知しないエリアだから、ある程度の大きさが必要であるとか。ソファーにゆったりとすわってウェブブラウジングしたり、読書をするには最適。MacBookを膝の上で使うことはないので、iPadこそが本来のラップトップ機ではないでしょうか。ソファーに腰掛けて膝の上で使うのであれば、3Gは不要?既にどちらのモデルにしようかあれこれ考え出しました。

You can’t hide INNOVATION.

何でしょう?Olympus (USサイト)にティーザー広告が!コンデジの新製品か、それともMicro 4/3システムの新製品なのか?アクセサリーシューが見えているのでコンデジではなさそう。レンズ交換式かどうかもわかりません。Pentaxはクラシックなデザインのコンデジ新製品(Pentax Optio I-10)を昨日、発表したばかりで、Olympusからもコンデジで一眼レフ風の新製品が出てもおかしくはありませんが。

Micro 4/3規格の新製品としても、この大きさではEVF内蔵ではなさそう。動画機能を省いたPEN E-P1の下位機種でしょうか。それとも高級そうに見えるので、LEICA X1のようにレンズ固定式の上位機種?

いずれにしてもかなり気になります。Emailアドレスを登録して最新ニュースを受信できるようにしました。

"This Will Be The Most Important Thing I've Ever Done."

いよいよ、明日の早朝、Appleの新製品が発表になります。Steve Jobsのプレゼンが見れるだけでも嬉しく思います。「これまでやってきたことの中で最も重要」という表現から考えると、やはり、「新製品が教育市場を主な対象の一つとしていること」を認める発言ではないでしょうか。教育系出版会社大手McGraw-HillのCEOがCNBCのニュース番組で、明日、発表される新製品(タブレットという表現を使っています)がMac OSではなくiPhone OSを基盤としているので、iPhone/iPod touchに最適化された同社のデジタルコンテンツが、新製品でも使用できると、インタビューの最後の方で明言しています。McGraw-Hillのコンテンツの95%がe-bookのフォーマットを採用しているとも。まさか、ここまで答えてくれるとは思っていなかったであろう、キャスターは少し困惑した様子。

Annual MobileMe Subscription Renewed

Appleからメールが来たので確認したら、MobileMeを自動更新したことを知らせる案内でした。今年はMac本体との同時購入割引が適用されないので、満額¥9,800とE-Mailオンリーアカウント¥1,300を加えて合計¥11,100。@mac.comのアドレスを維持したいがために何年もお布施を続けておりますが、iToolsの時代から数えると今年でちょうど10年。今となってはエイリアスでも@mac.comのアドレスを新規に取得することができないようです。@me.comになってしまいます。私も含めて今なお@mac.comのアドレスを使い続けている人は間違いなく生粋のMacオンリーユーザーでしょう。

最近は同期も安定しています。PowerBook G4 12″、Aluminum MacBook (Late 2008)、MacBook White (Late 2009)、iPhone 3Gと4台のデバイスで同期させていますが問題ありません。節目の年に大幅なサービス拡充が明後日、発表されないかと密かに期待しています。

Victorinox Backpack

シンプルデザインのVictorinoxバックパックをカメラバッグとして使用するつもりで神戸三田プレミアムアウトレットで買って来ました。直接カメラを入れるには生地が薄くて心配なので、エツミのモジュールクッションボックスType Aを使うことにしました。

Type Aはベルクロで固定するT型パーティションが付属していて、レンズ付きデジタル一眼を下向きに収納できるようになっています。バックパックに入れたクッションボックス上部にゆとりがありますが、この空間に物を入れると、カメラが取り出しにくくなります。物を入れるのならクッションボックスの下、バックパックの底辺りが良さそうです。予備のレンズが入るかもしれません。

AF Nikkor 35mm f/2D

同じ焦点距離の新製品AF-S DX Nikkor 35mm f/1.8Gと少し迷いましたが結局購入したのは旧式の35mm f/2Dの方です。

こちらはレンズにモーターが搭載されていないタイプですが、D90のボディー内モーターを使用するので問題ありません。DX専用ではなくフルサイズのフィルム時代のカメラにも装着して使えるという利点があります。(たぶんフィルムカメラはもう使わないと思いますが。)35mm f/1.8Gの方が新しくてAFも速いし、7,000円ほど安く売っていたのですが、そのデザインがどうも私の趣味に合わないので、より光学機器らしいデザインの旧型を選びました。距離計があるので、マニュアルフォーカスの時には便利です。絞りリングは最小絞りにロックした状態のまま、回転させることは恐らくないでしょう。

備忘録としてレンズの規格を転記しておきます。(仕様書の書き方が20年前のニッコールレンズ仕様書とほとんど同じで変わっていないことに気付きました。)

  • Focal length: 35mm
  • Maximum aperture: f/2
  • Lens construction: 6 elements in 5 groups
  • Picture angle: 62º
  • Distance information: Output of object distance information to the camera body is possible.
  • Distance scale: Graduated in meters and feet from 0.25m (0.9ft) to infinity
  • Aperture scale: f/2 to f/22 on both standard and aperture-direct-readout scales
  • Minimum aperture lock: Provided
  • Diaphragm: Fully automatic
  • Exposure measurement: Via full-aperture method for AI cameras or cameras with CPU interface system; via stop-down method for other cameras
  • Mount: Nikon bayonet mount
  • Attachment size: 52mm (P=0.75mm)
  • Dimensions: Approx. 64.5mm dia. x 43.5mm extension from the camera’s lens mount flange: overall length is approx. 53mm
  • Weight: Approx. 205g

撮影最短距離25cm、レンズ先端からだと15cmぐらいまで被写体に寄れるのでマクロ的な使い方もできます。明るいレンズなので屋内での撮影や夜景にも適しているかと思います。APS-Cサイズのセンサーを搭載するD90で使う時は換算52.5mmとなるので、星景写真や流星の撮影には適していません。

LensTip.com Lens Review

Premium Outlets Bargain

神戸三田プレミアムアウトレットが冬のバーゲン中ということで、3週間ぶりにNikonアウトレットストアへ。今回はニッコールレンズの価格を下調べしてから行きました。1月31日までのバーゲン期間は全品10%引きなので、品物によっては価格.COM最安値を下回ることに。直営アウトレットで購入した商品はオンラインショップと同じように、メーカー3年保証付きです。

ユーエヌのキャップ付きメタルフードを装着したOlympus PEN E-P1を肩からぶら下げて入店。NikonにとってはOlympusは大した競合ではないでしょうから、気にしなくても大丈夫。応対したスタッフに「PEN、格好いいですね」と意外にも褒められました。それで気を良くしたのが理由かどうかは別として、35mm単焦点レンズを一本、買ってきました。アウトレット価格からさらに10%引きで、価格.COMの最安値と同程度でした。レンズ沼に片足突っ込んでしまったようです。これでニッコールレンズは4本目になります。

カメラバッグ沼のほうは、一昨年から両足ともはまっている状態で、なかなか抜け出せません。作戦を変えて、カメラバッグではなくバックパックを買いに今度はスイスブランド、Victorinoxのアウトレットへと向かいました。

入れるものは同じなので、逆に新たな沼にはまりそう。長時間ぶら下げていると重いカメラを収納したショルダーバッグは肩がこるので、バックパックの方が肩に優しいのではと考えました。両手があくのも便利です。

Apple in talks with McGraw-Hill

Appleが大手出版会社McGraw-Hillとe-textbookのコンテンツについて交渉しているらしいという噂、MacRumors.comの記事で読みました。もちろん、来週発表されるであろう、新製品のコンテンツとして採用しようというお話だと思います。

McGraw-Hillと言えば、テキストブック、専門書の出版会社です。McGraw-Hill ESLのOnline Learning Centerも充実しています。Websiteのアドレスがテキストに書いてあるので、テキストを買った人は無料で使用できます。テキストの内容とオンライン・ラーニングセンターのコンテンツが連動しており、講師のメールアドレスを入力すれば、採点済みの結果が本人と講師双方に送られて来るので、講師は生徒の理解度をリアルタイムでチェックすることができます。5年以上も前からこのシステムをMcGraw-Hillは公開しています。

McGraw-HillはConnectという新しいサイトも作っているようですが、これはAppleとのコラボレーションから生まれたとのこと。特に米国でMacは以前から教育市場でのシェアが高いことはよく知られていますが、テキストブックの出版会社と提携するとなると、教育市場での優位性がますます高まりそう。

Let's Go Back To Singapore Again!

昨年2009年は連休明けの9月24日(木)に出発し、9月27日(日)の決勝を観戦して翌日の9月28日(月)に帰国するという旅程でした。9月19日(土)から9月23日(水)までが「シルバーウィーク」と名付けられた長い連休でした。連休明けに休暇が取りにくい人も多かったと思います。

今年は9月23日(木)が秋分の日で、24日(金)に休暇を取れば、4連休となり、シンガポールGPの週末にちょうど重なります。今年は去年よりも日本からシンガポールに行こうと計画している人が多いのではないかと思います。

できる限り予算を抑えて観戦旅行を自分で企画する場合、観戦チケット、航空券、ホテルのうち、価格変動幅が最も大きくて、企画に時間を費やせば得をするのはホテルの宿泊費です。一昨年は国境越えのジョホールバル四つ星ホテルに格安料金で滞在しました。その分、国境を越えるタクシー代が高いというデメリットもありました。去年はマリーナベイ金融街外れの四つ星ホテルが幸運にも安く予約できました。City HallまでMRT駅二つと便利な立地でした。サーキットから最短15分ほどでホテルに戻ることができ、一昨年と比べれば、随分と楽をしたものです。

今年も企画中ですが、去年のAmaraが高い!1泊SGD380.00、これでは予約できません。ホテルの宿泊料金は今年もBooking.comでチェックしています。半年以上も先の予約になるのに、料金は日々変動します。去年も書きましたが、シンガポールGP開催期間中のホテル予約は博打そのものです。

Codemasters Formula 1 2009 Game—Silverstone

イギリスGPシルバーストーン・サーキットでの結果が世界ランキング1039位でリーダーボードに掲載されました。自慢する場合はTwitterかFacebookでとうぞということですが、私はいずれにもアカウントがないのでブログに書きます。

コードマスターズのF1ゲームでは、二台で競う形になりますが、そのもう一台の方は単なるペースメーカーだと思っていました。ペースメーカーを追い抜くことは到底無理と諦めていましたが、どうしたことが、追い抜いてゴールしてしまいました。直後に私の名前がリーダーボードに掲載。実はペースメーカーではなく、リーダーボードに掲載される最下位のマシーンだということに気付きました。

この対戦相手を追い抜いてゴールするとリーダーボードに掲載されるという仕組みです。そして、一旦、自分の名前がランクインされると、今度はそのタイムを記録した時のマシーンが対戦相手になるので、これを追い抜くまでリーダーボードでの記録は更新されません。よく見ると、対戦相手はレコードラインを大きく外しながら蛇行するBrawn GPのチームメート、Rubens Barrichelloに扮する自分でした。