Ricoh GR Digital III and Aperture 3 Raw Compatibility

困ったことにAperture 3のRAWフォーマット互換性リストにRicoh GR Digital IIIがないことに気付きました。GRで記録したRAWファイルをAperture 3で現像できないとなると、JPEGで撮影するしかないのかと途方に暮れつつ、RAWで撮影したファイルをAperture 3に読み込ませてみることにしました。

何の問題もなく、Ricoh GR Digital IIIで撮影したRAWフォーマットのファイルを読み込ませることができました。リストにないのになぜだろうと調べてみると、Ricoh GR Digital IIIのRAWフォーマットはAdobeの汎用RAWフォーマットであるDNG (Digital Negative)ファイルであるらしく、Mac OS XがDNGに対応しているそうです。したがって、iPhoto、ApertureでもDNGファイルを処理することができるということです。

GR Digital付属のCD-ROMに収められた画像処理ソフトウェアはWindowsのみに対応し、Mac OSには対応していません。

Circuit Run 2010

サーキットの建設が遅れているKorean International Circuitで来週、9月4日に開催される”Circuit Run 2010″イベントでRed Bull RacingのF1マシーンがデモ走行を行うそうです。ドライバーはRed Bullジュニアチームのメンバーでもあったインド人ドライバー、HRTのKarun Chandok(山本左近にシートを譲った人)

Formula BMWもデモ走行に参加するそうです。つい先日、未舗装のサーキットを撮影した写真をどこかの掲示板(TheScuderia.netのForum)で見たばかりです。本当に来週末には完成しているのでしょうか。

Source: Red Bull Racing Official Website

F1™ 2010 Timing App – Championship Pass

2010年度F1は残り7戦ですが、Soft Pauer Limitedが販売するF1™ 2010 Timing AppをiTunes Storeからダウンロードしました。価格は¥2,900。iTunesのHome Sharingの機能を活用し、2台のMacBook、2台のiPadと1台のiPhoneに同期。上のスクリーンキャプチャーはベルギーGPデモ、縦画面です。トラックの画像とリーダーボードの間に文字情報がテロップ形式で流れます。

横にすればサーキット全体の様子がよくわかります。スパは本当に森の中。iPadの解像度に最適化されていないためか、特定のドライバーを選んで画面を拡大すると、ジャギーが現れます。

過去のレースも金曜の練習走行を含め、ダウンロードすることができます。テレビで録画した番組を観ながら、このTiming Appを使うことも可能です。使い方は直感的に理解できそうですが、今日から始まるベルギーGPで練習します。SoftBank 3G回線で観た時と、Wi-Fiの場合で違いがあるのかなど、チェックしてみます。

ベルギーGPの練習走行1回目をライブで閲覧しているところ。特定のドライバーを選ぶと、リーダーボードが黄色でハイライトされ、トラック内の位置を自動的に追尾してくれます。上の例ではALG(スクーデリア・トロロッソのアルグエルスアリ)を選んでいます。トラック内の位置は精度がおよそ200ヤードだそうです。

現場で観戦、写真撮影する場合、特定のドライバーを被写体にしたい時は便利そう。これまでは近付くエンジン音でカメラを準備していました。どのマシーンなのか、エンジン音で聞き分けることは私にはできないので、狙ったマシーンを撮影するのは困難でした。過去に撮影した写真を見ると、先頭と最後尾のドライバー、それにレッドブルとトロロッソ(区別していない)が多いことに気付きます。

SoftBank 3G回線で使用する際も特に問題はないようです。シンガポールではデータ通信専用プリペイドのMicro-SIMを購入する予定です。鈴鹿では契約しているSoftBank 3G回線を使用する予定。(鈴鹿サーキットの場合は、一部のエリアでSoftBank 3Gが繋がりにくいとの情報があります。私は過去に2回、SoftBank 3Gを鈴鹿サーキットに持参しましたが、電波状況が悪いとは思いませんでした。気付いていないだけかもしれません。)

RICOH GR Digital III

P8243911

去年の夏に発売された時、散々酷いことを書いておきながら、一年が経過し、価格も下がって来たこともあり、今が買い時かということで、入手しました。Ricohのコンデジは3台目です。初代GR Digitalの頃からずっと気になるカメラでした。

P8243918

コンデジとしてのこのカメラの際立った特徴は、やはり換算28mm広角単焦点、F1.9、新設計の明るいレンズ、”GR LENS”でしょうか。数値では表現しきれない何かがこのレンズにはあるような気がします。

P8243916

モードダイヤルの基本的なレイアウトはRicoh R8、CX1と一部共通部分がありますが、GRのモードダイヤルは文字に立体的な加工が施してあります。シャッタースピード優先モードが新たに搭載されたので、流し撮りにも対応します。ボディー外装には放熱性に優れたマグネシウム合金を採用。

P8243920

持った感じが見た目よりも軽いので、価格に見合った高級感ある重厚さが全くありません。しかし、本来、このカメラは常に持ち歩いて、いつでもどこでも撮影したいと思った時にシャッターが切れる機動力が重要な特徴です。軽量であることの原因の一つは、ボディー外装がマグネシウム合金であること。それを知った上で、このカメラを持つと、チープな感じは一掃されます。

A Lap of Spa-Francorchamps with Sebastian Vettel

長い夏休みが終わり、今週末からヨーロッパでのグランプリ後半戦が再開します。ベルギーGPスパは森の中にあるらしく、天候が変わりやすくて、コースレイアウトもたいへんチャレンジング。ドライバーにとってはアドレナリンがいっぱい出てくる危険なサーキットですが、それだけ、鈴鹿と共に最も人気があるサーキットの一つになっているとか。

このポストを書いている現在、現地時刻は午前4時過ぎで晴れていますが、気温は9ºC、湿度93%。日の出は6時40分なので真っ暗闇。予報では日中は20ºC代になるので、一日の温度差が激しいところ。すでに紅葉が始まっているかもしれません。

2010年度のF1グランプリは残り6戦(未だに承認されていない今年初開催の韓国GPを加えると残り7戦)ですが、あのiOS用アプリケーション、F1™2010を購入しようかどうか迷っています。Appleのサイトでも紹介されているアプリケーションです。発売時は¥3,800だったのですが、現在は¥2,900になっています。残り6戦のうち、シンガポールと鈴鹿はiPad Wi-Fi + 3G持参で現場で使用する予定です。カンガルーTVをレンタルしたと思えば良いのかもしれません。

LED LENSER® OPT-7736DB V2 Dual Color

P8243939

京都寺町通から四条通に移転したカメラ専門店でこの製品を見つけてから、ずっと気になっていました。このドイツデザインのLED懐中電灯、白のLED光源5個と赤のLED光源1個で、二色になっているのが特徴です。明るさは最大で約42.5ルーメン。

P8243940

本体材質はアルミ、使用電池は単4 x 3本。星景写真撮影時に使おうと考えています。赤のライトは眩しくないので、手元を照らすのに適しています。

P8243932

ストラップとケースが付属。レッドビームとホワイトビーム用にスイッチが二つあります。赤と白を同時に点灯させることも可能ですが、あまり意味がありません。なかなかの質感です。

P8253948

総輸入元ウェブサイトの仕様によると、本体サイズは径26mm x 長さ101mmです。手のひらにちょうど収まるサイズです。

¥1,500 iTunes Card

7月20日に申し込んだQ:pod発行のクーポン(¥1,500分のiTunes Card)が漸く、本日クロネコメール便で届きました。80%引きの¥300で購入したのですが、配送遅延で何度も期日が修正され、半ば諦めていました。クレジットカードで購入したので、メールアドレスを含む個人情報を伝えたことになり、到着があまりに遅いので詐欺にでもあったのかと心配していました。

1ヶ月近くも配達が遅れたのですが、コードを入力して換金することができました。最近は楽曲よりもiPhone、iPad用のアプリケーションを購入する機会が増えています。これを機に久しぶりに楽曲を購入しようかと考えています。

Natura Camera Strap

土屋鞄からヌメ革のカメラストラップが発売されたと知り、早速、京都堺町通にある土屋鞄京都店へ。ポーチが付属する左の「ナチューラヌメ革ポケットカメラストラップ」と一眼レフ用の「ナチューラヌメ革カメラストラップ」の二種類が販売されていました。Nikon D90用のストラップを考えていたので、右側の一眼レフ用のものを入手しました。

カラーはブラウン、チョコ、オークの3色。私は最も薄いオーク色を選びました。(少し日焼けさせたBREEのヌメ革に色が似ている。)カメラ用ストラップとしては¥10,000と、少々、値は張りますが、実物に触れた時の質感を考慮すると、リーズナブル(妥当)であると感じました。幅広(33 mm)のストラップはヌメ革の二枚合わせで、縫製がしっかりとしているので、品質は信頼できそうです。ストラップ自体が幅広なので、可動式のパッドはありません。したがって、パッドが知らぬ間にずれているということもありません。(一年前に購入したAcruのE-P1用の革製ストラップはパッドの部分が知らぬ間にずれていることがよくあります。)

カメラボディーに取り付けるベルト部分はカメラの金具サイズに合わせて細くなっており、強度が少し不安になりますが、このベルト部分も二枚の革が張り合わせてあり、裏側は合皮のようです。カメラの金具に常時、触れて摩耗する部分が合皮ということなので、逆に安心できそうです。

最長123 cmであり、平均的な身長の人なら斜め掛けにも対応します。短く調節することも可能(最短103 cm)です。流し撮りをする人にとってはストラップの長さは重要です。(長過ぎると邪魔だし、短いと窮屈)

このストラップを取り付けたNikon D90で記念に一枚、試し撮り。写真は御池通を西に向かうタクシー。広角レンズ(換算24 mm)を用いて流しのタクシーを至近距離から流しました。

Japanese GP 2010 Race Schedule

F1公式サイトから今年のF1日本グランプリのスケジュールを転記しておきます。

Friday 8th October
10:00~11:30 Formula One Practice 1
14:00~15:30 Formula One Practice 2

Saturday 9th October
11:00~12:00 Formula One Practice 3
14:00 Formula One Qualifying

Sunday 10th October
15:00 Formula One Race

サポートレースとしてPorsche Carrera Cup JapanとFormula Challenge Japanを開催する予定とのことですが、スケジュールの詳細は現時点では未発表。

Apple LED Cinema Display 24" Out of Stock in Japan

LED Cinema Display 24″は在庫限りで¥68,800で販売されていましたが、しばらくして発注不可になり、今日、オンラインストアを確認すると、今度は「在庫切れ」になっています。USのオンラインストアでは「24時間以内出荷」です。このまま日本で販売終了となれば、9月に27″モデルが発売されるまで、入手できるディスプレイは¥178,800の30″ Apple Cinema HD Displayのみになります。

8月23日追記:LED Cinema Display 24″の販売を再開したようです。現在、「出荷予定:5〜7営業日」になっています。)

Singapore GP 2010 Race Schedule

公式サイトで発表された今年のスケジュールを転記しておきます。

Friday 24th September
15:45~16:10 Formula BMW Pacific Practice Session
16:45~17:15 Porsche Carrera Cup Practice Session
18:00~19:30 Formula One First Practice Session
20:00~20:30 Formula BMW Pacific Qualifying Session
21:30~23:00 Formula One Second Practice Session

Saturday 25th September
14:00~15:30 Formula One Pit Stop Practice
15:45~16:15 Formula BMW First Race (10 Laps or 25 Mins)
17:30~18:00 Porsche Carrera Cup Asia Qualifying Session
19:00~20:00 Formula One Third Practice Session
22:00~23:00 Formula One Qualifying Session

Sunday 26th September
15:30~16:00 Formula BMW Second Race (10 Laps or 25 Mins)
17:00~17:35 Porsche Carrera Cup Asia Race (12 Laps or 30 Mins)
18:30 Formula One Drivers’ Track Parade
20:00 Formula One Singapore Grand Prix (61 Laps or 120 Mins)

Note: This timetable is subject to change.

今年はサポートレースにAston Martin Asia Cupが見当たりません。現時点で3日間通しのZone 4 walkabout、Premier Walkabout、Republic Grandstand (Turn 3)、Connaught Grandstandの各カテゴリーのチケットが完売になっています。余興部門のスケジュール発表後にチケットが急に売れるようになったとか。

比較的、空いている金曜の練習日が写真撮影には適しています。金曜日は写真撮影の練習日でもあります。カメラの設定をいつ行うのか、予め決めておかないと、満足できる撮影は困難です。夕暮れ時に開催される最初のF1練習走行の設定はPorsche Carrera Cupの練習走行で、完全に日が落ちて、照明の光だけになる二回目の練習走行の設定は、Formula BMW Pacificの予選でセッティングを決めようと考えています。

Backyard Stargazer

DSC_0161

「灯台下暗し」とは正にこのような状況を言うのでしょうか。街灯(防犯灯)が消え、月明かりがなくなれば、こんなにも自宅敷地が暗いとは思いもしなかったことです。車で数時間、走らなくても、条件さえ整えば、自宅敷地から肉眼で天の川が見えます。写真は補整していますが、肉眼でもはっきりと天の川が確認できます。

DSC_0184

今夜は快晴。月が完全に沈むのを待ってから撮影しています。天頂付近にレンズを向けてもレンズ保護フィルターは全く曇りません。西はりま天文台公園で撮影した時は、夜露でレンズが曇ったのですが、今日は夜露が少ないのでしょうか。

DSC_0179

Tokina AT-X 116 PRO DX、星撮りには最適なレンズかもしれません。

The Snow Leopard Graphics Update

今回のグラフィックス・アップデートの詳細を見ると、

Resolves an issue that could cause Aperture 3, or StarCraft II by Blizzard, to unexpectedly quit or become unresponsive.

私の使用環境でもApertureが応答しなくなるという状況が発生していました。特に多くのRAWファイルを現像している時に応答しない状況に陥ることが多々ありました。ファンの回転数が上がるので、猛暑が原因かと思っていました。暫く様子を見ます。

Let's Go and See the Milky Way!

DSC_0035

肉眼で天の川が見えるところに行ってみようということで、親しくしている人に教えていただいた兵庫県立西はりま天文台公園にやって来ました。中国自動車道佐用インターから10分ほど、見晴らしが素晴らしい大撫山の山頂に天文台公園はありました。

自宅からの距離は200km近くありましたが、道のりのほとんどが帰省渋滞とは逆方向に向かう高速道路だったので、給油と休憩時間を含めてもおよそ3時間で到着。(帰りは現地を深夜に出発したにもかかわらず、中国自動車道上り、神戸三田から豊中までの大渋滞に巻き込まれました。それでも帰路は4時間半ぐらい。)

DSC_0018

超広角レンズでの撮影、なかなか面白い。主な被写体は中央付近に配置させないと、周縁部が歪みます。被写体が星なら問題ありませんが、人物の場合は要注意。Tokina AT-X Pro 116 DXは写りがかなりシャープな印象を受けました。

RIMG0459

右手が天文台北館、洋風寺院をイメージした建物だそうです。写真はRicoh CX1で撮影。左は2メートルの公開望遠鏡「なゆた」を備えた天文台南館。この建物で開催された天体観望会にも参加しました。今夜の星空について説明する研究員は、iMacを使用していました。オープンソースのStellariumも。

DSC_0077

車を3時間ほど走らせれば、肉眼で天の川が見える場所があることに驚きました。天文台を背景に満天の星空、これだけで十分に満足。写真は過度な補整はしていません。肉眼でもこのくらいは見えていました。

DSC_0090

午後9時に駐車場が閉門になるので、門の外に車を移動。撮影機材を公園内に運びました。しばらくすると、駐車場の街灯が消され、午前零時頃には天文台の照明も消え、懐中電灯がないと歩くことすらできない暗闇。星空の観察や撮影には理想的な環境です。

DSC_0037

ペルセウス座流星群の流星と思われる星を数個、確認しました。中でも午前零時頃に現れた火球は、私がこれまでに見たものの中で最大級でした。青白く光る閃光が爆発し、一瞬、稲妻かと思ったほど。残念ながら写真には流星は写っていません。天頂付近にレンズを向けると、夜露でレンズが曇るので、レンズ保護フィルターをクロスで拭いていた時でした。

DSC_0125

この前、入手したsnow peakのLow Chair 30、なかなか快適でした。だらしなく座ると、天頂付近を仰ぐことができます。中国自動車道の渋滞を考えると、朝までいれば良かったと少し後悔。