NASAがまとめたPan-STARRS (C/2011 L4)の動画がわかりやすい。オランダの天文学者、Jan Hendrik Oortに因んで名付けられた「オールトクラウド」から放物線軌道に乗ってやって来た彗星、当初は金星に近い明るさになるだろうと期待されていましたが、今では明るさが下方修正されて、北斗七星に近い明るさになるだろうと予想されています。
Image Linked To “Ice in Space” Forum (Courtesy of von Tom)
カメラ(EOS 600D = EOS Kiss X5)は、f/3.5、10秒露光の設定で、200mm望遠レンズを用いて撮影したというこちらの写真をもとにSkySafariで他の星と比較しながら光度を推定してみると、画像右上のインディアン座アルファ星と同じぐらい明るい。アルファ星の視等級は+3.10等です。急速に増光しているのでしょうか。これは期待できそう。
同時にiOS用のSkySafari 3も更新しました。更新内容はMac OS版と同じ。SkySafari for Mac OS XとiOS用のSkySafari 3は時々、無料になったり、無料に近い価格で販売されることがあります。特に天文関係の一大イベント前にそうしたキャンペーンがあります。次のキャンペーンは3月上旬ではないかと私は予想します。