

これぞ、マイクロフォーサーズ!女流一眼隊には目もくれず、新規格の発表から一年近く待たされました。ミラーレスで短くなったフランジバックを生かしたオリンパスの新製品。レトロなデザインにカメラの未来像が描かれている。(ちょっと褒め過ぎ?)
正式発表は本日の午後ということですが、本物らしきリーク画像を中国語のサイトで見つけました。(リンク先が行方不明になったのでリンクを外しました。)早くもサンプル画像も掲載されています。Exifデータ付きで、ModelはE-P1と書かれているので名称もE-P1で間違いなさそう。
他のサイトでグリップ部がベージュ、ボディーがホワイトのものも見ましたが、私はこちらのシルバーボディーに黒のグリップが気に入りました。本当に内蔵ストロボはないようです。ビューファインダーもホットシューに取り付けるようです。外付けストロボに加えて、色にもよりますが速写ケースも本体に負けないくらいレトロな感じ。
背面の画像は初めて見ましたが、思いの外、シンプルなデザインです。背面は同じようにチープでつまらないコンデジが多いのですが、これはかなりすっきりして個性的。モード切替ダイヤルが左に配置されている。円状の9個孔はスピーカー?
ボディーの重量は335gとか。260gのDP2より重く350gのCanon PowerShot G10より軽い。380gのE-420よりもずっと軽い。全部プラスチックではないことを期待しています。スペックの詳細と販売価格は間もなく発表されるものと思われます。
今一つ、このネーミングがすっきりしませんが、新製品を撮影したという小さな写真が出回っています。真相は明後日には判明するのですが、「この小さな写真を拡大、分析したりする様子はまるで、UFOの写真を扱っているようだ」…海外の
追記(6月7日):昨夜は仕事から帰宅してすぐに、例のリーク写真が出回っているのに気付き、ワールドカップ予選を観て、引き続いてトルコGPの予選をテレビ観戦。謎のコメントも頂きました。15日に正式発表されるオリンパスμ4/3にはフラッシュとEVFがないようで、なぜなのか考えていました。いずれも外付けで強力なオプションがあれば、問題ないのですが。パワーポイントで作成したと思われる「ダサイ」プレゼン資料を使って社長さんが言ってましたように、ターゲットは諸処の理由(重い、大きい、複雑、高いなど)でデジタル一眼にステップアップできないでいるコンデジユーザーなのです。既にステップアップしているG1/GH1ユーザーではないのです。どちらかと言えば、DP1/DP2、LX3、 GR Digital I/II、GX 200などの高級コンデジと競合するのではないかと思います。
昨日、行われたオリンパスの2009年3月期決算説明会での菊川社長のプレゼンによれば、オリンパスのマイクロ4/3初号機は6月15日に発表し、予定通り7月初旬に発売するとの確認がありました。以前に公開された「ダサイ」モックアップとはデザインが大きく変更になっている(かなり変わる)そうで、デザインコンセプトとしてはオリンパスPENのフィロソフィーを継承したものになるとのことです。期待が持てます。(OMではなくて、PEN!OMならG1風になってしまいます。)
フォトキナ2008で展示された参考出品のモックアップと全く同じものが、PMA2009で展示されているとか。マイクロ4/3に関しては、進展がないというか、公開しない方が得策というか…ちょっと残念です。「発売は今年の夏になる」ということが今回のPMAでの発表だそうです。見方を変えれば、この使い回しのパンケーキ付きのモックアップこそが、本当に実機のデザインに近いものだとも考えられます。背面の液晶周辺のチープ感は何とかしてもらいたいと思いますが。かと言って、Epson R-D1のように高級過ぎても困ります。
デジカメWatchの記事によれば、E-620で実現した小型のボディー内手ブレ補正機構を、薄さを犠牲にすることなく、マイクロ4/3機にも採用するそうです。薄さを犠牲にしないということはやはり、レンジファインダー風と思って良いということでしょうか。
去年、京都にオープンした
カメラに関しては重量と高級感は比例するかの如く思っていました。確かにコンデジであれば軽いプラスチックボディーよりも重厚感があるメタルボディーの方が私の好みです。しかし、デジタル一眼レフの場合は、重いと不便なだけでカメラを持ち歩こうという意欲が失せてしまいます。
発色は実に自然な感じ。「オリンパスブルー」という表現がありますが、私は青より赤が鮮やかに写ると感じました。
出発前日、今日は流し撮りの練習日和でした。手振れ補正はI.S.2に設定、シャッター優先で撮影しました。トラックの写真はSS:1/60、f/13.0です。カタログに記載の通り、簡単に流し撮りができそうです。
こちらのジムニーはSS:1/40、f/13.0。40枚近く撮影しましたが、SS:1/60ぐらいが被写体ぶれを起こさずにうまく流し撮りができました。F1マシーンの場合は、低速コーナー手前とはいえ、車速を考えると、1/100でもきれいに流れるのではないかと思います。
日曜日、いつものカメラ店での話。ケルンで開催されるフォトキナ前日の明日、オリンパスがm4/3(マイクロフォーサーズ)システムを採用した新製品を発表することはないでしょうね、と半分冗談で言いながら、待ちきれずにフォーサーズのE-520ダブルズームキットを買ってしまいました。それが冗談ではなくなりました。こちらの